ミラーズ・クロッシングのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ミラーズ・クロッシング

[ミラーズクロッシング]
Miller's Crossing
1990年上映時間:115分
平均点:7.19 / 10(Review 59人) (点数分布表示)
ドラマ犯罪ものハードボイルド小説の映画化バイオレンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-06-30)【イニシャルK】さん
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監督ジョエル・コーエン
イーサン・コーエン(ノンクレジット)
助監督グレゴリー・ジェイコブズ〔助監督〕(第二助監督)
ゲイリー・マーカス
キャストガブリエル・バーン(男優)トム・レーガン
マーシャ・ゲイ・ハーデン(女優)ヴァーナ・バーンバウム
アルバート・フィニー(男優)レオ
ジョン・タトゥーロ(男優)バーニー・バーンバウム
ジョン・ポリト(男優)ジョニー・キャスパー
スティーヴ・ブシェミ(男優)ミンク
マイケル・ジェッター(男優)アドルフ
マイク・スター(男優)フランキー
ダニー・アイエロ三世(男優)デラハンティ巡査
サム・ライミ(男優)笑っている殺し屋
フランシス・マクドーマンド(女優)市長の秘書(ノンクレジット)
野沢那智トム・レーガン(日本語吹き替え版)
小山茉美ヴァーナ・バーンバウム(日本語吹き替え版)
阪脩レオ(日本語吹き替え版)
曽我部和恭バーニー・バーンバウム(日本語吹き替え版)
富田耕生ジョニー・キャスパー(日本語吹き替え版)
島香裕フランキー(日本語吹き替え版)
江原正士ミンク(日本語吹き替え版)
掛川裕彦(日本語吹き替え版)
辻村真人(日本語吹き替え版)
梅津秀行(日本語吹き替え版)
池田勝(日本語吹き替え版)
佐藤智恵(日本語吹き替え版)
さとうあい(日本語吹き替え版)
有本欽隆(日本語吹き替え版)
脚本ジョエル・コーエン
イーサン・コーエン
音楽カーター・バーウェル
編曲ソニー・コンパネック
撮影バリー・ソネンフェルド
製作イーサン・コーエン
ジョエル・コーエン(ノンクレジット)
20世紀フォックス
配給20世紀フォックス
美術デニス・ガスナー(プロダクション・デザイン)
レスリー・マクドナルド(美術監督)
ナンシー・ハイ(セット装飾)
ランドール・バルスマイヤー(タイトル・デザイン[ノンクレジット])
衣装リチャード・ホーナング
マーク・ブリッジス[衣装](衣装アシスタント)
録音スキップ・リーヴセイ
フィリップ・ストックトン
字幕翻訳戸田奈津子
あらすじ
イタリア系マフィアのボスキャスパーは八百長試合を台無しにするノミ屋のバーニーを消すとアイリッシュマフィアの大ボスレオに通告する。しかしバーニーの姉ヴァーナに篭絡されたレオはそれを許可しない。ヴァーナの見張り役のチンピラが射殺されたのをきっかけに二人は抗争状態になる。ヴァーナといい仲になっているレオの懐刀トムは、レオにバーニーの引渡しを主張するが入れられず、ヴァーナの影響力を削ぐため自分達の関係をレオにばらす。レオは怒りトムを破門する。トムはキャスパーに取り入り・・。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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1
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18.いきなり鷲掴みにされるオープニングに、スタイリッシュな画面構成で綴られる銃撃戦と二転三転する展開、裏切りが繰り広げられるマフィア映画にどこかとぼけた味があり、唯一無二の独特な雰囲気が形成される。この地点でコーエン兄弟の美学が完成されていて初期作品では完成度が高い。佳作には違いないが、そこまで記憶に残らないのは話があまりに入り組みすぎていたかと。
Cinecdockeさん [DVD(字幕)] 7点(2021-11-05 22:26:29)(良:1票)
17.これほどタイトルと内容がマッチしている映画も珍しい。
最後まで驚きをくれる映画。
だけど、登場人物覚えるの大変。
ガブリエル・バーンは黙ってるシーン多いけど、流石のカッコよさ。
観て損はなし。
roadster316さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-07-17 00:06:37)
16.地味ながらなかなか見応えのある作品。
特に銃撃戦の場面が好き。笑っちゃうほど弾切れしないマシンガンのマズルフラッシュの大げささとか、やたら派手なのが良い。
あと、スティーブ・ブシェミがチョイ役すぎて物足りない。
ヴレアさん [地上波(字幕)] 7点(2016-11-10 21:34:02)
15.《ネタバレ》 最初から最後まで飽きさせない展開は、さすがコーエン兄弟なんだけど、手放しには褒められない。
なぜかっていうと、あまりに都合が良すぎる部分が多いから。

面白いスリリングなストーリーを仕立てていくには、この都合の良さが不可欠なのは分かるが、トムは何度命拾いをしただろうか。
あまりにリスクが高すぎる駆け引きばかりで、トムが生き残ったのが不自然。
現実なら確実にどこかで死んでいる。

映画として割り切って楽しめばアリかも。
でもやっぱり、最後まで生き残ったのには無理があるかな。
にじばぶさん [DVD(字幕)] 7点(2015-01-11 03:56:05)
14.《ネタバレ》 やはりコーエン兄弟、銃撃描写の拘りは素晴らしいです。銃から一発一発出る轟音に重みがある。話は非常に硬派な作りのハードボイルド物。主人公の思惑が観客に完全に示されないので、主人公が単にヘマを踏んでいるのか、それとも先を見越しての行動なのかが判断できず、最後まで目を離せない作りになっています。とは言いつつも、個人的にハードボイルド物が苦手ということもあるのですが、割とやり手な感じで登場した主人公が結構ボコボコにされて反撃までできないというのは少しフラストレーションでした。ハードボイルドの主人公はヨレヨレだから良いんでしょうけども。
上手いなぁと思ったのは、キャスパーの片腕の用心棒がゲイという設定。それまでどんな男も手玉に取っていたヴァーナの色仕掛けが通じない相手ということで、話がうまく展開していたと思います。
あと凄かったのはキャスパーの刺客をレオが一人で皆殺しにしてしまうところですかね。有能なボスはイカス。
民朗さん [映画館(字幕)] 7点(2014-12-31 08:38:21)
13.《ネタバレ》  腕っぷしが強いわけでもなければ、殺し屋でもない。競馬が弱くて借金もかさんでいる。しかしずば抜けた頭の良さと、その人柄で、敵・味方双方から一目置かれているという変わったヒーロー像の主人公トム。
 そのトムですが、一見何を考えているのかわかりません。
 ですが、彼の行動にはある優先順位がはっきり存在していて、実は終始一貫しているのがわかります。
 漫画のワンピースに例えるならば、彼はまさに「火拳のエース」のような存在。「トムとレオ」は、「エースと白ひげ」の関係にそっくりです。
 トムの目的はただ一つ。「レオを守ること。」
 そのためには他はどうなってもいいんです。
 ・・・のはずだったんですが、彼のそのキャラにぶれが・・・
 それがヴァーナの存在。彼女の存在は、彼にとって唯一目的意識をぶれさせてしまうものでした。
 土壇場で、彼は「レオを守る」という本来の目的から逸れる行動をとってしまいます。
それが、「ミラーズ・クロッシング」でヴァーナの弟バーニーを逃がしてしまうという愚行です。
 オープニングの映像も、このミラーズ・クロッシングでした。
 当然彼はこの行為によって窮地に立たされていくわけです。

 ってな感じで、冷静かつ頭がばりばりきれる主人公のトムがかなりかっこ良いのに、ちょっと私情をはさむだけで途端に窮地に立たされてしまう展開が見事で、かなり見入ってしまいました。
 頭脳戦やかけひきをメインとしたマフィアものですので、そういったものが好きな人にはかなり楽しめると思います。
たきたてさん [DVD(字幕)] 7点(2012-05-15 10:46:53)(良:1票)
12.《ネタバレ》 ギャングな世界に帽子にコート、拳銃と酒と煙草とくれば、これは男の映画です。特にラストが印象深い。常にレオのために動き続けたトムがケジメをしっかりつけ別れを告げる、レオの背中はドンドン小さくなってゆき、見送るトムは帽子を目深に被り直す…これぞ男っちゅうもんでしょう!このシーンだけでもグッときちゃいます。ガブリエル・バーンはもちろんですが、襲撃された時のアルバート・フィニーじい様がめちゃくちゃ格好良い。アクション自体も優れているのですが、ガウンを着てマシンガンぶっ放すフィーニーの姿勢がピシッと決まっているのが良いのだと思います。それに本作に出演している役者さんはみんな声が良い。 ただ、フィニーがラストに戻ってくれと訴えるのはキャラクターの一貫性に欠けているように思います。バーンがあそこまでするほど惚れこんだ男なんですから最後まで毅然とした態度を通してくれないと。
ミスター・グレイさん [ビデオ(字幕)] 7点(2010-12-28 18:51:56)
11.《ネタバレ》 コーエン兄弟初期の作品ながら、これでもかと見せつけてくれる技巧はすでに巨匠の風格さえ感じられるところがすごい。彼らにしてはノスタルジック色が強いのですが、シュワちゃんの様にトミーガンを撃ちまくるアルバート・フィニーやミラーズ十字路で命乞いのパフォーマンスを見せるジョン・タートゥーロの演技は「ギャング・オペラ」というにふさわしく、そこがコーエン兄弟の狙いでもあったのでは。出てる俳優はさすがみな芸達者ですが、私的にはジョン・ポリトの演技の迫力がピカイチだったと思います。フィニーもバーンも完全に喰われてしまってます。
S&Sさん [ビデオ(字幕)] 7点(2010-12-06 00:15:53)
10.《ネタバレ》 かなり乗りの軽いマフィア映画っていう感想です。ドラマシーンのシリアスさと、銃撃、暴力シーンのコメディタッチなテンションが絶妙にマッチしています。レオが刺客をトンプソンで撃ちまくるシーンは突然すぎて笑いました。そこそこ時間のある映画なのに、あっさりしているので何度も観れる安心感と面白さがあります。 ただ多少、「ノーカントリー」や「ファーゴ」と比べると物足りない感があります。
モンチョさん [DVD(字幕)] 7点(2010-11-11 11:46:19)
9.結局トムは何をしたかったのか…というところでクエスチョンがつくのだが、ガブリエル・バーンをはじめとする演者たちが皆素晴らしく、引き込まれる。コーエン兄弟の一風変わったギャング映画、堪能しました。ジョン・タトゥーロのキャラ凄すぎ。
フライボーイさん [DVD(吹替)] 7点(2010-11-03 21:33:35)
8.《ネタバレ》 見ごたえたっぷりです。
主人公の機転を効かせた立ち回り。
見事です。
最後、帽子を追わなかったところでニヤニヤしました。
タックスマン4さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-07-05 13:27:22)
7.《ネタバレ》 自分が見る限り、主人公のトムは重要な選択を2回しています。ひとつ目はヴァーナとの仲をレオにばらすシーン。ふたつ目はバーニーを殺さずに逃がしてやるシーン。これらの選択はトムの思惑を外れて悪い方向へ転がって行く。特に後者は自らを窮地に追い込みます。機転を巡らし運にも助けられて彼は生き延びますが、その手腕を見応えとする映画ではないですね。無残に死んじまってもそんな映画だと納得していたと思います。ミラーズ・クロッシング(ミラーの十字路)というタイトルは、主人公の行動の選択肢を象徴していると解釈しました。そしてミラーズ・クロッシングを転がる帽子は、個性も矜持も、はたまた愛情も、複雑な関係性のなかでは風に吹かれるように翻弄されるということでしょう。「諸行無常」は言いすぎ。「塞翁が馬」って感じでしょうか。そんな環境で頑張ってハードボイルドやっているトムがちょっと滑稽でもあり、可愛く感じました。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-05-15 12:51:59)
6.コーエン兄弟の映画を見てみたくなったので鑑賞。ここでの評価も高かったのでさらに期待しました。面白かったし、惹きこまれました!なんといっても音楽が良かった!
エムシューさん [DVD(字幕)] 7点(2008-12-27 16:51:55)
5.飛んでいく帽子のシーンがやはり美しくて好きです。
また、音楽がとてもいい。
コーエン兄弟には かならず何かヤラれます。
タトゥーロの命乞い すっごい。
ckeruさん [DVD(字幕)] 7点(2005-07-23 10:48:04)
4.《ネタバレ》 淡々としているが、緊張感が途切れない面白いハードボイルド映画だった。トムには惚れ惚れした。撃たれ強い。死の恐怖に泣き言を言わない。自分の尻は自分で拭く。許しは請わない。最後は生き残る。タメ息が出る程カッコイイ。映像もカッコ良さを後押ししていた。ただ、キャスパーの息子と奥さんにはイタリアマフィアにはファミリーがちゃんとあるんだなぁと笑ってしまった。
The Grey Heronさん 7点(2004-01-26 22:57:43)
3.コーエン作品の中ではインパクトが足りない気がする、確かに欠点らしい欠点もない完成度ではあるのだが・・・。
眼力王さん 7点(2002-04-02 00:38:10)
2.全体的に淡々としたテンポではあるが、後半からグイと惹きつけられる。人生はシーソーゲーム。キャストがいかにもコーエン兄弟です。
ぺるさん 7点(2002-01-21 11:39:13)
1.いかんせんストーリーがむやみに複雑で、一度観ただけではどうにもよく理解できない部分があった。ただし、映像は洗練されており、緊張感溢れるシーンがいくつもあった。特に森の中を歩くG・バーンの場面はスリリング。数あるギャング映画の中ではまずまずの隠れた佳作。
モーリスさん 7点(2001-05-25 02:44:49)
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【点数情報】

Review人数 59人
平均点数 7.19点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
423.39%
546.78%
61118.64%
71830.51%
81322.03%
91016.95%
1011.69%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review2人
2 ストーリー評価 8.40点 Review5人
3 鑑賞後の後味 8.25点 Review4人
4 音楽評価 8.25点 Review4人
5 感泣評価 6.00点 Review1人
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