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タワーリング・インフェルノ

[タワーリングインフェルノ]
The Towering Inferno
1974年上映時間:165分
平均点:7.70 / 10(Review 261人) (点数分布表示)
公開開始日(1975-06-07)
アクションドラマサスペンスパニックもの小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-07-31)【イニシャルK】さん
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監督ジョン・ギラーミン
助監督ニュート・アーノルド
演出アーウィン・アレン(アクション監督)
山田悦司(日本語吹き替え版【TBS】)
キャストスティーヴ・マックィーン[俳優](男優)マイケル・オハラハン消防隊長
ポール・ニューマン(男優)ダグ・ロバーツ設計士
ウィリアム・ホールデン(男優)ジェームズ・ダンカン社長
フェイ・ダナウェイ(女優)スーザン・フランクリン
フレッド・アステア(男優)ハーリー・クレイボーン
スーザン・ブレイクリー(女優)パティ・シモンズ
リチャード・チェンバレン(男優)ロジャー・シモンズ
ジェニファー・ジョーンズ(女優)リゾレット・ミューラー
O・J・シンプソン(男優)ハリー・ジャーニガン保安主任
ロバート・ヴォーン(男優)ゲイリー・パーカー上院議員
ロバート・ワグナー(男優)ダン・ビグロー広報部長
シーラ・アレン[女優・1929年生](女優)ポーラ・ラムジー市長夫人(シーラ・マシューズ名義)
ノーマン・バートン(男優)ウィル・ギディングズ工事主任
ドン・ゴードン(男優)カピイ
フェルトン・ペリー(男優)スコット
ダブニー・コールマン(男優)
ロス・エリオット(男優)
ジョン・クロフォード[男優・1920年生](男優)キャラハン
パトリック・カリトン(男優)エンジニア
グレゴリー・シエラ(男優)バーテンダー
宮部昭夫マイケル・オハラハン消防隊長(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
川合伸旺ダグ・ロバーツ設計士(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
平井道子スーザン・フランクリン(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
野沢那智ロジャー・シモンズ(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
小川真司〔声優・男優〕ハリー・ジャーニガン保安主任(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
杉山佳寿子パティ・シモンズ(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
宮川洋一ロバート・ラムジー市長(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
蟹江栄司(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
青野武(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
阪脩(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
笹岡繁蔵(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
上田敏也(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
緑川稔(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
井上孝雄ダグ・ロバーツ設計士(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
近藤洋介ジェームズ・ダンカン社長(日本語吹き替え版【日本テレビ/フジテレビ】)
田島令子スーザン・フランクリン(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
中村正[声優]ハーリー・クレイボーン(日本語吹き替え版【日本テレビ/フジテレビ/TBS】)
矢島正明ゲイリー・パーカー上院議員(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
城達也ダン・ビグロー広報部長(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
石丸博也ロジャー・シモンズ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
麦人ハリー・ジャーニガン保安主任(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
勝生真沙子パティ・シモンズ(日本語吹き替え版【日本テレビ/TBS】)
沢田敏子ローリー(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
片岡富枝ポーラ・ラムジー市長夫人(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
村松康雄ウィル・ギディングズ工事主任(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
伊井篤史(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
平林尚三(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
玄田哲章(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
小島敏彦(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
塚田正昭(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
加藤正之(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
長堀芳夫(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
西村知道(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
広瀬正志(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
堀川亮(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
高島雅羅(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
内海賢二マイケル・オハラハン消防隊長(日本語吹き替え版【TBS】)
堀勝之祐ダグ・ロバーツ設計士(日本語吹き替え版【TBS】)
小林修ジェームズ・ダンカン社長(日本語吹き替え版【TBS】)
池田昌子[声]スーザン・フランクリン(日本語吹き替え版【TBS】)
安原義人ゲイリー・パーカー上院議員(日本語吹き替え版【TBS】)
谷口節ダン・ビグロー広報部長(日本語吹き替え版【TBS】)
中尾隆聖ロジャー・シモンズ(日本語吹き替え版【TBS】)
千田光男ハリー・ジャーニガン保安主任(日本語吹き替え版【TBS】)
竹口安芸子ポーラ・ラムジー市長夫人(日本語吹き替え版【TBS】)
津田英三(日本語吹き替え版【TBS】)
堀内賢雄(日本語吹き替え版【TBS】)
石森達幸(日本語吹き替え版【TBS】)
島香裕(日本語吹き替え版【TBS】)
梅津秀行(日本語吹き替え版【TBS】)
弘中くみ子(日本語吹き替え版【TBS】)
小山力也マイケル・オハラハン消防隊長(日本語吹き替え版【BSジャパン】)
てらそままさきダグ・ロバーツ設計士(日本語吹き替え版【BSジャパン】)
佐々木勝彦ジェームズ・ダンカン社長(日本語吹き替え版【BSジャパン】)
山像かおりスーザン・フランクリン(日本語吹き替え版【BSジャパン】)
森田順平ゲイリー・パーカー上院議員(日本語吹き替え版【BSジャパン】)
木下浩之ダン・ビグロー広報部長(日本語吹き替え版【BSジャパン】)
藤真秀ハリー・ジャーニガン保安主任(日本語吹き替え版【BSジャパン】)
岩崎ひろしハーリー・クレイボーン(日本語吹き替え版【BSジャパン】)
井上喜久子パティ・シモンズ(日本語吹き替え版【BSジャパン】)
魚建ウィル・ギディングズ工事主任(日本語吹き替え版【BSジャパン】)
楠見尚己(日本語吹き替え版【BSジャパン】)
牛山茂(日本語吹き替え版【BSジャパン】)
星野充昭(日本語吹き替え版【BSジャパン】)
佐々木睦(日本語吹き替え版【BSジャパン】)
浦山迅(日本語吹き替え版【BSジャパン】)
原作フランク・M・ロビンソン「ガラスの地獄」(共同執筆)
トーマス・N・スコーティア「ガラスの地獄」(共同執筆)
リチャード・マーティン・スターン「ザ・タワー」
脚本スターリング・シリファント
音楽ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]
作詞ジョエル・ハーシュホーン"We May Never Love Like This Again"
アル・カシャ"We May Never Love Like This Again"
作曲アル・カシャ"We May Never Love Like This Again"
ジョエル・ハーシュホーン"We May Never Love Like This Again"
撮影フレッド・J・コーネカンプ
ジョセフ・F・バイロック(アクション・シーン撮影監督)
製作アーウィン・アレン
ワーナー・ブラザース
20世紀フォックス
制作東北新社日本語版制作(日本語吹き替え版【日本テレビ/TBS】)
ブロードメディア・スタジオ日本語版制作(日本語吹き替え版【BSジャパン】)
配給ワーナー・ブラザース(共同配給)
20世紀フォックス(共同配給)
特撮ダグラス・トランブル(視覚効果[ノンクレジット])
L・B・アボット(特殊効果)
ローガン・フラジー(mechanical effects)
美術ウィリアム・J・クレバー(プロダクション・デザイン)
ラファエル・ブレットン(セット装飾)
衣装ポール・ザストゥネヴィッチ
編集ハロルド・F・クレス
録音セオドア・ソダーバーグ
字幕翻訳岡田壮平
日本語翻訳木原たけし(日本語吹き替え版【日本テレビ/TBS】)
スタントトーマス・ロサレス・Jr(ノンクレジット)
ミッキー・ギルバート(ノンクレジット)
あらすじ
サンフランシスコにある138階建ての”グラスタワー”では落成記念式典が行われていた。各界の著名人が集まりにぎわう最上階でパーティーが行われていた頃、実は手抜き工事のために火災が発生していた。ビルの設計士ダグ・ロバーツは消防隊長オハラハンとともに消火活動を行うのだが、火の勢いは衰えず最上階へ向けて延焼を続ける。パーティー会場に残された人々を救出するため懸命の活動が続けられるのだが・・・。さまざまな人間模様をちりばめたパニック映画の傑作。ニューマンとマックイーンのがっぷり四つの演技も見ものです。
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241.《ネタバレ》 全体的にスローすぎるというのが率直な印象。
こういったパニックものというのは、スピード感を出してスリルを持たせた方が良いと思うのですが、冒頭での倉庫のボヤへの対応の遅さから、早くも期待が薄れてしまったような感じで観ていました。とにかく、最初から最後までスピード感が全くなく慌てるそぶりをする人が少ないからなのか、どうしても冗長な場面ばかりになってしまって、そこが良くなかったような気がしました。
火事が倉庫から飛び火しても、マックイーンは悠長に建物の図面を眺めているだけで、さっさと階上に飛び込んで行って他の団員に指示を出すとかしてリーダーシップをとるような活躍を最初からしてくれてれば格好良かったのに、見せ場は後半のみだったのが残念ですし、ポール・ニューマンに至っては建築家の役で出ていましたが、建築家が奔走すること自体すごく疑問で、しかも自分のオフィスに隠し部屋を作って他の人間が仕事をしている最中に情事に耽るという大馬鹿者で、それなりの活躍はしましたが偽装を指示した社長にも匹敵するほどのワルな印象が残ってしまったのが自分にとっては良くなかったです。
また、子供二人と婦人を鉄パイプを伝って降りるシーンのあの安っぽさ。ちょっとスリルのあるシーンを作ってみましたみたいな、いかにも取ってつけたような感じのドキドキ感を味わうのにちょうどいい長さ(笑)の鉄パイプだったので笑ってしまいました。
色々とレビューを拝見したところ、人物描写が丹念で良いとの意見をよく目にしたのですが、ヒッチコックの某パニック映画を観たことがあるせいか、映画開始から15分くらいで早くも火が出ていたので、ちょっと本題に入るのが早すぎたように思えます。これだけ多くの登場人物が出てきているわけですから、もっとそれぞれの人物描写を掘り下げていった方が良かったのではないかと思いました。
もっつぁれらさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2011-02-27 16:53:09)(良:1票)
240.スクリーンでの初見以来何度も見ているのですが、何度見ても見入ってしまう。『ポセイドン・アドベンチャー』と比べると、あちらが主人公一行の足取りを追いかけていけばいいだけなのに対し、こちらは舞台があちこち分散していて散漫になりそうですが、そういう印象は受けずうまくまとまっていると感じさせます。メイン出演者の中では、ロバート・ワグナーは出番が少なくてかわいそうですが、あとはしっかりドラマを作っていて引きつけられます。あと、BGMが記憶に残らないのであまり使われていないのかと思っていたのですが、そうでもないようです。ドラマ部分に集中しすぎて印象が薄くなってしまったようで、これは逆に、ドラマとしての質の高さを物語っていると思います。諷刺も利いており、製作後30年以上経った現在でも十分鑑賞に耐えます。
アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2010-12-06 22:16:51)(良:1票)
239.《ネタバレ》 今さらながら初見。しかし、古さも時間の長さも感じさせない怪作でした。主役2人の活躍もさることながら、意外だったのは上院議員と市長の描き方。「きっと権力を振りかざして我先にと逃げようとするんだろうなぁ」と思って見ていたら、しっかり“最期”まで立派でした。もし日本の議員や首長がこういう場に居合わせたら、どいつもこいつも醜態を晒すんじゃないでしょうか。そう考えると、ちょっと気が滅入りますが。
眉山さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-11-26 19:07:28)(良:1票)
238.『ポセイドン・アドベンチャー』が、出口という「上がり」へ向けた「すごろく」みたいな展開だったのに対して、こっちは「パーティー会場から動けない」という状況で見せる。最初は遠く離れた火だったのが、徐々に迫ってくる怖さ。その遠さが「大きくなり過ぎた建築物」を印象づける。恐竜は尻尾の先の痛みを脳が感じるまで1秒以上もかかる、とかいう話を思い出した。エレベーターから火だるまの人がころがり出てきて安全の結界が破られ、ガラスが割られ外の風がじかに吹き込んでくる。着飾ったドレスが汚れてくる。くつろぎのパーティー会場にどんどん外部が入り込んでくる。映画の基本が見世物だとしたら、観客が一番喜ぶのは火事場の野次馬になってもらうことだ、と製作者に見抜かれてしまっているのは悔しいが、たしかにそうなんだ。ワクワクして野次馬になりきってしまう。『ポセイドン』では観客はある程度登場人物と一体化して観ていたが、こちらは少し離れて野次馬の立場から、街の名士たちのオタオタぶりを眺めている。でもこのころはあんまり高層ビルもなかったが、今では林立していて、観客のほうも当事者になり得る可能性が高まっている。非常階段にコンクリの残滓がヒョイと捨ててあるなんて、似たようなことアリソーだし(最近の日本でも飛行場の工事で産廃が滑走路の下に埋められてたってのがあった。非常階段が倉庫がわりになってた、ってのは歌舞伎町の火事だったっけ?)、手抜き工事の話は枚挙にいとまがない。そうそう安全な野次馬の立場ばかりでもいられなくなっているのだ。この映画の忠告は、現在いっそう切実になっている。下からインフェルノの劫火と天からの大洪水、あちらの人にとってはキリスト教的な構図でもあるんだろうな。
なんのかんのさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-11-26 10:08:07)(良:1票)
237.何度観ても面白い。
最近のリアルなCG,大仰なカメラワーク,スピーディで変化に富んだ展開,奇抜な救出劇,などに慣れた人には退屈に思えるかもしれませんけれど,逆に CGを使わず,身近なカメラアングル,ごく当たり前の消火活動などがリアリティを高めていると思います。
我が身をかえりみず,勇敢に消火・救出活動をする消防士たちの姿がとても印象的で,しかし決して英雄視していないのでくどさも感じず,2時間半以上の上映時間があっという間です。
解説的な台詞がほとんどないのも良いですね。
YHWHさん [DVD(字幕)] 10点(2007-01-21 12:12:53)(良:1票)
236.やや冗長ではあったが、クライマックスの救出シーンの迫力と容赦のない展開に縮み上がった。ぼろぼろぼろぼろ人が死ぬ。ほんとうにもう、ゴミのように死んでいく。善良で勇敢な人たちも残酷な死を遂げたのにはさすがに涙腺が緩んだ。それぞれに愛する人、それぞれの人生があることを示し、命の重さを伝えた上でそれらがいかにたやすく奪われていくかを見せる。ある意味ではこれこそが災害の怖いところであると思う。たとえばニュースで数十人、数百人が死んだと知らされてもすぐにはぴんと来ないけど、一人一人の顔を想像しようとすれば気が遠くなってくる。失われたものが大きすぎて、把握することすら不可能なのだ。まさにインフェルノ(地獄)の名を冠するにふさわしい、凄まじい作品。
no oneさん [DVD(字幕)] 7点(2006-01-31 05:11:37)(良:1票)
235.映画を批評する言い回しの一つに「人間が描けていない」という常套句がありますが、私にそれを痛感させてくれたのがこの映画。ポール・ニューマンとマックイーンはひたすらにかっこよく、手抜き工事の張本人はひたすら身勝手な悪役という描き方。演出はもっぱら、派手なビル火災と生きながら炎上する被災者というきわものまがいの描写に重点を置いています。同じパニック映画というくくりながら、主演のジーン・ハックマンに単なる正義漢を越えた多面性を持たせ、彼と行動を共にする被災者のキャラクターを浮き立たせた「ポセイドン・アドベンチャー」の足元にも及びません。上映時間を2時間にまとめた「ポセイドン」に対し、2時間45分も費やしながら、です。冗長なテンポは、せっかくの迫力を削いでいます。そのあたりが、「キングコング」・ギラーミンとロナルド・ニームの差でしょう。
satoshiさん [DVD(字幕)] 4点(2005-10-14 11:09:07)(良:1票)
234.実は最近までちゃんと観たことなかってん。んでここの評価がいいのでかなりの期待大で観てみてんけど、映像が思ったより迫力あってびっくり。本物の火をふんだんに使ってるし、ビルも模型とは思えないし、消防隊も大量出動、ビル内のセットもよくできてるし、まー合成マルワカリなところもあるんやけど、それでも、こっちからのってあげれば、そないおかしくないし(CGだってまるわかりな時あるしね)、なにより最初に火がちゃんとバックドラフトしてることろがリアルやってん(映画バックドラフトと同じ)。屋上での展開もエレベーターでの展開も今観ても迫力満点。70年代の映画でもお金かければすごいのが出来るってことがよくわかりました。ただ、ほんと申し訳ないんやけど、ドラマ部分ではそないのめりこめんかってん。特にやたら男と女がお互い思いつつ離ればなれになるってシーンが目について、しかも音楽や見つめあう表情のアップとかで盛り上げちゃったりして、いや映画やから盛り上がるのはいーねんけど、盛り上がるのはカップルだけかい?って感じがしてちょっと鼻についてもーた。後、不倫カップルの女は火を見てもなんか落ち着いてるし(綺麗に演じすぎ?)、落ち着いてるわりには下半身パンツいっちょのままやし、耳の不自由な家族を助けるおばさんも、みんなと下の階におりたはずやのに、いつのまに?、そんなところに一人でおるの?って展開やし(家族救出を消防士に頼む事できたはずやねんけど)、所々人間ドラマ的に綺麗に見せたいのかリアリティーが薄い感じしてんな。ハラハラ感があんまなかったんはそのせいかな。その中で消防隊の働きだけはハラハラできたけど。色々突っ込みましたけど、きっと期待がでかすぎたんやろね。ご都合主義なところは映画やし。ただ三時間、ほとんど退屈じゃなかったんで(多少ダレましたけど)、ちょっと甘めに満点にしときます。でも、これを超えるビル火災映画は今のところ観たことないです。映画的にねらい目かも。
なにわ君さん 10点(2004-10-21 14:58:18)(良:1票)
233.『ポセイドン・アドベンチャー』の成功を受けて作られた本作は、いわば「続編」と呼べると思います。『ポセイドン~』は、逆さになった部屋というギミックが効いていましたが、火災ビルではそれは使えない。ただ火を避けて、一階に下りていくだけではつまらないな、と思っていました。すいません、浅はかでした。迷宮脱出ものだった『ポセイドン~』とは構図を変え、集団作業によるレスキューが大胆に取り入れられています。主人公は建築士ダグ(ポール・ニューマン)。ビル内に恋人がおり、観客が感情移入できる存在です。対する消防隊長オハラハン(スティーブ・マックイーン)の出番はずっと少ない。プライベートのことも判らない。なのに印象に残るのは、もちろんマックイーンの上手さもありますが、敢えて「通りすがりのプロのおやじに過ぎない」、そのかっこよさを徹底させたからでしょう。いやいや満喫しました。ただ、主人公二人のビジュアルがかぶってるのが気にかかりましたが。そしたらどっちが髪型を変えるかでまた大もめするんでしょうね(メイン主役をどちらにするかは、当時深刻な問題だったらしいです)。
円盤人さん 8点(2004-09-11 21:28:35)(良:1票)
232.勘弁してください……。私にとってのパニック映画の金字塔「ポセイドン・アドベンチャー」を原型にしたと謳いながら、こんな駄作映画を撮らないでほしいです。まず、とにかくカメラワークが単調かつ工夫がないのに失望しました(特に、ニューマンが婦人と子供二人を連れて構造材を伝って降りるシーン)。それと、タワー内の位置関係が非常に把握しにくく、どことどこが繋がっているからこうなる、というのが伝わってきません。ラストの「これは人類の思い上がりの象徴だ」というニューマンの台詞にしても、重みに欠けること甚だしいです……。
Kさん 0点(2004-06-03 18:37:09)(良:1票)
231.子供の頃にテレビでやってるのを見て、ほんとに怖いと思った。
最近のパニック映画は地球規模で話が展開したりするのが多いけど、
寧ろそういうのは怖いと思わない。
明日地球が消滅するなら、それはそれで仕方ないと思えるけど、
この限られた空間に閉じ込められるという恐怖は、まさにパニックを呼ぶものだと思う。
人間の汚い部分や美しい部分がリアルに感じられて、怖くもあり、感動も呼ぶ。
名作と言って差し支えない作品であろう。
もとやさん 9点(2004-03-29 04:34:08)(良:1票)
230.当時は斬新な傑作だったのかもしれませんが……。やっぱり古典は古典です。テンポが悪い。「ただそのストーリーを撮影しているだけ」のような気がしてしまいます(演出に工夫が無い。臨場感が伝わらない。カメラに動きが無い。無駄に長い)。それに、ビルの内装からして古さを感じずにいられないし、特撮もしょぼい。あまり緊張感が伝わってきませんでした。リメイクすれば、凄いものができるかもしれないけど……9.11があったからには、数年は無理だろうなあ。
IKEKOさん 4点(2004-01-29 03:12:25)(良:1票)
229.豪華な顔ぶれなのだけど、なにぶん時がたってるもんだから顔が判りづらくて…えーと、これがニューマンで、こっちがー…って作業に忙しく、パニックに乗り遅れてしまった。後で思い返せば「おーっ!」と思うシーンもあるし、感がえるほど怖いのだけど、「手に汗握る」は体感できず…。パニック映画やホラー映画は、“演技が達者な無名の俳優”で観る方がホントっぽくていいと思った。
桃子さん 7点(2004-01-15 14:28:03)(良:1票)
228.《ネタバレ》 小さいころ見て、強烈な印象を残した作品。いま見ると、さすがにビルはミニチュアに見えるが、それでも数十メートルの巨大ミニチュアの効果は絶大だった。小さい頃は「火に巻かれないと死なない」と思っていたので、「若い頃は短距離選手だった~」の彼が死んだのはよく分からなかったが、いま考えると、あれはもう部屋の空気自体が服の発火点だったんだなと分かった(あってます?)。とても恐くて、とても面白い、映画史に残る大娯楽作。
カシスさん 9点(2004-01-06 17:53:53)(良:1票)
227.子供の頃、テレビでの初見で「二度と高層ビルには上るまい」と思いましたが、そう思わせた時点で勝ちでしょう。さらに、いまとなっては「トップリーダーは、一大事となったらすぐに最良の決断をしなければならない」--火事が判明したら渋らずにすぐに客を退避させなければならない--ということもわかりました。あと、これは父に聞いた話ですが、上映当時、屋外エレベーターでの避難シーンで、やっと地上に着いたときに劇場の観客から拍手が起こったそうですよ。そこに居合わせたかった。居合わせていたら9点、10点、思わず付けてしまったと感じています。
まつもとしんやさん 8点(2003-11-24 16:40:38)(良:1票)
226.《ネタバレ》 当時、「ポセイドン・アドベンチャー」などと並び称されたパニックモノですね。手抜き工事による火災により、完成披露パーティーが悲惨なことになり、そこで繰り広げられる人間ドラマがテーマでしょうか。多くの人物を描くとどうしても冗長になってしまがちですし、本作もややそうなりかけていますが、ポール・ニューマンとスティーブ・マックイーンがそれを引き締めています。もちろん脇を固める、ウィリアム・ホールデンの社長、ロバート・ヴォーンの上院議員、フレッド・アステアの詐欺師なども好い演技をしています。この手の映画は誰かが死ななければならないのですが、あの女性が子供達をフェイ・ダナウェイに渡してエレベーターから落ちてしまうシーンは悲しいですね。映画のクライマックスたる屋上タンクの爆破シーンの後、助かったアステアが彼女を捜し回るシーンが印象的です。座り込むニューマンにマックイーンが語りかけるラストシーン、やっぱり格好いいですね。
オオカミさん 8点(2003-11-17 00:55:48)(良:1票)
225.おそらく私が初めて見た洋画です。子供の頃TVで放映されていたのを見て、あまりの迫力にもの凄く印象が残りました。でもまだ小さかったのでタイトルを覚えていませんでした。役者も年代もわからず、後に探すのに苦労しました。でもここから私の映画人生は始まったと思います。そういう意味でも記念碑的作品です。エレベーターやブランコなど見せ場がたくさん。それぞれの人間ドラマも見ごたえがありました。そしてラストの水は何度見ても迫力あります。時間は長いのに長さを感じさせない作りが見事。この作品に最初に出会えてよかった!
ピンクさん 10点(2003-08-25 23:10:20)(良:1票)
224.僕にとって究極の映画。子供の頃、この映画に出会わなければ、果たして今ほど映画が好きになっていたかどうか。これまでも、おそらくこれからも、ベストワンの映画と言っていいでしょう。この映画について述べ出すと、到底ここには書ききれないので、以下略。
鱗歌さん 10点(2003-05-23 22:18:01)(良:1票)
223.公開当時オールスターの超大作パニック映画、っていうので入場料が値上げされた(と思う)。マックイーンの印象が強くて迫力のあったのは確かで・・もう一度みたい。 <ということで30年ぶりの再見>昨今のCGやVFXのない時代にこの火事の迫力あるシーンは今見てもすごい!と思います。当時は全て判別できなかったスターたちもそれぞれしっかりと見せ場があって存在感がある。みんなかっこいいんですよね。ただ今見ると他の方も言われるようにパニックにも存外おっとりした感じもあるし疑問点もないわけではない。でも最近のハリウッド大作よりずっとドラマ部分がしっかり描いてあって見ごたえがあります。
キリコさん 8点(2003-04-06 22:28:08)(良:1票)
222. 制作者:アーウィン・アレン、監督:ジョン・ギラーミン…コイツらには後々何度となく煮え湯を飲まされたが、コレは…まぁ、パニック・ムービーとしては上出来の一編。第一の勝因は二つの原作を巧みに折衷させて見事な脚本に仕上げたスターリング・シリファントの「ポセイドン・アドベンチャー」に次ぐ大活躍!!個人的に「ミスター・パニックムービー」の称号を与えたいくらいコノ手の映画への貢献度は偉大だ。お次はお約束のオールスター・キャスト!スティーブ・マックィーン、ポール・ニューマン、フェイ・ダナウェイ、ウィリアム・ホールデン、フレッド・アステア、ジェニファー・ジョーンズ、ロバート・ボーン、ロバート・ワグナー、リチャード・チェンバレン、O・J・シンプソン…!!結構豪華なのは勿論、各人に見せ場がキチンと用意されているのが凡百の顔見せ駄作パニック映画群と決定的に違う点。中でも出色なのは皆さんも仰ってる通り、マックィーン演じる消防隊長オハラハン!実際ニューマンが中盤まで引っ張るが、彼、オハラハンの登場で一気に影が薄くなったからねぇ…。この存在感は流石の一語!上記のスター中死亡するのは…《ネタバレ》人知れず不倫してて人知れず焼死するロバート・ワグナー、(どなたかが実に上手く評してたけど)芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を彷彿させるロープ椅子脱出シーンでロバート・ボーンとリチャード・チェンバレンが墜落死、ジェニファー・ジョーンズお婆ちゃんが展望エレベーターから墜落死…とそれほど意外性はない。個人的にはフェイ・ダナウェイには派手に焼死して欲しかったんだが…残念!因みに当時スタントマンだったジョン・ランディスが飛び降り役を派手にやってたそうだ。うーーーーん、何処に出てるんだろ?当時のNY市長だったリンゼイも特別出演…って誰よ、そのオッサン!?難を言えば、出火の原因がショボ過ぎるってコトかな。あと、ラストはあの程度では鎮火しないと思うけど…「それを言っちゃあオシマイよぉ!」ってか?
へちょちょさん 8点(2003-01-26 02:35:42)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 261人
平均点数 7.70点
010.38%
100.00%
210.38%
331.15%
483.07%
5103.83%
62810.73%
75119.54%
87930.27%
94015.33%
104015.33%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.18点 Review16人
2 ストーリー評価 7.69点 Review26人
3 鑑賞後の後味 7.61点 Review26人
4 音楽評価 7.18点 Review22人
5 感泣評価 6.00点 Review19人
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【アカデミー賞 情報】

1974年 47回
作品賞 候補(ノミネート) 
助演男優賞フレッド・アステア候補(ノミネート) 
撮影賞フレッド・J・コーネカンプ受賞 
撮影賞ジョセフ・F・バイロック受賞 
オリジナル主題歌ジョエル・ハーシュホーン受賞「タワーリング・インフェルノ/愛のテーマ」
オリジナル主題歌アル・カシャ受賞「タワーリング・インフェルノ/愛のテーマ」
作曲賞(ドラマ)ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]候補(ノミネート) 
音響賞セオドア・ソダーバーグ候補(ノミネート) 
美術賞ラファエル・ブレットン候補(ノミネート) 
美術賞ウィリアム・J・クレバー候補(ノミネート) 
編集賞ハロルド・F・クレス受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1974年 32回
助演女優賞ジェニファー・ジョーンズ候補(ノミネート) 
助演男優賞フレッド・アステア受賞 
脚本賞スターリング・シリファント候補(ノミネート) 
主題歌賞ジョエル・ハーシュホーン候補(ノミネート)「タワーリング・インフェルノ/愛のテーマ」
主題歌賞アル・カシャ候補(ノミネート)「タワーリング・インフェルノ/愛のテーマ」

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