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他人の顔

[タニンノカオ]
1966年上映時間:122分
平均点:6.93 / 10(Review 15人) (点数分布表示)
公開開始日(1966-07-15)
ドラマサスペンスモノクロ映画小説の映画化
新規登録(2004-02-15)【亜流派 十五郎】さん
タイトル情報更新(2024-09-08)【にじばぶ】さん
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監督勅使河原宏
キャスト仲代達矢(男優)
京マチ子(女優)
平幹二朗(男優)医者
岸田今日子(女優)看護婦
岡田英次(男優)専務
千秋実(男優)アパートの管理人
井川比佐志(男優)ほくろの男
田中邦衛(男優)精神病の男
矢野宣(男優)精神病の男
市原悦子(女優)ヨーヨーの娘
前田美波里(女優)ビャホールのウェイトレス
観世栄夫(男優)男の患者
入江美樹(女優)ケロイドの娘
南美江(女優)老婆
安部公房(男優)
武満徹(男優)
原作安部公房「他人の顔」
脚本安部公房
音楽武満徹
撮影瀬川浩
製作堀場伸世
馬場和夫
市川喜一
東京映画
配給東宝
美術磯崎新(美術協力)
編集杉原よ志
その他吉岡康弘(スチール)
あらすじ
人間がある日突然、別の顔を持ったら、人生がどの様に変貌するか?人格まで変わるのか?そういった事を実験的・実証的に描いてみせた傑作。監督の勅使河原宏は、作品数こそ少ないものの、傑作が多く、他の巨匠監督に勝るとも劣らない実力の持ち主である。本作は、そんな勅使河原作品の中でも、『砂の女』と並び、非常に完成度の高い、紛れもない傑作であろう。
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2.《ネタバレ》 スタイリッシュだが、変な映画。同じ内容なら、市川監督の鍵の方が好き。
にけさん [映画館(邦画)] 6点(2019-01-17 17:14:54)
1.《ネタバレ》  人間の最も代表的なレッテルである「顔」の持つ意味を問いかけるセンセーショナルな作品。

 顔を失って狂気的な懐疑心に苛まれている患者と他人の顔を与える実験をする狂気的な精神科医との間でかわされる会話によって、現実離れした視察室の造形や映像表現を駆使して、見事にレッテルで人を判断し個々を識別する社会の不条理を問題提起している。

 そして、その後行われる実験、その顛末によって、一つの答えを導き出している。

 兄妹のサイドストーリーも、観るものに色々な意味を投げかけている。

 自分にはレッテルと本質があると思い込んでも、他人から見ればそれがどちらであるかわかるはずもなく、レッテルが人間関係の全てである。すなわち、自分の本質というものは社会の中では意味がなく、レッテルこそが社会の中で認識される自分である。レッテルを張り替えることによって、様々な自分を作ることができるが、自分の本質に固執すれば帰着するところは孤独でしかない。

 娯楽の部分は皆無であるが、人間の本質に迫る深層心理を見事に表現しており、非常に見ごたえのある作品となっている。

 ただし、精神的に疲れてる時に見ると相当落ち込むかも。
nobo7さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-05-01 00:29:53)
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【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 6.93点
000.00%
100.00%
216.67%
300.00%
400.00%
5213.33%
6213.33%
7533.33%
8213.33%
916.67%
10213.33%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review2人
2 ストーリー評価 5.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review2人
4 音楽評価 5.00点 Review2人
5 感泣評価 5.00点 Review2人
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