天気の子のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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天気の子

[テンキノコ]
Weathering With You
2019年上映時間:114分
平均点:6.46 / 10(Review 82人) (点数分布表示)
公開開始日(2019-07-19)
公開終了日(2020-05-27)
ドラマSFラブストーリーファンタジーアニメ青春もの
新規登録(2019-05-05)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2023-08-04)【イニシャルK】さん
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監督新海誠
醍醐虎汰朗森嶋帆高
森七菜天野陽菜
小栗旬須賀圭介
本田翼夏美
倍賞千恵子立花冨美
平泉成安井刑事
梶裕貴高井刑事
木村良平キムラ
神木隆之介立花瀧
上白石萌音宮水三葉
花澤香菜カナ
佐倉綾音アヤネ
野沢雅子占いオババ
柴田秀勝神主
島本須美間宮夫人
成田凌勅使河原克彦
悠木碧名取早耶香
谷花音宮水四葉
市ノ瀬加那佐々木巡査
羽鳥慎一
アリソン・ブリー夏美(英語吹き替え版)
原作新海誠
脚本新海誠
音楽RADWIMPS
作詞野田洋次郎「愛にできることはまだあるかい」「グランドエスケープ (Movie edit) feat.三浦透子」
作曲野田洋次郎「愛にできることはまだあるかい」「グランドエスケープ (Movie edit) feat.三浦透子」
主題歌RADWIMPS「愛にできることはまだあるかい」「グランドエスケープ (Movie edit) feat.三浦透子」
三浦透子「グランドエスケープ (Movie edit) feat.三浦透子」
製作市川南〔製作〕
東宝(「天気の子」製作委員会)
コミックス・ウェーブ・フィルム(「天気の子」製作委員会)
KADOKAWA(「天気の子」製作委員会)
企画川村元気
プロデューサー川村元気(プロデュース)
制作コミックス・ウェーブ・フィルム
配給東宝
作画田中将賀(キャラクターデザイン)
新海誠(絵コンテ/イメージボード)
米林宏昌(原画)
美術山本二三(気象神社絵画・天井画)
編集新海誠
録音山田陽(音響監督)
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12
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31.梅雨明けした週末、それに合わせるように封切りされていた本作を観に行く。
正直なところ“期待”は半々といったところだった。
新海誠監督の前作「君の名は。」はちょっと異常なレベルの社会的大ヒットとなり、これを受けての次作は、否が応でも注目を集めることは必至で、それは「独善的」なこのアニメーション監督の作風にいい意味でも悪い意味でも影響を与えるだろうと思えた。
案の定、公開前からちょっと節操がないくらいの企業タイアップの乱れ打ちが目立ち、注目度と製作資金の潤沢さを感じる反面、あらゆるしがらみに覆われた相当に自由の利かない映画製作になったのではないかと危惧していた。

酷評も辞さない構えで鑑賞に至ったのだけれど、その危惧は全くの杞憂だった。
善し悪しはまず別としても、そこで繰り広げられたのは、前作以上、いや過去作のどれよりも“独善的”で“独りよがり”な新海誠監督の「セカイ観」全開の映画世界だった。
危惧された不自由さはむしろ皆無だったと言っていい。美しすぎる精巧なアニメーションは無論健在だが、その美しさと表裏一体の生々しくリアルな描写が観る者の心情をじわじわと抉ってくる。
現実の具体的な企業名や商品名が作中の至るところで映し出され、「現実感」を効果的に演出していた。そう、節操なく思われた企業タイアップだったが、監督と製作陣はそれを最大限に活かし、アニメ世界の重要なファクターとして表現してみせている。

タイトル「天気の子」が表すとおり、この国のあらゆる「天気」を表現したアニメーションはあまりにも美しく、それだけでこの映画の価値は揺るがないとすら思える。
しかし、この映画で表された美しさは、いびつで残酷だ。
主人公の少年少女たちは、この美しい世界の“底”で、文字通りに生命をすり減らしながら、喜びと希望を見出そうと奔走する。
それは決して安直な綺麗事ではなく、心身ともに追い詰めされた彼らがギリギリのところで保とうとした生きる「意味」だった。

この映画が描き出したストーリーテリング、そして主人公たちの帰着に対して、受け入れられない人は多いだろう。
彼らの「選択」は極めて破滅的な行為であることは間違いなく、想像よりもずっとカオスで狂気的な映画である。

セカイの“しくみ”も“理り”も関係ない。
彼らは、あまりにも無責任に、あまりにも独善的に、そして「確信」をもって、「大丈夫だ」と言い切る。
ならば、それがすべてだ。
世紀の“わがまま”を押し通す、若い生命の猛々しさと瑞々しさ、最高密度の「青臭さ」に、少なくとも僕は、涙が止まらなかった。

梅雨明けのタイミングで観に行って、なんと“梅雨明けしない”顛末には面食らったが、今、この国の夏に観なければ、あまりに勿体ない映画だ。
鉄腕麗人さん [映画館(邦画)] 9点(2019-07-26 23:22:01)(良:2票)
30.劇場公開時、評判を知ろうとレビューを軽くみると「恐ろしいほどのセカイ系」とのレビューが多数。
あぁ新海、今回は自分の趣味全開でやらせてもらえたのね…と思いつつどストレートなセカイ系はさすばにちょっと…と思い(&声優じゃない有名俳優女優のキャステイングも気にくわなかったので)劇場に脚を運ばなかったわけですが、今回地上波放送との事で視聴。

後半、覚悟していたその想像を上回るほどのど直球なセカイ系っぷりにはちょっとびっくりで、逆にここまでセカイ系だといっそ清々しい…と感心するレベル。
普通に評価すれば6点とかなんでしょうが、いまどき「セカイの命運より君一人が大事」というセカイ系特有の青臭いテーマをどストレートに描く姿勢はわりと嫌いじゃないのでプラス1点です。
とはいえ映画の出来としては「君の名は」には遠く及びません。
同じセカイ系であっても、一般の人が観る劇場映画なんだからあれくらいうまくそれを隠してほしいのですよ、えぇ。

あとは映画について細かい事をちょこちょこ書くと…
まず前作よりさらに具体的に描かれる細かなリアル東京の姿には感動しました。
描かれる街があまりに具体的なので東京の地理に明るいかどうか…で受ける印象がだいぶ変わってくるのではないでしょうか?

たとえば、冒頭の病院のシーン、彼女が新宿南口のあの病院から小田急の踏切を渡って代々木のビルに行くシーンわけですが、あのシーンで実際に「この踏切閉まると長いんだよな」とか「ここ右まがったひつじ屋おいしいんだよな」なんて事が頭に浮かぶかどうかでだいぶ映画の印象変わるんじゃないかな、と。
そう思うくらい具体的なややマニアックな新宿池袋田端近辺の街が描かれていて、個人的には好きでした。東京好きなんで。

あとどうしても言いたい日本の劇場アニメでよくある「興業のために声優を使わない事」に関しての問題です。
個人的には「キャスティングが嫌だからアニメ映画を観にいかない」人もいる事を制作会社には強く訴えたいのです。

平泉はネタとして割り切るとしても、本田翼はかなり残念。小栗の役は「これが平田だったら…」といちいち思わせてくれるし、じゃぁジブリのように声優嫌いなのかというと、花澤綾音というオタ向きな声優いじりして遊んでくるし、もうどうしたいのよ?と。
主要キャストについては知名度の高い俳優を使えという製作会社の意向なんでしょうが、こういうのはほんとーにやめていただきたい。

そんな中、主演の二人の演技はなかなかよかったと思います。
特に昨今売れてる森七については、今後普通に声優の仕事普通にやってけるよなぁ、と感心するほど。
まぁ主役の声がひどいと例えばプロメアみたいに「観てらんない」ような事態に陥る可能性が多分にあるわけで、そこはさすがに配慮したんでしょうけどね。
あばれて万歳さん [地上波(邦画)] 7点(2021-01-04 02:45:06)(良:1票)
29.映画館で観たときは消化不良に終わったが、
自宅での再視聴でその良さに気付いた。
子どもから大人になる過程で誰もが経験する
理性と感情のアンバランスの中にだけ存在できる
「かけがいのないもの」が見事に映像化されている。
煮タマゴさん [インターネット(邦画)] 8点(2020-06-08 01:34:06)(良:1票)
28.公開開始時には何も言ってなかった小学生の息子が今頃になって「見たい」と言い出したので、一緒に見に行ったのですが(むしろ当初興味を示していた娘は欠席)、映画が始まってみると、劇中に、最近息子が興味津々のオカルト雑誌『ムー』が登場(ホント、血は争えませぬ・・・)。さてはコレが息子の目当てであったかと、映画が終わって彼を問い詰めると「いや、まさか『ムー』が出てくるなんて、知らんかってん」とのこと。それだけならまだしも、続けて彼が言うには「でも、『君の名は。』にもちょっとだけ『ムー』出てきたで」。ってオイオイ、オマエはいつからそんなムー的都市伝説を語るようになったんだ? ⇒でもこれは事実なんです、ハイ。『君の名は。』にも、床に伏せて置かれた『ムー』誌が、一瞬だけ登場します。息子曰く、「見てたらたまたま見つけた」とのこと。トホホ。
前置き長くなりましたスミマセン。それにしても、前作に続いてまた、心をチクチクと刺すような映画を作ってきますねえ。災害にあうことなく生き続ける者たちは、災害にあって死んいった人々に対し、何ができるのか、同情だけはしつつも結局は忘れ去って日常を送るだけじゃないのか、という問いを前作では突きつけられたように感じたのですが、本作ではさらにストレートに、我々の原罪を糾弾しているかのようです。「今の我々のぬるま湯のような生活は、不公平の上に成り立ってるんじゃないのか、誰かの犠牲の上になりたっているんじゃないのか、それをみんな分かっていながらノホホンと分かってないフリをしてるんじゃないか」という、痛烈な問い。突き刺さるなあ。
作品は例によってスピード感があり、これは、間を省略したような断片的なシーンを積み重ねる構成によるもので、「もうちょっと間をとってじっくり描くシーンも見たいなあ」と感じなくもないんですけどね。でも、このやや軽い語り口であっても、登場人物たちを印象的に描くことでちゃんと物語を盛り上げていくし、クライマックスの主人公が走るシーンへと繋がっていくのが、いいんですねえ。ここはあくまで、走り「続ける」。その姿の持つ魅力。
舞台となっているのが、雨が降り続く東京の街。異常気象ってのは、騒ぎすぎるのもどうかと思いつつもやはり、我々にとって昨今の大きな不安となっていることは事実。その中で、雨、水、といったものがアニメーションの中で巧みに取り入れられていて(「風」はあまり出てこない作品ですが)、印象に残ります。その雨の中のネオンサイン、あるいは雲が切れて太陽が顔を出す、光の描写もまた印象的。一方、日が差さない「暗さ」をアニメでどう描くか、ってのは、少し難しいところがありますねえ。
鱗歌さん [映画館(邦画)] 9点(2019-09-28 00:25:51)(良:1票)
27.夏休みということで、小学高学年の娘と二人で観に行きました(特に監督や作品のファンというわけではありません)
見終わった後、妙な違和感が・・・
違和感の理由として、この作品は完全な恋愛映画で、もっと深い部分での感動を期待していた自分としては「ちょっと違うな」という感情が
その理由だと考えられます。
自分たち世代でいえばアニメといえば「ラピュタ」「ナウシカ」「もののけ姫」など作品の裏に隠された強いメッセージ性を映画に期待していたので、「天気の子」というタイトルから、異常気象による自然災害など、もっと深い所でのメッセージを感じたかったのですが・・・完全な恋愛映画です。
まぁ映像は綺麗でしたし、恋愛ものとして割り切って鑑賞すればそんなに悪くない作品ではないでしょう。
N.Y.L.Lさん [映画館(邦画)] 3点(2019-07-31 20:14:36)(良:1票)
26.つまらなくはない。
途中、ちょっと泣けたし。
ただねえ、印象は「君の名は。の縮小再生産だなあ」。
特に、「君の名は。」同様、エピローグが結構長いんだけど、そこで結構マイナス点。
この終わり方は、あまりいい気分じゃない。
主人公の最後のセリフに、自分は「そうかなあ?」と思ってしまった。
まかださん [映画館(邦画)] 7点(2019-07-19 22:39:55)(良:1票)
25.和製ではあるが、これがアメリカンニューシネマ最新作!

この映画が気に入った人は、「老人喰い」を読もう!!
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おら、はじめちゃんさん [DVD(邦画)] 10点(2023-04-24 02:48:08)
24.最後まで一生懸命見たけど、何これっ?て感じ。Netflixだったからいいけど、お金払って劇場で見たらかなり後悔したと思う。設定がぶっ飛び過ぎているし、登場人物の行動が何もかもおかしい。
チョコレクターさん [インターネット(邦画)] 5点(2022-12-04 23:22:34)
23.かなりぶっ飛んだ展開になってて、あんな展開、結末でハッピーエンドだねーは・・ないでしょ

「君の名は」と比較するまでもないレベル。
ラスウェルさん [ブルーレイ(邦画)] 5点(2021-06-28 02:36:37)
22.映像の綺麗さだけで見る価値がありますね。
思春期を思い出させる丁寧な映画だと思います。
東京ロッキーさん [インターネット(邦画)] 7点(2021-03-13 15:12:25)
21.絵がきれいですね。ストーリーはあまり起伏なく、個人的には盛り上がらなかった。しかし、どうもアニメの声が空々しくて心に響かない。
代書屋さん [地上波(邦画)] 6点(2021-02-14 15:47:25)
20.かなり粗っぽいストーリーですが、都内の背景画とマッチしていていい感じでした。
ただ今の社会規範や人物描写に作者のメッセージを無理矢理ねじ込んでいるようでちょっと違和感が残ります。単に自分の感性とのギャップなんでしょうが。
ProPaceさん [地上波(邦画)] 6点(2021-01-24 11:40:06)
19.うーん。ちょっと何が言いたいのか分からなかった。窓開けるまで浸水してないとかありえない描写も乗れない原因。
一番疑問なのはストーリーは突拍子もないのに、アニメ自体はリアル感を出していること。そのギャップを楽しめってこと? 写真をトレースしたほうが楽だからって理由だったら、しょうもない。リアルに寄ったアニメはAIが簡単に侵食できるエリアで、将来性がない。
くろゆりさん [地上波(邦画)] 5点(2021-01-09 16:02:43)
18.よくよく考えてみると、いろいろこじんまりとした映画だった。
所々ここが感動ポイントですよ!って教えてくれる歌の挿入が癇に障る。
misoさん [地上波(邦画)] 5点(2021-01-07 23:21:20)
17.上京少年の東京コンプレックスってこういうものなんだなという印象。東京の雰囲気はよく描けていたと思うが(千駄ヶ谷駅ホームから見える首都高が特によかった)、電線の描写が多いのが気になった。長野から出てきた製作者にはそこが引っかかったという事か。素人声優は概ねよかった。特に本田翼はEテレの『Q~こどものための哲学』で声優としての才能に注目していたので、本作での全く違う声色には驚いた。内容的には『君の名は。』と比較するとスケールダウンしたようにも思えるが、舞台を23区に限定して映像と音楽で押し切るスタイルにはスピードとパワーを感じるし、「自己犠牲」なんてクソくらえ(自分さえよければいい)という開き直りは現代的な感覚を表しているのかもしれないと感じた。まあ、自分が死んだら「セカイは終わる」と言えなくもないからね。
東京50km圏道路地図さん [地上波(邦画)] 6点(2021-01-05 11:40:28)
16.設定は悪くない(凄く好き、では無い)し、絵はもちろん美しい。でも、この主人公に感情移入は全く出来ない、いやむしろ何かちょっと嫌いな印象。
後味もいいとは思えないし、自分の感覚とは合わない、ということだろうと実感した映画。
simpleさん [地上波(邦画)] 4点(2021-01-03 23:09:44)
15.まあ、娯楽作として面白かったです。
アニメはあんまり観ないので自分の趣味じゃないけど。
「君の名は」を観た時と同じで、世間の評判ほどじゃないかな、と。
要所要所で入ってくる音楽にあざとさを感じる。
愛野弾丸さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-10-25 18:46:12)
14.美しい映像に圧倒される、大人の俳優たちの声優ぶりもよかったです。
「君の名は」とのキャラクターリンクを見つけるのも楽しみの一つかもしれません。
HRM36さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-10-17 09:05:57)
13.クサイ!青春クサイ!そして中二病的! でもそれがいい。新海作品らしい映像美とこのクサさ。やっぱ好きです。
ひたむきでまっすぐで、ベタなストーリなんだけど、心を洗われるような気がします。
エンターテインメントってやっぱこうじゃなくちゃ、まっすぐ愚直に青春!
Keytusさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2020-10-17 01:58:51)
12.ひなが消えるあたりから後半退屈になる。いまいちストーリーに入っていけない。
新海ワールド、「君の名は」より完成度はだいぶ劣るかな。
夏美は中々のいい女だった。
とれびやんさん [DVD(邦画)] 6点(2020-09-06 23:22:10)
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【点数情報】

Review人数 82人
平均点数 6.46点
000.00%
100.00%
211.22%
333.66%
467.32%
51315.85%
62631.71%
7910.98%
81012.20%
9910.98%
1056.10%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review6人
2 ストーリー評価 5.90点 Review11人
3 鑑賞後の後味 6.90点 Review10人
4 音楽評価 6.30点 Review10人
5 感泣評価 5.80点 Review10人
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