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TENET テネット

[テネット]
Tenet
2020年上映時間:150分
平均点:6.15 / 10(Review 81人) (点数分布表示)
公開開始日(2020-09-18)
公開終了日(2021-01-08)
アクションサスペンスSFスパイもの
新規登録(2020-08-04)【Yuki2Invy】さん
タイトル情報更新(2023-03-31)【イニシャルK】さん
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監督クリストファー・ノーラン
キャストジョン・デヴィッド・ワシントン(男優)主人公
ロバート・パティンソン(男優)ニール
エリザベス・デビッキ(女優)キャサリン“キャット”・バートン
アーロン・テイラー=ジョンソン(男優)アイブス
クレマンス・ポエジー(女優)バーバラ
マイケル・ケイン(男優)
ケネス・ブラナー(男優)アンドレイ・セイター
マーティン・ドノヴァン〔男優〕(男優)
櫻井孝宏ニール(日本語吹き替え版)
内田直哉アンドレイ・セイター(日本語吹き替え版)
高島雅羅プリヤ(日本語吹き替え版)
小松史法アイブス(日本語吹き替え版)
青森伸(日本語吹き替え版)
行成とあホイーラー(日本語吹き替え版)
伊藤和晃(日本語吹き替え版)
加藤亮夫サンジェイ・シン(日本語吹き替え版)
脚本クリストファー・ノーラン
音楽ルドウィグ・ゴランソン
撮影ホイテ・ヴァン・ホイテマ
製作エマ・トーマス
クリストファー・ノーラン
制作東北新社(日本語吹き替え版)
配給ワーナー・ブラザース
美術ネイサン・クロウリー
衣装ジェフリー・カーランド
日本語翻訳アンゼたかし
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12
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4.《ネタバレ》 久しぶりに劇場鑑賞した喜びもプラスされ、面白かった!
しかしさて、どこがどう?だったかさっぱり言い表せない(笑)
これが「考えるな、感じろ。」と言う事か。

音楽と効果音は最高にクールだった。
そして、主人公の戸惑いに観客を感情移入させ、惑わせる。
こちらの思考回路を逆行させたり迷わせたりが、監督のやりたい事かもと感じた。

ノーラン監督には、これからも一筋縄ではいかない作品を作って欲しい。
たんぽぽさん [映画館(字幕)] 7点(2020-10-05 16:56:42)
3.文字通り縦横無尽に行き交い混濁する時間の渦に放り込まれた名もなき主人公が、世界を救うために奔走する。
「行為→結果」の理が反転する時間逆行の世界の中で、彼が救うのは「未来」なのか「過去」なのか。
論理的に考えれば考えようとするほど、矛盾は幾重にもパラドックスを生み、堂々巡りから抜け出せなくなる。

このタイムパラドックスもの特有の“堂々巡り”、僕は大好物である。

そして、時間逆行の概念をビジュアル化し、この上ない“活動的”な映像世界を構築した試みと成果は、充分に評価に値すると思う。
映画監督として、「誰も見たことが無いもの」を追求し続けるクリストファー・ノーランの立ち位置は孤高であり、彼が世界の映画産業のトップランナーであるこは間違いないと思える。


ただし、だ。
この作品が映画として「完璧か?」と問われると、正直素直に「YES」とは言い難い。
非常に意欲的でセンセーショナルな映画作品であることを十二分に認める一方で、「成功」とは言い切れないフラストレーションを大いに感じている。

肝となる時間逆行のプロセスや設定が破綻しているとは思わない。
多少の整合性の無さや、細かい理屈を度外視したマクガフィンの存在などは、この手のタイプの映画にはあって然るべきだと思うし、そういう「粗」こそが娯楽になり得ると思う。

僕が感じたフラストレーションの最たる原因は、詰まるところ「分かりにくさ」だと思う。

「難解」が売りのこの映画に対して「分かりにくい!」などと言うことは、本末転倒も甚だしい。
しかし、この「分かりにくさ」は、時間軸が入り乱れるストーリーテリングや設定についてではない。

映像作品としての“見せ方”が非常に分かりにくすぎると思ったのだ。特にアクションシーンにおいては、きっぱりと「下手」と言わざるを得ない。

視覚効果を極力廃して、生身の人間、実物セットでこの映像世界を構築したキャストやスタッフの尽力は痛いほど伝わってくる。
この映画に携わる総ての映画人たちが極めてアグレッシブに映画づくりに臨んでいることは明らかだ。
だが、この難解なストーリーテリングをベースにした映画世界の構築においては、時にもっとシンプルに、もっと手際よく映像を紡ぎ出すこともまた必要だったのではないかと感じる。

そういう意味においては、アクションシーンの映像的な描き方が実はそれほど上手ではないクリストファー・ノーランの数少ない“弱点”が露呈してしまっているように思える。

順行と逆行の時間軸が同一画面上で入り交じるという破天荒な映像世界を表現するためには、敢えて仰々しいまでの乱雑さを意識することは必要だろうし、その映像的な“カオス”も含めてこの映画の魅力となっていることも確かだ。
でも、今作の物語を決する重要な局面においては、そのような過剰な演出は不要だったのではないかと思う。
特に、クライマックスについては、あのように大部隊が入り乱れる戦場シーンにする必要はなかったのではないか。

この作品の物語が実は紡いでいた熱い友情と気高い決断、そして事の真相が一気に明らかになるシークエンスにおいて、戦場シーンの混沌と混乱は不要だった。
画面上に登場する人物を主人公とキーとなるキャラクター数人に絞って、シンプルに映し出したほうが、クライマックスの緊張感とエモーションがもっと高まったと思うし、クリストファー・ノーランの監督としての資質にも合致していたのではないかと思える。
(ただ、ノーランはああいう大合戦シーンを撮りたがる。「ダークナイト ラジング」でもあったなあ……)

方々の“考察”も見聞きしつつ、ストーリーが整理できてくるほどに、決して目新しい話ではないということに気づく。
ストーリーそのものはある意味とてもシンプルだし、諸々の設定やストーリーテリングについても、「藤子・F・不二雄」をはじめ古今東西のタイムパラドックスものを好んで見尽くしている者にとっては、むしろ王道的であった。

そういうプロットを、クリストファー・ノーランだからこそ許される孤高の美学で貫き通した映画世界構築は、もちろん称賛に値する。
ただ、物語にきちんと備わっていたエモーショナルをもう少ししっかりと描きぬいてくれていたなら、鑑賞後の満足感は大違いだったように思う。

同じく難解で大胆なSF映画だった「インターステラー」が、忘れがたき傑作になり得たのは、映画的な“エモさ”に溢れていたからだと思うのだ。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 7点(2020-09-27 23:48:14)
2.《ネタバレ》  いきなりエントロピーが出てきたので、何か理論的なもっともらしさを言い始めるのかと思いきや、そこだけでした。
 ストーリーは辻褄が合わずご都合主義ですが、勢いがあって、単純にアクション映画としてみても良いと思います。
 やはり、「考えるな、感じろ」ですね。
ぶん☆さん [映画館(字幕)] 7点(2020-09-27 20:56:51)
1.《ネタバレ》 ノーラン監督は「もう一度観ないと分からない」映画をよく作る
「ユージュアル・サスペクツ」や「シックスセンス」のように「気づき」によりもう一度観たくなる映画なら「善」であるが
分からないからもう一度観る映画は「悪」だ。
しかし本当に面白くないないならもう一度は観ない、なんか「理解できたら面白い」感覚が残る作品を作るのが実にうまい。
何よりも、この映画を数回みてある程度理解すると「難しかった」「よくわからなかった」という人に
「どこが分からなかったの」とマウントを取ることができる
そして自分でもまだ理解できていない部分は「そこは難しく考えちゃダメなんだよ」と受け流せる。
友人にマウントとる努力が映画2回分の代金なら、、必要経費と思いたい。
2回目行ってきます。
かのっささん [映画館(字幕)] 7点(2020-09-21 23:17:12)(良:2票)(笑:1票)
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【点数情報】

Review人数 81人
平均点数 6.15点
000.00%
100.00%
211.23%
344.94%
467.41%
51012.35%
62429.63%
72429.63%
81012.35%
922.47%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review4人
2 ストーリー評価 6.00点 Review6人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review7人
4 音楽評価 6.85点 Review7人
5 感泣評価 2.00点 Review3人
chart

【アカデミー賞 情報】

2020年 93回
視覚効果賞 受賞 
美術賞 候補(ノミネート) 

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