羅生門(1950)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。5ページ目

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羅生門(1950)

[ラショウモン]
Rashomon
1950年上映時間:88分
平均点:7.33 / 10(Review 183人) (点数分布表示)
ドラマ法廷もの時代劇モノクロ映画犯罪ものミステリー小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-07-05)【イニシャルK】さん
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監督黒澤明
助監督加藤泰
田中徳三
若杉光夫
キャスト三船敏郎(男優)多襄丸
京マチ子(女優)真砂
森雅之(男優)金沢武弘
志村喬(男優)杣売
加東大介(男優)旅免
千秋実(男優)旅法師
上田吉二郎(男優)下人
本間文子(女優)巫女
原作芥川龍之介「藪の中」/「羅生門」
脚本黒澤明
橋本忍
音楽早坂文雄
撮影宮川一夫
企画本木荘二郎
配給大映
美術松山崇
太田誠一(美術助手)
ヘアメイク花井りつ(結髪)
編集西田重雄
録音大谷巖
林土太郎(録音助手)
照明岡本健一[照明]
中岡源権(照明助手)
その他野上照代(記録)
あらすじ
モノクロ映画の時代に今でさえ「現代的」と感じられるテーマを採り上げ、日本よりも欧米に衝撃を与えた作品。カンヌ映画祭グランプリ受賞。朽ちかけた羅生門の下で雨が止むのを待つ木こりと旅僧が殺人と強姦という陰惨な事件についてつれづれなるままに語り合い、第一発見者、殺された夫の妻で強姦の被害にあった女、犯人として捕らえられた盗賊の三人の各々の供述の違い、そして検非違使に召喚されたその他の証人の証言について論じる。時代を中世に設定し人間の普遍的な本質に迫る。
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【クチコミ・感想】

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45.この映画には「狡い」人間が何人も登場します。でも最も狡いのは、芥川龍之介の原作をうまいこと利用し、カンヌグランプリを獲得した黒澤監督にきまっていますよね?
STYX21さん 9点(2004-02-26 00:47:21)(笑:1票)
44.この作品は傑作だと思っています。人間への不信感を募らせておいて、それでも最後は「信じる」で終わることができる黒澤節。
ooo-oooo-oさん 6点(2004-02-16 16:21:47)
43.素晴らしいの一語に尽きます。ミステリとして非常に面白い趣向が施されていて、ラストまでこちらを飽きさせませんでした。これほど濃密な80分映画はそうそうありません。
Kさん 9点(2004-02-11 17:51:52)
42.白黒映画を撮る上で東洋には、西洋にはない強みがある。それは白と黒の色の美学だ。東洋には水墨画という伝統美術がある。それは、完全な白と完全な黒との間の無限の灰色の一色一色全てにそれぞれの意味を見出すというもので、白と黒が持つ無限の美学と可能性を畏怖する思想だ。だからこそ日本は前提的に、白黒映画を武器に出来た。黒澤監督はそれを誰よりも分かっていた。だから、1つ1つの色彩に偏執的なまでにこだわり、結果的に作品中に1つの宇宙を作り出した。無限の美学。この作品の色彩の美しさには紡ぐ言葉もない。木立にも、光にも、百姓が着るボロ服の中にも美学がある。この作品の中に剥落するものなど何もない。必要なものは全てあり、不必要なものは何もない。事象全ての凝縮体のように思う。限りなく瑣末な人間模様、滑稽劇の中に、1つの宇宙がある。人間の弱さ瑣末さ矮小さ、人間が卑小であることに対する、1つの赦しがある。
ひのとさん 10点(2004-02-06 15:41:58)(良:6票)(笑:1票)
41.美しい。しかしそれが「検非違使」や「羅生門」という字の美しさを上回っているとは思わないのでこの点数。余談:「難解」じゃないというレビューがあったけれども、ストーリーがどうとかそういうこととは別に、この映画のように映画の「経験値」がある程度ないとその良さがわからない映画って、十分「難解」だと私は思う。
veryautumnさん 6点(2004-02-06 02:18:36)
40.「自分勝手じゃなきゃ生きていけない世の中」で人を信じる事は出来るのか?理想主義者の坊さんと諦観した下人の人物対比が面白い。坊さんの「人を信じられなくなったらこの世は地獄だ」のセリフが印象に残る。(※「子供が6人いる」もウソだと思ってしまった・・・)
東京50km圏道路地図さん 7点(2004-02-04 04:51:56)
39.不思議な世界観がある。僕的には、原作には無い最後の木こりの告白に衝撃を受けた。
ボーリックさん 9点(2004-02-03 02:30:59)
38.過剰の期待は、持たないようにします。
キダムさん 6点(2004-02-01 22:55:41)
37.う~ん、原作好きだけど映画は哲学過ぎてわかりませんでした。でも、好きだからいいけど。
あつおさん 8点(2003-12-31 16:20:40)
36.名作とは言われてますが・・・正直、僕はこの映画の「名作ぶり」がわかりませんでした。
芥川龍之介の「羅生門」は好きだったので、ちょっと肩すかしをくらった感じです。
ただ、妙に印象に残っている作品ではあります。それが黒澤マジックなのでしょうか。
もえたんさん 4点(2003-12-22 02:32:23)
tigaratoさん 7点(2003-12-13 14:02:18)
34.京マチ子さんに惚れてしまいました。
TUさん 6点(2003-12-03 04:07:29)
33.これが作られた時代を考えると、ほんとすごいことやってのけたなぁと思う。当時の酷評っぷりとか知識無いんでよくわかんないけども、受け入れるのが難しかったことは確かでしょう。だからむしろ今の映画っ子たちが観たほうが面白いと思えるんじゃないだろうか。じじばば世代の多くは黒澤作品つったらやっぱこれより侍のほうが好きだろうから。私は面白かった。で、これカラー作品じゃなくて良かったなぁと思った!すげーきれい。
らいぜんさん 7点(2003-11-30 06:27:15)
32.これははっきり言ってかなり惹きつけられます。ただ初見での感想は、ラストに光明を感じるほどの余裕は私にはありませんでした。ミステリー的展開で惹きつけるだけ惹きつけておいて、答えが出ないまま終わったので、え~!終わり~!?って感じでした。オチが無いのを前提に見た2度目は非常に考えさせられた。確かにあのラストが無かったら見終わった後かなりブルーになってるかも..。
R&Aさん 8点(2003-11-26 13:54:18)
31.世間で評価されているほどは面白くない。題名から芥川の同名小説を連想すると痛い目に遭う。同じ芥川でも「藪の中」。だから見ている方も混乱してしまい、なんかスッキリしないで終わってしまいました。
オオカミさん 6点(2003-11-19 04:57:08)
30.ファーストシーンのあの雨!凄い雨だ!これぞ日本の雨だ。カメラワークが圧巻。影の主役は鏡。その鏡を使った光と影の絶妙。眠ってる多襄丸の顔に木の葉の影が映っている。その影がユラユラと揺れる。たったそれだけで風が吹いてきたのがわかる、その巧み。封切り当初から「わけがわからない」「難解」と酷評された。確かに黒澤作品中かなり前衛的な作品ではある。しかし、何ら難しくはない。一つの殺人をめぐって目撃者の証言が食い違う。人間は、いつも自分に都合のいい理屈を持ってきて人を責め自分を正当化する。そのエゴを抉って見せた映画。ラストで樵が捨てられてた赤ん坊を「一人育てるのも二人育てるのも同じ苦労だ」と抱いて帰ることを「甘い」と断じた批判は当時からあった。ここにもそういうコメントが見られるが、それに対しては黒澤監督が、まっこうから反論している。当時の日本の映画ジャーナリズムも、同じことを言って、この映画を酷評したがベネチアで賞を獲った途端、手の平返して誉めそやした。ラストに希望=甘いという子供っぽい視点は、いまだに変わってないのだと実感。僕はラストはあれでいい、いやああでなくてはいけないと断じて言う。僕の好みの黒澤映画ではないが名作であるのは間違いない。ところで、森田義光の「模倣犯」のラストって、「羅生門」のラストの真似じゃないの?
ひろみつさん 8点(2003-11-07 22:33:16)(良:1票)
29.おどろおどろしいものは精神的に怖くて苦手だけど,これは例外。三船敏郎がこんなに素敵だとは!雨の音・朴訥としたしゃべり方・白黒の映像が妙にマッチしているように感じた。長く心に残る映画。
ロウルさん 8点(2003-11-07 14:47:19)
28.ひたすらカメラに向かって喋り続ける登場人物達、三船の呆けた顔、何を考えているのか掴み所の無い京マチ子、あげくの果てには巫女まで登場、亡霊を呼び出し証言させる。恐ろしいというか、ギャグでやってるとしか思えません。が、それがなんだかこの映画の妙な味となっているような気がします。
のほほん息子さん 8点(2003-10-31 04:10:02)
27.やっぱり黒澤作品は凄いと思わせられる作品。しかし原作は羅生門じゃなくて藪の中なんだね。羅生門で繰り広げられる老婆とのやり取りを期待していたのだけどそこが少し残念。しかし十分に楽しめた。それにしても羅生門のおどろおどろしい雰囲気の描写はさすがである。
たけぞうさん 10点(2003-10-29 01:05:33)
26.人間とはすべからくエゴイストである。俗から離れた僧であっても、性善的なエゴを持つ。エゴが激しくぶつかりトコトン落としたところで雨が上がり一筋の光が差し込む。
亜流派 十五郎さん 10点(2003-10-28 22:16:21)
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【点数情報】

Review人数 183人
平均点数 7.33点
000.00%
110.55%
221.09%
321.09%
442.19%
5126.56%
63016.39%
74524.59%
84222.95%
92714.75%
10189.84%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.83点 Review12人
2 ストーリー評価 6.87点 Review16人
3 鑑賞後の後味 5.87点 Review16人
4 音楽評価 6.18点 Review11人
5 感泣評価 4.85点 Review7人
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【アカデミー賞 情報】

1952年 25回
美術賞(白黒)松山崇候補(ノミネート) 
外国語映画賞 受賞名誉賞

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