椿三十郎(1962)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。6ページ目

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 ツ行
 > 椿三十郎(1962)の口コミ・評価
 > 椿三十郎(1962)の口コミ・評価 6ページ目
 > (レビュー・クチコミ)

椿三十郎(1962)

[ツバキサンジュウロウ]
SANJURO
1962年上映時間:96分
平均点:8.14 / 10(Review 221人) (点数分布表示)
公開開始日(1962-01-01)
アクションドラマコメディ時代劇モノクロ映画小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2018-11-16)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督黒澤明
助監督森谷司郎
出目昌伸
和田嘉訓
中野昭慶
演出久世竜(剣術指導)
キャスト三船敏郎(男優)椿三十郎
仲代達矢(男優)室戸半兵衛
加山雄三(男優)井坂伊織
団令子(女優)千鳥
小林桂樹(男優)見張りの侍・木村
田中邦衛(男優)保川邦衛
志村喬(男優)次席家老・黒藤
伊藤雄之助(男優)城代家老・睦田
入江たか子(女優)睦田夫人
平田昭彦(男優)寺田文治
久保明(男優)守島隼人
土屋嘉男(男優)広瀬俊平
藤原釜足(男優)国許用人・竹林
太刀川寛(男優)河原晋
清水将夫(男優)大目付・菊井
江原達怡(男優)関口信伍
大友伸(男優)騎馬の侍
堺左千夫(男優)足軽
堤康久(男優)足軽
小川安三(男優)足軽
佐田豊(男優)菊井の配下
清水元(男優)菊井の配下
小川虎之助(男優)里藤家三太夫
大橋史典(男優)騎馬の侍
山田彰(男優)
岡部正(男優)
原作山本周五郎「日日平安」
脚本小国英雄
菊島隆三
黒澤明
音楽佐藤勝
撮影小泉福造
斎藤孝雄
木村大作(撮影助手)
原一民(撮影助手)
上田正治(撮影助手)
製作菊島隆三
田中友幸
東宝
配給東宝
美術村木与四郎
録音下永尚(整音)
小沼渡
その他キヌタ・ラボラトリー(現像)
あらすじ
とある藩の内部で権力争いが起こっている。城代家老のシンパの血気盛んな若侍たちと、ふとしたことで知り合った浪人"椿三十郎”は、彼らと協力して、大目付による藩乗っ取りの悪事と戦うことになる。そして乗っ取り派の使い手”室戸半兵衛”とやがて決着をつけることに・・・。
ネタバレは非表示中です(ネタバレを表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
123456789
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
65.三十郎のユーモアのある粋なせりふがとてもよかった。ストーリーもうまく緩急がついてだれることなく最後まで引き込まれる。何度も繰り返してみたくなる最高の映画。
HKさん 10点(2004-08-15 02:06:01)
64.みなさんのおっしゃる通り、娯楽として楽しめる作品です。時間もコンパクト、用心棒よりも三十郎の殺陣のシーンが多い、そしてストーリーはいたって単純。そこに椿やら鶯やらの風情と、ユーモアをちりばめた粋な作品ですね。最後の仲代との決闘シーンは静から動への急激な変化という点で黒澤監督らしかったと思います。
デュークさん 8点(2004-06-30 22:46:11)
63.おとぼけキャラたちがそれぞれ個性あって、面白かったですねぇ。最後の一騎討ちはシビレました。ただ、三船がとっ捕まって、中代が殺さないで慌てて出て行ってしまうくだり。あそこは“そりゃないだろ、殺してからいけよ!”と、ご都合主義を感じてしまった。カメラワーク、カット割、そのへんをもっと、日本の監督たちは見習うべきです。
ダブルエイチさん 7点(2004-06-28 21:16:05)
62.日本を代表する役者:渥美、勝、高倉、松田を以ってしても、この時期の三船敏郎の神がかり的な「存在感」に勝る者はない。 四十年のときを経てなおも輝き続けるいぶし素浪人。 電光石火のごとく見張りを切り殺し、若侍の下へ歩み寄りの激しいびんたのシーン。 「生きるか死ぬか」を心底分かっている男の凄みが見事に出てましたね。 いやシビレました。 こんな役者は二度と出ないでしょうね。 恐るべし!!! 三船敏郎。
Berettaさん 10点(2004-06-28 12:55:05)(良:1票)
61.用心棒よりこちらかな。ユーモア感が前作よりぐっと増していて、それは三十郎は本来修羅の道(まさに前作の舞台そのもの)に生きる人であって、こちらの映画の世界観から微妙に浮いている違和感から来ているように感じます。だからこそ、彼と室戸だけのシーンはいっそう引き締まるのではないかと。ストーリーには本当に無駄がなく、なにしろ三十郎という人間の説明すら省かれているので(^^; やはり用心棒をみてからこちらを観た方がすんなり入り込めると思います。
あさしお太郎さん 10点(2004-06-28 04:51:15)
60.黒澤作品の武士部門では緊迫感と疾走感の流れがよく、一番好きです。
今も昔も若大将は若大将。青大将も青大将でした...
axionさん 10点(2004-06-23 03:07:20)
59.黒澤作品の中では、最も娯楽色の高い作品だと思います。ファンとしては、もっとこういった作品を何本か作ってほしかったと思いますが、監督はもっと他に残さねばならないテーマや構想があったのでしょう。でもきっと黒澤監督は、「娯楽物だっておれが作れば、誰にも負けないよ」とあっさり言ってのけるのでしょう。あっぱれ。
やまさんさん 10点(2004-06-20 22:24:44)
58.すっげー面白かった!黒澤映画で一番好き!
Keith Emersonさん 9点(2004-06-07 02:05:15)
57.当時黄金時代の真っ只中だった東映時代劇は、東宝の「用心棒」と本作「椿三十郎」によって衰退の道を辿り始めたという。当時の人々がどれだけこの作品に熱狂したかが見て取れるではないか。 

三十郎という豪快な主人公にも負けず劣らず、ユーモラスでどこまでも魅力的な登場人物達。バカで憎めない若侍、のんびりした性格が物語りにゆとりを持たせる奥方と娘さん、そしてピンポイントで冷静に物事を見極める押入れの侍。それは敵役だって同じ、三人の親玉たちのあたふた振りには笑ってしまうし、室戸半兵衛には善悪を超えた一人の侍としてのカッコ良さがある。全員がパーフェクトでコンパクトな物語の中、奇跡のような輝きをこれでもかと放っているのだ。

迫力ある殺陣、そして映画史に輝く伝説の名勝負。娯楽映画に求める全てが詰まっていると言っていい。もしもこの映画を「邦画だから」「白黒だから」「時代劇は苦手」等の理由で敬遠している人がいたとしたら、断言する、それは愚かだ。あぁ、そんな人々に言ってやりたい。そう、ちょっと間をタメて。「・・・、あばよっ!」
紅蓮天国さん 9点(2004-05-29 15:32:20)(良:3票)
56.プロット構成はお見事の一言ですね。アイデアと見せ方が上手くマッチしています。ただ、姉妹作の『用心棒』同様、ストーリーはするするとひっかかりなく流れていくようで、ちょっと浅い感じがします。ただ、娯楽として見るにはテンポ良く進むので飽きないのではないでしょうか。
虚学図書之介さん 7点(2004-05-23 12:03:49)
55.「われわれ9人で・・・」「10人だ!」もう、このやりとり最高。
あささん 10点(2004-05-19 10:37:50)
54.主人公のキャラと最後の「あばよ」はよかったけどあとはそんな…でした。なんかうまくいきすぎと思ってしまって。もう少しなんかあってほしかった。一番最後の立ち合いのとこは、他は血がなんにもでてないのになんであそこだけたくさん血をだすのか…。細かいけど。あまり印象に残る映画ではなかった。それは近所が機械の音でゴーゴーうるさかったせいもあるかもしれません。「うるさいな…!」とかなり腹を立てながら観てたので…。
Syuheiさん 4点(2004-05-15 19:04:07)
53.この作品でクロサワを観たは2本目です(最初は「用心棒」)。僕の様な若輩者には古い日本映画にはなかなか入り辛かったです(台詞がよく聞こえなかったり、前半の設定部分が理解し辛かったり、等)。でも、後半からは(解りやすさも相俟って)凄く楽しめました。
こじろうさん 7点(2004-05-07 00:27:00)
52.ウチの親が言っていた。「黒澤明は娯楽映画のイメージなんだけどねぇ」と。私には黒澤監督は『影武者』以降の大作時代劇か小難しい観念映画を作る大巨匠というイメージである。本作は娯楽作としてツボを心得た粋な映画だ。緊迫した若侍たちと明らかにテンポのずれた奥方と姫君の能天気ぶりが最高に可笑しい。奥方にかかってはさすがの三十郎も形無しである。人質役の小林桂樹もいい味出してる。この3人のおかげで『用心棒』より面白味が増している。ラストの三十郎の機転には大いにウケた。豪放磊落、頭もキレる。なるほど、日本映画屈指のヒーローだけあり、親の意見にも納得。
やすたろさん 8点(2004-05-05 18:10:23)
51.用心棒の三船が好きだなぁ…。確かに押入れの男や奥方さんが緩急である緩なんだろうけど、ノーランライアンのストレートの後に元ヤクルトスワローズの安田投手のカーブが来るように感じて、私の中のバランスが崩されてしまった。でも、良作である事には間違いない映画!
クルイベルさん 7点(2004-04-30 11:58:46)
50.ユーモアが随所に入っている分、緊張感が前作より薄れています。その雰囲気を最後の決闘が引き締めて、トータルでは見事な構成です。藩の内紛で、それぞれが自分の立場により行動が制限される中で、主人公だけが自由で、それが発想も豊かにしていると感じました。しかし、浪人として生きていくには強くなければならず、つまり、鞘に収まることが難しくなる訳で、最後の去っていく姿に、一抹の寂しさを漂わせています。組織に属する者とそうでない者では、得られるものと失うものがまさに逆になります。
パセリセージさん 9点(2004-04-29 23:52:41)
49.黒澤監督は当初フランキー堺を主演で、山本周五郎の原作に忠実に脚本も「日日平安」として撮ろうとしたが「ホノボノし過ぎている」という会社からの横槍で、滅法強い三十郎の話になった。本当は満点にしたいけど、妥協を強いられたことにマイナス1。しかし映画自体は、滅茶苦茶に面白いし、黒澤監督の本音が登場人物や、彼らの台詞に出てるのも興味深い。三十郎に助けられた奥方(これがいい!)が「本当に良い刀は、ちゃんと鞘に入ってるものです」とヤンワリと三十郎を諌めて、三十郎が一瞬見せる反省の表情。そして何よりも、要所要所で押入れから出てくる小林桂樹。いかにも人が良さそうで、争いごとが嫌いそうで、どこか惚けた、この人物にこそ黒澤監督の本音が出ている。「俺はこんな男を主人公にして、これを作りたかったし、本当はこういう男の方が好きなんだ」という本音。それを、ほとんど押し入れの中にいる、あのキャラクターにチラチラと、しかしハッキリと託している所に、とかく豪快なイメージを持たれる黒澤明の素顔が出ていると思う。それと9人の若侍のキャスティングも上手い。裃の似合わない俳優ばかり選んでるところがさすが。新卒の新入社員の着るスーツが、どこか貸衣装みたいで似合ってないのと同じで、裃が似わないからこそ初々しさが出る。昔の監督ってキャスティングが上手かったんだなぁと、そのことにも感心。勿論、クライマックスの果し合いの凄さは・・・・まさしく、これは筆では書けない。これが映画です。
ひろみつさん 9点(2004-03-16 21:38:07)(良:3票)
48.「いい刀というものは鞘にはいっているものだ。」 ..包茎で悩む人は椿三十郎の言葉を胸に刻んで生きるべし。

あばれて万歳さん 8点(2004-03-10 14:40:06)(笑:9票)
47.用心棒の続編。傑作ですから必ず見ましょう。周到に計算された娯楽性と深い人間観の見事なユニゾン。40年前の日本でこんな映画が作られたのは奇跡です。まさに天才の仕事。
青い車さん 10点(2004-03-04 15:26:39)
46.殺陣が意外と少なくて驚いた。その分頭脳的な駆け引きが話の中心になっていて、じっくりと楽しめる。三船敏郎は立ってるだけで絵になる稀有な役者さんですね。
ラーションさん 9点(2004-03-03 18:05:41)
別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
123456789
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 221人
平均点数 8.14点
000.00%
100.00%
210.45%
310.45%
462.71%
594.07%
6146.33%
73314.93%
85022.62%
95926.70%
104821.72%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.82点 Review17人
2 ストーリー評価 8.54点 Review31人
3 鑑賞後の後味 9.03点 Review28人
4 音楽評価 8.40点 Review20人
5 感泣評価 6.00点 Review11人
chart

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS