シン・ゴジラのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。2ページ目

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 シ行
 > シン・ゴジラの口コミ・評価
 > シン・ゴジラの口コミ・評価 2ページ目
 > (レビュー・クチコミ)

シン・ゴジラ

[シンゴジラ]
(モノクロ版タイトル:シン・ゴジラ オルソ)
GODZILLA Resurgence
2016年上映時間:118分
平均点:7.25 / 10(Review 222人) (点数分布表示)
公開開始日(2016-07-29)
公開終了日(2017-03-22)
SFシリーズものパニックもの政治もの特撮ものモンスター映画
新規登録(2016-01-27)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2024-01-22)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督樋口真嗣
庵野秀明(総監督/プリヴィズ企画・監督)
尾上克郎(准監督)
助監督轟木一騎(総監督助手/D班監督)
摩砂雪(D班監督)
庵野秀明(D班監督)
尾上克郎(B班監督)
石田雄介(C班監督)
演出庵野秀明(予告編演出)
佐藤敦紀(予告編演出)
キャスト長谷川博己(男優)矢口蘭堂(内閣官房副長官)
竹野内豊(男優)赤坂秀樹(内閣総理大臣補佐官)
石原さとみ(女優)カヨコ・アン・パタースン(米国大統領特使)
大杉漣(男優)大河内清次(内閣総理大臣)
柄本明(男優)東竜太(内閣官房長官)
高良健吾(男優)志村祐介(内閣官房副長官秘書官)
市川実日子(女優)尾頭ヒロミ(環境省自然環境局野生生物課課長補佐)
松尾諭(男優)泉修一(保守第一党政調副会長)
國村隼(男優)財前正夫(統合幕僚長)
ピエール瀧(男優)西郷(戦闘団長)
野間口徹(男優)立川始(資源エネルギー庁電力・ガス事業部原子力政策課長)
余貴美子(女優)花森麗子(防衛大臣)
矢島健一(男優)柳原(国土交通大臣)
平泉成(男優)里見祐介(農林水産大臣)
横光克彦(男優)菊川俊介(環境大臣)
浜田晃(男優)河野(総務大臣)
手塚とおる(男優)関口(文部科学大臣)
古田新太(男優)沢口(警察庁長官官房長)
モロ師岡(男優)本部(警察庁刑事局局長)
渡辺哲(男優)郡山(内閣危機管理監)
諏訪太朗(男優)田原(東京都副知事)
光石研(男優)小塚(東京都知事)
藤木孝(男優)川又(東京都副知事)
嶋田久作(男優)片山(臨時外務大臣)
津田寛治(男優)森文哉(厚生労働省医政局研究開発振興課長)
高橋一生(男優)安田龍彦(文部科学省研究振興局基礎研究振興課長)
神尾佑(男優)風越(外務省・新政務担当総理秘書官)
塚本晋也(男優)間邦夫(国立城北大学大学院生物圏科学研究科 准教授)
原一男(男優)塙(仮名)(生物学者)
犬童一心(男優)志賀(仮名)(古代生物学者)
緒方明(男優)柳(仮名)(海洋生物学者)
斎藤工(男優)池田(第一戦車中隊長)
前田敦子(女優)避難民(カップルの女)
鶴見辰吾(男優)矢島(統合幕僚副長)
松尾スズキ(男優)早船(フリージャーナリスト)
片桐はいり(女優)広田静子(官邸職員)
中村育二(男優)金井(内閣府特命担当大臣)
小出恵介(男優)消防隊隊長
ドン・ジョンソン(男優)リヒター(ゴジラ調査団団長)
妹尾洸(男優)
三浦貴大(男優)ジャーナリスト
小林隆(男優)山岡(統合部隊指揮官)
大林丈史(男優)国平修一(副総理兼外務大臣)
小川真由美(アナウンサー)(女優)アナウンサー
原知佐子(女優)
森廉(男優)避難民
岩井堂聖子(女優)
石垣佑磨(男優)芦田(第2飛行隊第一小隊長)
黒田大輔(男優)根岸達也(原子力規制庁監視情報課長)
北山雅康(男優)笹上高尋(海上保安庁海上保安監)
橋本じゅん(男優)三木(幕僚長)
野沢聡(男優)
國本鍾建(男優)石倉(陸上幕僚長)
斎藤嘉樹(男優)
島津健太郎(男優)澁沢真
竹下宏太郎(男優)
柳英里紗(女優)
山崎潤(男優)
渡部遼介(男優)
庵野秀明(男優)バスの運転手
イワゴウサトシ(男優)
屋敷紘子(女優)通訳
庵野秀明スピーカーで住民に呼びかける消防隊員
出演岡本喜八牧悟郎(元城南大学統合生物学教授)(写真)
脚本庵野秀明
音楽鷺巣詩郎
伊福部昭「ゴジラ」「キングコング対ゴジラ」「メカゴジラの逆襲」「宇宙大戦争」「三大怪獣地球最大の決戦」ほか
北原京子(音楽プロデューサー)
撮影山田康介
庵野秀明(画像設計/D班撮影)
摩砂雪(D班撮影)
轟木一騎(D班撮影)
TBS(撮影協力)
日本テレビ(撮影協力)
フジテレビ(撮影協力)
製作市川南〔製作〕
東宝
東宝映画(製作プロダクション)
企画神山健治(企画協力)
川上量生(企画協力)
浜田秀哉(企画協力)
プロデューサー山内章弘(エグゼクティブプロデューサー)
配給東宝
特撮樋口真嗣(特技監督)
尾上克郎(特技総括)
佐藤敦紀(VFXスーパーバイザー)
大屋哲男(VFXプロデューサー)
白組(VFX)
三池敏夫(特撮班美術)
作画前田真宏(イメージボード/画コンテ)
林田裕至(イメージボード)
丹治匠(イメージボード)
轟木一騎(画コンテ)
摩砂雪(画コンテ)
樋口真嗣(画コンテ)
庵野秀明(画コンテ)
鶴巻和哉(画コンテ)
美術林田裕至
西村喜廣(特殊造形プロデューサー)
前田真宏(ゴジライメージデザイン)
竹谷隆之(ゴジラキャラクターデザイン・造形)
庵野秀明(ゴジラコンセプトデザイン/タイトルロゴデザイン)
柘植伊佐夫(粉飾総括)
出渕裕(特殊建機小隊エンブレムデザイン)
轟木一騎(タイトル)
振付野村萬斎ゴジラ(モーションアクター)
編集庵野秀明
佐藤敦紀
録音庵野秀明(音響設計/D班録音)
摩砂雪(D班録音)
轟木一騎(D班録音)
山田陽(整音)
照明川辺隆之
その他舟山弘一(応援スタッフ)
電通(特別協力)
小池百合子(取材協力)
枝野幸男(取材協力)
スタジオカラー(プリヴィズ班)
庵野秀明(宣伝監修)
あらすじ
東京湾で無人のクルーザーが発見される。その頃、同じ東京湾で大量の水蒸気爆発が起こり東京湾アクアラインのトンネル崩落事故が起こる。原因不明のため対策に追われる政府の会議でも意見が分かれる。内閣官房副長官矢口は巨大生物の存在の可能性を主張するが受け入れられない。その時、テレビ画面に巨大な尻尾が映し出されたと思うと、あっという間に巨大生物が上陸し町を破壊しながら移動する。原因が巨大生物ということで、政府は自衛隊に駆除を命ずるが、逃げ遅れた住民がいるために攻撃に躊躇していると、生物は東京湾に帰って行った。分析の結果、その生物は、海中に投棄された核廃棄物をエネルギーにしていると判明し「ゴジラ」と名付けられた。やがて、進化したゴジラが再び鎌倉から上陸してくる。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想(7点検索)】[全部]

別のページへ(7点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
123
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
26.2016.09/30 映画館鑑賞。新ゴジラ迫力満点!!
政治に絞った絡みが焦点をはっきりさせぼけず良い。現在の政治を反映させているようで無責任な無能な危機対策、を演出できている。ただ台詞の速さと聞き取り難さが重なり年寄りにはちょっときつい。
ご自由さんさん [映画館(邦画)] 7点(2017-02-02 21:52:25)
25.《ネタバレ》 ゴジラがどうのこうのと言うより役人のお役所仕事っぷりが面白かった。はみ出し者軍団の活躍はよかった。
ぷるとっぷさん [映画館(邦画)] 7点(2017-01-07 21:13:19)
24.《ネタバレ》 やっと見ました。前半!あの無能な集団(内閣)、何でもかんでも会議、会議、有識者、マニュアル、前例、認可、許可とほざく、ばかどもをみていて、いまの社会って、本当にマニュアルがないと動けない、自分のあたまで考えない、行動もできなくなっている。シンゴジラって、この警鐘なのかと思いました。いいぞ!頑張れ!と思った後半、ゴジラは超進化し、対空砲をそなえ、尻尾からもレザー光線を発する一方、それを悠長にビルの屋上から見ている司令部のみなさん。わたしならここは危険だ!とすぐさま撤退命令です。こんな危険な状況で、どーせ今見ているのは夢幻、CG、映画や舞台、おれたちにはケガもなく、害もないといった緊張感のなさで、全体にゴジラの恐怖臨場感がひしひしと伝わらなかったところがかなり残念でした。もっと、あわてて、必死になって、取り乱して、絶望感や期待、いろいろな感情が混ざり合っていてもおかしくないでしょうが、みんな冷静すぎます。ゴジラも超生物、凄すぎ。
最後は、あのキングコングを酔わせてやっつけたように、ゴジラの口からおくすり注入でしたが、これが一番危険で、成功しない方法だと思いましたが、無事成功!(“ゴジラ”に敬意を表したのか?)最終的にやってはいけない“核”を使わずに済みましたが、これでは終わらない、to be continuedを感じました。続・シンゴジラ、こんどこそ頑張って下さい。こんどは、東京以外のにっぽん各地でお願いします。各地の原発を襲う!なんて設定にしたら、それは恐ろしいですね…。津波と原発事故の化身がゴジラ、=恐怖そのものです。さて日本人は、どうやってこの大災害=大怪獣に立ち向かうのか、そこが叡智と勇気の見せ所です。乞うご期待!続・シンゴジラ。
杜子春さん [映画館(邦画)] 7点(2016-12-24 18:47:48)
23.《ネタバレ》 MX4Dで鑑賞。以前にも書いたように、私は別にテーマパークのアトラクションを体験したいわけではないので、通常版で十分なのですが、時間が合わないのでしかたなくこれにしました。とりあえず、水がかかってくるのに閉口。

前半はなかなか面白く期待を持たせたのですが、中盤以降政治の話が頻出して失速。ずいぶんつまらないものとなりました。臨時閣僚がどーだとかこーだとか、どうでもいいんですけど。政治関係の話を話をカットしたら、かなりよくなったと思います。あとこの映画のダメなところは、登場人物の大半が政治関係者で、いわゆる「庶民の目線」がないということ。巨災対のメンバーは基本的に政治と関係ないですが、それでも庶民的とはいえないですなぁ。純粋に「被害を受ける側」が描かれていないということで。前半面白味を感じたのは、人間目線から破壊される街並みを描いたことが大きく、ゴジラが二足歩行になってからは当然空から捉えた画が多くなって、「庶民の目線」などまったく期待できなくなってしまいました。

さらにダメなのは、伊福部昭の音楽を使っていること。これまでのように「昔の続き」などではなく、1から話を作ったのだから、わざわざ昔の音楽を使うことなどないでしょうに。しかしこれは、ゴジラのキャラクターと関係しているように思います。本作に登場する「巨大不明生物」は、見た目と名前こそゴジラですが、中身は似て非なるもの。そもそも地球の生物だったのかすら怪しい。隕石に乗ってやってきたとか、次元の裂け目から現れたと言っても違和感がない、むしろその方が納得できるような存在です。そうしたものを「ゴジラ」たらしめるには、あの音楽が必要だったのでしょう。つまり、今やゴジラのアイデンティティというものは、あの音楽にしかないのではと思われるのです。それに、(無人とはいえ)バンザイ特攻みたいな場面で『怪獣大戦争』の音楽を使われるのは不快でした。それ以外にも冒頭の東宝マークとか、オールドファンを意識したようなところがあり、リスペクトといえば聞こえはいいのですが、そういう過去のことは気にせず作った方がいいのにと思います。本当の意味での新作を作るのであれば。最後も「またこのパターンかよ」って、失笑するしかないし。そのあたりが『シン』と名乗っておきながらも「新」になりきれていない憾みがありました。

あと本作の巨大不明生物は災害のメタファーにもなっているようですが、正直それは「怪獣映画」としてどうなんだ、と思ってしまうわけです。1984年版の轍を踏んでいるとしか思えない。もし本作の続編を作るとしたら、平成シリーズみたいな展開になるかもしれませんね……。改めて振り返ってみると、ギャレス・エドワーズ監督作品はちゃんと「怪獣映画」になっていたと思います。別に怪獣同士が戦うからというわけではなく。今の日本人が怪獣の登場する映画を作ったらこうなっちゃうんでしょうが、やはり「怪獣映画」としてはギャレス・エドワーズ版が一枚上手、という気がします。
アングロファイルさん [映画館(邦画)] 7点(2016-12-07 09:49:18)(良:1票)
22.もはや国民的映画の一つと言ってもよいゴジラ映画を撮るとなれば、普通の監督ならついつい既存のゴジラに引っ張られて中途半端なものを作ってしまいそうだが、そこはさすが庵野監督だと感心した。これだけのビッグネーム映画であるにも関わらず、物怖じすることなく、自分の信念に従う姿勢はお見事。ところどころに散見される庵野節にエヴァファンなら思わずニヤリと言ったところだろう。
欲を言えばもっと映像が何とかならなかったかと思う。ハリウッド映画みたいに、とは言わない。しかし制作費はなくとも魅力的な映像は作れるんだという何か日本人らしいセンス、発想、技術力といったものが見たかった。映像においてもゴジラの発祥国として、金にものをいわせるハリウッドゴジラをぎゃふんと言わせるものを庵野監督なら見せてくれるのではないか・・と期待していただけに残念である。
ばかぽんさん [DVD(邦画)] 7点(2016-11-23 08:19:01)(良:1票)
21.長年の夢だった庵野秀明と樋口真嗣のタッグでゴジラの新作が観れる日が来るなんて! 祝観客動員数500万人超!
ようすけさん [映画館(邦画)] 7点(2016-10-29 23:10:09)
20.《ネタバレ》 子供の頃熱心に観ていたゴジラ。
庵野監督がどう表現してくるか、非常に興味の強い映画でした。感想はこれがゴジラ?というぐらい今までの特撮を覆す内容でまさに新ゴジラ。街を破壊し炎に包みこむ迫力満点の放射能。ゴジラは人間の敵、破壊神ということを再認識。
現実問題、本当にゴジラが現れたら国の政治的、軍事的な対応や原発をフォーカスしてました。過去のゴジラシリーズはそれが弱かった。
そこからくる人間のやりとりも新鮮。
続編を示唆する終わりかたにやや違和感あるものの映画館ならではの迫力を十分堪能できたと言えるでしょう。
mighty guardさん [映画館(邦画)] 7点(2016-10-20 12:32:44)(良:1票)
19.《ネタバレ》  東京湾から怪獣が上陸!その姿をみると、できそこないのウツボのようで、「ははん、これは前座怪獣だな。」と高をくくっていましたが、進化とやらでゴジラに!
 官邸から避難するまでは、臨場感・緊迫感に溢れ、他国が攻めてきた場合はこうなるであろう姿として説得力もありました。
 が、アメリカが介入してくるあたりから、2時間ドラマレベルに低下。
 血液凝固促進剤を経口投与って?
 大人しく飲み込まされているゴジラもゴジラ…。
 というわけで後半がちょっと残念でした。
ぶん☆さん [映画館(字幕)] 7点(2016-09-10 22:17:52)
18.《ネタバレ》 ツッコミどころは満載でしたがそれなりに楽しめました。ただ、ゴジラが自衛隊の総攻撃を顔面に喰らいまくってるのは見た目的に少しかわいそうに思ってしまいました。
珈琲時間さん [映画館(邦画)] 7点(2016-09-10 19:56:37)
17.《ネタバレ》 多くの人が言及しているようにエヴァンゲリオンのプロットをゴジラに置き換えた印象が濃い。
ゴジラの造形、カット割り、アングル、音楽の使い方(お馴染みのティンパニのリズムが聴こえた時は笑ってしまった)…
いい意味で実写としては斬新さを感じたが、その反面「アニメでよかったんじゃ?」という感想も拭えない。

アニメであれば湯水のように俳優やエキストラを使う必要もないし、石原さとみが出てくるたび居心地が悪くなることもない。
実写ならばこそのインパクトはもちろんあろうが、ゴジラ周りや倒壊する街はCGだし、ドラマパートにしても架空の事案に対する政府の対応をいかに現実っぽく見せるかということのみに終始したようで魅力は薄い。
「ゴジラ」だから実写以外にはないのだが、実際に人間が演じるだけの意味と内容があったかと言われれば疑問。

核兵器でしか倒せないというぐらい(それも希望的観測)、最早生き物のカテゴリにすら入らないようなものに血液凝固剤をしかも経口でという解決策もちょっと納得がいかないところ。
banzさん [映画館(邦画)] 7点(2016-09-10 01:38:35)
16.《ネタバレ》 冒頭の配給クレジットの演出からしても原点回帰であることを宣言する。従来の守護神としてではなく、破壊神として跋扈する様を描くにしても、あくまでメインはその脅威に立ち向かう"日本人"の葛藤と決断に至るまでの会話劇である。序盤まではただの水蒸気爆発だろうと、どこか呆けてとぼけた調子が、次第に巨大生物ゴジラの確認、大惨事を引き起こすに連れて、圧倒的な無力感が広がっていく様は短編『巨神兵東京に現る』を思い出す。BGMにしてもテロップのフォントにしてもエヴァンゲリオンを彷彿とさせるもので庵野イズム満載。とは言え難解さはほとんどなく、ある種のやり投げ感もプラスに働いている。ゴジラを凍結させたとしても、いずれは対峙しなければならない現実。欧米のように核で済ませるほど単純で明瞭ではなく、後回しさせるところが日本人的。それでもこの映画は、現在でも混沌から抜け出せない日本人に対して、希望に満ちた「イエス」と答える。そういう意味では、特撮もとい邦画史の転換点になるきっかけを生むのかもしれない。
Cinecdockeさん [映画館(邦画)] 7点(2016-09-06 19:34:46)(良:1票)
15.短い台詞を矢継ぎ早に連続させる事ででどんどんとシーンが進んで行くので、まるで映画の予告編を120分連続で観ているような気分になった。「映画は予告編が一番面白い」という名言(迷言)もあるとおり、これはこれで良いと思うが、観ている側の疲労感も相当なものだ。しかし日本映画にとってSFというのは比較的苦手分野かと思っていたが、日本のSF映画もここまで来たかっていうくらい見応えがあった。最後にこれはゴジラの名を借りてはいるが実際はエヴァンゲリオンの実写版なのだろう。
rain on meさん [映画館(邦画)] 7点(2016-09-02 22:23:45)(良:1票)
14.楽しかった!
最後の方はさすがにちょっとダレたけど、前半の頑張りに拍手。
しかし、日本って平和な国だなあ。
逆説的にそんなことを考えてしまった。
自国の首都が徹底的に破壊されるなんて映画は、夜道の一人歩きが危険な国じゃ、まず撮れないと思う。
自国の首都が徹底的に破壊されるかもしれない、なら外国映画でもいくらでもあるけどね。

今日は夕飯食べてからレイトショー見に行ったのに、映画見終わったらなんだかまた腹減って、もう1回夕飯食べてしまった。
映画が楽しくなきゃ、こうはならない。
映画って、こうじゃなくちゃね。
まかださん [映画館(邦画)] 7点(2016-09-02 00:50:20)
13.ゴジラの姿を借りて日本が非常事態に陥った際にどうするか?を描いてます。
最初に現れたゴジラには度肝を抜かれたが、群集劇であり、パニック映画であり、政治色の強い作品でもあります。
tonaoさん [映画館(邦画)] 7点(2016-08-31 15:24:53)
12.《ネタバレ》 二作目以降長らく続いてきた「ゴジラ=怪獣映画」の流れを断って、初作品の哲学に立ち戻った21世紀版ゴジラであります。現代社会に破壊神が降り立ったら、のシチュエーションのもと描かれるのは主に人間ドラマ。今作では指揮トップに立つ役人や政治家の右往左往がメインで、硬直した組織の縛りっぷりであるとか、首相の暴走発言による混乱とか、やたら長い役職名とか現日本国民である我々は肌でデジャブを感じるリアリティである。前半のどたばたっぷりはとても面白い。私はくどくど会議が展開中の中盤までの方が好きである。
邦画の常として、主人公クラスは人気先行のタレントをおいて脇をベテランで固めるパターンにはもう慣れてはいる。本作もしかり。長谷川のおぼつかなさを支える柄本明であったり、特に巨災対チームの面々がそれはもう素晴らしい芝居っぷりで心躍らせて観ていたのだが、突然冬のオホーツク海並みの冷や水を浴びせられるのだった石原さとみに。米国政府のブレーンというよりイキった日本人にしか見えない。この人が口を開くたび下を向いてしまった。つらくて。未曾有の有事に際しているのに毎日髪をきっちり縦ロールにしてくる人材は大統領にはなれないと思う。ヒラリー・クリントンだって国務長官時代は髪なんかにかまっていられなかったと言っていた。
とはいえゴジラの造型は素敵でした。ゴジラサイドに立つ人間がいなかったことが残念でしたが。あ、そして生活に根ざした圧倒的な恐怖感という意味ではやはり一作目には及ばないような。映像が綺麗でシステマティックだからでしょうか。
tottokoさん [映画館(邦画)] 7点(2016-08-28 18:47:26)(良:4票)
11.《ネタバレ》 そういえばゴジラ映画はこれが初だったりしますが
面白かったです。(ガメラは見たことありますが)

想像できないレベルの危機が日本に
訪れたら政府はどういう対応をするんだろう
っていうコンセプトで硬派にシミュレーションしている映画ですね。

総理総理うっせーよ。ってぐらい
最終決定を何度もさせられるあたり
実際そうなんだろうなぁって思いました。

最初のゴジラの造形は、思ってたんとちゃう。って思いましたが
変化していく発想は良かったです。

そういえば今回のゴジラは火吐かないんだね
って思ってたら、すんごいのを吐いたシーンと

最初の上陸のシーンは凄く良かったです。

序盤の電線越しのゴジラのショットが見る度に
使徒に対してエヴァを使わずに戦うエヴァンゲリオンを見てるような感覚でした。

にしても、特撮は想像以上によく出来てました。
あぁー東京駅がーって思っちゃうレベルです。
庵野監督が「東宝が珍しくお金を出してくれました」って言うだけあります。

ちなみに、最後の作戦はゴジラに凝固剤飲ませる以上に
他の作戦(とりあえず起こしてみて、ビル倒してゴジラを足止めするとか)の難易度高すぎやないですかねぇ
シネマレビュー管理人さん [映画館(邦画)] 7点(2016-08-27 00:37:22)(良:1票)
10.《ネタバレ》 子供の頃よりゴジラ大好きっ子でした。ただ、国産ゴジラを映画館で見に行くつもりは当初は全くありませんでした。
しかし、案外周りの評判宜しく、今回視聴する事にしました!
結論としては、<面白くはなかったが、頑張っていた。>かな。
初期ゴジラの登場シーンなんかは、生物感がないのに生物感がある(何言ってんだろ^^;)異様な感じに変な恐怖を感じすごく良かったと思います。
ヘリコプターからの攻撃シーンなんかは今までの日本映画ではなかった臨場感を味わえました。
ただ、人間ドラマが個人的にはイマイチだったなぁ。もちろん官邸メインでも全然いいんですが、市民描写がほぼ序盤しかなかったので、
どこか他人事のようなというか、一市民としての恐怖は感じられなかったです。
ゴジラの攻撃の仕方も最初は「すごい、こういう表現もありだな!」と思ったのですが、その後の”あれ”はいくらなんでもやり過ぎかな。
あと、臭すぎる台詞のオンパレードも、アニメではOKでも、ドラマでは違和感感じます。
ただ、伊福部昭の音楽は、本当に最高ですね!在来線の例のシーンから流れる昭和感丸出しのマーチなんかは痺れます!
(作戦自体はもうご都合主義のオンパレードで・・・なんですが、マーチが全部打ち消してくれます。)
劇場も、エンドクレジットで立ち上がる人はほぼ皆無でした。なんせ伊福部昭祭りのエンドクレジットですからね。幸せになれます。
やっぱり昭和の街を壊すゴジラが一番しっくりくるなぁ。揺れる瓦からのゴジラのショットなんかホント良かった。純日本にゴジラは映える!撮ってくれないかな。
片桐はいりの登場シーンでは、あまちゃんを思い出しなんだかほのぼのしました。
はりねずみさん [映画館(邦画)] 7点(2016-08-18 22:07:12)
9.《ネタバレ》 オリジナル第一作は未見だが、現代日本がつくる新たな「新・ゴジラ」、オリジナルの真意に迫る「真・ゴジラ」、そして世界を震撼させる「震・ゴジラ」を改めて世に問おうとした製作陣の意欲は伝わってきた。
まさに「現実」対「虚構」を描いているのだが、「虚構」は言い換えれば「想定外」ということでもあり、類似する事態が未来永劫に発生しないとは言い切れない。まさに福島原発がそれであり、日本の引いては世界の危機管理こそが本作のテーマであり、そのシミュレーション映画と言っても過言ではない。
深刻かつ危急な事態にあって、人間(及びその組織)はいかなる行動をとりうるのか、世界はどう動くのか……
その意味では、本作はあの「3.11」があったからこそ生まれた、原点回帰ゴジラ映画とも言える。したがって「ゴジラ」との発音、フォルム、そしてあの音楽も必須だったと思える。
終盤の血液凝固剤経口投入作戦は「ウルトラマン」の実相寺作品に見られるような荒唐無稽な作戦ではあるのだが、福島原発でのポンプ車出動とリンクさせているように思えてならない。「想定外」の事態には、正確な情報と速やかな判断、そして何より「行動力」が問われるわけだが、これは国家でも人間でも変わらない。本作が日本(日本人)の危機管理向上に有益であることを願ってやまない。
田吾作さん [映画館(邦画)] 7点(2016-08-17 11:02:03)
8.《ネタバレ》 12年ぶりの和製ゴジラ映画。どうしようかと思ったが、思い切って映画館で見た。(映画館で映画見るのは10年ぶり。)冒頭の東宝マークをバックにしたゴジラの足音と咆哮やタイトルの出方、始まってすぐの海を航行する船。ここまで完璧に一作目をなぞっていて、(この冒頭は思わずニヤリとした。)リメイク的な感じで行くのかと思っていたら、政府が出てきて84「ゴジラ」を意識してるのかとも思えた。でも、メインの登場人物に民間人が一人もおらず、ひたすらゴジラに対し右往左往する政府を極力ドラマを排して描いていたのは潔く今までのゴジラ映画にない展開で新鮮に感じられるし、それがリアリティを持って描かれていたのは良かった。主人公たちが専門用語の多いセリフを早口でしゃべっている(Yahoo!ニュースで見ると3時間分の脚本を2時間におさめるためだとか。)が、それが妙な緊迫感を生んでいる。しかし、岡本喜八監督の「日本のいちばん長い日」を意識しているというこの展開だが、比べてしまうとやはり重みが足らない感じはするのも事実ではある。フルCGで描かれたゴジラの動きがアニメっぽいのは、「エヴァンゲリオン」をやっている庵野秀明監督だからかと思う(加えて樋口真嗣監督もエヴァでアニメーターとして参加している。)ものの、これはこれでいいし、変態を繰り返し、姿を変えていくゴジラというのも庵野監督の案なのだろうけどエヴァをあまり見たことがないせいか、あまり気にせず、こんなゴジラもありかなと新鮮な気持ちで見ることができたし、ゴジラの恐怖感もちゃんと出ていたのが何よりいい。それにゴジラと戦うのはあくまで自衛隊の通常兵器であり、平成ゴジラシリーズに出たような超兵器が登場しないのも良かった。政治ものにしている時点で子供向けではないのだが、出演者に目をやっても一部を除いて普段こういう映画では見ないような人ばかりが出ていて、(この点も84「ゴジラ」と被る。)子供向けではなく、万人向けの大作映画としての怪獣映画をという意気込みが感じられる。とくに頼りなさげな総理大臣を演じる大杉漣と、彼のあとを受けて総理代理となる平泉成演じる農林水産大臣の緊張感のなさが印象に残る。ヒロインであるアメリカ大統領特使を演じる石原さとみがただの尻の軽そうな女にしか見えず、はっきり言ってミスキャストに感じるのに対して、市川実日子演じる人物のクールさが際立っていたのも印象に残る。ゴジラは完全に倒されるのではなく、凍結させられて終わるのは「ゴジラの逆襲」を思いだすが、やはり続編を期待させるような終わり方で、シリーズ次回作があったらまた見ようと思う。いずれにせよかなり満足できる映画になっていて見終わった後、またゴジラを劇場で見れて良かったと思うことができて良かった。伊福部昭の曲がゴジラのテーマ曲だけでなく、ゴジラシリーズのほかの曲も使われているのもよく、とくにエンドロールでも伊福部メドレーをたっぷりと聴かせてくれたのは感激するしかなかった。(また劇場で伊福部昭のゴジラ映画の音楽が聴けたのが嬉しい。)ただ、一つ言わせてもらえれば、ゴジラを倒す鍵を握る教授として喜八監督の写真が使われているが、生前の喜八監督は特撮映画には興味がなかったそうなので、いくら「日本のいちばん長い日」を意識しているとはいえ、見ていてなにか違う気がした。庵野監督がファンなのも分かる(ぼくも好きな監督の一人だ。)のだが、ここはもっと故人の意思を尊重して違う人、例えば平田昭彦や岸田森とかでも良かったんじゃないか。
イニシャルKさん [映画館(邦画)] 7点(2016-08-16 23:13:26)(良:4票)
7.《ネタバレ》 「ゴジラ」映画を見たことはないが評判がよいので観てみた次第。佳作。特撮はよかったが(とくに序盤)、ここまで高評価なのはちょっとわからない。【ネタバレ注意】石原さとみはミスキャストとしか思えない。そういう演出なんだろうけど、とても“大統領を狙う才女”に見えない。というかウザい。余貴美子はよかった。政治と危機管理を描いたドラマみたいに言われているけど、そこも薄っぺらい。ゴジラ自身が放射線出して街を破壊し続けているのに(半減期が短いという“都合のいい設定”がわかったのは後の話)、核爆弾による汚染をそこまでためらうのはなぜだろう。いや、逆に核エネルギーで動く生物に核攻撃して効果があると確信できる理由があるだろうか。というか、安保理も攻撃するなら都市部から離れたときにやることにすればいいのに。終盤の凝固剤の投入も第一陣が無残に殲滅されたら、第二陣がビビる、くらいの演出がほしかった。どれだけ命知らずの隊員なんだ。リアル(福島原発事故のとき)では、30mSvの放射線というだけで隊長泣いてたぞ。というか(核攻撃以外の)選択肢がはじめて開発する凝固剤一択とか、ちょっとリスク高すぎないか?しかも凍結成功して安心してたけど、それこそ切り刻んで処分するまで安心できないんじゃないだろうか。「ゴジラ」映画は、そういうことを考えちゃいけないならしかたないけど。なお、膨大なセリフを尺に収めるための策、なのかもしれないが、会議で多数の登場人物が“順番にしゃべる”というのも舞台劇を見ているようだった。新幹線爆弾に続いて在来線爆弾というのは笑った。エヴァ(Decisive Battle)っぽい曲もなかなかよかった。「ヤシオリ作戦」って「ヤシマ作戦」へのセルフオマージュかと思ったけど違うのかな。
mohnoさん [映画館(邦画)] 7点(2016-08-15 23:48:43)
別のページへ(7点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
123
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 222人
平均点数 7.25点
031.35%
131.35%
220.90%
331.35%
494.05%
5146.31%
63113.96%
74620.72%
84319.37%
94419.82%
102410.81%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.83点 Review18人
2 ストーリー評価 7.63点 Review30人
3 鑑賞後の後味 7.90点 Review30人
4 音楽評価 8.23点 Review30人
5 感泣評価 5.91点 Review23人
chart

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS