76.最終的にシンジが導き出した答えはテレビ版と同じ。だがそこに至るまでの流れ(自問自答やら巨大綾波やら)が長すぎるし哲学風のセリフ連発が非常にうっとおしい。この映画が終わった途端、波が引いたようにエヴァブームがあっさりと終息していったのもなんだか納得の完結編映画。 【ライヒマン】さん 4点(2004-09-04 20:23:31) |
75.台詞やシーンが意味不明で無駄。説明不足だし、説明が成されていてもダメでしょう。奥が深そうに見せて何も説明しないという逃げの一手を打つようなマネは感心できない。例えば足し算も出来ないのに方程式を解こうとしているようなものです。無理矢理こじつけて自分なりに理由付けするのも何だか悲しいし、制作者側にはもう少し意図を明確にしてもらいたい。短時間ではこれが限界かとは思うのだが、それなら映画にする必要は無い。おかげで前人未踏の駄作となってしまった。これでは作者のマスターベーション作品だ。 |
74.なんだかんだいって、やっぱり哲学作品なんですね。この前、倫理のテストにエヴァについての文章が出てて、それを読んでとても深い作品なんだなと思いました。 |
73.なんだかんだとハマってましたがぶっちゃけるとTV版通してワケワカメでした。 【HIGEニズム】さん [映画館(字幕)] 3点(2004-08-20 04:06:46) |
72.作り手側はこの作品で何もかも終わらせたかったんでしょうか。主要なキャラが皆殺しという感じだし、ラストも薄気味悪くて意味も解からない。見ない方が良かったなってくらい後味の悪い映画でした。あしからず。 |
71.「マニア以外お断り」の作風に、庵野秀明らしさを感じます。「DEATH&REBIRTH」公開当時、エヴァンゲリオンはマスコミにおかしな取り上げられ方をしてしまい、間違って劇場に足を運んでしまった親子連れが可哀想でした。本作は、テレビシリーズを観て気に入った人であれば鑑賞すればよいし、そうでなければ素通りするべきです。 |
70.テレビシリーズを見ながら、考えた…。例えば、こう。ある高度に発達した文明を持つ異星人が壮大な実験を計画した。自分たちのDNAを持つクローンを生命が進化できる環境を持つ惑星に送り、そのDNAを元に生命がどのような進化を遂げ、変異が誕生するのか観察する。クローン体は生命の「源」として遠い惑星上に新たな発生と進化を引き起こし、やがて、その生命が進化し科学や文明を得て、クローン体そのものを発掘し、調査する程度に至った段階で、「実験終了」を告げるセンサーの役目も負っていた。クローン体は新たに生まれた生命すべてのデータを収集、母星に送信後、生命体をすべて原子からなる生命以前の初期の状態へ戻す機能も与えられている。ところが、ある惑星ではエラーが発生し、惑星全体の初期化に至らず、進化を与えた生命体の一部が残ってしまった。さらに、生命体は独自に異星人のクローンのコピーを作り出し、初期化から逃れるために、強大な力を持つ異星人の新たな「消去センサー」に闘いを挑んできた。異星人にはもうひとつ手段があった。自らの生命を作り出した存在としての「クローン体=異星人」は、知能を持つある一定程度以上の発達を遂げた生命体には「神」という存在として深層意識に刷り込んであった。神との闘いは知能を持つ生命体にとっては自己の存在を問い直す作業となり、心の中の自己崩壊トリガーを作動させることができれば、生命体は進化と存続を止め、自ら終局への道を選ぶはず…。等々。でも、映画の方を見て、真面目にストーリーを考えてみた自分が自己崩壊しそうになった。優れたSF作品になりそうだったのに、ちょっと残念な気がした。 【しまうま】さん 0点(2004-07-06 14:29:36) |
69.友人に無理矢理つき合わされて見ました。テレビ版もほとんど見てなかったし、はっきり言ってほとんど意味わからなかったですけど、何か伝わってくるものは有ったような無いような・・・。印象には残ります。 【腸炎】さん 7点(2004-06-08 16:33:51) |
《改行表示》68.それまで積み上げてきた物を最後に放棄し、批判の嵐に巻き込まれたテレビ版。その本来作られるべきだった正規の25話、26話がこれ。 肩透かしをくらった視聴者はこれをもってやっとこまっとうなテレビ版の25話、26話を見ることができたわけだ。 一方これは、テレビ版の25話、26話を劇場で公開したにすぎないわけで、もともとちゃんと作っていれば こんなもんは不要だった。 ということで(そもそも映画ではないので) 0 点。 ...テレビ版とあわせて見れば高得点なんだけどねぇ。 【あばれて万歳】さん 0点(2004-05-11 11:58:44) |
《改行表示》67.ネギカルビ丼を食いながら見てたら、シンジ君がアスカを オカズにしてるシーンにぶっかった・・・。 シンジ「サイテーだ・・・。」俺「お、おい、お前はなんてヤツだ!」 ・・・まぁ映画としての評価は別れますが個人的にはイマイチでした。 【真尋】さん 2点(2004-04-30 15:26:44) |
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《改行表示》66.わざわざ、映画にしなくてもいいと 思った。けど、「魂のルフラン」は好き。 【幕ノ内】さん 5点(2004-03-31 21:41:09) |
65.これだけ斬新な世界観は世界中探してもない。アニメも見たけど、連続アニメとしてはもう並ぶものがないほど見事だったし。計算されたストーリは謎を調べれば調べるほど圧倒される。単純に作品として評価してすごい。まああまりストーリを語られないので理解するのが困難でいろいろ調べないとわからないのが難点だがそれも魅力といえば魅力でごわすな。 【ばかぽん】さん 8点(2004-03-26 00:08:57) |
64.評価難しいですね。私はテレビ版のラストが好きだったので、映画版はあまりいらなかったかなと言う印象です。と言うか両者まるでパラレルワールドの様に見えるのですが、これ同じ設定上でのラストなのでしょうか?その辺りが未だによく分かりません。何かの本でこれは全く別のもう一つのラストだ云々と言うのを読んだ(読んだんかい)記憶があるのだけど、あれは嘘だったのか・・まさに「気持ち悪い」と言う感じのラストで、個人的にこちらの終わり方はあまり好きではないですね。 【深海】さん 5点(2004-03-11 15:22:04) |
63.テレビ版は面白かった。しかしストーリーが膨張しすぎて収集がつかなくなった。キレイにまとまったとは言い難いが、6割の視聴者に一応の納得を引き出したと思われる点は評価できる。 【海野やよい】さん 6点(2004-02-23 03:35:20) |
62.TVシリーズがニュー・コンセプトのロボットものという装いで登場した感があったので、最後にこうなるとは想像もできなかった(↓「なおてぃー」さんご指摘のように「イデオン」そっくりと思いましたが)。私は本作を計算された作品であるとは考えていません。それだとTV後半の破綻ぶりと、その後のゴタゴタの説明がつきません。今や本作は商業アニメ界における、庵野監督以下、ガイナックスの「暴走」であったと評価しています。 |
61.前半の人間同士の殺し合いと弐号機が解体されるまでの25話はとても面白い。後半は「はぁ」というどうでも良いという感じの相づちしかでてこない。それにしても量産機格好いいですなぁ。 |
60.この映画の一つ前の「DEATH & REBIRTH」は未完成で、この映画が本当のラストだと言う話だったので観に行きましたが。何故映画館にコスプレしてる人がいるんだ?との疑問はさておき…。期待していた訳ではないので(散々裏切られてきたから…と言う程この作品に傾倒してはいなかったのですが…)「まぁ、こんなもんかな?」と言うのが正直な感想でしたね。社会現象にまでなったかのような記憶のあるこの作品ですが、テレビ版でやめておいた方がよかったんじゃないかなぁと思います。と言ってもテレビの方も最後グズグズでしたけど…。それでも時間がなかったから苦し紛れにしてはテレビ版の最終回は線画みたいなのとかシンジ君の心の葛藤とかよかったですし、なんか訳分からないなりに最後にシンジ君が笑顔だったのが印象的ではあったのですが。映画は…変に視聴者のニーズを取り入れたのかこびた感じもしましたし、まぁ、エヴァにはまった人達を冷めさせて、我に返すにはちょうどよかったのかも?と言う事でその功績に免じて2点位で…。 【あかりん☆】さん 2点(2004-02-01 14:38:40) |
《改行表示》59.庵野監督は、確信犯なのでしょうか?TVシリーズが視聴率低調で打ち切り決定→不可解な終り方→ファンからの真の最終回の要求→総集編+最終回で映画化、の一連の流れは、監督も好きだというイデオンとまるっきり同じ。哲学色・宗教色がもの凄く強い作風も。 さて、この作品のテーマは「アイデンティティ」だと思います。シンジの存在理由=エヴァに乗る理由という構図で、それ以外に己の価値を認められないシンジに対して、最初から最後まで「何故エヴァに乗るのか」と執拗に問い掛けてきます。シンジも葛藤し、鑑賞している我々も考えさせられます。そして出た答えは、何だったのでしょう? シンジが人類補完計画を否定したことで、自分の存在理由に関しすら何か不確かな現代に「皆、ただそこに居るだけで素晴らしい存在なんだ」という監督のメッセージを、私自身は感じました。 さて、エヴァは総集編に手を加えすぎていたので、TVを観ていない人達にとっては、総集編とこの作品の両方を観てもなんのこっちゃと言う感じですよね。と言うか、総集編はありますが、この作品はやはりTVシリーズを観ていた人達が鑑賞することを前提に作られた作品だと思います。自分はTVシリーズをあまり真剣に観ていなかったので、大まかにしか話は覚えていませんでしたが、それでも十分に楽しむことができました。細かい謎解き云々は、そうしたい人達だけがすればいいことで、大まかな主題さえ理解できればいいのだと思います。 【なおてぃー】さん [DVD(邦画)] 9点(2004-02-01 03:15:15) |
58.テレビシリーズを観ずに映画を観に行く人の気持ちがわからないのでそれはおいといて・・・テレビシリーズも観た上で「つまらない」「監督の自己満足」って思う人がいてもいいじゃないか。作品というのはその作品自体が全てなんであって、観た後にガイドブック観たりネットや資料調べないとわからないなんていうのは作品の完成度が低いってことだ。調べる事によって楽しみが広がることはもちろんあるだろうけど、そうしない人たちを貶める筋合いは無い。ま、私は面白かったけどね。実写シーンで萎えたけど。あれさえなきゃもっと高得点なんだが・・・ 【ロビン】さん 6点(2003-12-28 04:48:15) |
《改行表示》57.ストーリー的には、「Air」は満足。 「まごころを君に」は最後がとても腑に落ちない気がする。 この作品が、いいと思うのは見た後に何か変な違和感が残るのがいいところだと思う。そして、それが何かを考えさせられる所がまた良い。 たとえ、自分が醜い・汚いと思っても自分として生きようとするシンジに泣けた。 【NAYU】さん 9点(2003-12-25 20:58:38) |