1.《ネタバレ》 よくできた近未来のお話でした。ほとんどの人々がサロゲートと呼ばれるロボット系のアバターになり生活を送っているとゆう日常。生身の人間は家でヒキコモリ状態になって、ベッドでサロゲートを操縦してる世界。一部の生身の人間はそれを拒否して、独立区を作りそこで生身で暮らしています。そんな世界で、ある殺人事件が起こります。サロゲートが、ある武器により破壊され、同時にそれを操っていた自宅の人間までも死んでしまうとゆう事件です。普通はサロゲートが破壊されても自宅の操縦者は死にません。サロゲートごと操縦者が死んでしまうのは誰も聞いたことがない事件なのです。そして主役のFBI捜査官がその事件を解決するために捜査をするってストーリー。なかなかワクワクさせられます。事件はやがて大きな陰謀へと展開していきます。サロゲートはもちろんロボットなので、人間離れしたアクションも満載で、特に主役が腕がもげたサロゲートでピョンピョン、ジャンプしながら犯人を追っていくシーンや、カーチェイスでピョンピョン飛ぶサロゲートを追いかけるシーンが印象的でした。どんどん車で人をひいていっても、みんなサロゲートなので、誰も叫ばないって映像が結構シュール。戦争シーンもみんなサロゲートなので、死んでも平気。「今、世界平和のために戦争してるんだ」ってゆう司令官の緊張感のなさ加減が絶妙。サロゲートを操る人がこっそり変わっていたり、意外な人物がサロゲートを操っているとゆうのも、設定に応じたギミックで面白く、こんな世界での警察は捜査が大変だなーと思えてきちゃいます。一番、印象的なのはやっぱ街中のサロゲートがバタバタ倒れいく中、本物の生身の人間が家から出てくるシーンかな。ようやくヒキコモリをやめた的な開放感がありました。劇場で見たら、劇場を出るとき、よけいに同じような開放感を味わえたんじゃないだろうかとも思います。他にも世界観の細かな描写が面白く、観てて退屈しませんでした。近未来刑事ものが好きなら、観てもいいかも。