1.《ネタバレ》 第4作。今回は過去三作を監督した三隅研次に代わり斎藤武市が監督を務めた作品。個人的に映画はほとんど監督で観たりはしないけど今回はちょっと…映画はやっぱり監督か?と思った。時代劇の巨匠と比べるのはあれだが、斎藤武市というと日活青春映画のイメージしかない。内容のほうを見ると回想シーンを挿入して繋ぐのは第一作にも見られたけど、なんか上手く繋がってない印象。小池朝雄・遠藤辰雄・内田朝雄の悪役俳優三人が揃った作品は「ひとり狼」でもあったけど、これまた上手く使えてないと思う。これに岸田森までいる悪役三昧の作品なのに...もったいない。林与一との決着も付いてないし終わり方も微妙。今までで一番面白くなかった子連れ狼。