昭和枯れすすきのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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昭和枯れすすき

[ショウワカレススキ]
1975年上映時間:87分
平均点:4.67 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
公開開始日(1975-06-07)
ドラマ刑事もの
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タイトル情報更新(2022-10-23)【Olias】さん
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監督野村芳太郎
助監督三村晴彦
キャスト高橋英樹(男優)(男優)原田
秋吉久美子(女優)典子
池波志乃(女優)民江
下條アトム(男優)吉浦
松橋登(男優)中川
伊佐山ひろ子(女優)トシ子
鈴木瑞穂(男優)井島
稲葉義男(男優)柴崎課長
丹古母鬼馬二(男優)
加島潤(男優)
山谷初男(男優)
穂積隆信(男優)
長島隆一(男優)
江角英明(男優)
加藤健一(男優)
脚本新藤兼人
音楽菅野光亮
撮影川又昂
製作杉崎重美
配給松竹
美術森田郷平
編集太田和夫
録音松本隆司(調音)
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1.自分は野村芳太郎監督作品大好きな人間ですが、タイトルの「昭和枯れすすき」という同有名歌謡に対する音楽的抵抗感プラス
こういうヒット曲の映画化作品というものは「刺さらない」ジンクスがあると認識しておりますので観るのは後回しにしてきました。
その部分では、「歌謡映画は刺さらない」とする、予断イメージは今回もやはり払拭はできなかったのですが
野村監督作品の映像はやっぱり好きだなあと思う、
観る前と後、自分の中でなにも評価の針が動かないという残念な結果になってしまいました
(というかもう私の頭が凝り固まってしまっているだけなのかもしれません)。
お話は・・兄と妹のインモラルまでまだ少し距離アリという関係がバックグラウンドで効果を醸しながら刑事(業種)モノが展開されていきます。
刑事であるにもかかわらず作品を通して一つの大きな事件を追うことが無い、この構成は乏しいと言わざるを得ません。
兄から妹への愛情と過保護の境界線で揺れる感じはこれまではどちらかというとヤクザ映画で目にした設定ですが
(勝新の[やくざ絶唱]やTVドラマ[とんぼ]など)私個人の感想ではいささかそれも描写が薄味で(長ったらしいけど)、今一つです。
刑事か兄妹愛か(できたら両方)もっと力強いドラマが欲しかったかなと思うのですが、ラストに複合技がありますのでそこの為の設定かしら。
別な見どころとしては、なつかしい動く青ガエル(電車)やネオンサインなどの映像で昭和を耽溺できる部分はあります。多分・・
お約束のお祭りシーンも回想で出ます(影の車とおんなじような映像でしたが・・・)。
全体を通して歌の雰囲気とはかなり印象が異なります。貧しいったっていっそ死のうかというレベルでは全然ないです。
途中で言い訳がましく入る「家賃値上げに反対の署名」とか、貧しさの描写が少なすぎて可笑しい。笑いました。
歌のヒットにあやかって放つ映画の、不本意(だと思う)な大人の事情の処理の仕方として嫌いではないです。
尺は余っちゃったのかなー。犯人さんの告白あんなに事細かいなら台詞ではなく再現Vでいいんじゃねーのと思いましたです。
うまシネマさん [ブルーレイ(邦画)] 4点(2018-12-23 23:15:41)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 4.67点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4350.00%
5233.33%
6116.67%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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