青春の蹉跌のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 セ行
 > 青春の蹉跌の口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

青春の蹉跌

[セイシュンノサテツ]
1974年上映時間:85分
平均点:6.15 / 10(Review 20人) (点数分布表示)
ドラマスポーツもの青春もの小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2021-05-04)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督神代辰巳
キャスト萩原健一(男優)江藤賢一郎
桃井かおり(女優)大橋登美子
檀ふみ(女優)田中康子
河原崎建三(男優)三宅浩一
赤座美代子(女優)北条今日子
荒木道子(女優)江藤悦子
高橋昌也〔男優・1930年生〕(男優)田中栄介
森本レオ(男優)小野清二郎
渥美国泰(男優)安部教授
芹明香(女優)シンナーの少女
下川辰平(男優)部長刑事
上月左知子(女優)田中君子
中島久之(男優)山本
加藤和夫【俳優】(男優)刑事
久米明(男優)産婦人科医
原作石川達三「青春の蹉跌」
脚本長谷川和彦
音楽井上堯之
撮影姫田真佐久
製作東京映画
配給東宝
美術育野重一
編集山地早智子
ネタバレは非表示中です(ネタバレを表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
13.ショーケンのキャラの見せ方が神代監督的というか。物語に沿ってキャラが確立してゆくのではなく物語から独立した台詞や心の声によってキャラが語られてゆく。遺作『棒の哀しみ』はより顕著だったけど、主人公の台詞が最も雄弁に語っているのは主人公のキャラクターそのものなのだ。そのあたりは独特で面白いのだが、これについてはどうも作品を被う初期ゴダールへの目配せが他の作品よりも色濃いせいでいちいち鼻についてしまった。手持ちカメラで捉えられる青春劇といい、歩行者天国でのゲリラ撮影(?)といい、喫茶店の長回しといい、政治的背景をちらつかせたりといい、せっかくの神代色が安っぽい模倣で台無しにされたように感じた。見直せばまた評価が変わるかもしれないけど、とりあえず見た当時の点数で。
R&Aさん [ビデオ(邦画)] 4点(2011-02-17 15:13:52)(良:1票)
12. 原作は昔読みました。もう内容も覚えていませんが、読んだ当時はもう少し内容に共感できたような気がします。今、この映画を見ても、全く共感できないのは、時代のせいなのですかね。
海牛大夫さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2011-02-12 16:29:12)
11.1974年の青春映画。確かこの年か前年に中東戦争が起こって石油危機が叫ばれ、高度成長に終止符が打たれた。戦後から青春映画と云うと、健全な上昇志向や内面の葛藤を扱ったもの主流だったはずで、こんな「だるい」映画は斬新だったと思える。豊かでもないが貧困でもない世の中と、経済成長の終焉がもたらした空気感が「だるさ」なのでしょう。その後、この種の「だるさ」は日本社会を捉える際の常識的な側面のひとつになって行く。その意味で、桃井かおりが発散する「だるさ」は、そのままこの映画のテーマだ。蹉跌とは辞書によると「つまずくこと。失敗し行きづまること。挫折」とある。この主人公は何かに挫折したのか? 学園紛争の時期と被ってるし、その類いの先輩もいたが、さほど気合を入れて活動していたように見えない。必死に何かをやっていた姿がもう少し描写されれば、タイトルらしい映画になったと思えるが、自分の見立てはただのナマケモノだ。目の前にあることに背を向けた「えんやーとっとぉー」は解り易い心の声で面白かった。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-07-25 23:18:12)(良:1票)
10.この作品は2年前にテレビで観ました。いまや冴えないおっさんと成り下がった、あの「反逆児のカリスマ」ことショーケンが輝いていたとされる時代の主演作。「えんやーとっと、えんやーとっと・・・まつしーまー・・・」というあのショーケンの歌声を聞いた瞬間、不覚にも笑ってしまいました。(斉太郎節というのですね) 鑑賞後に、なぜこんな歌をショーケンに歌わせるのかなぁ~とか、この作品におけるこの歌の意味は?などといった疑問を持たずにはおれなかった青二才です。たぶんアレは、ショーケンの無関心、無気力さみたいなものを表現しているのかと感じたのですが・・・。あとホコ天で「100円でええねん・・・」と見知らぬ人にしがみつく女性にも笑ってしまいましたが。あの人はシンナー中毒だったんですね。繰り返して観るほどの思い入れはこの作品にはありませんが、あの場面だけは機会があればもう一度見てみたいものです。74年には学生運動も下火になっていたそうですが、この時代を知らない私にとっては、あらゆる場面が新鮮に感じられる映画でした。ショーケンよりもむしろ脇役の桃井かおりの演技が光ってみえましたね~。あの独特の台詞回しがたまらんかったとです。いろいろと楽しめた作品でしたけど、あのラストには少しがっかりしました。ラストや「えんやーとっと」はともかく、頑張っていたあのシンナー中毒の女に1点追加して5点献上。
☆Tiffany☆さん [地上波(邦画)] 5点(2007-08-19 08:14:05)(良:1票)
9.原作とは異なりますが、映画としてよくまとめてあると思います(原作、面白いです!)。脚本は後に「太陽を盗んだ男」を監督する長谷川和彦です。才能があったのに、のちに麻雀の世界に入るとは思いませんでした。本作のラストシーンにはいささか疑問を感じましたが、非常に面白く見ました。 桃井かおり、いい女です。
ジャッカルの目さん [映画館(邦画)] 7点(2007-01-17 01:25:13)
8.この70年代の薫りがたまんなくイイんですけどねえ。野心に燃え、学生運動もアメフトも捨て、司法試験を目指す学生が中絶を勧め、やがて殺人者となる矛盾。全ては上手くいく筈だったのだが、思うように行かない人生。若さゆえの浅はかさ、焦燥感がいい感じです。ただ桃井かおりはチョッと違うよなあ、秋吉久美子なんかの方が似合った気がします。
亜流派 十五郎さん 7点(2005-03-28 23:55:38)
7.ん~・・俺の年齢からだと、時代を感じすぎたのと、全く共感できなかったのとで=古臭くてつまらないという印象を受けた。
A.O.Dさん 3点(2005-02-08 00:54:28)
6.時代を感じた。
じふぶきさん 4点(2004-08-02 10:44:29)
5.黄金コンビであった二人は、原作から換骨奪胎して、まったく新しい青春映画をつくりあげたと思います。パチパチパチ~。ところで、なるせ君、みでじゃ君なら、ア●ゾンとかいう遠い密林のような名前のところへ行っちゃったから、もうたぶんここには帰ってこないと思うよ。もし会いたかったら、自分からア●ゾンに探しに行ってみたら? 
おばちゃんさん 8点(2004-07-05 01:10:58)
4.何か、一度観たら心にこびりつく映画だよねえ。情けないけど、なんかカッコ良いっていうかさ。”日本の「アメリカン・ニューシネマ」ここに誕生なり”↓って、ホントにそうですよねえ、みでじゃさん! 03/12/13追記:あれ?みでじゃさんがいなくなってる!どこにいっちゃたんだろう?「お~い、みでじゃさ~ん、帰っておいでよ~。また、あの懐かしの映画館の話が聞きたいよ~(涙)」
なるせたろうさん 9点(2003-09-27 15:21:52)
3.当時、江古田文化という3本立ての映画館で「赤い鳥、逃げた?」と「化石の森」と3本を友達と3人で見ました。A子さんは「赤い鳥・・・」、B子さんは「化石の森」、私は「青春の蹉跌」がいいと討論になりました。あまりよく覚えてませんが、ショーケンの投げやりさと「えんや~とっと・・・」という口癖を思い出します。これって神代監督でしたよね。
パキサンさん 9点(2003-08-09 00:34:28)
2.なにしろかなり昔、リアルタイムで一度見たきりだから細かな所は消えている。グループサウンズ時代のアイドルを卒業し、役者としてその存在感で注目されるようになった萩原健一が、かなり強烈な印象を残している。桃井かおりもしかり、この頃の作品を見ると、この時代の雰囲気を感じることができるような気がする。
キリコさん 7点(2003-06-21 17:00:31)
1.僕の頭が悪いんでしょうか・・・。イマイチつかめませんでした。もちろんショーケンのカッコ良さは抜群ですけどね。大学紛争の時代を知らないとついていけないのかな?
こーじさん 5点(2003-05-26 17:43:14)
別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 20人
平均点数 6.15点
000.00%
100.00%
200.00%
315.00%
4315.00%
5525.00%
6210.00%
7525.00%
815.00%
9210.00%
1015.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.33点 Review3人
2 ストーリー評価 7.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review4人
4 音楽評価 7.66点 Review3人
5 感泣評価 7.50点 Review2人
chart

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS