2.《ネタバレ》 森田健作、沖雅也、宮内洋、浅野ゆう子、ジミー(役名)といった布陣は今どきの戦隊モノのように華がありました。
ただ、子供向けとなるのを嫌ったか人間ドラマを盛り込んだものの、感情表現が希薄なところが残念すぎるほど残念。
仲間や身内が死んでも淡々と話が進みます。
撃墜された沖正也なんか、婚約者との今後の妄想にふけって油断していたとしか思えない描写です。
ストーリー自体は、もはや「惑星小戦争」。
20年以上前にゴジラが作られていながら邦画のSF特撮映画はこれかいっ!という突っ込みどころ満載のクオリティでした。
古い作品とはいえ、同時期にスターウォーズ、10年近く前に2001年宇宙の旅が公開されたことを考えますと切なくて泣けてきます。
結局見どころは、若き日の浅野ゆう子、それから「驚愕のラスト!」(^^;くらいでしたので2点。