120.いい映画だとは思うのですがいまいちはまれなかったのでこの点数。 【あき】さん 6点(2003-06-13 05:37:13) |
119.最高!嫉妬に狂い、老後神父に告白するサリエリの演技、お見事!しかしこの映画を魅力的にしているのは、モーツァルト。トム・ハルス以外に誰がいよう?トム・ハルスはメジャーな作品が少ないせいか、彼=モーツァルト、本物のモーツァルトのようだった。彼の演技がモーツァルトを侮辱したという理由で最優秀主演男優賞をとれなかったことが事実だとすれば悲しいこと。フォアマン監督は場面の切り替えが実に巧みだ。時にセリフで、残像で、音楽で、流れる一本の川の様に不自然さを感じさせない。この映画に限って音楽はモーツァルト。聞きなれた曲も有るのに、映画の為に作られた音楽のように、いや、この映画は音楽のために作られたミュジックビデオの様に画像と絡み合っている。「音楽が主役だ」監督が言うように、一つの音符も変えていないというスタッフのこだわりが見える。臨終近いモーツァルトにサリエリが「君の作品を見逃すものか!君は僕が知ってるオペラ作曲家の中で一番だ。」最後の賛美となった。現実には富も名声も知ることなく死んでいったモーツァルト。「死人に口無し」というが、「死人に耳無し」なのか?。200年経った今でもあなたの音楽が愛されていることが伝わってればいいのに、、。 【汽車ポッポ】さん 10点(2003-06-13 00:22:10) (良:1票) |
118.狂おしい天才の苦悩とその天才に狂う男の苦悩を濃厚に描き出す名作。「天才」という運命に振り回される2人の男の切なすぎる人生を見ると、安易に天才というものに憧れるべきではないということを痛感する。演出、演技、音楽、映像と全体的に非常に完成度が高い傑作だった。 【スマイル・ペコ】さん 9点(2003-06-07 02:02:33) |
117. モーツァルト実際は面白い人だったんですね、本に書いてあった人物像とはずいぶん違っていましたけれど、サリエリが口癖のように言っていた「凡人」という言葉が印象に残っています。 【呂布】さん 10点(2003-06-06 16:37:11) |
116.これはホントいい映画。サリエリの気持ちが痛いほど伝わってくる。またモーツァルトはまさに「天才と狂気は紙一重」というとこを見せてくれた 【タイラー】さん 10点(2003-06-06 11:56:43) |
115.天才を理解するという残酷な才能を与えられた「凡庸」な人間が,その天才性を理解できるがゆえに嫉妬に駆られ狂気におちてゆく.天才ではない自分はサリエリをみているといたたまれない気持ちになる.自分に与えられたささやかな才能に満足し感謝しつつ生きるのか,望んでも得られない完璧な才能を目の当たりにし,自分が持ち得ないものへの渇望を感じながら生きてゆくのか.「将来のために」いま努力をすることが尊いことであるという教育を受けた世代としては,現状を肯定し満足することが進歩をやめてしまうことにつながるという漠然とした不安感がある.この映画をみて何とも言えない不安定な精神状態に毎回陥るのは,与えられたものに満足できないとこうなるよと言われている気がするからだろう.この絢爛たる映像と音楽に彩られた作品は,だからこそ多くの人を魅了しているのだろう.最高の映画の一つです.時代を超えて残る作品でしょう. 【take1】さん 10点(2003-06-04 23:20:59) (良:1票) |
【しゅう】さん 10点(2003-06-02 23:49:01) |
113.フォアマンは人間を描くのがえらく巧い。カッコーの巣の上でも素晴らしいが、リアルに描かれ過ぎていて、繰り返し観るには辛く、悲し過ぎるので、この作品をNo1に選んだ。モーツァルトにある程度興味を持っている方には、この作品のストーリーにはちと無理があると感じられると思うが、そこはフォアマンの力量で、歴史をも変えてしまおうかという勢い。選曲も良く、それが説得力をもたらしている。 【ももんが】さん 10点(2003-05-31 23:49:26) |
112.↓[あや]改め[あやりん]です。いい音楽って、ちょっとアタマオカシイ?て人から生まれるものなのね。私も頭のネジ、何本か抜こうかしらん。 【あやりん】さん 9点(2003-05-21 22:29:15) |
111.やっぱりモーツァルトは天才!!彼の音楽はまさに神の声。音楽が非常に効果的に使われていて、3時間あっという間だった。音楽を勉強する者にとって、大変為になる一本です。 【あや】さん 9点(2003-05-17 14:27:23) |
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110.↓「山本」様のルパン3世に同感です。モーツアルトのイメージって何だろうと思っていたので、これでスッキリしました(笑)。 【フィャニ子】さん 8点(2003-05-14 14:41:17) |
109.サリエリはモーツァルトの天才に嫉妬していたのではありません。「神はモーツァルトを器に選び、私にはその事実を理解する才能を与えた。」モーツァルトの天才はその奇抜な人格もあり存命中はさほど評価されなかった。むしろサリエリが宮廷作曲家としてその才能を認められていた。しかしただサリエリだけが「彼」との絶対的な差を知り、凡人には分からないその天才を誰よりも理解していた。天からのメロディーをただ書き写しただけのような、修正が全くないすべて一発で書かれた「彼」の楽譜を見た瞬間、サリエリはそのすべての旋律を理解できてしまうのだ。サリエリはむしろこの残酷な才能を与えられてしまったことで心を病み最期は廃人同様に、そして「凡人の神」になる。そして「彼」もその狂気の天才ゆえに身を滅ぼす。すさまじい映画です。 【トミー】さん 10点(2003-05-14 03:42:10) (良:1票) |
108.ほんとにこんな人だったかどうかは別として映画としてはけっこう成功してる気がする。 【aaa】さん 8点(2003-05-09 14:55:01) |
107.モーツァルトの音楽が、いかに美しく耽美的なものか、改めて痛感させられた。ルパン三世みたいな、主演もgood! 【山本】さん 9点(2003-05-09 04:36:20) |
106.いや~良かった!なんで今までこの映画を手に取らなかったんだろう?20年ほど前の作品という事も驚いた。私の中での主演男優賞はトム・ハルス!見終わった時に彼演じるモーツァルトが好きになっていた!笑い声が耳から離れない!彼の才能を信じる妻にも感動!あと、すばらしいオペラのシーンなど、1つの映画でたくさん楽しめた。 【オリーブ】さん 10点(2003-05-08 23:42:22) |
105.俺はああいう芸術系とかオペラとか大嫌いだけど、この映画は違った。特に印象に残るシーンは無かったのに三時間も飽きずにみれた。映画を見てこういう感覚は初めて。うまく言えないけど面白かった。 【ガルシア】さん 9点(2003-05-02 22:47:32) |
104.狂人と天才は紙一重といいますが、偉大なモーツァルトが実際はあんな人だったと思うと少し微妙な感じがします。あと、サリエリの気持ちも、何となく分かる気がします |
103.たいていの人がこの映画のサリエリに当たると思うんですよね・・・。努力だけではどうにもならない、持って生まれた天性を目の当たりにして悲しくなるって身に覚えがあります。配役から衣装に至るまで、とてもよかったと思います。 【こまち】さん 8点(2003-04-28 09:56:07) |
102.「嫉妬」という人間の汚い部分を描ききっているところが素晴らしいと思った。どんなに努力しても勝てない相手っているものだ。サリエリに共感せずにはいられなかった。モーツァルトの奇人変人ぶりもなかなか良かった。あの笑い声・・忘れられません。 【稲葉】さん 10点(2003-04-28 01:17:38) |
101.これは本当に大した映画だ。最初憎らしかったあのアハハという笑いが最後は悲しくて。 【コルソ】さん 10点(2003-04-27 09:59:05) |