5.《ネタバレ》 楽しかったですよ~ あっという間の150分でした。
今回一番の特徴はボグワーツの屋外が美しいスコットランドロケで撮られていること。
鷲+馬のバックビークに乗ったハリーが空を飛ぶシーンは爽快でワクワクしました。物語にうまく取り込んだ山や川、湖や丘の自然が雄大で素晴らしいです。
学校も自然の中で、急斜面を行ったり来たりするので敷地関係は新鮮な印象でした。
あれだけの原作の忠実な映画化を2時間半で見せるのはどうしたって無理なので、これは原作を知っている、という前提で作られているのかもしれません。
省略されている部分もあるし、シリウスが敵だと思い込んでるハリーがあっさり味方だと納得してしまうのや、ハリーのお父さんとシリウス、ルーピン先生の関係など説明不足で分かりにくいかもしれません。
でも細かいことを気にしなければ話の展開と映像だけでも十分楽しめると思います。
マージおばさんの風船やまね妖怪の変身、ナイトバス、壁の絵、忍びの地図などの魔法の数々は書けばきりない楽しい映像。
ディメンターの造形、それが魂を吸うイメージの映像は良くできてるし、あばれ柳が枝をビュンビュン振り回す迫力は思わずウワッ、、とのぞけってしまったくらいです。
出演者で言えば一番活躍したのはハーマイオニ、みんなちょっと大人っぽくなりました。
なにしろ魔法の世界ですからね、楽しく見られれば十分満足です。