白い肌の異常な夜のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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白い肌の異常な夜

[シロイハダノイジョウナヨル]
The Beguiled
1971年上映時間:105分
平均点:5.96 / 10(Review 49人) (点数分布表示)
公開開始日(1971-12-04)
ドラマサスペンス戦争もの学園もの小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-04-07)【イニシャルK】さん
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監督ドン・シーゲル(ドナルド・シーゲル名義)
演出バディ・ヴァン・ホーン(スタント・コーディネーター)(ノンクレジット)
キャストクリント・イーストウッド(男優)ジョン・マクバニー
ジェラルディン・ペイジ(女優)マーサ
エリザベス・ハートマン(女優)エドウィナ
パトリシア・マティック(女優)ジェニー
マット・クラーク(男優)スクロギンス
パトリック・カリトン(男優)マイルズ・ファーンズワース
バディ・ヴァン・ホーン(男優)兵士
ヴィクター・イジー(男優)運転手(ノンクレジット)
山田康雄ジョン・マクバニー(日本語吹き替え版【日本テレビ/テレビ東京】)
文野朋子マーサ(日本語吹き替え版【日本テレビ/テレビ東京】)
宇津宮雅代エドウィナ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
麻上洋子キャロル(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
鵜飼るみ子エミー(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
細井重之南軍の男(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
若本紀昭スクロギンス(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
金内喜久夫(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
小山茉美キャロル(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
横尾まりドリス(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
沢田敏子ハリー(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
渕崎ゆり子エミー(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
三好由里子ジャニー(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
塚田正昭サム・ジェファーソン(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
飯塚昭三南軍の男(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
大塚芳忠スクロギンス(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
多田野曜平ジョン・マクバニー(日本語吹き替え版【イマジカBS】)
木下紗華エドウィナ(日本語吹き替え版【イマジカBS】)
坂本真綾キャロル(日本語吹き替え版【イマジカBS】)
津村まことエミー(日本語吹き替え版【イマジカBS】)
脚本A・モルツ(ジョン・B・シェリー名義)
音楽ラロ・シフリン
撮影ブルース・サーティース
製作ドン・シーゲル(ドナルド・シーゲル名義)
製作総指揮ジェニングス・ラング
クリント・イーストウッド(ノンクレジット)
配給CIC
美術アレクサンダー・ゴリッツェン(美術監督)
テッド・ハワース(プロダクション・デザイン)
編集カール・ピンジトア
字幕翻訳高瀬鎮夫
スタントバディ・ヴァン・ホーン(ノンクレジット)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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13.《ネタバレ》  南部で北軍兵が負傷し、女だけの女学院に運ばれ、女たちはハンサムな男に興味津々、男は保身のため女たちの気を引こうとして、5人の女性といい関係になる。  マーサ校長はクソ真面目な人だが、兄と不適切な関係を持ち、彼の殺害に関与した疑いがある。マクビーが夜這いに来るのではと胸をときめかせるが、キャロルのベッドに行ったため、彼の脚を切断する。  ハリーは奴隷ではないのに校長に忠実で、自由になれるのに出て行かないのは、校長に密かな借りがあるのだろう。  エドウィナ先生は貞淑を絵に描いたような人で、校長に経営者にならないかと持ちかけられ喜ぶが、マクビーがキャロルと関係すると彼を突き飛ばし、Bワードで罵る。だが数日後には彼と初体験して、ともに出て行くと宣言する。  キャロルは、マクビーがエドウィナ先生とキスするのを見て嫉妬し、彼を南軍に引き渡そうとする。あとになって「今でも愛している」と言い、彼の頼みで部屋の鍵を開けるが、彼が暴君になるととたんに「脅された」と嘘を言う。  エイミーは12歳なのに、マクビーがキャロルのベッドに入ったことに嫉妬し、ペットの亀を殺されて逆上する。  一同が食堂に集まるシーンでは、脚を切断されたマクビーが探偵のように全員の心理状態を説明し、偽善を告発して溜飲を下げるが、全員を性奴隷にすると宣言したことで、全員の支持を失い、ラストの悲劇に至る。「最後の晩餐」のシーンでは、エドウィナ以外の全員が毒キノコだと知りながら、誰も教えない。  作者が言いたかったことは、女たちは女だけの世界で長い間男を知らず、男は南軍に引き渡される恐怖があり、特殊な状況ゆえに破綻してしまう悲劇だったのだろう。だが脚本が下手なせいか、本作では登場人物がその都度「なんでそうなるの」という不可解な行動を取る。マクビーもあまりにやり過ぎなので、殺されても当然にしか見えない。気持ちのすれ違いが原因で、女たちは殺人加害者へ、男は殺人被害者へという悲劇の結末に至るつもりが、喜劇にしか見えてこない。邦題では、原題にない「異常な」という言葉が挿入されているが、登場人物はみな異常にしか見えず、全く共感できないという点において珍しいカルトムービーだ。内心がいちいち音声化されるという技法も「異常」であり、ソフィア・コッポラ監督のリメイク版を除けば、類似設定の作品がほかにないという意味でも、記念碑的珍作といえよう。  マクビーが来たら雌鶏が卵を産んだのは、女性の発情を暗示している。無力で女たちに運び入れられたマクビーが、最後に無力で女たちに運び出されるシーンも、暴力的な性を発露した校長の兄の末路を暗示している。
高橋幸二さん [地上波(字幕)] 7点(2020-05-12 13:14:27)
12.《ネタバレ》 学校内の主要な登場人物に主人公が次々にモテまくる都合の良い展開が楽しい。イーストウッドのハードボイルドぶりとやってることの品性下劣さとが微妙に整合していないのも楽しい。女性同士のドロドロネチネチはもう少しいろいろあるのかと思っていましたが、あくまでも主眼は主人公の徹底したアホさですね。それが舞台設定の閉塞性によってなぜか一応完結しているという、不思議な作品。
Oliasさん [DVD(字幕)] 7点(2020-02-21 00:13:23)
11.《ネタバレ》 女学院に担ぎ込まれたのは戦争で死にかけた一兵。女の園に傷ついた男が一人。よく見ると、ちょっぴりイイ男。何だかソワソワざわざわしちゃうアタシたち。女ばっかで、ちょっと元気になったら精力ムンムン、ハーレムでウハウハのおいら。獣と化したおいら、罰として足んよをチョッキン、毒入りキノコでお逝き。最後まで目が離せねえ良作。
獅子-平常心さん [DVD(字幕)] 7点(2019-10-20 23:02:01)
10.《ネタバレ》 南北戦争時代、まるで桃源郷のような女学園へと迷い込んだ北軍兵士の男のそのハーレム生活と破滅を濃厚に描いたサスペンス・ドラマ。ソフィア・コッポラのリメイク版がなかなか良かったので、オリジナルである本作もこの度鑑賞してみました。いやー、噂に違わぬ変な映画でしたね、これ。12歳のいたいけな少女から年増の園長先生まで、まさに男の妄想全開のハーレム状態。え、これって原作はフランス書院か何かですか(笑)。というか、主人公はじめ登場人物全員がおかしな行動を取り続けるので、最後まで居心地が悪いったらありゃしない。特に脚を切り落とすシーンなんて、「え、なんでそーなるの?」って感じでした。そして目覚めた男は居直って堂々の「お前ら全員俺の女だ。いつでも好きな時に抱く」宣言。なんでやねん!挙句、最後は何故かみんな仲直りして一緒にディナー……と思ったら、12歳の女の子による毒キノコであえなく昇天。おのれのキノコのツケはキノコで清算ってことですか…。いったいコレ、ほんとに何を描きたかったんでしょうね(笑)。ソフィア・コッポラのリメイク版は、女性たち目線でストーリーを語り直すことによって全く不自然さを感じさせなかったのはさすがでした。若かりし日のクリント・イーストウッドが何故か出ているこの珍品、興味のある方はぜひどうぞ。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 7点(2019-09-24 20:03:43)(良:1票)
9.《ネタバレ》 いやーーー恐ろしい・・・女の嫉妬心の異常ななれの果ては、裏切った男への復讐へと変わっていく様をするどく描いていますね。そして、その対象がクリント・イーストウッドということがスゴイ。まさかキノコで殺されるとは・・・この人が殺されるシーン初めて観ました(どうも本作だけみたいですね、すんごく貴重ダ) 確かに本作のイーストウッドはカッコイイ。そりゃー閉鎖的な女学校の子達、というか先生方か、、もメロメロにそりゃなるわ。しかしいいことばかりは続きませんな。。まさに因果応報(ちがうかな?(苦笑)) 人生の教訓にしたいとオモイマス
Kanameさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-12-29 00:49:42)
8.男女の本質を描いてる映画。男は女を抱く為なら平気で嘘を付く。女は嫉妬するととんでもない行為に出る。とてもじゃないが気持ちのいい映画とはいえない。しかし、その緊張感や恐怖感はこれ以前、以降のイーストウッド作品には感じられないものがあり、評価せざるを得ないだろう。こういった人間の本能的な部分を上手くかけるドン・シーゲルは素晴らしいし、それを受け継いだイーストウッドの現在の監督業には頭が下がる。
関白宣言さん [DVD(字幕)] 7点(2010-05-29 15:31:13)
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7.《ネタバレ》 なかなか面白い。テレビ放映の吹き替えが作り出す微妙な雰囲気はまた少し違う異世界に連れて行ってくれる。  イーストウッドのイーストウッド像が、いつもの格好良さとは違う憎らしさをまとっている。浅ましさや汚さが文字通りの穢れのような物を象徴する本作では、主人公の主人公然としない行動に説得力を持たせている。この不快感がたまらなく良い。  女たちの嫉妬心を描写するそのイメージが、いちいち固定的観念的で良い。そこに薄汚く歯車を合わせていく主人公が破綻無くスムースに破綻を招くというプロットは愉快ですらあるが、やはり不快なのだ。そこにこの映画の核があるのか。ほんとのところこの映画のどのあたりがどのように面白いのかというのは具体的には言いにくいが、やはり画面上に表れないが存在する感情という部分に惹かれるのだろうと思う。  それとやはりテレビ東京の昼の時間帯に微妙な音質の吹き替えで、くすんだ映像が放送される効果の大きさか。本来この映画の中に存在しなかった、変な実在感が浮き出てくるのである。
黒猫クックさん [地上波(吹替)] 7点(2010-04-03 20:01:44)(良:1票)
6.《ネタバレ》 「恐怖のメロディ」と同様、もてすぎる男性も大変だ。でも、この映画、女にだらしくない、そんなにハンサムでない(ジャックブラックやジョンベルーシーみたいな)男性だったら、どんな展開になったろう?そんな事も考えた。でも、あの園長のお兄さんは殺されたんでしょうか?この園長や黒人の女性に手を出したようなシーンが挿入されてたし、園長がこの男を殺そうと簡単に思いついたのも気になったので、この学園のどこかに死体があるんじゃないかな、と思って観ていたが、そういう場面はなかったですね。
トントさん [DVD(字幕)] 7点(2010-02-18 15:11:11)(良:1票)
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5.《ネタバレ》 意外とよかった。硬派のイメージがあるイーストウッドの色男役が新鮮。  前半は映像といい音楽といい、映画というよりは古い海外ドラマみたいで安っぽかったのだが、なぜかクライマックスでは冷静な演出に。  突出した長所はないけれど、『ミザリー』の亜種のようなストーリーと、南北戦争時代の女学校という珍しい舞台設定が異様な雰囲気を生んでいる。  結末がちょっと安易過ぎる(いくらなんでもあの策略は見破られて当然でしょう)のが残念だったものの、個人的にはけっこう気に入りました。インパクトだけは強烈です。
no oneさん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-01-05 22:01:38)
4.女子高にプレイボーイの男性教師が・・・みたいなことか。で、結局ぶっ壊される。女のダーティーな部分モロダシでかなり湿気っぽいが、個人的にはこんなオブラートに包んでない作りは好き。
モチキチさん 7点(2004-09-06 10:30:12)
3.《ネタバレ》 題名に惹かれて見てみた。なかなか良かった。目が離せない。亀を飼ってた小さい女の子まで殺しに加わっちゃってるあたりが怖かった。女って怖いなぁ・って思った。
仮面の男さん 7点(2004-02-24 01:03:05)
2.優しそうな女性ほど怖いっていう典型ですね。男はやっぱり馬鹿なんだよな。足切られたってわからないんだから(苦笑)。
オオカミさん 7点(2003-11-20 10:45:22)
1.足を切断されたことに気付き、取り乱すイーストウッドの演技が忘れられない。芸術性の高い作品。
ultra soulさん 7点(2003-06-26 22:31:30)
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【点数情報】

Review人数 49人
平均点数 5.96点
000.00%
100.00%
212.04%
312.04%
424.08%
51428.57%
61326.53%
71326.53%
8510.20%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.33点 Review6人
2 ストーリー評価 7.00点 Review6人
3 鑑賞後の後味 6.16点 Review6人
4 音楽評価 6.75点 Review4人
5 感泣評価 4.75点 Review4人
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