宇宙戦争(2005)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。2ページ目

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 ウ行
 > 宇宙戦争(2005)の口コミ・評価
 > 宇宙戦争(2005)の口コミ・評価 2ページ目
 > (レビュー・クチコミ)

宇宙戦争(2005)

[ウチュウセンソウ]
War of the Worlds
2005年上映時間:114分
平均点:5.89 / 10(Review 383人) (点数分布表示)
公開開始日(2005-06-29)
公開終了日(2005-11-09)
ドラマサスペンスSFパニックもの小説の映画化
新規登録(2004-11-13)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2022-09-08)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督スティーヴン・スピルバーグ
助監督ヴィク・アームストロング(第二班監督)
演出ヴィク・アームストロング(スタント・コーディネーター)
ジョーイ・ボックス(スタント・コーディネーター助手)
キャストトム・クルーズ(男優)レイ・フェリエ
ダコタ・ファニング(女優)レイチェル・フェリエ
ジャスティン・チャットウィン(男優)ロビー・フェリエ
ミランダ・オットー(女優)メアリー・アン・フェリエ
ティム・ロビンス(男優)ハーラン・オギルビー
リック・ゴンザレス(男優)ヴィンセント
リサ・アン・ウォルター(女優)バーテンダー
アン・ロビンソン(女優)祖母
ジーン・バリー(男優)祖父
チャニング・テイタム(男優)教会の男
エイミー・ライアン(女優)幼児を連れた住人
タイ・シンプキンス(男優)3歳の少年
ダニエル・フランゼーゼ(男優)兵士
モーガン・フリーマンナレーション
森川智之レイ・フェリエ(日本語吹き替え版)
本田貴子メアリー・アン・フェリエ(日本語吹き替え版)
寺杣昌紀ハーラン・オギルビー(日本語吹き替え版)
野島健児ロビー・フェリエ(日本語吹き替え版)
津嘉山正種ナレーション(日本語吹き替え版)
伊藤健太郎【声優】(日本語吹き替え版)
志村知幸(日本語吹き替え版)
塩屋浩三(日本語吹き替え版)
石住昭彦(日本語吹き替え版)
西凜太朗(日本語吹き替え版)
大西健晴(日本語吹き替え版)
佐藤しのぶ【声優】(日本語吹き替え版)
朝倉栄介(日本語吹き替え版)
浦山迅(日本語吹き替え版)
原作H・G・ウェルズ『宇宙戦争』
脚本デヴィッド・コープ
音楽ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]
編曲コンラッド・ポープ
撮影ヤヌス・カミンスキー
製作ドリームワークス
パラマウント・ピクチャーズ
トム・クルーズ
キャスリーン・ケネディ
製作総指揮ポーラ・ワグナー
配給UIP
特殊メイクジョエル・ハーロウ
特撮ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
デニス・ミューレン(視覚効果スーパーバイザー)
マシ・オカ(デジタル・アーティスト)(マサヨリ・オカ 名義で)
美術リック・カーター(プロダクション・デザイン)
トニー・ファニング(美術監督スーパーバイザー)
アンドリュー・メンジース(美術監督)
トム・ウォーレン[美術](ニューヨーク班美術監督)
衣装ジョアンナ・ジョンストン
編集マイケル・カーン
録音ランディ・トム(サウンド・デザイナー)
アンディ・ネルソン[録音]
ゲイリー・A・ヘッカー
エリオット・タイソン
リチャード・キング[録音]
字幕翻訳戸田奈津子
スタントケイシー・オニール
エリザ・コールマン(ノンクレジット)
エリック・ノリス
その他ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生](指揮)
あらすじ
その日、地球上には磁気嵐や落雷が続発し、交通網や通信網が遮断されていた。そして、落雷の跡の地面を突き破り出現した巨大な物体。その三本足の物体は、強靭な脚で構造物を破壊し、眼のような部分から発射する光線で逃げ惑う人々の肉体を分解した。それは、宇宙から飛来した知的生命体による地球侵略の始まりだったのだ。遠い過去から企てられた遠大な計画の始まりとして… H.G.ウェルズの古典的名作SFを約半世紀の時を経てスピルバーグがリメイク。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】
1234567891011121314151617181920
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
363.《ネタバレ》 面白かったしよく出来ていると思った。映像は迫力がある出来で上手くできているし、音響がよくて、音を上手く使って雰囲気を作っていると思った。最後までどうやって敵を倒すかわからず先がわからなかったので集中して見る事が出来た。ダコタ・ファニングは良かったと思うし、あのヒステリックな感じの娘を上手く演じていると思った。トム・クルーズは父親役はどうもあまり似合っていなかったように思えた。この映画はこの手の映画の中でも少し違う感じのあるものだと思った。他の映画のように大統領が出てこない、軍隊がいまひとつ活躍しない、いろんな立場の人を描いていない…等々。それが逆に新鮮で良かったと思った。この映画を見て宇宙人に初めてといっていいほどイラついたし、怖いと思った。血吸い取ると言うところが怖い奴等だと思った。地球は侵略者を倒すことが出来て良かった。最後のナレーションの言葉が印象的で良かった。しかし、あの後宇宙人のさらなる攻撃や復讐がないのか気になった。それにしても「宇宙戦争」という邦題はあっていないのではないのかと思った。「宇宙人襲来」とかそんな感じの方がいいのでは。
スワローマンさん [DVD(字幕)] 8点(2006-08-10 20:05:00)(良:2票)
362.これは傑作。監督自身のフィルモグラフィーの集大成だと思う。随所に散りばめられたスピルバーグ的な演出は過去の作品を自らオマージュし、時にはニコラスレイや、キューブリックはたまたゴジラやウルトラマンといった作品までもオマージュしているようで仕方がない。とにかく様々な場面で映像に意図を感じる。また、その雑種性が見事に作品の中で活きているからスゴイ。さらに言えば、伝説的なSF映画のリメイクとして130億もつぎ込んでいる作品を容赦なくB級映画にしてしまうのもスゴイ。世間的な評判は全然よくないが僕はこの作品を傑作だと考える。何度見ても新たな発見がある実に興味深い実験的な作品だと思う。こういった大作で実験をしてしまうあたりはスピルバーグにのみ許された特権なのだろう。
ジャザガダ~ンさん [DVD(字幕)] 10点(2006-07-25 00:28:07)(良:2票)
361.《ネタバレ》 こういったパニック状況を、一市民の視点で描いたことは良いと思うが、脚本があまりに酷い。そもそも子供が随分とアホ。息子は何の訓練も受けて無いくせに何故か軍隊と一緒に戦いたがるし、娘は何かとパニクリ(そういう病気という設定なんだろうが)、そこで?というようなとこでも悲鳴をあげる。親父はまあまあ納得出来る行動をとったものの、地下室でパニクリ喚く男を「見つかってしまう」という理由で殺してしまう。そのくせ次のシーンであっさり捕る体たらく。 親子愛や家族愛をテーマに打ち出したいなら、せめて娘を成長させて欲しかった。親父との絆が強くなったようなシーンの後でも、娘は相変わらずギャーギャー叫び、親父をほっぽって何故か外へ飛び出すんだから、どっちらけ。おまけに無理やり宇宙人を生身で登場させたが、おばかに映るだけ。原作が100年前のせいということもあって、これだけの攻撃が出来る文明にサーモシステムすらなく、目視での探索してたり、無理に時代を現代に置き換えたが為に数々の違和感が生まれているような。金はたっぷりあるんだから、100年前の設定のままセット組んで作ればいいのに。ラストのオチより、息子があの状況を生き延びてたことの方が、大どんでん返しだったよ。
MARK25さん [映画館(字幕)] 3点(2006-04-18 08:28:57)(良:2票)
360.《ネタバレ》 序盤7点、中盤3点、終盤0点。平均で3点がいいとこ。

原作が古典だから、現代から見ればどうしても物足りないのも仕方ないとは言え、これはちょっと突っ込み所が多すぎる。

基本的に脚本や人物造形が雑で、家族愛、自己犠牲、エゴイズム、自然の偉大さと文明批判といった、それぞれのテーマの掘り下げが雑で薄っぺらい。特に息子の行動が意味不明すぎ。戦いに参加しに行ったはずなのに、何で先回りして家で寛いでるんだよw。ここは「自己犠牲の気高い精神」を描くべきパートじゃないの?せめて戦っているシーンくらい入れろよ。

宇宙人と軍隊の戦いすらほとんど描かないのでは、娯楽映画の中でさえ「強いアメリカ」のイメージダウンを避けているのかと勘繰られても仕方ないだろう。

また既に多くの人が指摘しているように、大宇宙を横断できるほど文明が発達している知的生命体が、事前に侵略する惑星の環境調査もせずに突入してくるなんてあり得ないでしょ。観察はしてても調査はしてなかったとか?んなアホな。

ポッドの性能も良いのか悪いのか分からない。伸びてくる触手は暗いところでライトをつけるし(赤外線センサーも無いのかよ)、音や動きに対する感知能力も低すぎ。本体はバリアで無敵なのに触手には物理攻撃が当たるしで、主人公の状況に合わせて敵のレベルがダウンするご都合主義に呆れる。また、最初は未知の兵器で人間を消滅させてるかと思えば、後半は血を吸い取ったり、人間を「編みカゴ」に捕らえてタコみたいな口で直接食べたりと、いくら価値観が違う宇宙人とは言え、あまりにもやる事に一貫性が無いし、後半にかけてどんどん原始的になって行くw。

金の使い方も無駄が多いなあ。飛行機墜落現場のわずか数分のシーンに、あんなに金と手間をかけるくらいなら、もっとポッド以外に、空を覆い尽くすほどのUFO群とか、現代風にアレンジされた殺戮マシーンとかを出して欲しい。

ラストも全然問題解決になってないし。まだ母船とか本隊がいるんじゃないの?

古典的名作に対して敬意は払うけれども、やはりリメイクするならするで、色々な面で現代の娯楽レベルや科学的考証に耐え得る脚本の再構築やアレンジが必要だと思う。
FSSさん [DVD(字幕)] 3点(2006-04-17 20:41:07)(良:2票)
359.ギャーギャー喚いて文句言うしか能のない馬鹿ガキにうんざりさせられ、殺す必要性があまり感じられないティム・ロビンスを殺し、すごいCGだがスペクタクルが微塵も感じられず、それぞれの場面がいちいち間延びしていて退屈で…本当にスピルバーグの映画なのだろうか?。きっと、同姓同名の別人に違いない、そう信じたい。スピルバーグの選民思想にはもううんざりだ。
アホをどりさん [DVD(字幕)] 2点(2006-03-08 19:46:08)(良:2票)
358.オリジナル版は既に鑑賞済みでどういう結末かは分かっていました。俺がこのリメイク版を鑑賞前に期待したのはスピルバーグがどこまでオリジナルを現代風に昇華させることが出来たかと言うことです。まず前半は正にパニック映画の最高峰と言うぐらい迫力があり、圧倒されました。街が果てしなく破壊され、その中を一気に逃げる主人公たち。オリジナル版よりも強く引き込まれました。後半は前半には及ばないものの登場人物の心情の描写を中心に物語が展開され、オリジナルでもあったシーンがチラホラ。全体的にスピルバーグらしくテンポ良い形で良かったと思います。マイナス点を挙げるとすればちょっとグロ描写を取り入れすぎたと言うことですね(食事中に観るんじゃなかった)。本作でのトムはいつもの強くひたすらかっこいいトムとは違い、宇宙人から必死で逃げまくるといった今までにないような姿が殆どだったものの家族を命がけで守ろうとする姿にはやはり従来のトムも垣間見えた気もします。ちょっと都合の良すぎる点も多くありますが、オリジナルに新たな要素や迫力を多く加えた本作はなかなかなものだと思うので7点です。
エージェント スミスさん [DVD(吹替)] 7点(2005-12-27 22:19:13)(良:2票)
357.思ったとおり、物凄くワタクシ好みの作品でした。スピルバーグ監督、私ひとりの楽しみの為にこんな強引な映画つくってくれて有難うございます。皆さんもおっしゃるとおり、真面目に見れば「なんでだオイ!」な突っ込みどころは満載ですが、いいんです、これはただ怖いだけの白昼夢なんですから。白昼夢につじつまも理屈も要りません。あっていいのは圧倒的な映像力と理不尽な恐怖感だけです。そういう意味では「激突!」の延長線上にあるといえるかも?
何しろこの映画には俯瞰した視点が出てこない。このままでは世界はどうなるかとか、大統領は何してるとか、彼らの目的は?他の国は?とか。あくまで駄目父ちゃんの身の回り何メートルかの範囲で、駄目父ちゃんの五感を通した恐怖として描かれます。頭上で鳴り響く機械音、止まれば襲う恐怖、地下室に伸びる触手、子どもの大好きなかくれんぼのメガバージョン。実は大人も、理不尽なバケモノに追い詰められて命がけでするかくれんぼは好きなんです。その悪夢の中で逃げ道を探すゲームがだい好きなんです。現代人は刺激を求める精神的マゾなんです。その要望にこたえて、恐怖感を逆なでするだけの映像をこれだけ凝った技術で提供してくれたスピルバーグ監督に、いやいや贅沢なものをゴチでした!と心からお礼をいいたいワタクシなのでした。ああ、劇場で見りゃあよかったなあ。
あにさきすRさん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-29 11:16:41)(良:1票)(笑:1票)
356.怖かった…、こんなに怖い映画だとは思わなかった。原作を知らずに見たせいか、予想外の内容で楽しめました。突っ込みどころは皆さんにお任せしますが、SF映画なんだから、へ理屈は抜きに鑑賞させてもらいました。スピルバーグらしい超リアル映像は素晴らしかったです。A.I.やマイノリティリポートなんかもそうだけど、近未来映像に対するこだわりが良いと思います。見応えがありますね。映画館でやってたアンケートに答えたら1ヶ月後にTシャツが送られてきたのも素晴らしかった。
shirasuさん [映画館(字幕)] 7点(2005-11-26 21:26:00)(笑:2票)
355.観に行ったのは、公開最初の週末で、きっと混んでるだろうなあと恐る恐る劇場に足を運んでみたら、意外にも空席だらけ、心配しておったのですが、結局はなかなかのヒットだったようで、一安心。さて、映画界において常に不可能に挑戦し続けるスピルバーグ、今回は「ウェルズの小説を『なるべく忠実に』映画化する」という、とびきりの不可能に挑戦してくれました。変に原作に拘ると大惨事となることは、『D.N.A.』という前例が。『タイムマシン』もまた同様か。果たしてスピルバーグの運命やいかに!? で、蓋を開けてみれば、これがもう圧倒的迫力の映像、たっぷり堪能いたしました。まあ原作の方は、ワタシも学生時代に読みましたが、いささか説教臭い骨組みが透けて見えており、例えば『透明人間』のサスペンスあふれる肉付けなんかに比較してしまうと、どうもギクシャクした感じを受けます。今回の映画化では、この辺のストーリー的な無理矢理感は、どっちかっつーと、さらに上乗せされた感じで、これは言わば一種のファンタジー宣言、「おいオマエ、そんな無茶してなんで無事やねん」とかいう野暮は抜きで、とりあえずこの非現実の圧倒的世界を楽しんでチョ、という作品になっております。いやあ、ほんとに映像はリアルで怖いんだ。中でも怖かったのが、廃墟内に触手がニョロニョロ入ってくるシーン。実はこの日、映画館に行く前、鼻の調子が悪かったので耳鼻科に行ったのね、そしたら、ファイバースコープみたいなのを鼻の奥まで突っ込まれて。それ思い出しちゃったね。おそろしや。それは映画と関係ないか。ま、それはともかく、例の赤い植物などの原作に忠実な点に加え、終盤にも戦闘シーンを軽く付け加えるサービス、はたまた、トライポッドから異星人の手がニョッキリ伸びてくるのは、1953年版を引用してみせてくれるサービスですかね? あるいは前半で、倒壊する高速道路からトレーラーが転落するのは『大地震』からの引用サービス?(←これはさすがにパクリっぽいけど。とほほ)。というわけで、なかなか楽しかったですよ。しかしさらにミョーに印象に残ったのが実は、冒頭とラストシーンの光がにじむように満ち溢れた、いわばなんでもない光景でした。異星人の襲来シーンにおける、トライポッドの人工的な光のもつ強烈な現実感に比較し、「日常的光景」の方が幻想的に描かれ、奇妙に現実感を喪失しているのが、印象的でした。
鱗歌さん [映画館(字幕)] 8点(2005-11-21 22:43:03)(良:2票)
354.《ネタバレ》 原作…それも向こうではカルトな古典となってる…
この作品を制作するに当たって、色んな制限があるのは推察されるけど、それはそれとして。
結果として面白くなきゃ意味がないしね、ウン。
確かにストーリー的には突っ込みどころ満載過ぎるんだよね。
古典作品を扱ってるからストーリーを変え難い(変えちゃダメ)ってのがあるかも知れないけど。
これだったらある程度好きに弄っちゃってる「インディペンデンス・ディ」の方が面白いと思ったし。
……あ、話が逸れた。…で!…で!結論なんだけど面白くなかった!全くもってツマラナイ!今の女子高生風に言うと「コレ マジ ツマラナクナイ?↑」って感じ。
しかし!それは「物語(ストーリー)」としての意味で。
でも×2 映像としては物凄く楽しかったよ、マジで!
大画面&大音響で(即ち映画館だよね)で観た人限定になっちゃうかもだけど
「宇宙人襲来アトラクション」としては最高点数を俺様ちゃんは捧げたい!
あの状況で逃げ回るところなんか凄くハラハラしたし!
マジでストーリーなんか関係なく純粋に凄いと思ったし!
俺もトムクルーズと一緒に逃げ回った気持ちだったし!
…そして何よりも気付いたのは、この作品にに限らず「映画ってストーリーだけで評価するものじゃないなー」って事。
当然、ストーリーは大きなファクターだと思うけど、現に俺様ちゃんはこの映画を観て、
こんなに物語はつまらないのにDVDも買っちゃったくらい好きだもん。
「物語(ストーリー)」としてはダメダメだけど、「窓(体感させる)」としては最高水準だと思う。
要はその世界にトラベルしてる気分にさせてくれる映画って事かな。
そういう意味では、物語が薄くれも世界観に浸れる映画は大好きかも。
そう気付かせてくれた映画だったことは間違いない。
…それゆえに後半の密室劇はぜんぜん詰まらなかったんだよね、あらゆる意味で。
「ホタテをなめるなよ♪(ごーごー)By力也」って感じなくらいつまんねー!
それはそうとスピルちゃんよぉ?アンタぁ…アレどーなんよ?(肩をブルブル震わせて)
あのマシーンを大阪の人間は倒せたってストーリーで言ってたよな?
……あのなぁ、別に大阪の人間は全員阪神ファンちゃうで?(俺はファンやけど♪)
阪神優勝のとき、カーネルサンダースを道頓堀に放り投げたのと同じニュアンスで宇宙人のマシーンを倒したってか?(笑)
映画の奴隷さん [映画館(字幕)] 7点(2005-11-20 08:41:08)(良:1票)(笑:1票)
353.原作の、「あの」超有名な冒頭のくだりをそのまま使ったのはエライ。というか、あの時点で映画のスタンスが明快にわかったので悩む事なく楽しめました。トライポッド登場時に、隕石孔に集まった人たちが身分や性別や職業に関係なく殺されまくる「あの」名シーンも、原作を最初に読んだ時のゾクゾク感が蘇ってきた。全体的に、H.G.ウェルズの原作に何かを付け加えようという意図は感じられず、非常に素直な現代版アレンジだったと思います。唯一の相違点は主人公の娘の存在なんだけど、微妙かなあ…もっと息子との確執を描いた方が、視点が複眼的になってよかったと思うんだけどね。ただ、原作の『宇宙戦争』の意図というのは、「大英帝国がインドや中国に対してやってきた事を、超文明世界からやられてしまう」という逆転の構図にあるわけで、その点では本作は十分役割を果たしていますね。監督の人選で4年間もすったもんだしながらも、この重要な軸足がブレなかったのはエライ。そしてこれは一重に、アフガン戦争真っ只中の2002年春の時点で版権を買い取り、企画を立て、ドリームワークスに持ち込んだトム・クルーズの一途さにあると思います。これだけ商業価値のない大作を、よくまあ仕上げたモンです。トム君、ポスト・ビーティと呼ばれる日は近いぜ!(呼ばれたくないだろうけどね)●追記:父子愛がどうこうという意見が多いけど、スピルバーグ作品で少女がスクリーミング・クィーンをつとめるのはお約束じゃん(笑)。主人公の横でキャーキャー叫ぶ足の引っ張り役が、本作に必須だったというだけの事じゃないかと思います。しっかし…ダコタ・ファニングって、将来はいいSQに成長しそうだ…。(^^; ●さらに追記:トライポッドに喧嘩売っちゃうシーン、原作をわかってらっしゃるレビュアーさん内では非常にデリケートな評価ポイントみたいですねえ。オイラは日本が発明(!)し、20世紀末から大流行してしまった「自爆テロ」を原作の流れに組み込もうというスピルバーグの努力の跡と見ています(ハリウッドのレーティングからして、アガキとも取れるけどね)。ま、あの程度が妥当でしょう。製作の経緯からして、トムちゃんは本気で自爆して娘だけ助かるエンディングにしたかったんじゃないか、って疑ってますけどね…ほらほら本音言っちゃえよトム!
エスねこさん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-15 00:35:13)(良:2票)
352.《ネタバレ》 レビューの点数を見れば
一般の方がどういうストーリーを望んでいるのかは一目瞭然ではないだろうか。
謎が多い映画や考えさせられる映画が高得点を出すことの多くなって来ている昨今ですが、映画というのはやはりレビュー1位にいるように「バックトゥザフューチャー」のようなエンターテイメントを求めている、分り易くて見終わった後の「面白かった!」っていう純粋な気持ちが大切なのかもしれない。
しかしながら私はこの映画を評価します。
もともとこういう尻つぼみ的なストーリーなのですからそこは仕方ありません。
だが、それを差し引いても余りある恐怖がスピルバーグによって生み出されているではありませんか、特に雷がなりはじめた頃からの30分はまさに圧巻!

恐怖映画のほとんどは閉鎖された空間だったり夜だったり、何もなくとも不安にさせられる場所に頼っていることが多く、私は今だかつて真昼間のしかも人が大勢いる場所で襲ってくる「恐怖」に対して恐怖を感じた事はありませんでした。(インディペンデンスデイ)なんかは派手だなーという印象以外何も受けません。
それほどトライポッドに人々が消されていくシーンは衝撃的以外の何ものでもありません、他にも暴徒と化した人々はまるでゾンビ映画を見ているようでした。
ストーリー云々ではなくスピルバーグの演出する恐怖に注目してください。
これはホラー好きは見ておくべきかと。
名探偵コナン・ザ・グレートさん [映画館(字幕)] 8点(2005-11-14 17:48:51)(良:2票)
351.宇宙戦争って古典中の古典で、ストーリー的には目新しさのかけらもない。しかも以前に映画だってある。にもかかわらずそれをもう一度映画化し、面白いと感じさせてくれる映画に作ったことが凄い!つまり、映画は映像が大事だってことを再認識させてくれた。登場してくる火星人はああいう脚の長いタコのような形ってところまで原作で指定されているのに、それをあそこまで怖く、スリルを感じさせる映像にしてあり、本当に映画の力を感じる。
小鮒さん [映画館(字幕)] 8点(2005-11-07 23:08:17)(良:2票)
350.《ネタバレ》 大阪でトライポッドを撃墜したという劇中のニュースが面白すぎる。多分阪神ファンが寄ってたかってボコボコにしたに違いない!米軍が苦戦したトライポッドを倒すなんて、関西パワー恐るべし。
カイル・枕クランさん [映画館(字幕)] 8点(2005-10-04 00:22:47)(笑:2票)
349.「前半は良かったけど、後半が怠かった」(CG満載の宇宙人による破壊シーンは良かったけど、後半の密室ドラマは怠いだけ・・・)という意見が他サイトで大多数を締めている現状。う~ん・・・。プレステ世代の自称映画ファンの増加は凄まじい限りである。最初から最後までCGで押しまくらないとトーンダウンという評価になる訳です。彼らにとって映画とはゲームの延長線(ゲームの実写版)でしかないようだ。映画人口が増えてきたのって、プレステでDVDが見れるようになってからじゃないでしょうか? 特にCGによる特殊効果の発展期以降から(マトリックスあたりかな)伸びてきたような気がします。まぁ、楽しければ良いんだけどね。そんな人には是非とも『ファイナルファンタジー』や『ヴァン・ヘルシング』あたりをお勧めしたい。
親子愛が描かれていない? 『デイ・アフタートゥモロー』でも同じこと言ってた人が多数いたけど、この作品をわざわざ映画館に見に行く人って正直そんなもん望んでないでしょ。スピルバーグでタイトルが『宇宙戦争』ですよ。ハリウッドが得意とする娯楽大作CG映画ってことは分かってた筈です。人間ドラマ見たい人は見に行かないって。正直になりましょうよ。
ご都合主義的な展開についてもダメ出しが激しいようですが、この映画は生き残った家族を追っかける形でのロードムービーなのでトムの家族だけが助かっちゃうのは当たり前です。死んだ家族を追っかけてたら20分ぐらいの上映時間でサヨナラです。
あと、トムの演技にやたら敏感になってしまっている人も多いようですね。非常に不憫なことです(私もその一人です)。彼が出演するだけでマトモに見れませんものね。だからといってそれを評価には入れませんけどね。
おはようジングルさん [映画館(字幕)] 7点(2005-09-20 18:02:42)(良:1票)(笑:1票)
348.《ネタバレ》 これほどまで賛否に分かれるとは思わなかった。否定派の殆どがあのオチが気に食わないらしい。そこで制作側の意図を考えて欲しい。オリジナル版はSFの古典とさえ言われ、それ以上にオーソン・ウェルズの伝説的事件?(「アメリカを震撼させた夜」とうタイトルでドラマ化されている)は超有名であり、どう考えたってアメリカ国民の半数以上はこのオチを知っている。と...思う。ということは公開前から既にネタバレしているわけ。私がオリジナル版を観たのは遥か昔だが、当時父が「ラストのアイディアが面白いんだよなぁ」とハイテンションで語っていたぐらい、1953年当時では斬新なオチであった。と...思う。ちなみに某社発行の「アメリカ映画200」という本にもしっかりと200分の1本に選ばれていたりするわけ。だから制作側がこの超々有名なオチを変える必要は全くなく、というか変えることは不可能だったと思う。だからとても難しい再映画化に挑んだスピルバーグに敬意を表したい。さて、多くの映画にとってこの『ラストのオチ』というのは作品を評価する上で最重要である。しかも今回の場合、オリジナル版を観る限りではこのオチが全てといってもよいのだから、最初から切札を捨てて勝負に挑んだわけであり、観る側もオチについて云々語るべきものではない。と...思う。まわりくどい言い方だったが、要するに「そこは目をつむって見・て・ネ!」ということなのである(笑)。とにかく高度な特撮技術と大音響によって恐怖と戦慄を与えるサスペンスフルな展開に圧倒された。
nizamさん [映画館(字幕)] 9点(2005-08-05 12:49:15)(良:2票)
347.《ネタバレ》 何かわからないから怖い、ひたひたと迫る前触れがじわりとイヤーな予感を増幅させる肌感覚の恐怖。驚かせるんじゃなくて、恐怖心を引き出してるんですね。明日にでも現実になるかもしれない転変地異や事故やパニックの怖さを存分に味わえました。シャレならん描写の数々、この映画がトラウマになりそうです(笑)強烈だったのは、服の破片がひらひらと落ちてくるシーンで、9.11テロでビルから沢山落ちてきた何かを連想させて、リアル感(多分こちらの想像を喚起するイメージだったため)で胸が苦しくなりました。ところで私は原作もオリジナル作も知らないので、後半へ向かっての展開が実に新鮮でした。人類に警告どころか人類無視で落ちたラストは痛快でした。いや、突き放したようでいて、人間も細菌と共存したり敵対しながら命の連鎖で生きてきた地球生物だというスケールのデカサを感じるラストはスピルバーグも変えようがないですね。いざという時は頼りになる軍隊に無力感が漂って、最後戦う意思のない敵を相手の勝利はやたら皮肉めいていました(鳥とトムだけわかってるという皮肉もあり)。未知なる危険物体だけでなく、息子やティム・ロビンスとの意見の相違が非常にやっかい且つ娘の命を脅かす危険極まりないものであるという、苦々しさやあせりをトムと共に味わってしまいました。こういう思想や復讐心は変えがたく、大切な息子の説得に失敗するわ、一方は始末するわと、なんともオソロシイ展開です。息子を制止できなかった時のトムの呆然とした表情が物語っています。ダコちゃんへの想いはトムが心の傷になるものを見せない配慮や、捕獲されそうになる時ダコちゃんの上に怯まず覆い被さっていることで強く感じました。ダコちゃんは父親の想いを体感でしっかり受け取ったはず。相互理解できないものは理解できないまま、知らないものは知らないまま、愛情をわざと感動話にはさせないでホロ苦く父親は立ち尽くすのみ、戦いにカタルシルを求めない、などの現時点の監督の「らしさ」が盛りだくさんに伝わる作風だったからこその面白さを満喫できました。想像を絶するような造型の宇宙生物が登場するのかと思いきや、海洋生物みたいな見た事のある面々やパーツに笑ってしまいました。妙に可愛い宇宙人の哀れな最後なんて「大好きな宇宙人だけど、今回敵側にしちゃってごめんねっ~」って感じがでていました。いいぞ、スピルバーグ。
ひいらぎさん [映画館(字幕)] 8点(2005-07-17 00:45:15)(良:2票)
346.《ネタバレ》 「ウィンブルシートて出来て映画観て来てん。音響と一緒にイスが震えるんよ。」
「何観たん? 『北の零年』やったら3時間エステになるで。音楽鳴りっ放し。」
「それもうレンタルしてるわ。トムちんの『宇宙戦争』やん。」
「あ、私もレディースデーに観たわ。あのハンディカメラ、乾電池で動くん?、
車が無事やったやろ。百トン乗っても大丈夫な車庫へでも入れてたいうんけ?」
「あったことにしよ」「あの飛行機は回送てか。」「子ども観るからああ映さなな。」
「あんたも子ども守るなら何でもする?」
「まぁな。あのティム・ロビンスてえらい背ぇ高っかいなぁ。地下入るたんびデコ打つやろな。」
「あの人、掘ったり掘られたりの役多いで。」
「もう!やらしなぁ。オスカー俳優やで。そんなこと言うから大阪アホにされたやん。」
「そう?でもちょっと嬉しやん。やっぱり逃げる時は人間の足が頼りや。
寛平兄やんが走りもって『血ぃ~~~』言うて脅したんちゃん?」
「ちゃうやろ。誰かあの菊の御紋へすえかけのタコ焼き吸わしたんやろ」
「あぁそれで最後尻すぼみかいな」
「あんたのレビューもやん」「ほっといて」

・・・こんなことをお隣さんと布団叩いてダニ撒き散らし、
ツバ飛ばしてひっきりなしに喋られたらアチラさんもたまらんでしょう。
弱っていったのもうなずけます。
/失礼しました。結末はあの通りでもいいけれど、あっけなく感じないように原作に肉も色もつけて納得させるのが、CG屋さんでもキャメラ屋さんでもなく、監督さんの力量なのではないか。。。うそうそ、私、ボストンでいるの、義理パパやと思うてました。偉そうなこと言うてどうもすんません。

かーすけさん [映画館(字幕)] 8点(2005-07-16 02:14:10)(笑:2票)
345.スピルバーグ大好き!なクセに最近はどうもノレなくて、「ターミナル」も見逃しちゃってたり。今回の映画にしても、題名が発表された時点ではめっちゃ期待!って感じだったのに、入ってくる情報に、なんだか段々不安になってきちゃったり。・・・で。最高です!コレ! 私の中のセンサラウンド精神(なんだそりゃ)が久々に胸の中でぐわんぐわん高鳴って、映画を見てる間、その恐怖のスペクタクルに、ずっと「これよ、これなのよっ!」とキャーキャー喜んで恐れ慄いておりました。本当にセンサラウンドを彷彿とさせる音響効果によって存分に描かれる、圧倒的な破壊と、それを前に、ただ逃げ隠れするしかない人々の姿。ダコタたんの存在ゆえに弱き者の視点で体験させられる物語に終始ハラハラ。「あー、こわいこわいこわい~!」というのが快感になっちゃったりして、映像のハッタリ屋スピルバーグ、久々の面目躍如。最近のスピルバーグ映画はカメラワークが雑でしょーがない、って感じなんですけど、今回はぐるぐる回る長回しとか、日常~非日常、水上~水中などの縦移動の妙など、嬉しくなるよな映像たっぷり。スピルバーグ初のパニック映画と言える世界に私は思わずスクリーンに向かって「よっ!待ってましたっ!」と声かけそうでしたよ(まあ、かけたらアホですが)。それにしてもスピルバーグは、つくづく地べた派の人なのだなぁ。空を渇望しつつも、どうしても地べたに根を降ろしちゃう人。飛躍した世界よりも日常の視点から話を広げる方がいきいきしちゃう。かくいう私も、映画の好みは地べた派、なんでしょうね。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 10点(2005-06-30 13:22:40)(良:2票)
344.《ネタバレ》 もしかしたら賛否が大きく分かれるのかもしれない。が、この映画は圧倒的に“賛”である。まさに絶望的なまでの侵略者の脅威に対し、すべての人類は成す術が無い。そうこれは“戦争”などではなく、一方的な“駆除”なのだ。そのままに一人残らず滅亡するのが真のリアリティかもしれないが、それでは物語にならない。そうして導き出された結末は、人類の勝利ではなく、地球上の一生物として生かされた人類の姿である。この顛末は、序盤からの脅威的な侵略に対しあまりに“あっさり”しているように感じるかもしれない。しかしそうではない。ただひたすらに逃げ惑うだけの人類たちのその同じ場所で、いつもと同じように繰り広げられる生命体たちの活動によって、人類は生かされたのだ。実にシンプルで起伏に富んだ発想の転換、これぞScience Fictionの名にふさわしい。スピルバーグは、映像に対する絶大な創造力をもって、この古き名作をリメイクしてみせた。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 9点(2005-06-29 17:54:07)(良:2票)
別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】
1234567891011121314151617181920
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 383人
平均点数 5.89点
051.31%
1112.87%
2112.87%
3225.74%
44311.23%
55414.10%
67018.28%
78822.98%
84411.49%
9225.74%
10133.39%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.89点 Review55人
2 ストーリー評価 5.09点 Review66人
3 鑑賞後の後味 5.36点 Review60人
4 音楽評価 5.79点 Review53人
5 感泣評価 3.95点 Review42人
chart

【アカデミー賞 情報】

2005年 78回
視覚効果賞デニス・ミューレン候補(ノミネート) 
音響効果賞リチャード・キング[録音]候補(ノミネート)(音響編集賞として)
音響賞アンディ・ネルソン[録音]候補(ノミネート)(音響調整賞として)

【ゴールデンラズベリー賞 情報】

2005年 26回
最低主演男優賞トム・クルーズ候補(ノミネート) 

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS