1.《ネタバレ》 笑い死ぬかと思った。なにせ終盤に出てくるのはカマドウマにしか見えないモンスターと化した貞子なのだ。もしくは「漂流教室」に出てきた化け物に、貞子っぽい白装束と、髪の毛を足しただけだ。そんなカマドウマ貞子が刑事の喉元に食いつき、さらに2体増殖し、「シャー!」とか言いながら、すげー速さで追いかけてくるのだ。
さらに貞子は音に敏感に反応する。壁を突き破るが引っかかって出てこれない。カサカサー!とバイオハザードのリッカーのように背後を移動する。石原さとみが天井から襲いかかるカマドウマ貞子に鉄パイプを見事にぶち当てたシーンでは腹筋が死にかけた。
トイレにでも流してしまえと思わせるペラい脚本と、オリジナルへの敬意が微塵もない本作は確かに最低だ。でもすんげー楽しかったです。