14.《ネタバレ》 すごく不思議な話。チャンスの正体がいつばれるんだろうと冷や冷やしながら見ていたが、最後まで見終わると、正体がばれるばれないが問題の映画ではないとわかった。チャンスはこれからどうなるのか、チャンスは本当は何者なのか、そんなことを考える映画でもない。この映画がすべて。それ以上でもそれ以下でもない。でも正直、よく意味がわからなかった。また、チャンスは人間っぽくないなと思って見ていたのですが、最後のほうでチャンシー・ガーデナーでなく庭師のチャンスであることを医師に指摘されたときに、ちょっと戸惑ったような表情を見せたときだけ、人間に見えた。何であそこはああいう戸惑った演技をしたのだろう。 【チョコレクター】さん [地上波(字幕)] 6点(2015-11-27 13:43:12) |
13.《ネタバレ》 見始めて暫くすると、んっ主人公は知的障害者?となるが、庭師の言葉にいつまでも周りがかみ合うのを見続けているとコメディというよりファンタジーを意識するようになる。ラストの水上歩行シーンでさらにそれが高まる。ピーター・セラーズの最期の演技に+1。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-10-26 15:13:59) |
12.《ネタバレ》 原題は「そこにいるだけ」って意味なのかな。確かにその通りで、チャンスは嘘は言っていない。周りが勝手に騒いでいるだけという作り方です。本作は極端な例だけど、世の中、多かれ少なかれこんなことはある。人の社会的評価は本人では無く周囲にいる他者がするものだから。そして、日常的な評価軸から離れた人は正当に評価されにくいことも表現しています。普通は評価を下げられることがほとんどで、チャンスのように上がり続けることはありませんが。でも、本作は痛快という類いの作品では無かったです。笑うシーンはたくさんあるけど、もし本当に大統領候補になれば素性がバレる時が来る。失望し悲嘆する人が少なからずいる。それを想像すると、ちょっと暗い気分になりました。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-08-18 17:23:35) (良:1票) |
11.ピーター・セラーズはこの翌年亡くなっているんですね。。。 【T橋.COM】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-07-30 21:12:03) |
10.語り口の静けさ、淡々とした展開、やや長過ぎると感じてしまうもののピーター・セラーズの演技の上手さでそれを何とか補うだけのものを感じさせるのには流石は名優の名優たる所である。個人的にはシリアスなピーター・セラーズも好きだけど、ドタバタしている。動いて笑わせるピーター・セラーズの方にこそ魅力を感じるという意味で不満の残る作品です。それにてもテレビの観過ぎなのもだけど、ころころチャンネル変えすぎです。まるで落ち着きのないガキみたいです。全体的にシリアスな感じの笑いという意味での物足りなさを感じつつ、それなりに楽しめたので一応、6点は付けたいと思うけど、何度も言うようにドタバタ喜劇的な、しゃべりで思い切り笑わせて欲しかった。 【青観】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-02-11 11:22:47) |
9.《ネタバレ》 ほんとはこれって、もっとコメディ色の濃い作品になるはずだったんじゃないだろうか?いくつか、明らかにここは笑わせるポイントだろうと思しき箇所があるのですが、全体のトーンがとても静かで一様に淡々と進んでいくため、妙な教訓臭が漂ってしまっているのです。我々もこのチャンスのあり方に学ばなければならない、みたいな感じで。それだと、作中でチャンスの一言をありがたがっていた人たちと同じになってしまいます。あと、家を出た後に庭師としての主人公を感じられる部分が(言葉以外で)ほとんどないのが残念。それまでの人生の重みにリアリティを欠く結果となっています。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-05-05 02:41:45) (良:1票) |
8.面白かったけど、庭師の友人に観せたら怒りそう。 【アキラ】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-09-18 02:38:57) |
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【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-05-20 17:28:26) (笑:1票) |
《改行表示》6.チャンスというなかなか難しいキャラクターの男をセラーズはほぼ完璧に演じてましたね。中盤以降から彼がやたらセクシーだって台詞が出てくるんだけど、欲求不満の有閑 夫人シャーリー・マクレーンならいざ知らず、他の人にとってはチャンスは謎めいた初老の男性というだけで「セクシー」という範疇には当てはまらないと思うんだけどなあ。「日米間におけるセクシーの在り方」とはいかに!? 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-12-12 11:05:41) |
5.かなり前に観たなぁ、すごく静かな映画でした。本当にとても皮肉で滑稽なのよね。ガーディナーが苗字になっちゃうなんてねぇ。でもまわりがみんないい人たちでしたね、それが救いかな。ラストが不思議だった。 【envy】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-12-12 01:36:13) |
4.果たして本作のピーター・セラーズをして「熱演」と呼べるかどうか(むしろ部屋中を七転八倒してマスターベーションしてみせるシャーリー・マクレーンが大熱演だったと思う)。「純なる者は善である」という前提に立てば、チャンスは聖人なのかも知れませんが、セラーズが演じていたのは愚者でも善人でも聖者でもなく、「無」だったんだと私は思う(「ライフ・イズ・コメディ ! ピーター・セラーズの愛し方」の中で、セラーズ本人がそう言ってたから、この解釈は正しい筈)。純度の究極は無であり、それは善にも悪にも染まらない。また、無にはブラックホールの様に強大で無限の吸引力がある。本作での彼の演技は、その「無」のパワーを自然に表現した「演技を超えた演技」とでも評すべきものかもしれません。そういうことで、6点献上。 【sayzin】さん 6点(2005-01-28 00:04:35) |
3.最初観た時は、コメディと判明するのに時間を要しました。作品から溢れ出る質の高さのせいだと思います。ただ、可笑しいんだけど笑えない雰囲気が私には合わないようです。黒人のお手伝いさんが「白人なら誰でもいいのか」というセリフがあったけど、差別問題は黒人の過剰な被害妄想にも原因があると言っているようであまり気持ち良くなかった。そう思うのは私の偏見なのだろうか?それとも、ただの政治批判だったのか?シャーリー・マクレーンはおばさんになってもかわゆい。 【R&A】さん 6点(2004-03-15 12:23:37) |
2.実に久しぶり(20年ぶり)に見ました。ナンセンスなコメディなのだが、ピーター・セラーズが演ずると、なんか深いものを感じさせる作品に仕上がっている。上手いもんですね。女の人はシャーリーマクレーンだったのか・・・。 【ぴよっち】さん 6点(2003-11-24 22:51:47) |
1.静かなコメディとでも言うのだろうか、淡々としていながら何とも味わい深い作品。それに一役買っているのが、チャンスおじさん演じるピーター・セラーズ。童心をもち、憎めない人柄を見事演じきっている。サクセス・ストーリ?でもなさそうだが、政治家を皮肉った作りは風刺が効いていて面白い。そして、最後の湖上を歩くシーンはいろいろ解釈できそうな意味深な名シーン。残念ながらチャンスおじさんに関する謎の部分が多すぎて、いまいち感情移入出来ずこの点数だが、不思議な雰囲気をはなつ作品だ。 【ゆたKING】さん 6点(2003-05-04 23:26:12) |