10.映像鑑賞用の映画とわり切ったほうが楽しく見れる。よくぞここまで作りあげたねー、ストーリーはあってないようなものだけどっていう感じ。 【michell】さん 6点(2004-08-27 09:55:13) |
9.3部作の完結編は最高に迫力の有る作品でした。しかし、残念なのは脚本の甘さです。御都合主義の連続であるがゆえに物語進行に説得力が欠けています。ゲームのRPGの方がまだ良い脚本があるのではないかと思ってしまいました(少し言い過ぎですが・・・)。一見の価値は十分あると思いますが僕は感動するに至りませんでした。この映画で一番の見所は作品そのものよりむしろ監督をはじめスタッフ、キャストの努力につぐ努力の製作への情熱ではないでしょうか!?いつかきっとマイベストである「ゴッドファーザー」や「七人の侍」を超える名作をつくってくれるであろうという期待感は持つことが出来ました。 【たにっち】さん 6点(2004-06-29 17:05:06) |
8.良かったと思います。ただそれほど僕の心を震わせるものではなかった。いや、面白いんですよ。でもそこから「面白かった」以上の何かを見出せなかったというか・・・上手く言えないんですけど。『ロード・オブ・ザ・リング』はお客さんはたくさん入る話題のハリウッド映画です。そしてそれはいかにもアメリカ型の映画とも感じ取れます。別にそれは悪い意味ではなくて、アメリカでヒットするものは全世界でヒットする要因を含んでいるということ。アメリカは多民族国家の最たる国だから出身も文化も性別も年代もカバーでき、そしてより多くの人が望んでいるものに作品としての標準が絞られます。それはハリウッド映画だけではなく、マクドナルドにしてもそうだし、セブンイレブンとか最近ではスターバックスなんかも世界中にファンはたくさんいます。しかし万人に受けやすいものが、果たして万人に深い感動を与えることができるのかといえばそれは疑問です。度合いはもちろん異なりますが、好き嫌いの感性というものは絶対的なものではないから。多くの人に受けいられるということは、それだけ多くの人が好まない部分を排除することになります。しかし一方でその排除された部分をこよなく愛する人たちが存在することも事実です。そしてある一握りの人にとってはその排除された部分は何よりも代えがたいほど興味をそそるものなのです。僕が映画を観るのは、もちろん非日常空間を楽しみたいからです。そして映画を観込んでいくと「普段観ている映画」の枠にとらわれないものを体が欲してくる。確かに『ロード・オブ・ザ・リング』のCGその他の技術はすごい。そして面白い、、でも・・・僕を裏切る感動はなかったというのが本音です。 【ひろすけ】さん 6点(2004-03-28 03:52:52) (良:3票) |
7.うーん、困ったなあ。「どこが悪かったの?」と訊かれたら「別にどこも悪くなかった」と言うしかないんだけど・・・。あんまドキドキ、ワクワクがなかったんですよね。あの竜とかオリファント(ゾウみたいなやつ)とか、凄いんだけど、凄いんだけど、なんかなあ・・・。これは作品の出来とかの問題ではなく、観客の自分のせいかも。というのも、原作を先に読んでいたんで(10年以上前。もちろん映画化するなんて思ってもみなかった)、展開が読めてたっていうのも大きいかもしれないです。何にも知らずにクライマックスシーンを観たら、「うぉぉぉっ!」ってなったかもしんないけど。でも最後のエンドロールは良かったかな。 【ぐるぐる】さん 6点(2004-03-18 19:07:25) |
6.いやー行ってきました映画館。久々に。嫁に連れられて。始まってほどなく眠気に襲われ、横でつつかれながら混濁してたが、城での戦い始まってからむっくり起きて、あとはずっと見てた。アクション映画ですよねこれ。エピローグ長い思った。 【wlon】さん 6点(2004-03-13 22:30:44) |
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5.みんなのレビューを一通り読んだら、自分も書きたくなったので書きます。全体として話の筋がはっきりしてなかったかなぁと思います(もちろん指輪を葬るというのが中心ではありますが)。というのも、多くののエピソードが散在していて、その時々にはぐっときても、映画館を出た後にはもう思い出せなくなっている。なんとも虚無感の残る完結編でした。指輪を葬るシーンは、フロドの強固な意志によって捨てられると思っていたし期待していたのでちょっと残念でしたね。数十年の時を経て、リメイクされ再びスクリーンに戻ってくるのを待つことにします。 【ホシ】さん 6点(2004-03-12 00:31:32) |
4.良くも悪くも予想どおり。ただ、結局フロドが最後までまるで成長しないのには、びっくりしてしまった。あのキャラクターは何のために出てきたんだろうか?それと、前作で印象に残っていたレゴラスとエオウィンの登場が減っていたのが残念だった。 【Olias】さん 6点(2004-03-06 03:50:43) |
3.原作にかなり思い入れがあるので評価が難しい。なんと言っても原作は「20世紀で最も重要な文学」なのだから相手が悪い。それでもよくもこれだけのモノを作ったものよと感心した。その根性に7点。特に映像の素晴らしさには目を見張った。ただ、個人的に(「二つの塔」のレビューにも書いたが)私はこの物語を「人が自分のやるべきことをやる。その大切さと難しさ」がテーマだと思っているのでアラゴルンの描き方は少し不満だった。彼には最初(「旅の仲間」)からもっと王としての誇りと自覚、並々ならぬ決意を持っていて欲しかった。王としての証である折れたる剣「アンデュリル」を手にとることを彼が躊躇うなど考えられん(だいたい鍛え直されるのが遅い!)。彼にリーダーシップが足りない為にガンダルフが出しゃばり過ぎて、何から何まで魔法使いに指示される始末。挙げ句あの杖でボカスカ殴って戦うという変なツッコミ所を提供するに至った。<以降原作のネタバレ>因みに「サルーマンはどうした?」と色んな人に聞かれたので一言。フロド達一行が故郷に帰るとゴロツキを集めたサルーマンに乗っ取られホビット庄はめちゃめちゃにされていた。そこで今や立派な戦士であるメリーとピピンを中心に住民が蜂起して故郷を奪回、サルーマンは家来だった「蛇の舌」に殺されるという哀れな最期を迎えるのだった。 <追記>やっぱ時間たってみて自分の中に何も残ってないから点数下げます。フロドに対する世間の評価を低くさせてしまったピーター・ジャクソンとは考え方の相違を強く感じる。 【黒猫クロマティ】さん 6点(2004-03-01 19:26:07) |
2.なんとなく評判につられて見てしまった。1を見て、その尻切れトンボな終わり方に腹が立って2は見なかったが、やはり3も感情移入できるところが無かった。 映像は確かに素晴らしい。ホビットの小人と普通の人間が行動 してるシーンとか巨大な城をものすごいカメラ視点で移動させながらズームしていく場面とかは凄いの一言。ただ、ストーリが薄っぺらい。登場人物が多すぎて感情移入しにくい。主人公のフロドにしろあっさりサムを見限るし、いいとこの坊ちゃんが仕方なく旅に出た、という感じで魅力は感じられない。親友に様付けで呼ばれる友人関係、というのも好きになれない点だ。原作は知らないのだが原作に忠実に作りすぎて1本の映画としての起承転結の面白さを無視してしまっていると思う。 【あきんど】さん 6点(2004-02-28 01:44:57) |
1.みなさん点数が高い...やはり私がおかしいのだろうか??いや、すごく面白かったんだけど!!!心の底からハラハラしたし、見た事も無いような映像のオンパレードだったし。それでも何か釈然としないのは、やはり主役がどうしても好きになれなかったからかもしれません。フロドったら善良なサムを疑うわ、指輪を葬る段になって最後の最後に馬鹿な考え起こすわ、何も出来ないのにばくばく一人で飯食うわ、結局何の成長も見せないまま大団円を迎えてしまった訳で。それに比べて、サムよ!よくぞいい男に育ったなあと、劇中本当にしみじみしました。ミーハー心で言うならば、アラゴルン・レゴラスも勿論とびきりかっこいい。映画もとうとうここまで来たかと感じる素晴らしく迫力のある映像でしたが、なんというか、冷静に考えるとやはり話が薄いんだよなあ...。元々浅い話を、くどく感動に結び付けようとしている感じがしてしまって、ラストの方は少し白けてしまいました。あり得ないほどのハッピーエンドだし。なんか恐れ多いですが、個人的にはこの点くらいの評価です。 【凛】さん 6点(2004-02-28 01:35:32) |