22.市川崑・石坂浩二のコンビの金田一シリーズのうち、内容は一番おもしろくないが、この作品の音楽、特にメインテーマは最高である。もの悲しいあの旋律はいつ聞いても心にしみる。物語は5点、音楽は10点で映画としては7点。 【MASS】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2007-01-04 16:59:38) |
《改行表示》21.あおい輝彦のあのモミアゲは卑怯だ。 石坂金田一シリーズ中、一番好きな作品。 【魚】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-08-18 12:04:41) |
20.これまで一途に守ってきたシリーズの約束事を破棄したオープニングシーンに開放的な臭いを感じた。シリーズ特有の閉塞感がない。若い人が中心となる新しい時代に過去の閉鎖された環境下での悲劇が蘇るということで意図されたオープニングだったと思うが、あの閉塞感こそにシリーズの旨みがあったと思う私にとっては、シリーズとしてのお楽しみを排除されてしまったと感じてしまう。排除するならするで、よほど斬新なことをしてくれなければ面白みが無い。これまでの坂口良子の好奇心旺盛なキャラを草刈正雄に託し金田一以上の活躍を見せてくれるが、どうせなら今までやりたそうでやらせてもらえなかった探偵まがいを坂口良子にやってほしかった。お話は一番ややこしくて面白そうでもあるが、家計図をわざわざ書いて見せるシーンにこの映画の限界を見てしまった。 【R&A】さん [DVD(邦画)] 4点(2006-07-14 15:20:39) |
19.人物関係が複雑な原作を扱うのであれば、映像的にそれなりの状況設定で観客にわからせようとするのが筋ってモンでしょう。それを家系図なんか持ち出して安易に台詞で説明しようとしたってダメ!せっかくの佐久間良子の名演技も少しだけ肩から力が抜け初めた頃の桜田淳子の美しさも宝の持ち腐れ。「犬神家」や「手毬唄」はその点うまく原作を消化してたと思います。 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(吹替)] 5点(2005-04-17 11:23:52) |
18.事件の謎解きとかトリックとか犯人は誰だとか物語自体にはあまり引き込まれなかった。それよりも登場人物の台詞の掛け合いの巧妙さに感服しました。昔の役者は本当に芝居が上手かったなあ。特に草刈正雄は◎。昔は二枚目役者もしっかりした演技力を持っていたんですねえ。。。 【目白沈寝】さん 6点(2005-03-15 00:07:28) |
17.いや~、びっくり。市川金田一ものは大好きで本作品以外は全て見ていたのですが、今回DVDが出たのをきっかけに5作品続けて見ました。それでびっくり、自分にとって一番の傑作でした。佐清(すけきよ)のような強烈な登場人物もなく、手毬唄や俳句の見立てもなく、映画としての見せ場が全然ない物語で、横溝氏得意の因縁話のみでぐいぐい話を引っ張ります。そして忘れ得ぬ人力車のラストシーン。音楽も泣かせます。また、桜田淳子さんの妖しく哀しい演技も素晴らしい! 序盤の登場シーンの美しさと妖しさには心からどきっとしました。初期3作が傑作なのに女王蜂の評価が随分落ちたので本作も今まで見ずにいたのですが、今日後悔しました。 【秋山】さん 10点(2004-07-25 21:58:03) |
16.人物相関が激しすぎて半分ぐらいしか理解できなかった・・・。 【真尋】さん 7点(2004-07-22 10:27:18) |
15.市川監督&石坂・金田一コンビ最後の映画ですが名残り惜しくも相変わらずの面白さです。雰囲気も演出もキャストも良いですね。あおい輝彦と桜田淳子が怖くてイイ感じで好きです。ただ原作も難解なので映画でも分かりづらいかなと思います(まとめ方は上手いです)。市川監督のラストの物悲しい魅せ方は流石としか言えませんね…心に染みます。 【ゆうしゃ】さん 8点(2004-03-24 16:10:25) |
14.あのややこしい原作を映像化して果たして面白いのだろうか…と思ってたけど意外と楽しめました。病院坂の風景が叙情があって綺麗。草刈正雄の演技には拍手です。 【番茶】さん 7点(2004-01-18 21:39:25) |
13.矛盾点や偶然性を指摘するコメントもありましたが私も同感で、謎が細かすぎてちょっとややこしさを感じました。 |
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12.金田一の気持ちがそのまま映画の雰囲気になっている。市川-金田一作品の中でも2番目に哀しい映画だと思っている。特に金田一ファンは哀しいであろう。 【rain】さん 5点(2003-07-05 02:32:23) |
11....無理に映画化することなかったんじゃないかな... |
10.横溝シリーズは全部好きです。原作は読まなかった。とにかくタイトルがこわくて。 【みんみん】さん 6点(2003-04-30 22:55:52) |
9.とても悲しいお話でした。へいちゃんの金田一シリーズの中で唯一、最後涙がでました・・草刈正雄さんカッコいい~♪コミカルで面白かった!宮坂すみ役(名前がわかりません)面白かった。盲目とはいえ目を一度も瞬きせず演技している所が素晴らしい(笑)草笛光子さんも今回は煤で真っ黒になっての演技に拍手です!回を重ねるごとに出演時間が短くなっているような・・しかし、中井貴恵さんじゃなくて、坂口良子さんの方が良かったのでは?? |
8.怖い映画だった。原作はもっと精神的な怖さがあった。解決まで20年かかる話を2時間にするにはこうするしかなかったのか。後年TBSでテレビ化されたときも、この映画を踏襲する脚色でした。 【栗栖波朗】さん 6点(2003-01-09 13:20:43) |
7.あまりこのシリーズに詳しくないためか、普通に2時間ドラマのような感じで観てしまいました。毎度のことですが、キャスティングからして誰が犯人かは簡単に予想できますし。それを裏切って草刈正雄氏が犯人だったら驚きなんですが。でも、臭い草刈正雄氏は案外、自分の中ではハマってましたね。 【イマジン】さん 7点(2002-12-13 20:35:49) |
6.矛盾点かなり多いのですが、シリーズのなかで一番恐いと思う。それから、音楽がいいよね。導入部のジャズで入ってくるところとか、カッチョイイ。 【のり】さん 8点(2002-04-28 22:34:27) |
5. やっぱり僕はこの市川監督の金田一シリーズが一番いいね。石坂浩二の金田一も歴代の中で一番好きです。本作は、写真の乾板をめぐって、金田一耕介と等々力警部の優しさが良く描かれていて、たまりません。この際桜田淳子には、目をつむって、だって彼女なりに精一杯演じているのが分かるしね。母と娘の女としての悲しい運命を描いて、やはり2・3年に一度は、見てしまう作品の一つ。「悪魔の手毬唄」の次に好きな作品です。個人的には、車夫の三之助がたまらなく僕は好きですね。 |
4. 五十嵐猛蔵氏ね!!あっ、作品中で死んでるか・・・。 生首のリアルさは古屋版2時間ドラマの方が上かな・・・総合的な出来は石坂盤の方が断然上だけど。 |
3.もう、草刈正雄に拍手!!です。好奇心旺盛なカメラマンの役で、完全にこの人の独壇場でした。でかすぎる声もさることながら、観客を物語の世界に引きずり込んでくれます。この人のサブストーリが見たくなるくらい魅力的でした。桜田順子の「去年のトマトはぁ~..」なんてのんきに歌うイメージからは脱却していて、いい演技でしたね。(みょーな白塗りメイクは変でしたが)それにしても生首を風鈴にするなんざぁ、すごすぎる想像力!最初と終わりに出てくる棒読みのおじいさん(横溝正史?)には腰が砕けましたので1点マイナス。 【さかQ】さん 9点(2001-10-24 01:10:26) |