悪魔の手毬唄(1977)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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悪魔の手毬唄(1977)

[アクマノテマリウタ]
1977年上映時間:144分
平均点:7.31 / 10(Review 108人) (点数分布表示)
公開開始日(1977-04-02)
サスペンスシリーズもの犯罪ものミステリー小説の映画化
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タイトル情報更新(2023-05-22)【イニシャルK】さん
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監督市川崑
助監督吉田一夫
米田興弘
キャスト石坂浩二(男優)金田一耕助
岸恵子(女優)青池リカ
若山富三郎(男優)磯川警部 .
仁科明子(女優)別所千恵
北公次(男優)青池歌名雄
永島暎子(女優)青池里子
高橋洋子(女優)(女優)由良泰子
草笛光子(女優)由良敦子
山岡久乃(女優)井筒いと
林美智子(女優)お幹
渡辺美佐子(女優)別所春江
加藤武(男優)立花捜査主任
大滝秀治(男優)権堂医師
中村伸郎(男優)多々良放庵
岡本信人(男優)中村巡査
白石加代子(女優)司咲枝
常田富士男(男優)辰蔵
頭師孝雄(男優)由良敏郎
大和田獏(男優)五郎
小林昭二(男優)日下部是哉
辻萬長(男優)野津刑事
原田力(男優)村役場の男
原ひさ子(女優)由良五百子(ノンクレジット)
三木のり平(男優)野呂十兵衛
辰巳柳太郎(男優)仁礼嘉平
記平佳枝(女優)
出演大河内傳次郎(劇中映画「新版大岡政談」より)
伏見直江(劇中映画「新版大岡政談」より)
ゲイリー・クーパー(劇中映画「モロッコ」より)
マレーネ・ディートリッヒ(劇中映画「モロッコ」より)
原作横溝正史「悪魔の手毬唄」
脚本久里子亭
音楽村井邦彦
田辺信一(編曲指揮)
作詞横溝正史「鬼首村手毬唄」
作曲村井邦彦「鬼首村手毬唄」
編曲田辺信一「鬼首村手毬唄」
撮影長谷川清
五十畑幸勇(撮影助手)
製作市川崑
東宝映画
企画角川春樹事務所
配給東宝
美術村木忍
編集小川信夫
長田千鶴子
録音東宝録音センター(整音)
田中信行〔録音〕
斉藤禎一(録音助手)
照明佐藤幸次郎
斉藤薫〔照明〕(照明助手)
その他IMAGICA(現像)
土屋テル子(記録)
あらすじ
金田一は旧友、磯川警部から温泉に誘われる。岡山県鬼首村。二つの旧家、仁礼家と由良家の勢力争いが続く因習深い村だった。磯川警部は金田一に、20年前この村で起こったある事件の捜査を依頼したいと切り出す。「警察官が探偵に時効になった事件の捜査を依頼する」おかしな依頼に金田一は悩むが断りきれず、捜査を始めることになる。そんな中、村出身の歌手、別所千恵が帰郷する。スターの帰郷に村は湧き上がるが、この帰郷が惨劇の幕開けとは誰も予想だにしていなかった。
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12
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22.前作犬神家より話題性は落ちるものの古典的なホラーが満載で個人的にはこちらのほうが好み。
殺人バリエーション、ロケーション、風習や慣わしの古さが逆に切れ味があって現代映画ではきっと描けないだろうなと。
金田一演じる石坂が二度目ということもあり前回よりもはまり役。続編として凄みを増している。
mighty guardさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2018-07-31 22:22:17)
21.岸恵子は確かに美しかったのですがそれ以上に永島暎子の横顔の美しさが印象的でした。さらにそれ以上に白石加代子のインパクトが強烈でありました。なんで素であんなに不気味悪いのでしょうか。彼女らに加えて大滝秀治、常田富士男、三木のり平といった個性的な脇役陣がいい味を出していて、市川監督の繊細な映像と相まって個人的には満足度の高い作品です。残念なのは、いくらジャニーズからの売り込みが強かったとはいえ大根北公次を採用したことと、坂口良子が不参加だったことです。
la_spagnaさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2017-10-17 21:50:29)
20.なにがすごかったというと、あのフケの多さです。
ホットチョコレートさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-09-18 06:50:36)
19.これが白石加代子の映画デビューだとずっと思い込んでたが、今確認したらこの前に「さそり」シリーズの一本で出てるのね。なんか「王女メディア」を連想させるような凄まじい役で、見てないけど彼女の狂気演技が想像できる。で本作だが、当時私は動いて演技をする彼女を見るのが初めてだったので、おそるおそる期待とともに観賞した記憶がある。雰囲気充満だけど、意外におとなしい印象。「白石加代子」を突出させず、崑さんの作り物の世界にピタリはめた、と感じた。日本的怨念をジワッと過剰に滲ませる人で、崑さんがもっぱら日本的な装置にバタ臭い女優(岸恵子とか草笛光子とか)を配置する趣味なのに、さらに逆の方向からアクセントを一つ加えてアンサンブルに厚みを出している。草笛光子はこのシリーズを通しての助演女優賞ものだと思っているのだが、おどろおどろしい日本的情念の世界に和服の草笛光子を配置すると、全体の「作り物」感が際立つ。そこにさらに背景であったおどろおどろしさいっぱいの白石加代子を置くと、調味料に砂糖と塩を混ぜて入れたようで、コクが出るんですな。
なんのかんのさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-03-01 09:20:08)
18.金田一シリーズはこれが初めての鑑賞。前半は登場してない人物の名前も含めて次々に情報が出てくるので頭の中で整理しきれなくなり一時停止をして紙に書いて整理しながら見ました。何気なく観ていると流れについていけなくなり置いてきぼりを食らってしまうかもしれませんのでご注意を。(まあ途中で金田一が紙に書いてくれるのでわかりますけど)推理がどうのというよりインパクトのあるストーリーが面白いですね。金田一と依頼した刑事のキャラクターもなかなか味があってよいです。
映画大好きっ子さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2012-04-25 18:17:15)
17.横溝正史原作の映画の中では、一番好きな作品。
よくもまあ、あれだけの長編をうまくまとめたものである。
最高傑作と言われているのは後から知ったのだが、十分納得できるというもの。
文明社会から隔離された鬼首村、村に伝わる手毬歌の歌詞になぞらえた奇怪な連続殺人、
どろどろとした人間関係と、もう横溝節が炸裂。
原作自体が面白いこともあるんだろうけど、完成度の高い脚本、演出を含め、
映像化させた制作者たちに拍手を送りたい。
MAHITOさん [DVD(邦画)] 8点(2011-09-21 06:26:57)
16.いやあ、とにかく岸恵子と若山富三郎が最高です。この二人の微妙な関係、
それを実に味わい深く演じています。どちらが崩れてもこの味は出せなかった、
まさに芸達者なベテラン二人が生み出した奇跡のケミストリーです。これだけ
でも十分過ぎる位観る価値はありますよ。
チョッパーさん [地上波(邦画)] 8点(2008-09-27 23:09:14)
15.まさかあの人があんな力ないだろ!と
突っ込み入れたくなったが
このドロドロした展開は見事。
自然の風景がとてもキレイで魅入ってしまう。
登場人物が多くて覚えづらいのがキズだね。
息子の演技の大根ブリには笑いを誘う。
突っ込みさん [ビデオ(邦画)] 8点(2007-09-30 16:57:29)
14. 市川崑の金田一シリーズでは、個人的には『犬神家の一族』(1976)が最も好きだけれども、映画としての完成度からいうとこちらのほうが上なのにちがいない。ただ話がより推理探偵小説的トリックに終始して、民俗伝承的おどろおどろしさに比較的薄かったところと、より湿っぽい雰囲気に終始したところが、犬神家に上位を譲る。犬神家の小澤榮太郎の位置にあるのが、こちらでは若山富三郎で、ともに味わい深い演技が素晴らしい。若山富三郎はほかにも東映映画などでいろいろ出演作を観たけれども、これが一番の代表作だったのではないだろうか。
goroさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2007-05-01 04:19:43)
13.市川作品の金田一シリーズでは結構評判が良い作品です。色の使い方が巧みですね。枯れた森や薄暗い沼といった中で、着物の色や血のドクドクした赤とあのハンドバックの赤が、この作品から受ける印象を決定付けています。つまり、主人公リカの外見のサッパリしたおっちょこちょいと、秘めた内面の葛藤を見事に色で使い分け表現しています。女達の悲しい運命をストレートに表現しているものの、警部が密かに寄せるリカへの思いをサラリと最後に描き、後味を良くしています。
パセリセージさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2007-04-30 23:43:03)
12.惜しいなあ・・・。原作じゃラスト、リカ(岸恵子)の息子歌名雄(北公次←ブルドック)に千恵(仁科明子)が救いの言葉をかけて後味良く終わるのに映画にはその部分がないんですよ。あの終わり方じゃ彼に全く救いがないんですよねえ。そこの不満さえ除けば「犬神家」と同等のクオリティを持った作品だと思います。それにしても「~してつかあさい」っていい響きの方言ですね。
放浪紳士チャーリーさん [地上波(字幕)] 8点(2005-07-31 10:55:41)
11.市川崑の金田一映画は漂う空気の湿っぽさがたまらない。邦画特有の闇と悲哀と、かすれたような色の美しさが堪能できる。今作は脇役がなかなか粒ぞろいだったが、磯川警部役の若山富三郎が突出して素晴らしかった。どっしりと静かに構えて、さらに人情味溢れていた。最近こんな役者を観ていないので、軽くショックを受けた。
のはらさん [DVD(字幕)] 8点(2005-06-30 09:48:18)
10.全体にわたる灰色の画面や物悲しい音楽、いつ見ても心にぐっとくる作品です。
パンツァー・フォーさん 8点(2003-12-14 14:38:16)
9.市川×石坂の組み合わせでは一番。やっぱ金田一は石坂浩二じゃないとね。金田一ではいつもだけど、昭和初期の田舎の風景も好きだな。
ロカホリさん 8点(2003-10-22 01:11:42)
8.横溝・市川シリーズの中でも原作のおどろおどろしさをよく出していて、なおかつ情に訴え掛けるものがある。ラスト北公次が泣き崩れるシーンから「リカさんを愛していらっしゃったんですね」あたりでグッと来ました。戦後の暗さを引きずりつつも、現代薄れているアナログな行動がが心落ち着かせます。金田一が自毛ではなく、カツラになったのは頭が盛り上がりすぎて残念でしたけど。
チューンさん [映画館(邦画)] 8点(2003-05-28 09:50:55)
7. 横溝正史の金田一シリーズでは、よく「なにも殺人を起こさなくても解決方法はあるんじゃないの?」と思うこともあるのだが、この作品は犯人がどうしても殺さなくてはならない状況に追い込まれており、それが犯人の悲哀となって読者の胸を打つ。この映画は本当に原作に忠実に作られていると思う。半身に痣のある美少女を永島暎子が演じている(演技力なのか本当に若かったからなのか、あの永島暎子とは思えないくらい可憐である。)それから、犯罪が手毬唄のとおりに行われていることを金田一に教えるおばあちゃんの役をやっている人も適役だ。名前は忘れたが、ああいういかにもお年より、という感じの弱々しい人に相応しい役なのだ。なんでこう思ったかというと、後年TBSでテレビ版の作品を見たとき、妙に若々しく手毬をつくおばあちゃん役の人に興ざめしたからだ。ただ難点は性格が良い人に見えすぎる点かもしれない。なんせ内心では殺人が起こることを予期して楽しんでいるんだからね。
栗栖波朗さん 8点(2003-03-20 15:51:29)
6.中村伸郎と若山富三郎がいい。とくに富三郎は絶品。原作に磯川警部が出てくると、どうしても富三郎がちらつくもの(等々力警部が出てきても加藤武をイメージすることはないが…)。
happy1さん 8点(2003-03-17 14:56:30)
5.横溝シリーズでは3本の指に入る傑作です。やっぱり市川崑監督でしょう。なんたって映像が美しい。うっとりといつの間にか吸い込まれてしまいます。そして金田一は石坂浩二。この組み合わせが最高だと思ってます。でも横溝正史は、石坂浩二では良い男過ぎてちょっと金田一のイメージと違うって最初は言ってたようですがね。この作品、童謡殺人という推理小説にありがちなネタではあるが、こういうコテコテのいわゆる本格推理物が最近少なくて残念です。横溝正史を超える映画がそろそろ出てほしいです。それにしても女性が犯人って多いね。
しんえもんさん 8点(2002-01-29 23:17:13)
4.市川監督の横溝正史物は、雰囲気、映像ともにいいですね。監督も楽しんで撮ってるような…。この作品では若山富三郎がいい味出してました。それにしても犯人の息子、可哀相すぎ。
このはさん 8点(2001-11-08 13:46:20)
3.<ネタばれ>犯人の女性(結構前に見たので名前忘れた すんません)が沼に入水自殺を図るシーンの寂しさは鳥肌が立った。あのシーンは金田一によくある舞台(昭和初期の村)が一番効果的に使われたのではないかと思う。(昭和初期のこと良く知りませんがなんとなく)
健太さん 8点(2001-08-24 08:41:46)
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【点数情報】

Review人数 108人
平均点数 7.31点
000.00%
100.00%
200.00%
310.93%
432.78%
587.41%
62119.44%
72523.15%
83027.78%
976.48%
101312.04%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.50点 Review2人
2 ストーリー評価 8.50点 Review6人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review6人
4 音楽評価 8.16点 Review6人
5 感泣評価 5.83点 Review6人
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