14.みなさん言うとおり美しい映画。ハリウッド製にはない落ち着いた人生の映画。前作は亡き師匠クロサワへのオマージュという性格が強かったんだろうと思うけれど、今回の作の方がずっといい。黒澤組からようやく独り立ちして自分の作品を撮ることができた監督に賛辞を送ります。ところでこの美しいロケ地は観光客がおしかけて大変らしいですね。しかたがない、私も訪れてみたくなった。 【goro】さん 8点(2004-01-05 00:47:22) |
13.何より日本の四季の風景が美しい!こんな風に日本の四季の美しさを描いた映画はしばらくなかった気がする。そして、都会で成功しながらも、心の安寧は得られなかった主人公。とても素朴な映画だが、豊かな人生とは何か?人はどう生きるべきか?思わず自問したくなる深い作品のように思う。途中に出てくる宮沢賢治やプーシキンの有名な詩も非常によくマッチしている。 |
12.ハリウッドのジェットコースタームービーに辟易してきた時期に見たせいか,ゆったりとした時の流れと四季折々の北信の風物に改めて日本人であること,そしてこの国に生を受けた幸運をしみじみと感じることができた作品です。北林谷栄さんの,重いと言えばあまりに重い人生そのものを痛感させるような演技が,この淡々とした作品にアクセントをつけているような気がしてなりません。ロケ地は飯山や戸狩でしょうか。季節の移ろいや土の臭い,そして深い雪に隔絶された中での人々の生活のぬくもりを感じることができたことが何よりの収穫でした。小西真奈美さん,個人的にはタイプですが(笑),ストーリー的には少々突飛な役でしょうかね。すごく透明感があって,ラストの阿弥陀堂前の雪の場面では,思わずほろりとさせられましたが・・。 【koshi】さん 8点(2003-12-28 00:24:56) |
11.うーん、こうゆう映画は私には早すぎたのかも。背景はとてもきれいだと思いましたが、ひたすら眠く… 【マキーナ】さん 5点(2003-12-21 12:15:53) |
10.やりたいことはよく伝わるけど、その狙った感じが少し気恥ずかしかった。日本の四季の美しさはうまく表現できていると思う。まったりした。 【ぷりんぐるしゅ】さん 5点(2003-12-01 20:09:30) |
9.四季の美しさが本当に素晴らしい。実際にこのような風景の中で暮らした経験は無いが、何故か懐かしいのは自分が日本人だからか。しかしそれにも負けず、小西真奈美さんも美しい! 【紅蓮天国】さん 8点(2003-10-12 22:30:26) |
8.サントラ担当の加古隆ファンだったことからこの映画を知り、その原作者を知った。作者は私と同じ病気であることを知って、一気に彼の全作品を読んで泣いた。彼は本業は医者な故、取材に時間がとれず、ほとんどご自分の半生を元に作品を書いていらっしゃる。というより書くことによってご自分を何とか保っているのだという。この映画はそういう背景を全て知ってから見たが、やっぱりよかった。ただ奥さんの過去の病気が通常の病気でないという説明が始めの方で必要であったと思う。まあ日本映画は美しい風景だけで十分見るに堪えるものだ。 【電灯】さん 10点(2003-07-07 00:39:45) |
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7.3人の女性それぞれ年齢も違い、生き方も違うのだが、3人ともそれぞれの生きがいを見つけ人間らしく生きている。どんな生き方が良いか悪いかなんて分からないが、より人間らしく生きて行きたいものです。 【亜流派 十五郎】さん 8点(2003-06-05 22:17:26) |
6.北林谷栄の自由演技(アドリブではない)にはただただ驚く、とても91歳とは思えない、演技力は衰えを知らない。96歳設定となれば、この人以外には考えられない、大誘拐以来の名演技だ。寺尾聰のナレーションが多すぎたのは難点。(力強い握手ありがとうございます。) 【との】さん 7点(2003-03-08 22:55:25) |
5.北林谷栄がお目当て。若いときからフケ役だった彼女だが、本当に高齢老人になった今その演技を越えた境地にあるような自然さが素晴らしい。ヨボヨボかと思わせてパッと座布団を投げたりするなんぞ、まだまだとてもお元気そうで嬉しいです。作品で気になったのは現代の話なのに村の子供が昭和30年代かと思われるような描き方で、嘘っぽくて作為的だったこと。セリフのない小西真奈美ちゃんの笑顔がとても素敵で存在感があった。 【キリコ】さん 6点(2003-02-06 15:23:15) |
4.生生流転。この作品を観ていてまずその言葉を思い浮かべた。映画は、それぞれに悩みや問題を抱えながらも必要以上に踏み込まず、それらを正面切って描こうとはしない。ひたすら人々の何気ない日常が淡々と綴られ、人間の一生というものが季節の変わるが如く、ただただ静かに流れていく。この作品を支えているのは、キャスティングされた名優たちも然る事ながら、お年寄りや子供たちといった地元の人々の存在も忘れてはなるまい。そのさり気ない素朴さこそが本作の力となっているのだから。ただ、その子供たちに童謡を歌わせるという、いかにも浮世離れしたシーンや、肝心の四季の移ろいがあたかもカレンダーの風景写真的にしか感じられないのは困ったものだ。悪人などが登場するわけも無く、ドラマチックでもなく、物語性はいたって希薄。そういう意味ではいわゆる映画らしくない映画で、日頃、映画に毒されている人にとっては、少々物足らないかも知れない。劇場から一歩出たとたんに喧騒と厳しい現実社会が待っている。それ故の、これはひと時の癒しとして観るべきなのだろう。 【ドラえもん】さん 7点(2002-12-25 15:42:46) |
3.いいえ、若い人こそ観るべき映画だと思います。かくいう私も17歳です。本当に感動しました。 【kou】さん 10点(2002-12-15 22:53:56) |
2.画はきれいでしたが、、、、どうも若い人が見る映画じゃないなぁと、、、。 【あろえりーな】さん 5点(2002-12-09 23:21:30) |
1.北林谷栄さんが大好きなんですが、日本の宝ですね、ほんとに素晴らしい演技でした。ちょっと説教臭い部分や、おいおい、って思う部分もあるんですが、後半泣けて泣けて涙が止まりませんでした。良かった。 【まつ】さん 8点(2002-12-08 18:04:29) |