11.絵の丁寧さはさすがジブリ。ただ、「えっもう終わり?」ってくらい内容が薄かった。。。少年の背景とか、もっときちんと描いてほしかったな。アリエッティが少年に恋するところとかもよくわからなかった。それから、環境問題に触れてるところが説教くさくて気になりました。 【kaneko】さん [映画館(邦画)] 6点(2010-08-22 14:26:34) |
10.充分に楽しめる映画だった。私は声優の俳優起用については大反対の人間だったが今回の作品はツボにはまるほど良かったと思う。特にアリエッティの志田未来ちゃん。完璧でした。やはり声優が良いととどんどん世界に引き込まれていく。最近のジブリ作品は絵は物凄く綺麗なのになぜこの声(演技)?という事が多くどうしても画面から声が浮いていて勿体無いなと思っていたが今回はほぼ解消されていて素晴しかった。まあ欲を言えばまだまだある(大竹さんなど)が声優については余裕の合格点でしょう。話もハルさんなどの人物やその動機を堀下げればもっと良くなると思う。が、あえて監督が大風呂敷を広げずにサクッとこのアリエッティの世界観を描く事だけに集中したのかなとも思う。全体的に薄味である事は否めないが充分に満足だった。まあとにかくジブリとっては今後を占う重要な作品だったはず。ゲド戦記みたいになったらもう終わりかなと思っていたが一安心した。これからもファンの一人として見守っていきたい。 【コン兄貴】さん [映画館(邦画)] 7点(2010-08-19 03:10:00) |
9.借りぐらしという世界観はとても興味深い。しかしそれが広がることなくひたすら平板な描写に終始し、起伏の無いまま話が終わってしまう。借りぐらしという世界をもっと描かなければ、その魅力も伝わらないし、ストーリーに説得力も無くなってしまう。そこがゲド戦記やハウルの失敗だったのではないか。逆にそこが千と千尋やもののけ姫(おまけをしてポニョ)の成功だったのではないか。映像の美しさは折り紙付きなのだから、「世界を描く」という、根幹に立ち戻ってほしいと思った。全体としては素直な出来で、特にひかからずにさらっと観ることができた。 蛇足だが、「67億人が~」とか時事的な台詞を入れたのって初めてな気がする。妙に説教くさいし、ものすごく違和感があった。 【Balrog】さん [映画館(邦画)] 5点(2010-08-17 23:27:35) |
8.皆さん仰せの通り、世界観の描写にのみ突出しており、人間ドラマの深みは足りず、特にこれという見せ場無く終了するかなり淋しい作品。そんな反応をジブリ側も想定しているであろうことがまた気に障る。また数年後に大作を発表して、「アリエッティが俺達の本気だと思ったか?」などと鼻高々になるのだろうか。なんかブリーチみたいでやだな... 【j-hitch】さん [映画館(邦画)] 4点(2010-08-17 23:26:09) |
7.分かりやすいストーリーだが、たいした盛り上がりが無く、いきなり終わってしまって物足りなかった。 小人の視点で起こる出来事は、人間から見たらほんの小さな出来事だと思うし、そういった観点で小さい映画なのかも。人間の世界と小人の世界観はこんなにも違うものなんだと伝えたかったのかな。 でも、もうひとひねりくらいは欲しかった!映像は綺麗で良かった。 【ひまわり】さん [映画館(邦画)] 5点(2010-08-16 21:16:35) |
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6.あらま皆さん点が辛いこと。スケールが小さいっていうけれど、壮大な連作物の冒頭部分を描いているんだから仕方ない。私自身はむしろ文字通り地に足の付いた小人の生活が伺える描写や、馴染みある関東地方の植生にこだわった美しい緑の映像に心癒される気がした。本来はハイジやコナンのようにテレビアニメとして少しずつエピソードを重ねる方がこの一連の物語に向いていると思うので、テレビ放映の末に映画化、の逆で映画につながるその後をテレビアニメ化というのがあったら面白いと思う。ジブリは映画を連作では作らない方針というのをどこかで読んだが、続きが気になるし、原作でその後を確認したくもなる。それを踏まえればかなり上出来なエンディングだと私は思った。 米林監督は未熟で宮崎監督はやっぱりすごいと評するのはたやすいが、おおもとの宮崎氏の脚本自体にやや無理がある気も。アリエッティが翔に出逢った瞬間から心引かれていたように見せておきながら、でも余計なコトして関わらないでよ!ってわざわざ決別宣言しに行くなんてどんだけツンデレ娘の設定なんだよ…。さらに難を言えばハルさんの行動の背景が分からない分、邪悪キャラとして悪目立ちしてしまった印象。女主人の甥を部屋に閉じこめるなんて、普通解雇ものじゃないのか? NHKで放映されたこの作品の制作過程のドキュメンタリーを見たが、宮崎氏は脚本提供以降はひたすら見守るだけで口出しをしない方針を貫いていたようで、制作途中で生じたであろう疑問や矛盾のすりあわせなしにここまで作り上げてみせた米林監督の今後に期待したい。 【lady wolf】さん [映画館(邦画)] 8点(2010-08-15 11:54:56) |
5.今までのジブリより分かりやすくてよかったと思います。音楽もよかったです。大竹しのぶさんには役不足だったのかしらね。。と余計な心配してしまいました。 【HRM36】さん [映画館(邦画)] 6点(2010-08-15 01:07:48) (良:1票) |
4.絵は明らかにジブリアニメ、というか宮崎アニメ、だがしかし監督は宮崎アニメではない、というのは「茄子・アンダルシアの夏」とかもそうなのだけれど、やはり少し不思議な気がする。そして、こういうことを言うのは米林監督に悪いとは思うのだけれど、やはり宮崎駿という人は凄いんだなあ、と改めて思ってしまった。宮崎アニメにあってこの作品になかったのは、物語(オハナシの「すじ」)とは直接関係ない、あるいはそこから逸脱するような細部へのこだわり・力の入れ方。それは例えばカリ城におけるカップラーメンや百円ライター、「埼玉県警」のパトカーであったりとか、「ポニョ」のハム入りラーメンとかヒロイン・ポニョの可愛いとは言い難い「カエルとニワトリのハーフ」みたいな形態であったりとかするのだけれど、この作品にはそういうところが一切ない。だから小さくまとまってしまっている印象が否めない。■…と言いつつ、それなりに楽しめてしまったのはやはりジブリの底力、という気もするのだけれど。最近のジブリ作品で良く指摘されるような「声優のハズレ」がなかったのも大きいかもしれない。 【ぐるぐる】さん [映画館(邦画)] 7点(2010-07-28 16:14:26) (良:1票) |
3.個人的に「ぽにょ」よりかなりマシに見えたので一安心な作品でした。 今後に期待したいと思います。 【パンツァー・フォー】さん [映画館(邦画)] 5点(2010-07-27 18:34:01) (良:1票) |
2.もののけ姫以降のジブリの中では一番よかったです。ドラえもんのドンジャラ村のホイ君のエピソードを思い出しました。 【アフロ】さん [映画館(邦画)] 7点(2010-07-23 09:58:31) |
1.田舎にやってきた子供がなんかヘンなもんと出会う、という意味ではトトロと一緒ですね。ただ、こちらはトトロ(小人)の側から人間を描いて・・・いるのかな?(笑)。小人視点の映画であることは間違いないとは思いますが・・・。ディティール描写は細かいですが、どうもそのへん曖昧で、焦点があやふやに感じます。脚本宮崎駿のなかではテーマやメッセージがキッパリあるんだと思いますが、「わかりやすい型にハマったカタルシス」はあえて回避しています(もののけ姫以降全部そうでしょうが)。その方針は理解はできるけどやっぱり物足りなさも感じるのです。宮崎駿が直接監督するならお好きにどうぞ、で済みますが、「若い人に企画先行でやらせる」ならもっとオーソドックスにやっても良かったのでは。そこまで俗なことはやりたくないのかね。「トトロ」で例えると、「クライマックスでトトロとネコバスが登場せず、自力でメイをみつけて病院まで行きましたオワリ」という感じ。 上質な映画ではあると思いますけどね。 【ゆうろう】さん [映画館(邦画)] 6点(2010-07-21 23:07:21) |