168.小学生の頃はやっぱりドキドキしながら見てました。さすがに今見ると普通ですが、それでも、最後まで飽きずに見れる作りのウマさはさすが。鮫も最後以外ほとんど姿を見せないのに(見せないからこそ?)、これだけ緊張感を持続させることがすごい。演出の妙味。 【FSS】さん 7点(2004-05-14 10:21:06) |
167.スピルバーグは、こういうのを作ると冴える。妙に賞狙いのドラマなんぞ作ると物欲しげな品の無さが見え隠れして嫌なのだが、この手の映画をやらせると、何だかんだ言っても上手い。いきなり鮫を見せずに、襲われた人間や群集のパニックの怖さをキッチリ見せて、そこからジワジワと小出しに見せるその見せ方が抜群に上手い。鮫退治に乗り出す3人の中で、いちばんキャリアがあって頼もしいロバートショーが真っ先に呆気なく死んじゃって、普通のど素人のろロイシェイダーとリチャードドレイファスが生き残るという設定は、なかなか皮肉でよろしい。このパターンは、その後もプラベート・ラインに至るまで受け継がれている。即物的な恐怖を描かせたら、やはりこの人はぴか一ですな。 【ひろみつ】さん 8点(2004-05-13 23:25:09) |
166.恐怖うんぬんよりむしろ、男性三人がいがみ合いながら共闘するシチュエーションが良かったです。 【K】さん 7点(2004-05-13 22:56:37) |
165.結構前にみたけどそれほど面白くはありませんでした。他の方が書いてたのと同じように登場人物に移入できなかったからかも? 【たかちゃん】さん 7点(2004-05-11 10:41:25) |
164.音楽が怖い。鮫は作りもん丸出しで怖くなかった。 【ギニュー】さん 6点(2004-04-25 17:39:57) |
163.父に連れられ、有楽町の丸の内ピカデリーで鑑賞。小学生の時である。 今でも鮮明に覚えているのは、幼い私がそれだけ決定的に映画の力を魅せ付けられたからだろう。 あれから数十年、この傑作をあらためて鑑賞して、唸ってしまった。 冒頭、女性がいきなり襲われるも、鮫の姿そのものは見せずに引っ張り続ける。 凶暴な人食い鮫に、人命が危機にさらされているというのに、頑迷な町の権力者に阻まれて何もできない主人公の焦燥。この見えない敵に怯えるサスペンスフルな前半の、傑出したカメラワークによる周到な演出。 後半では、未だ生々しい襲撃シーンをみせることなく、その恐怖をロバート・ショウ演じる漁師によって克明に語らせる、背後には正にその敵が迫ってきている。 このシークエンスによって、観るものの脳内に恐怖を増幅させる。 とどめには「喰らえ、化け物」で、味わうかつてないカタルシス。ドーパミンも大放出だ。 余談ながら、この時のロゴ、ポスター、プログラムのデザインの説得力も、忘れられない。文句なしの娯楽映画の頂点だ。 【poppo】さん 10点(2004-04-21 14:47:16) (良:1票) |
162.さすがに鮫のリアルさは現代のCGに一歩譲るが、全盛期のスピルバーグの監督だけに怖い。やっぱりこのころはいいな・・・ |
161.やっぱし、音楽ですべてをカバーできましたね。 あの音楽を聞くたびになにかが近づいてくるような・・。 【幕ノ内】さん 6点(2004-03-31 11:25:45) |
160.んー…聞いてたほど怖くないし、ドキドキもしなかったです。でもこーゆう映画を作ったのは凄いと思います。あと殺され方がリアルですごいな、と思いました。 【あかねぇ】さん 7点(2004-03-24 00:15:06) |
159.見たのが結構前なので話があんまり理解できなかったけどドキドキしながら見て楽しかったです。ジョンウィリアムス最高!!! 【ooo&eee】さん 7点(2004-03-22 20:03:04) |
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158.展開は非常に面白いけど、いかんせん鮫が発泡スチロール製に見えて仕方ない。 【モチキチ】さん 6点(2004-03-11 04:47:59) |
157.モンスターパニックの中ではやはり一級品ですね。1975年にこのような映画が撮れたという事にも驚嘆するばかり。 【000】さん 7点(2004-03-07 16:50:42) |
156.仕事一辺倒のモーレツサラリーマンだった親父が、どこからもらったタダ券で渋谷の映画館に連れて行ってくれた、という想い出の作品。そんなことにはあとにもさきにもこの一回かぎり。家族団らんで見る映画かなあ、って親父の不慣れな家族サービスが子供心にも痛かった。でも、まあ良い思いでです。一回かぎりだったからねえ。作品としては、さすがの恐怖感で、傑作だと思います。 【バッテリ】さん 7点(2004-03-04 21:59:06) |
155.公開当時は劇場前にたくさんの人が並んで、(正月映画ということもあり)「恐いぞ!」「凄いぞ!」と観た人が口々に言うものだから、かなりの期待指数を上げていたのですが。いざ、フタを開けて見ると、そんなに恐怖を感じない。鮫が迫ってくる場面も何だか安心して見られる。あれ、もしかして自分って不感症?などと自己分析をはじめたくなるほど、感じるものがありませんでした。でも、映画としては、面白いです。とりわけ、鮫よりもR・シェイダ-、R・ドレイファス、R・ショウの3人の葛藤が見ていて引き込まれました。このRトリオのおかげで、この作品がグッと引き締まったのではないでしょうか。 【映画小僧】さん 6点(2004-03-04 11:20:40) |
154.小さい頃ビデオで見たからマジでトラウマ。俺があんまり海好きじゃないのはそのせいだな。 【仮面の男】さん 8点(2004-02-27 00:06:29) |
153.公開当時を思い返して、あの音楽、あのポスター、あのブーム。 いろいろ思い返してみるとほんとに忘れられない名作です。 【あばれて万歳】さん 9点(2004-02-22 22:50:41) |
152.今のようなCGが進歩した時代でも本作のような恐怖感を出すのは無理でしょうね。スピルバーグはあまりに偉大すぎる。 【hrkzhr】さん 7点(2004-02-22 01:59:39) |
【k】さん 9点(2004-02-20 11:58:26) |
150.この映画を見るとスピルバーグも偉大なんだなあと関心します。巨大な鮫の恐怖に引きつけられます。船を襲わせたりすることで、その巨大さを見せ付けることで、更に恐怖心をあおっています。上質のパニック物ですね。 【tantan】さん 9点(2004-02-14 21:53:44) |
149.人間が鮫に襲われるという、パニック映画としてはなかなかリアリティを持った設定で、その心理的恐怖を利用しまくって、全編に切れ目のないスリル感を持たせているところが人気の理由でしょう。編集技術も素晴らしく、海面付近を不安定に出入りするキャメラは、鮫と人間の視点を交互に演じながら、絶妙のタイミングでつながれ、観客にあたかも海中にいるかのような臨場感を味わせます。リアリティを演出するために用意された学者の存在。自然界を畏敬するものと軽んじるものの対立。前者は生き残り、後者は次々と犠牲になっていく。パニック映画の一応のセオリーは踏まえ、「人類への警告」という定番のメッセージは確かに存在してるものの、一貫してエンターテーメントを追い求めたことで、こうしたテーマは完全に薄らいでいるような印象です。友情ドラマや家族ドラマなどにあまり寄り道せず、人間と鮫の対決に終止したことも重要で、脇道を断つことで、緊張感を持続して行きます。テーマの幼稚性や単調さゆえに、オスカーを長年取れなかったスピルバーグですが、逆にそこがスピルバーグのテリトリー。少年のような純朴な映画愛こそ彼の魅力です。この映画も、若きスピルバーグがなんとかして観客に楽しんでもらおうという純朴な思いがにじみ出ていて好きな作品です。オスカーを取れなかった頃のスピルバーグがやっぱり好きです。 【スロウボート】さん 7点(2004-02-14 15:22:31) (良:1票) |