刑事コロンボ/策謀の結末<TVM>のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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刑事コロンボ/策謀の結末<TVM>

[ケイジコロンボサクボウノケツマツ]
Columbo: The Conspirators
1978年上映時間:98分
平均点:6.30 / 10(Review 23人) (点数分布表示)
サスペンスTV映画シリーズもの犯罪ものミステリー刑事もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2021-06-04)【M・R・サイケデリコン】さん
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監督レオ・ペン
助監督フィル・ボール〔助監督〕
演出左近允洋(吹き替え版演出【DVD/NHK】)
キャストピーター・フォーク(男優)コロンボ
クライヴ・レヴィル(男優)ジョー・デヴリン
ジャネット・ノーラン(女優)ケイト・オコンネル
L・Q・ジョーンズ(男優)銃のディーラー
アルバート・ポールセン(男優)ヴィンセント・ポーリー(武器商人)
ジョニー・シルヴァー〔男優・1918年生〕(男優)レッカー車の運転手
キャロル・ヘミングウェイ(女優)本人(ラジオ・パーソナリティー)
ケドリック・ウルフ(男優)税関検査官
マイケル・プリンス〔男優・1922年生〕(男優)マイケル・ムーア(会計士)
バーナード・ベーレンス(男優)ジョージ・オコンネル
ショーン・マクローリー〔男優・1924年生〕(男優)貨物船船長
マイケル・ホートン〔男優〕(男優)ケリー・マローン
ジョン・マッキャン(男優)ブランドン(武器商人)
ドン・ホワイト(男優)リーチ(武器商人)
ドリーン・マーフィー〔女優〕(女優)ジョーン(パブのバーテン女性)
石田太郎コロンボ(日本語吹き替え版【DVD】)
家弓家正ジョー・デヴリン(日本語吹き替え版【DVD】)
中村正[声優]ヴィンセント・ポーリー(日本語吹き替え版【DVD】)
麻生美代子ケイト・オコンネル(日本語吹き替え版【DVD】)
星野充昭ケリー・マローン(日本語吹き替え版【DVD】)
竹口安芸子キャロル・ヘミングウェイ(日本語吹き替え版【DVD】)
立木文彦チャック・ジェンセン(日本語吹き替え版【DVD】)
大塚芳忠ブランドン(日本語吹き替え版【DVD】)
辻親八(日本語吹き替え版【DVD】)
片岡富枝(日本語吹き替え版【DVD】)
田原アルノ(日本語吹き替え版【DVD】)
小池朝雄コロンボ(日本語吹き替え版【NHK】)
納谷悟朗ジョー・デヴリン(日本語吹き替え版【NHK】)
石森達幸(日本語吹き替え版【NHK】)
大泉滉(日本語吹き替え版【NHK】)
灰地順(日本語吹き替え版【NHK】)
西岡徳馬(日本語吹き替え版【NHK】)
中村たつ(日本語吹き替え版【NHK】)
原作ウィリアム・リンク(キャラクター創造)
リチャード・レヴィンソン(キャラクター創造)
パット・ロビソン(アイディア)
脚本ハワード・バーク〔脚本家〕
音楽パトリック・ウィリアムズ
ジェームズ・D・ヤング(音楽編集)
撮影イシドア・マンコフスキー
製作リチャード・アラン・シモンズ
トニー・カイザー(製作補)
美術ハワード・E・ジョンソン(美術監督)
リチャード・B・ゴダード(セット装飾)
ブルース・ウェイン・メッキ(美術責任者)
衣装ジョージ・ウィテカー〔衣装〕
編集ハワード・ディーン
録音ビル・ウィストロム(音声編集)
ジェームズ・ピルチャー〔録音〕
照明ゲイリー・スターク(照明オペレーター)
字幕翻訳岸田恵子
日本語翻訳岸田恵子(日本語吹き替え版【DVD】)
額田やえ子(日本語吹き替え版【NHK】)
その他ジャック・カニンガム〔助監督〕(ユニット・マネージャー)
ウィリアム・J・ケニー(キャスティング)
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6.《ネタバレ》 感心してしまうのは犯人の大物ぶりである。「彼との友情が芽生えているようね」とオコンネル夫人から揶揄されるほどコロンボと打ち解け合う犯人なんて、そうそういない。念願だった武器密輸の計画がそれも成功寸前でコロンボに見破られてしまったのに怒りも取り乱しもしないのは大したものだ。もっとも刑務所に入るなんてこの男にとってはなんでもないことだろうし、逮捕されて信念が変わるわけでもない。結局「ちっ。次はうまくやってやるさ」程度のものだったのかもしれないけど。それにしてもコロンボの執念なくしては完全解決しなかったわけで、たまたまコインが残っていた幸運(んなことあるわけねーよ、と思った)も味方した。でもこれ、物凄いニュースになる事件だよねほんと。アメリカを代表する企業や有名な詩人がアイルランド紛争に加担していたというのだから……。それと本作はいかなるわけか小池朝雄の吹き替えが残っていないそうで、ファンにとったら残念無念である。私はこの作品を放映当時カセットテープに録音して数十回は聴いたはずなので、いまだにセリフがはっきりと思い出せるのだが残念ながらテープは行方不明になってしまった。民間で私のように録音した人がいるのではなかろうか? 何とか完全版が出てほしいものだ。

2013年1月2日付記 最近になって待望の小池版音源が見つかり最新のブルーレイで発売された。喜びに堪えない。あの時代に民間で記録された方がいてそれが長年月保存されても十分実用に耐えるものだったとは何たる偶然・幸運だろうか。本作の「コインが残っていた偶然」に匹敵する(笑)。このセットには「新刑事コロンボ」も収録されているようだが脚本家が交替しつまらなくなった新コロを個人的には続編であるとは考えていない。本作の実質的続編は同じ脚本家によって製作された「ジェシカおばさんの事件簿」だろう。森光子の吹き替えで3シーズンほど放映されたが、本国では全12シーズン250話以上も製作されておりその出来ばえはまさに「コロンボの続編」である。誰が犯人だかわからない正統的なミステリーだが人間描写のうまさ、温かさ、面白さはコロンボ同様の折り紙付き。日本語版も廉価で売られているが本国版も捨てがたい。シーズン1など日本版は数話省略されているなどの違いがもある。コロンボ人気に比べて日本でかなり不遇なのが個人的には残念。
空耳さん [地上波(吹替)] 6点(2010-04-02 06:42:50)(良:1票)
5.《ネタバレ》 旧シリーズ最終話ということで武器商人や武器の密輸が絡む大掛かりな事件でありながらも、
あくまでも犯人vs警部、2人の攻防が軸となる、いつも通りの作品のスケールがいい。
武器を積み込んだ船が出航してしまっても諦めない。最後まで事件に食らいつく姿勢も実にコロンボ警部らしい。
ミステリとしては犯人からの仕掛けやトリックといったことに関して特筆すべきものはありません。
サインした本やウイスキーのボトル。まあ、これだけミスをしていれば警部を相手に犯人に勝ち目はありませんが、
IRAの活動家にして詩人の犯人と警部の、時折詩を交えながらのやりとりが味わい深い一編です。
とらやさん [CS・衛星(吹替)] 6点(2018-12-16 19:30:07)
4.《ネタバレ》 旧シリーズの最終作なんですね。
その数45本とか!
自分のレビュー数見返したら今作で30本目。
まだ結構観てないのあるのねw
まだまだ楽しめそうです。
って、いいながら幼い頃に観てるのもあったりするから、
コロンボとの付き合いは長いです(笑)
もちろんテレビでやってるときにその都度その都度観るので、
決して順番通りじゃないけど、いつ見ても、何度見ても、何回見ても、面白い。
(そりゃたまにはハズレもあるけどw)
それはやはり『吹き替え』の功績が大きいような気がします。
ビーター・フォークや犯人の面々はもちろん魅力的ですが、
日本語で話してくれるからこそ、幼い頃から楽しめたんだと思います。
『うちのかみさんがね…』なんて言い回しも最高。
改めて吹き替えの素晴らしさを再認識しました。

さて、今作レビューですが、
被害者があんなバカでかい本をコートのポケットに入れてるとか
殺人現場のボトルに証拠残しちゃうとか
犯人がいろんなところでころんぼに遇いすぎとか
突っ込みどころ多かったけど、それもよし。
それがコロンボだし。

犯人との軽妙なやりとりが印象的な作品でした。
ろにまささん [CS・衛星(吹替)] 6点(2015-06-27 10:43:42)
3.《ネタバレ》 犯人がアイルランド出身の詩人というキャラを生かしたストーリーで、詩人らしい機知、アイリッシュ・ウイスキーが鍵になっている。
銃の密売人の裏切りに「人にはふさわしき贈り物を」と処刑したのは、犯人の特性が滲み出ていておもしろい。
旧シリーズの最終回だからかIRAの革命闘争が絡んでスケールは大きい。
ただ、このシリーズの特長を考えれば、映画のようなスケールは特に必要ないかも。
犯人を次第に追い詰めていく細かい推理ネタ、手数が少なかったのが惜しい。

コロンボを観るなら字幕より吹替え、しかも小池朝雄が断然しっくりくる。
字幕版や他の人での吹替を聞くたびに、小池朝雄の力量に加えてコロンボとの相性の良さを再認識することに。
DVD版では小池の声だけでなく、放送時のカット部分には他の人の吹替えが混在する。
その追加吹替えでは違和感のないように小池のモノマネをしているせいか、軽妙さに欠けわざとらしく感じられる。
そこは制作サイドの注文だろうから声優にまったく罪はないが、気になって仕方がない。
この回のDVD版は全部石田太郎の吹替え。(ブルーレイBOX版には小池吹替えがあるらしい)
新シリーズは小池が亡くなっていたし、内容自体も劣化してしまったので興味がなくなった。
自分の中ではコロンボ=小池朝雄になってしまっているので、カット部分も含めて全部小池吹替えで観れたらと叶わぬ夢を抱いてしまう。
飛鳥さん [DVD(吹替)] 6点(2013-11-27 23:14:28)
2.笑う時の口元がダスティン・ホフマン似の犯人。内面のゲスさを言葉遊びで飾り立てる確信犯の本性が警部によって明らかにされていくところは見応えがありました。決め手が弱い事、ドン臭い税関が何時になくスケールの大きい事件を盛り下げてしまいました。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 6点(2009-07-30 17:41:35)
1.IRAなど出てきてやたら話がでっかいですが、犯人とのお決まりの対決とともに、出港していく船をいかに食い止めるかという時限性もありなかなか楽しめます。米国が今や自国内に巣食うテロの脅威にさらされる国になろうとは、世の中変わったものです。
亜流派 十五郎さん 6点(2004-11-20 17:44:38)
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【点数情報】

Review人数 23人
平均点数 6.30点
000.00%
100.00%
200.00%
314.35%
4313.04%
514.35%
6626.09%
7834.78%
8313.04%
914.35%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review2人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review2人
4 音楽評価 6.50点 Review2人
5 感泣評価 4.50点 Review2人
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