ゼロ・ダーク・サーティのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。4ページ目

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ゼロ・ダーク・サーティ

[ゼロダークサーティ]
Zero Dark Thirty
2012年上映時間:157分
平均点:6.83 / 10(Review 90人) (点数分布表示)
公開開始日(2013-02-15)
アクションドラマサスペンス戦争もの実話もの
新規登録(2013-01-17)【とらや】さん
タイトル情報更新(2021-01-30)【envy】さん
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監督キャスリン・ビグロー
キャストジェシカ・チャステイン(女優)CIA分析官 マヤ
ジェイソン・クラーク〔男優・1969年生〕(男優)CIA諜報員 ダニエル(ダン)
カイル・チャンドラー(男優)CIA イスラマバード支局長 ジョセフ・ブラッドレイ
ジェニファー・イーリー(女優)CIA分析官 ジェシカ
ハロルド・ペリノー(男優)CIA分析官 ジャック
マーク・ストロング〔男優・1963年生〕(男優)CIA シニア・スーパーバイザー ジョージ
レダ・カテブ(男優)捕虜 アンマル
スコット・アドキンス[1976生](男優)アフガニスタンのチャップマン基地主任 ジョン
エドガー・ラミレス(男優)CIA特殊部隊 ラリー
ジョエル・エドガートン(男優)米海軍の対テロリスト特殊部隊 パトリック
クリス・プラット〔1979年生〕(男優)米海軍の対テロリスト特殊部隊 ジャスティン
フランク・グリロ(男優)レッド中隊司令官
ジェームズ・ガンドルフィーニ(男優)CIA長官 レオン・パネッタ
ファレス・ファレス(男優)CIA現地局員 ハキム
スティーヴン・ディレイン(男優)国家安全保障顧問
マーク・デュプラス(男優)CIA分析官(指令室) スティーヴ
ホマユン・エルシャディ(男優)ハッサン・グル
佐古真弓マヤ(日本語吹き替え版)
白熊寛嗣ダン(日本語吹き替え版)
根本泰彦ジョセフ・ブラッドレイ(日本語吹き替え版)
深見梨加ジェシカ(日本語吹き替え版)
内田直哉ジョージ(日本語吹き替え版)
楠見尚己レオン・パネッタCIA長官(日本語吹き替え版)
脚本マーク・ボール
音楽アレクサンドル・デスプラ
撮影グレッグ・フレイザー
製作キャスリン・ビグロー
マーク・ボール
製作総指揮コリン・ウィルソン
配給ギャガ
特殊メイクマシュー・スミス(ノンクレジット)
衣装ジョージ・L・リトル
編集ウィリアム・ゴールデンバーグ
ディラン・ティチェナー
録音ポール・N・J・オットソン
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30.1つ1つの画面の重量感は、この監督ならでは。ジェシカ・チャスティンのシャープな存在感もなかなか。それにもかかわらず面白みがないのは、主人公は、あるいは組織全体は、その時点でどういう状況にあり、その中で何を目指しているのか、というところが見えないから。そしてそれによって、10年という時間の経過の意味合いが出てきていないから。
Oliasさん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-11-08 01:49:35)
29.すべてを終えて、帰国の途につくヒロインが、飛行機の操縦士に「どこに行く?」と聞かれる。
他愛もない問いかけの筈だが、彼女は茫然としたまま何も答えられず、一筋の涙を流し、映画は終焉する。

私は何をしたかったのだろう?私は何故こんなところまで来てしまったのだろう?

彼女が抱えたその「虚無感」こそが、この映画が辿り着いた真理だろうと思う。

アメリカによる「ビン・ラディン殺害」を実録的に描き出した今作において最も重要なことは、この映画が、実際に報じられた「ビン・ラディン殺害」から一年余りの極めて短かい期間の中で製作され公開に至っているという事実だ。
それは、この映画で映し出されるものが、リアルタイムの「世界」の姿であることに他ならない。

勿論、この映画の内容が、そのまま総て真実だと認識すべきではないだろうとは思う。
が、あの「9.11」から現在に至るまでの10年余りの時間の中で、アメリカが辿った「混迷」と、それに伴う世界の「混沌」の様は、ありのままに表現されていたと思う。

主演したジェシカ・チャスティンの演技は素晴らしかった。
恐らく意図的であることは間違いないと思うが、彼女が演じたキャラクターは、主人公であるにも関わらずバックグラウンドが殆ど描かれない。
どうして彼女がこの任務にアサインされたのか、どうして彼女はこれほどまで任務に固執したのか。当然生じる疑問に対して敢えて真意を描かず、時に淡々と時に妄信的に職務を遂行する主人公の姿のみが描かれる。
そういった明確なキャラクター性が見え辛い主人公を、この主演女優は絶大な説得力を持って演じていた。

ラストシーン、茫然自失としたヒロインの姿には、世界中を渦巻く「憎しみの螺旋」の中心に、自分が知らないうちに引きずりこまれていたことに初めて気づいた「絶望」が滲み出ていたように見えた。

そして、その「絶望」は決して彼女だけに与えられたものではないと思う。
この世界においてその愚かな“螺旋”が続く以上、世界中のすべての人々が、渦の中心にじわりじわりと引き込まれているということを、この映画は静かに重く訴えかけてくる。

主人公のバックグラウンドが描かれなかった理由は、彼女が「特別」な存在なのではなく、この世界に生きる人々を象徴する存在として描き出すためだったのだと思えた。
鉄腕麗人さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2013-10-25 00:21:42)
28.《ネタバレ》 そうでしたか・・あの「ハートロッカー」の監督でしたか・・と
改めて感慨深く・・でもないか、思ったのでした。
全体が淡々とサラリと描かれてる割りには冒頭の拷問場面がこれでもか、と
長いです。何か中立的な姿勢を強調しているようで少し違和感が残ります。
というより、主人公を固執的に追いやった理由づけなのでしょうか。
どこからどこまで事実に基づいているかは分かりませんが、
見ごたえがあったのは事実です。
主人公役の女優さん、上手いなあ、ピッタリです!。
しかし・・登場人物のどの人にもあまり共感できない物語って・・?
AKOさん [映画館(字幕)] 7点(2013-10-14 22:37:25)
27.後半になるにつれてどんどんテンポが悪くなっていくのが……。
Kさん [DVD(吹替)] 5点(2013-10-10 16:09:08)
26.淡々としていて盛り上がりに欠ける。多分、少し長いからだろう。120分ぐらいにしてもらえれば、もう少し緊張が出るような気がするのだが・・・
それと、マヤ(ジェシカ・チャステイン)の心理描写が少なすぎて、ビンラディン捜索に対する執念が見えないのが欠点だあろう。
あきぴー@武蔵国さん [DVD(字幕)] 6点(2013-10-04 22:11:40)
25.《ネタバレ》 CIAから現地突撃部隊への指示はビンラディンの生け捕りではなく発見次第即射殺。
その指示通りに目的を果たし思いを遂げるアメリカですが、一緒に突撃した気分に浸る私ら視聴者にとっては最終ちょっと置き去りにされた気分で なんか「あれれ」な感覚残ってしまいます。なぜなら、ビンラディンの捜索・殺害シーンにおいて、その時、ビンラディンという呼び名が一切出てこないのです。だから隠れ家内において、複数の成人が射殺され続ける中において 結局どれがビンラディンだったのか どの瞬間において米国民の思いが遂げられた瞬間であったのかがすごく分かりにくい。実際私はDVDを巻き戻してみてはじめて ああ、あれがビンラディンだったのだなと確認できた次第です。

以上の事からですが、これから初見なされる方、射撃部隊の一員から軽く 「大当たり」 という言葉が発せられた時、この瞬間こそがビンラディン殺害、すなわち目的が達成された瞬間なんだと思って見てください。後に彼は(ビンラディンのことですが )ジェロニモという呼ばれ方もしています。その辺りを知っておきながら目にしていくと 憎きビンラディン抹殺の〝その瞬間〟を尚一層共感できることでしょう。
3737さん [DVD(字幕)] 8点(2013-09-30 21:43:58)
24.《ネタバレ》 えぇ、ちーと長いながら一気に観れました。が、どこまでが「ホント」でどこからが「創作」なのかは、、、やっぱり気になっちゃうよなぁ・・・。もうぅいうまでもなく超有名な人物を対象にした物語なのでね。ま、いろいろあるけども、ヘリ落ちる??相手が攻撃してくる可能性は低いから(ないとは言えないけど)そんなにテンパらなくてもいいのに、とか思ったり;;。どうにも肝心なところはボカサレタ印象は否めませんね。まぁエンターテイメントに振ったものとすれば十分見応えはあったものかとオモイマス
Kanameさん [DVD(字幕)] 6点(2013-09-30 20:52:20)
23.《ネタバレ》 アクションと書いてあるが、そういう面白みはないに等しい、ただ、ドキュメンタリー風に淡々と描かれている、このような題材にはその方がベターだったと思う、しかし、事実なら凄いことだ。脚色がどのへんまであるのか・・・
minさん [DVD(字幕)] 7点(2013-09-18 23:28:28)
22.後半30分は実にリアル。9.11の映像が焼き付いているので、ついアメリカに肩入れしてしまいがちだが事象にはあらゆる側面があるだけに終始複雑な気持ちで鑑賞。この映画はどちら側にたつわけでもなく淡々と事実をなぞっている。あえて難を申せば30分短く出来たかな。
kaaazさん [DVD(字幕)] 8点(2013-09-15 21:03:04)
21.《ネタバレ》 見ていてつまらないわけでは全くないのだが、淡々とし過ぎていて何をしたいのかよく分からない映画だった。

■エンターテインメントとして見た場合には、明らかに盛り上がりや緊迫感に欠ける。削るところをたくさん削り、緊迫するシーンに注力した方がいい。事実を並べただけではサスペンスは弱い。

■マヤの人間ドラマとして見るには、彼女の心理描写があまりに少なすぎてよく分からない。それを描かないにしても最低限の描写がないと、彼女の執念が見えてこないと思うが、それが全然描かれない。これはさすがに問題。

■社会派ドキュメンタリーとして見た場合。恐らくこれが最も正しい見方なのだろうが、そうだとすると最も問題となった「捕虜虐待の正当性の問題」及び「パキスタンの主権侵害の問題」がほとんど描かれていない。そここそが米軍のビンラディン追尾活動で最も苦労したところであろうし、その問題に取り組むことこそが「社会派」たる部分であろうが、それが全くない。パッケージに「アメリカが隠してきた事実」とあったが、アメリカが表に出したがらない理由はまさにこの問題があるためであろうが、謳い文句で使っておきながら結局ほとんど取り上げないのでは、何をやりたかったのか分からない。

■結局、どこから見ても中途半端な作品になってしまった印象。素材はいろいろと料理出来ただけに残念
θさん [DVD(字幕)] 6点(2013-09-09 23:51:27)
20.《ネタバレ》 映画以前にビンラビン突撃のドキュメントなど見ていたので概略は知っていた。
いわば、日本で言えば、夜中に敵をうちとる忠臣蔵で、映画にはしにくいだろうと思ってら力業で事実にそう変わらない程度に映画化したのにはおどろいた。
一方的にアルカイダを悪く描いているわけでもなく、CIAの拷問を描写したりしてドキュメントとエンターテイメントをうまく両立している。
最後に主人公が満面の笑顔でやったーとガッツポーズにしなかったところに、この映画のよさといえる。
mtxさん [映画館(字幕)] 8点(2013-05-26 12:18:25)
19.《ネタバレ》 忠実に作りすぎたのか、面白味はあまりない。
ビンラディンを探す手法もかなりフツーやし、結局見つかったのもラッキー要素が多い気がする。しかし取り上げた題材勝ちなところもあり、「あの」ビンラディンを執念で追う女のプレッシャーってのは映画で背景を事細かに描写しなくても伝わってくる。
最後の突入は計画ずさん過ぎない?
特に攻撃も受けてないのにヘリは不時着するし。
彼女のラストの涙に+1
私もついつい観ながら肩の力が抜けてしまった。
CBパークビューさん [映画館(字幕)] 7点(2013-05-01 12:02:15)
18.《ネタバレ》 アルカイダは911を起こした。テロをする。米国はそれに立ち向かう。確かにそうでしょう。そう伝えられているから。映画でも、新聞でも、本でも。で、それを真に受けてしまう。それでいいの?いけないでしょう。ある意味、この映画も米国のプロパガンダである可能性もあると、そうとらえるべきだと自分は思う。映画が良く出来ていて、緊張感や当事者の努力、意外と弱い捜索体制に驚かされたり、そういうことが伝わってきて、映画としてはいい出来であるとしても、映画の意味を思えば、拍手は送れない。
小鮒さん [映画館(字幕)] 5点(2013-04-15 06:41:59)
17.《ネタバレ》 この作品、事実に基づいていると言われているが、果たしてどこまでが本当なのだろうか?勿論、歴史的事実として、米国同時多発テロ、イラク戦争、ビン・ラディン殺害といった出来事は存在するが、その内情がそのまま映画化されているとは到底考えにくく、大部分がフィクションなのではと推察される。かなりリアルな作りをしているとは思うが、「イラク戦争においてこういうことがあったのではないか?」という大衆の想像の域を出るようなものではない。それならいっそのこと、『ハート・ロッカー』や『キングダム』のように、あくまでフィクションという括りの中で映画を作った方が、作り手のメッセージが明確に伝わるであろうし、こちらも感情移入し易い。深い映画だし、観る価値は大いにあるが、〈事実〉として映画を作ってしまったために、余計な制約ができてしまったように感じられる。
フライボーイさん [映画館(字幕)] 7点(2013-04-08 19:19:34)
16.《ネタバレ》 見ごたえありました。マヤは主人公ではあるけれど、彼女を中心に物語が進むというよりも、物語の一部に彼女がいるという感じでした。最後のアジトへの突入ミッション、実際の突入の様子を見ているようで迫力がありました。 ただ、いくらステルス機能付きのヘリでもさすがにアジトへの上空ではうるさいのでは?陸路で潜入して引き上げる時にヘリの方が現実的と思ったのは自分だけでしょうか。
珈琲時間さん [映画館(字幕)] 8点(2013-03-19 22:43:54)
15.《ネタバレ》 2001年から2011年までの10年間、アメリカはイラク戦争と対テロ戦争によって疲弊していった。キャスリン・ビグロー監督は前作『ハート・ロッカー』でイラク戦争によりアメリカが正義を喪失していく様を描いたが、最後にはどん底の中の希望を見せて終わった。しかしこの映画はそんな一縷の希望すら与えていなかった様に感じます。
主人公のマヤは序盤ではCIA内で行われる拷問に目を背けていましたが、徐々に徐々にテロとの戦争に疲弊し神経をすり減らし、最終的にはビン・ラディンを殺すことを第一優先とするようになる。これは10年間に同じく消耗していったアメリカを象徴しているのでしょう。そして最後に大きな輸送機にひとりポツンと座り一筋の涙を流すマヤは、9.11の報復というには余りにも大きな犠牲を払ってしまったアメリカそのものの様に見えました。そんな国を体現するかのような難しい役柄を演じたジェシカ・チャスティンは素晴らしい演技だったと思います。
ビン・ラディンの暗殺は対テロ戦争において一応の節目となった。それでも今なおテロは世界各所で続いている。クライマックスの途轍もない臨場感で描かれる突入作戦で、両親を目の前で殺された子どもたちが描かれますが、彼らが新たなテロの芽となっているのかも知れません。
2005年から2008年にかけてはアルカイダのテロ活動が特に活発になった年だったと強く記憶しています。イギリスのダブルデッカーが粉々に爆破され、欧米人が滞在するホテルは片っ端から自爆テロの標的にされた。新聞の国際面には毎日の様にアルカイダによるテロの記事が載り、無関係の命まで容赦なく奪うテロという行為に暗澹たる気持ちになった。その時の恐怖を本当にリアルに思い出さされた作品でした。正直観ていて自爆テロのシーンは神経に応えまくったし、もう二度と観たいとは思えませんが観るべき作品だったとは強く感じます。
民朗さん [映画館(字幕)] 9点(2013-03-11 23:21:42)
14.《ネタバレ》 私にはこの映画の良さがわかりません、ミッドナイトでいていて、適度にウトウトしそうになると、いいところで、ドンパチウチハジメル。何のために、作られたの?、アメリカンが、犯人と目される人を次々拷問して、ciaエージェントの女性がいて、ちょっとの失敗で、基地の中でも、安全じゃなくて、国威をきて、そのビン○○○を追い詰める話で、、、。見ていて、思ったのはジャックバウアーはすごい、犯人確保して、尋問して、拷問して、大統領の免責が、次から次へ与えられ、戦い、、、諜報関係のエージェントって、すごいんだな、とか思いました、ロサンゼルス決戦とか言う映画の方が、もっと楽しめた。私には、この映画は、何のため、誰のため、、、、。
その疑問しか残りませんでした。
yasutoさん [映画館(字幕)] 10点(2013-03-11 04:40:20)
13.ビン・ラディンどこ?どこ?どこ?で150分もたせる力技に憑かれて疲れた。
mimiさん [映画館(字幕)] 7点(2013-03-03 14:26:52)
12.《ネタバレ》 近年ブームのいわゆる社会派エンターテイメント。ストーリー自体は事実を下敷きにしている為かゆっくり(というよりドロドロ)している。ゆえに「映画らしさ」ではエンタメに傾倒した「ワールド・オブ・ライズ」や「ブラッド・ダイヤモンド」には及ばないかもしれない。
そこで、この映画の武器(売り)となるポイントが何かというと、圧倒的なリアリティである。本作が持つ偏執的なまでの映画的なリアリティ(観客に納得させる力)はほかの監督には出そうと思っても出せない唯一無二のものだと思う。
だが、リアリティのある映像や会話でゴリ押しするだけではただのドキュメンタリー、再現VTRでしかない。そこで軸として主人公の「マヤ」というキャラクタを据えたことが活きてくる。この「マヤ」というキャラクタの心情を推し量ることで、観客は9.11以降のアメリカがどのような考えで行動し、どのような感情を抱いていたかを考える事が出来る。(ゆえに、プロパガンダである、という批判が出てしまうのはある意味仕方ないこととも言える。)そう考えると、本作のラストシーンがいかに優れているのかが分かると思う。色々な感情の入り混じったマヤの表情、そして涙。アメリカが抱いているであろう「喪失感」や「悲しみ」。国民1人1人がそれぞれ抱いているであろう複雑な感情を主演のジェシカ・チャスティンは表情1つで見事に演じきってみせた。本作の締めくくりとしてこれ以上ないシーンであろう。
bolodyさん [映画館(字幕)] 7点(2013-03-01 00:33:38)
11.《ネタバレ》 評価が難しいです。「警視庁24時」の密着取材映像のような感じもする、でも、それだけリアルに描けてるとも言える。ただ、鑑賞中、ずっと緊張し、手に汗握りつづけました。
運転手が発したラストのセリフは非常によかったのですが、マヤの涙は不要だと思いました。最後は女の一面を見せたってことかな。。。
ドクターペッパーさん [映画館(字幕)] 7点(2013-02-27 00:53:22)
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【点数情報】

Review人数 90人
平均点数 6.83点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
51617.78%
61820.00%
73235.56%
81516.67%
977.78%
1022.22%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.50点 Review4人
2 ストーリー評価 6.87点 Review8人
3 鑑賞後の後味 6.75点 Review8人
4 音楽評価 7.33点 Review3人
5 感泣評価 6.00点 Review3人
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【アカデミー賞 情報】

2012年 85回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演女優賞ジェシカ・チャステイン候補(ノミネート) 
脚本賞マーク・ボール候補(ノミネート) 
音響効果賞ポール・N・J・オットソン受賞 
編集賞ディラン・ティチェナー候補(ノミネート) 
編集賞ウィリアム・ゴールデンバーグ候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2012年 70回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演女優賞(ドラマ部門)ジェシカ・チャステイン受賞 
監督賞キャスリン・ビグロー候補(ノミネート) 
脚本賞マーク・ボール候補(ノミネート) 

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