愉しき哉人生のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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愉しき哉人生

[タノシキカナジンセイ]
(楽しき哉り人生)
1944年上映時間:80分
平均点:7.00 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
公開開始日(1944-01-27)
コメディモノクロ映画
新規登録(2009-03-11)【にじばぶ】さん
タイトル情報更新(2016-02-14)【イニシャルK】さん
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監督成瀬巳喜男(演出)
キャスト柳家金語楼(男優)相馬太郎
山根寿子(女優)娘・英子
中村メイコ(女優)娘・めぐみ
横山エンタツ(男優)理髪店・万吉
花岡菊子(女優)妻・よね
渡辺篤(男優)時計屋・秀吉
清川玉枝(女優)妻・はつ
鳥羽陽之助(男優)たこ安
清川荘司(男優)下駄屋
田中筆子(女優)
杉寛(男優)薬屋
菅井一郎(男優)佐野さん
清水将夫(男優)呉服屋
脚本成瀬巳喜男
八住利雄
音楽鈴木静一
撮影伊藤武夫
製作伊藤基彦
東宝
配給東宝
編集後藤敏男
照明岸田九一郎
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1.まるで安部公房の「友達」の設定を、皮肉でなくそのまま描いたような作品で、だから戦後の今見ると、「友達」と同じようなグロテスクなものに見えてくる。柳家金語楼の不気味さが遺憾なく発揮された映画に見える。冒頭なんか垢抜けてる。狂って鳴り出した時計を合図のように、風が起こり、主人公たち相馬一家の引っ越し荷物が向こうから現われてくる。全体としてアメリカ映画のスモールタウンものの味がある。中ごろでは桶屋のリズム、タンタンタンタン、タタータータタン、に合わせて唐突に山根寿子が歌を歌ったり、主婦たちのおしゃべりを、処理した音声でやってみたり、成瀬の奇妙な面をたくさん見られる。しっとりした成瀬ではなくて、乾いた成瀬。テーマは「気の持ちようで明るくなるさ」という、いかにも戦局が悪化している背景をうかがわせるもので、この登場人物たちの朗らかさがカタストロフの近づきをかえって動かしがたいものに感じさせてくれる。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 6点(2009-04-11 11:59:23)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 7.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6133.33%
7133.33%
8133.33%
900.00%
1000.00%

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