1.ドラマ版未見でまったく興味無かったが、誘われたので仕方なく鑑賞。……だったものの、何とか2時間見れる仕上がりではあった。ドラマで形成された人間関係ありきなので、最初から佐藤隆太と生徒たちが団結しているし、何も映画でやる必要ないんじゃないの?という指摘もごもっともだが、そもそもドラマの視聴者を対象にこの映画を作っているわけで、方向性自体は正解だと思う。出てくる役者達は揃いも揃って熱い奴らばかりで、彼らの演技を見ているだけでそれなりに見れる内容になっている。物語に特に見るべきところはなく、古参の映画ファンからは叩かれること間違いなしだが、甲子園の結果をボカしたのは良かった。さすがに一人ひとり先生に思いをぶつけるのはやりすぎだと思ったが、それぞれの役者に固定ファンが付いているこういう映画では許される演出だと思うので、やや甘めに。