8.どんどんと垢抜けるエリスを見るだけでも面白い。結構さらっと人が死んでいくのを観るのは逆に新鮮ではあった。いかにも感傷的に作られていたらもっと違う感想になっていたと思う。しかしこういう作品を予備知識なしに観られて良かった。 【おっちょ】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-09-23 11:53:20) |
7.戦時中の映画ですが、まず戦争シーンはないので迫力とかそーいったものはないのですが、2時間越えにもかかわらず、最後までほどよい集中力で楽しめました。ユダヤ人の女スパイのお話です。まず、彼女がめちゃ魅力的でした。いや、オッパイの形がいいとか、そんなんではくて、いやそれもあるけど、過酷な運命を感情をおしころし、ひたすら前を向いて生きるその姿勢、そしてその役をまさに体当たりで演じきった女優さんが魅力的でありました。ちょっとアップライジングのリリー・ソビエスキーの役を思いだしちゃいました。彼女も悲惨な目にあいながら感情を殺しひたすら任務をこなしていたので。そして映画のテンポがよいです。ゲロはきとか、下の毛をそめるとか、そーいったどーでもいーけどインパクトのあるシーンはしっかり描き、その上でテンポがよいのです。どのよーな映像が退屈なのか解ってらっしゃる。展開もめまぐるしく、いったいどーなることか、先が気になり観てる間は非常に楽しめました。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-09-22 04:34:12) |
6.ポール・バーホーベン、良くも悪くもパワーみなぎる名監督である。始めから終わりまで一気の突き押しでダレる事無く観せる。期待を裏切らない面白さに満足。たまに大失敗したりするところもまた好きだ!次回作にも大いに期待! 【スタ郎】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-09-03 12:49:01) |
5.相変わらずフルスロットルで展開するバーホーベン節にニヤリ。本作のミューズであるカリス・ファン・ハウテンの演技も素晴らしく、一気に引き込まれた。「生きる」ことへの執着、逞しさ、奔放さが見事に体現されている。彼女の次作に期待。 【フライボーイ】さん [DVD(吹替)] 8点(2007-08-29 20:03:47) |
4.ヨーロッパ映画の良い雰囲気とハリウッドの娯楽性が見事に溶け合って、本当に面白いです。エリスとムンチェのラブストーリーとしてもステキだと思うし戦争サスペンスとしても超面白いので、男子と女子が観るのには最適ですわ。 【グレース】さん [DVD(吹替)] 9点(2007-08-28 16:06:57) |
【まぶぜたろう】さん [映画館(字幕)] 10点(2007-05-04 23:36:23) |
2.なんか久々に面白いサスペンス見ちゃったなー。ええ~っ?はぁ?と思ってるうちに終わっちゃったけど。 【mimi】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-04-19 02:25:09) |
1.この監督の一貫して人間のありのままの姿を描こうとしている姿勢が好きだ。ハリウッド時代の作品では、商業的制約の中で監督の暴力と性へのオブセッションばかりが拡大されたきらいもあるので、母国に戻って撮った今作はこの巨匠への正当な評価の端緒になるかもしれない。僕が思うに『ロボコップ』においても『氷の微笑』においても今作においても監督の姿勢は非常に一貫したところがあると思うが、世間一般に理解されないのも仕方ないだろう。あの吐き気を催すような『ロボコップ』の暴力描写から、今作を見終わった後に考えさせられるようなメッセージを汲み取るのは容易ではないだろう。しかし僕はあえて言いたいのだが、今の時代バーホーベン以上に、映画という芸術や、その果たすべき社会的役割、更には娯楽性までを統合して完璧を目指している映画人がいるだろうか? 【トマシーノ】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-04-02 17:08:26) |