ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。2ページ目

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ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還

[ロードオブザリングオウノキカン]
THE LORD OF THE RINGS:THE RETURN OF THE KING
2003年ニュージーランド上映時間:203分
平均点:7.56 / 10(Review 399人) (点数分布表示)
公開開始日(2004-02-14)
アクションドラマアドベンチャーファンタジーシリーズもの小説の映画化
新規登録(2004-01-11)【すぺるま】さん
タイトル情報更新(2019-08-12)【Olias】さん
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監督ピーター・ジャクソン
助監督ジム・ライジール(ノン・クレジット)
キャストイライジャ・ウッド(男優)フロド・バギンズ
イアン・マッケラン(男優)ガンダルフ
リヴ・タイラー(女優)アルウェン
ヴィゴ・モーテンセン(男優)アラゴルン
ショーン・アスティン(男優)サム
ケイト・ブランシェット(女優)ガラドリエル
ジョン・リス=デイヴィス(男優)ギムリ
バーナード・ヒル(男優)セオデン王
ビリー・ボイド(男優)ピピン
ドミニク・モナハン(男優)メリー
オーランド・ブルーム(男優)レゴラス
ヒューゴ・ウィービング(男優)エルロンド
ミランダ・オットー(女優)エオウィン
デヴィッド・ウェナム(男優)ファラミア
カール・アーバン(男優)エオメル
ジョン・ノーブル(男優)デネソール
アンディ・サーキス(男優)ゴラム(スメアゴル)
イアン・ホルム(男優)ビルボ・バギンズ
ショーン・ビーン(男優)ボロミア
ジョン・リス=デイヴィス木の鬚
浪川大輔フロド・バギンズ(日本語吹き替え版)
有川博ガンダルフ(日本語吹き替え版)
大塚芳忠アラゴルン(日本語吹き替え版)
内海賢二ギムリ(日本語吹き替え版)
小山力也ボロミア(日本語吹き替え版)
菅生隆之エルロンド(日本語吹き替え版)
長島雄一ゴラム(日本語吹き替え版)
宮本充ファラミア(日本語吹き替え版)
本田貴子エオウィン(日本語吹き替え版)
佐々木勝彦セオデン(日本語吹き替え版)
山寺宏一エオメル(日本語吹き替え版)
立木文彦ギャムリング(日本語吹き替え版)
石田太郎木の鬚(日本語吹き替え版)
岩崎ひろしデアゴル(日本語吹き替え版)
宝亀克寿ゴスモグ(日本語吹き替え版)
小林清志アングマールの魔王(日本語吹き替え版)
納谷六朗死者の王(日本語吹き替え版)
塩田朋子ガラドリエル(日本語吹き替え版)
平川大輔レゴラス(日本語吹き替え版)
勝部演之デネソール(日本語吹き替え版)
山野史人ビルボ・バギンズ(日本語吹き替え版)
村治学メリー(日本語吹き替え版)
坪井木の実アルウェン(日本語吹き替え版)
廣田行生マドリル(日本語吹き替え版)
原作J・R・R・トールキン「指輪物語」
脚本フラン・ウォルシュ
フィリッパ・ボウエン
ピーター・ジャクソン
音楽ハワード・ショア
主題歌アニー・レノックス"Into the West"
撮影アンドリュー・レスニー
製作ニュー・ライン・シネマ(プロダクション・カンパニー)
バリー・M・オズボーン
フラン・ウォルシュ
ピーター・ジャクソン
ジェイミー・セルカーク(共同製作)
製作総指揮ボブ・ワインスタイン
ハーヴェイ・ワインスタイン
配給日本ヘラルド
松竹
特殊メイクリチャード・テイラー〔特撮〕(特殊メイクスーパーバイザー)
特撮リチャード・テイラー〔特撮〕(クリーチャー/アーマー/ミニチュア)
ウェタ・デジタル社(視覚効果)
ジム・ライジール(視覚効果監督)
美術グラント・メイジャー(プロダクション・デザイン)
アラン・リー〔美術〕(コンセプチュアル・デザイン&セット装飾)
ジョン・ハウ[美術](コンセプチュアル・デザイン)
ダン・ヘナ(美術監督スーパーバイザー&セット装飾)
衣装ナイラ・ディクソン
リチャード・テイラー〔特撮〕
編集ジェイミー・セルカーク
録音クリストファー・ボーイズ
マイク・ホプキンス[録音]
イーサン・バン・ダーリン
ゲイリー・サマーズ
スタントケイシー・オニール(ノンクレジット)
その他松竹(提供)
日本ヘラルド(提供)
角川書店(提供)
ポニーキャニオン(提供)
フジテレビ(提供)
あらすじ
太陽の第3紀、3019年。冥王サウロンが創り出した「ひとつの指輪」を捨てる使命を負ったフロドとその親友サムは、ゴラムの案内のもと滅びの山へと近づいていく。一方ヘルム渓谷の戦いで勝利を収めたアラゴルン一行は、崩壊したアイゼンガルドでメリー、ピピンと再会する。しかしその間にも、サウロンの軍勢は着々と巨大化していた・・・。 ファンタジーの原点といわれる「指輪物語」を史上空前のスケールで映画化、その完結編。アカデミー賞史上最多タイの11部門受賞。中つ国と全生命の未来をかけた指輪戦争がいま遂に幕を閉じる。
ネタバレは禁止していませんので
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379.アカデミー賞11部門受賞、しかし主演、助演に1人のノミネート無し。まず、この異様な賞
の取り方がこの作品のバランスの悪さを表している。結論から言うと、主役は最後までどうしようも無く、感動には程遠いストーリーであった。常識で考えてみよう。リングが敵の手に渡れば終わりという中、目的地に行くのが結局最弱コンビだけという運頼みのストーリーに、どれだけの人が共感出来るだろうか。「水戸黄門」で言えば、黄門様とうっかり八兵衛だけで敵の城に乗り込む様なものだろう。他の仲間は何を根拠に信じられるのかさっぱり分からない。魔法使いの力で合流ぐらい出来るだろ。そして幾らヘタレでも最後にボスキャラとの死闘ぐらいは見せて欲しかった。次に、期待した戦のシーンであるが「2」と同じ感じなのでインパクトが薄い。冒頭からいきなり始まったので”またか”と思った観客は多い筈。主要人物に今回死ぬ気配が全く感じられず、3作目になり余裕すら感じる。特に、弓使い。これでは、一般兵士が幾ら死のうが緊迫感は伝わってこない。幽霊戦士の登場もご丁寧なCMのお陰で、驚きは無かった。結局、西洋人が書いた西洋人のための子供向けファンタジーだったのだと改めて感じた。邦画や漫画の「人の死を乗り越えて~」に慣れた日本人には本作は生緩いと感じるのではないだろうか。
まさサイトーさん 4点(2004-11-28 20:36:44)(笑:1票)
378.1~3部まで観た総評として書きます。ファンタジーの古典である指輪物語の看板を背負うために豪華な装丁になっていますが、やはり映画としては長すぎで、見せ場が散漫です。同監督の作品「ブレインデッド」はひたすらチェーンソーで人肉を切りまくっていましたが、この「ロードオブザリング」も単調さは同じ。ひたすら派手なCGで押し捲っているだけで下品です。フロドとサムの友情も第1部からずっと同じ調子で見せられてるので飽きてくる。アラゴルン、レゴラス、ギムリの活躍もしかり。全シーンがクライマックスじゃ疲れるんですよ。所詮はファンアイテムで、名作と呼ぶのはとてもじゃないけど無理。唯一褒めたいのは、スタッフの情熱だけは溢れるほどに伝わってくる点。第1部を面白いと思えなかったなら、あとの2編は観なくてもよい。9時間費やして鑑賞しても、何かが胸に残るような映画ではない。 ン億円かけて作った「指輪物語」の動く挿絵。
337さん 5点(2004-10-21 07:24:23)(良:1票)
377.敵弱ーーーーー!!いや間違えた。味方強ーーーーーーーーー!!亡霊軍団反則だよあれ。ゲームバランス崩しすぎだってw水上移動可能で移動速度激速だしHP無限ってなんだそれ!?無敵じゃん。エルフの兄ちゃんも強キャラ過ぎw敵があんなやられ役ばっかりじゃあ、いくら金掛けても全然燃えません!それと主人公が情けなさ過ぎて魅力がない。戦闘には参加できないし、最後は指輪の魔力にやられちゃってるし、サムかわいそうだし、そしてなにより敵キャラに魅力がなさすぎる。金掛けて大作っぽくなってるけど、ファンタジーの世界が全然魅力的に描かれていなくて映画が活きていない。本当、期待してたシリーズなのに残念無念。
ういろうさん 3点(2004-09-03 23:43:00)(良:1票)
376.サムって「グーニーズ」の主人公なんですよね。なら、この作品での(主人公並みの)活躍も納得(多分、この作品をステップに「グーニーズ2」の発表に踏み切ると思われ)。原作が古典だから、どう転がっても面白い。でも(勿論)原作の方が凄い。今回、吹き替えで観たが・・・スメアゴル「愛しい人」「愛しい人」「愛しい人」って、うっせ~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!
こじろうさん 7点(2004-08-16 17:51:38)(笑:1票)
375.<映画版のみの評価>

【Beretta】さん、【王の二つの身体】さんに同意です。結局、このシリーズは「イベントの羅列」でしかなく、「物語」ではありません。原作「指輪物語」は既に完成された世界観を持っている訳ですから、それをただ再現するだけなら、潤沢な資金と最新のCG技術があれば、誰にでも出来る事でしょう。確かに、それを実現した事は評価されるべきものですが、単に原作のエピソードを機械的に並べ立てただけで、映画化するにあたって、原作に見られる多くの「問題提起」に対する監督なりの解釈がまったく見られないというのはどうかと思います。しかも、エピソードの取捨選択、変更、時間配分などのバランスが悪いため、もともと原作が古典である事を考慮しても、ストーリーが非常に稚拙なものに見えてしまいます。

特に今作は、前作の「拡大豪華版」といった印象しかなく、よりハデになった戦闘シーンがダラダラと続くばかりで、相変わらず内容らしい内容がありません。戦い方も単に「ワーッ」と突っ込んでいくだけの「数頼み」で、戦略もクソもありません。

各キャラの活躍の仕方も中途半端で、ガンダルフは魔法使いなのに肉弾戦主体だし(後方支援として攻撃魔法を使えよ!城の最上部から雷撃を落したりしたらカッコいいじゃないですか)、他の仲間も出番が少な過ぎ。主人公フロドに至っては、その存在価値を疑問視したくなるほどの役立たずっぷり。ラストも自分の意思で指輪を捨てたのではなく、「取り返す際のゴタゴタで指輪を落っことしただけ」というのもあんまり。ここでこそ、主人公特権を持つフロドが欲望に打ち勝つ強さを見せるべき場面なのでは?魔王もすぐそばに自分の魂と繋がる指輪があるのに、あっさりそれを見逃す体たらく。ほんとに魔王なの?と疑いたくなるほど、ボスキャラとしての「凄味」を感じません。

もっとメインキャラの掘り下げや設定の説明に時間をかけるべきなのに、省略しても本筋とは関係の無い大蜘蛛のシーンにやけに時間を割いていたりと、時間配分にも問題があります。本来なら、種族間の意識差や、それを越える仲間意識と葛藤、国家間の対立と協調、欲望と理性といったように、もっと深く抉るべき問題提起に満ちている作品のはずです。

三部作を通して見て来て、よく出来たCG映像には感心させられたものの、そこに「世界」や「魂」を感じることはついに出来ませんでした。
FSSさん 4点(2004-08-07 10:12:55)(良:1票)
374.フロドとサム、ラストにがっかり。
フィリップ・バルカシジクさん 3点(2004-06-01 13:12:03)(良:1票)
373.3本で一作だから、ここでやっと総評が書ける。そうね。全体として、なんか、まるで、エッダとアーサー王とシェイクスピアをチャンポンで見せられたような気がするけど、原作がそういうものだから当然かな。総評は、つまらなかったな。脚本はね、凄いと思う。あんなに長大で冗長な原作を、あそこまでツボを押さえた作品に纏めたんだから、凄いですよ。ただ、ツボを押さえ過ぎてて、そつがなさ過ぎて、つまりストーリーの先が読め過ぎるのよ。次はこうなるなと思うと、ガッカリするくらいそうなっちゃうのよ。原作ありきの活劇物の悲しさで、全体像が分かるのは仕方がないとしても、役者の演技まで、かくあるべき者が、かくあるべきようにしか演じてないだけに、意外性もないし、息を呑むようなものもない。映像も、別に特撮おたくでもないせいか、特に凄いと思うところもなかったし、むしろ、これまで使われてきたものを馬鹿げて壮大にしただけな印象だったな。ガッカリで言えば、O・ブルームのレゴラスは、エルフというより、冒険に憧れるどこぞの貴族のボンボンで、どこがエルフなの?って感じだったし、極めつけは、帰還した王アラゴルンの貧相さ加減。放浪の騎士だった時は、あのうらぶれた感じが「いいじゃない」と思ったのよ。なのに、帰還した王が戴冠したシーンは、もうちょっとこう、何とかならなかったんだろうか。そら、本作の主役はあくまでホビットだということ差し引いても、存在感なさ過ぎ。だから、王との契約とかいうシーンでも説得力がないのよ。ともかく、全体として、一見緻密に見えるけど、実は大雑把な作りで、要するにゲーム仕様のファジーな感覚なんだな。でも、そこが、言葉より手紙より、メール文字に愛着を覚える今風に合ったんだろうね。ただ、オスカーを総なめにするような作品かなぁ?
由布さん 5点(2004-04-26 22:48:49)(良:1票)
372.《ネタバレ》 すいません、イアン・マッケラン氏が出てなければ、きっとこんなに早く観てなかったと思います(苦笑)決して濃いぃファンではなく、映画館で観たのも最後のこれだけなので、そこ迄思い入れが無いのでこの点数ですが、映画館へ行った甲斐は十二分にありました。正直最後はちょっと驚きました。こういうファンタジーものって、勝手に全てがハッピーエンドだと思っていたら以外と深いラストで。なので、旅立ってゆくフロドの物悲しくも、しっかりとした笑顔は忘れられません。ファンタジーものだと、勝手に他の作品と同じ様な感覚で一括りにしてはダメだと思い知らされました。シリーズ通してとても力強い作品ですね。ホント、これを一気に制作した監督に乾杯です。
n@omiさん 7点(2004-03-24 01:48:09)(良:1票)
371.《ネタバレ》 もー感動した! 旅の仲間すばらしい
ギニュー隊長★さん [映画館(字幕)] 9点(2004-03-13 15:38:05)(笑:1票)
370.《ネタバレ》 隣で観てた彼女がくしゃみをした瞬間にサウロンの塔が崩壊した。何だかそのタイミングがあまりにも良すぎて、まるでそのくしゃみの衝撃で塔がぶっ飛んだように思えてきて雰囲気ぶち壊しだった。本日、周りで観てた方々すいません…。でも、いい映画でした。
Minatoさん 8点(2004-03-07 22:50:26)(笑:1票)
369.《ネタバレ》 あの映画には語られていない後日談…「サムはフロドから別れ際に
『最後は君が綴ってくれ…』と渡された指輪物語を家に持ち帰りました。そして律儀なサムはフロドの望みをかなえようとペンを持って本を開いたのです。けど、サムはそこで言葉を失ってしまいました。なぜなら、フロドは叔父さんから指輪をもらった所までしか『執筆』していなかったのです。ああ、哀れなサム。彼は映画9時間分の原作をそれから毎日書き続ける事になりました…めでたしめでたし。」・・・・・・こんな事を思うほど、フロドは何もしていません。指輪を滅ぼしたのもアクシデントだし…。それでも、3部作の中では一番面白かった。
クルイベルさん 7点(2004-02-26 10:15:40)(笑:1票)
368.《ネタバレ》 特にこのシリーズには思い入れもなく、優待券を使わないと損だからという理由だけで昨日消化試合的態度で鑑賞。大団円に向っているのは、始まる前からばればれなので、どんなにフロドが危機的な状況に陥ってもどうせ助かるのだろうなという冷めた目でみておりました。ちょっと見せ所がたくさんありすぎるのですね、この映画は。それでこちらの感覚が麻痺して、却ってストーリーが平板に感じられてしまう。ま、フロドが指輪を最後どうするかの場面は思いっきり星飛雄馬になっていたし(なかなか投げない、眼の光りがコワイ、周りで火が燃えている)、ドリンク剤のCM「ファイト、一発」な場面も見せてくれたし、戦闘シーンまっただなかで、「人間(man)には俺は倒せない」「アタシは男(man)ではない」などという超ベタな駄洒落の仕込みをさせてもくれたので、収穫が全くなかったわけではありません。
南浦和で笑う三波さん 5点(2004-02-24 06:23:27)(良:1票)
367.大好きな「指輪物語」を映画化してくださったPJ監督に10点を捧げたい。体温を感じさせるクリーチャーや、中つ国でロケをしたかのようなセットはもちろんだが、私は特にキャスティングの絶妙さを評価する。中でも「王の帰還」の中ではヴィゴ(アラゴルン)、デヴィット・ウェンハム(ファラミア)、ミランダ・オットー(エオウィン)が秀逸だった。もちろん、原作ファンとして、省かれたり、変更されたりしたエピソードに未練はある。が、省かれたエピソードは、自らの想像力と映画のキャスティングを使って、頭の中に描き出すという新たな楽しみが与えられたと思っている。
ノコギリソウさん 10点(2004-02-20 21:34:31)(良:1票)
366.《ネタバレ》 なかなか楽しめました。けれど、原作に思い入れのある1ファンとしては突っ込みどころがあまりに多い・・・(泣)特にデネソール侯
の最期は衝撃でした。自ら火の中に投げ込んでおいて「ゴンドールの執政の最期だ」と冷静に言うガンダルフに唖然。そして火達磨になりながら全力疾走して落ちていく執政殿の姿にも唖然。劇場版三部作を通じて、この一家(ボロミア、ファラミア、デネソール)あまりに貶められすぎなのでは?また戦闘シーンの山場も多すぎて、かえってどのシーンも印象に残らない気がしました。その分カットされたエピソードも多く、SEEを待たなくてはならないのも残念。個人的に王の帰還のキモだと思っている、ホビット庄の掃討シーンが丸々ないのはとても残念でした。それでもやはり見事な映像と、迫力に7点つけます。ただ、やはり原作を知らないで見たら戦闘シーンが迫力あった、キャラが格好よかった・・・で終わってしまう映画なんだろうなあ。そういえば、予告編にでていた、エオメルが泣くシーンも無かった気がします。結構楽しみにしていたのですが、見過ごしたのか?それともカットされているのか?蜘蛛のシーンやスメアゴルからゴラムになるシーンなど、B級くささがぷんぷんしてピータージャクソンの趣味を感じました。
トマトマートさん 7点(2004-02-19 03:56:53)(良:1票)
365.《ネタバレ》  反則技のかまし合いって感じで、痛快でした(^^ 先ず、でっかいオーク共が棍棒で兵士達を蹴散らす(反則) 竜も飛んできやがる(反則) 次に、死ぬほどでかい上に牙の先にやらしいトゲトゲつけた像が、騎兵隊を蹴散らす(反則) 今度は逆襲。アラゴルンが死者の大軍を連れてくる。王の剣以外では傷ひとつ負わない無敵モードの軍隊で、オーク軍を皆殺し(反則) なんて盛り上がる戦・・・!今後の映画『トロイ』とか可哀想だ!すこし冗長で興奮も冷めたので、8点!ファラミア、エオウィンとお幸せに!(格好良過ぎるキャラ達の幸福は、敢えては祈りません。悪しからず!)
フランシス=ライオネルさん 8点(2004-02-18 01:51:03)(笑:1票)
364.《ネタバレ》 愛を感じる。この映画を作った人たちの、原作に対する深い愛情を感じる。原作を読んだ者としては、もちろん多少の違和感を感じることもあるが、それ以上にここにあるものは製作した人たちの愛だ。原作と違うところがあっても、それは器が違うだけで、中に込められている物語の真髄は変わらない。だからこそ、原作を読んだときのあの感動、あの涙がそのまま蘇ってきたのはきっとそのおかげだと思う。
それにいつも過剰で嫌になるハリウッドの特殊効果に初めて好感をもてた。原作でも熾烈を極めたミナス・ティリスの戦いの、痛みが、苦しみが、匂いが、恐怖が、そのまま肌で伝わってくるよう。映画の観客として眺めているというより、戦いに参加して体験しているようだった。ものすごいリアリティである。ゴンドールに平和がもたらされるまでに払われた犠牲の大きさをうかがわせる。
世の中にはいろんな解釈があって、この作品に対してもいろんな意見があるだろう。それは理解できる。だけど、もし「この映画では原作が台無しだ」という人がいたら、聞いてみたい。「ならあなたならどうできるのか」と。
ペンギン皇帝さん 10点(2004-02-08 01:40:24)(良:1票)
363.《ネタバレ》 新聞で一番早い上映のヤツ!って調べて見てきました。ちと遠かったですけど。さて、映画の方はというと、この到達点を見た事で「旅の仲間」や「二つの塔」も納得できたという感じです。復習していかないとなぁ、と思いながらすっかり忘れちゃって、映画が始まってしばらくは頭の中でこれまでのあらすじを一生懸命組み立てないとならない状態でしたが、やがてそれぞれのキャラクターがたどり着く運命に涙なくしてはいられない状態に。やっぱりこの結末を持ってして初めて前2作の評価が可能なのかなぁ、とは思います。個人的にはメリーやピピンに見せ場が多くあったのが満足ポイント。ただ、前作後半から同じパターンの繰り返し(絶望~援軍の登場で逆転)な感じがしちゃったのは、少々マイナスポイントですか。何はともあれ、これだけの壮大な物語をきっちり完結させたエネルギー、こちらを魅了して止まない映像の語り口には素直に拍手を送りたいです(シネコンって拍手なし世界なんですね・・・小さくペチペチ拍手しちゃいました)。それにしても見る方もエネルギーが必要な映画ではあります。もうヘトヘト(途中でトイレ行きたくなると困るんで、飲み物食べ物絶って臨みましたからねぇ)。 追記:アカデミー賞11部門受賞、おめでとうございます。羨ましいです、この映画のスタッフとキャストの連帯感って。努力が報われて良かったね、と思いました。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 9点(2004-02-07 18:05:57)(良:1票)
362.《ネタバレ》 本当に最高です。「二つの塔」ではアラゴルン中心でしたが「王の帰還」ではフロドとサム始め四人のホビットが成長していきます。一番好きなシーンはサムがフロドにシャイアの話をするシーンです。それとサムワイズの結婚式。二つの塔で「ただ物語の結末は聞きたくない。明るい結末になどありえないから。」と言っていましたが、この物語はハッピーエンドで終わります。しかも、映画史上最高の終わり方だと思いました。ただ、残念なのがサルマンのシーンがないとこと木の髭の出番の少なさ。一番泣けるのはフロドとサムが指輪を投げ捨てたところからです。すべての人に勧めたい、そんな映画でした
ALECさん 10点(2004-01-27 22:23:11)(良:1票)
361.《ネタバレ》 この映画を単独で評価することは不可能である。よって3部作を一まとめにしてここに評価するわけだが、結論から言うとこの映画はすばらしい。おそらくは映画史に永遠と光り続ける映画となるだろう。この物語がファンタジー小説の原点であり、原作が20世紀最高のファンタジー小説であるということは今さら言うまでもない。それよりも不可能といわれたこの物語を最高の形で映画化したピーター・ジャクソンの手腕は見事であり、一世一代の賭けにでたニューラインシネマの勇気に拍手を送りたい。各作品が約3時間という現代の若者の集中力を完全に無視した上映時間は原作の膨大さから言うと当然であろう。アメリカの映画館で上映中に幾度となく拍手が起こり、レゴラス(オーランド・ブルーム)が敵を倒した時は黄色い声援が沸くという光景はもはや異常であり、タイタニック以来の社会現象とも言えるだろう。もちろん個人的には不満な点がないとは言えない。戦闘シーンの迫力は最高だが前述にもあるレゴラスが敵を倒す場面はいくらファンタジー小説でもそりゃねーだろとツッコミたくなったし、指輪が谷へと落ちていくシーンはこの映画で最も重要な場面であるにもかかわらず意外にあっけなかった。しかしそれらの不満をカバーして有り余るほどのパワーを持っていることは疑いの余地もなく、リアルタイムでこの映画を体験できたことは私にとって将来貴重な財産となるだろう。他のファンタジー映画が束になっても太刀打ちできない壮大さと完成度を持ち、それはこれからも不変である。
DREAM THEATERさん 8点(2004-01-20 10:29:16)(良:1票)
360.《ネタバレ》 “THE RETURN OF THE KING”邦題まま。三部作最後は掟破りの203分と来た。前作で私の個人的な評価もうなぎ登りだとはいえ、これは長いぞ~。最高権力者と言えるデネソールが臆病者だったり、ミナス・ティリスを攻めるオーク軍団との攻城戦がクライマックスだったりと、二つの塔と色々被るなぁ…一作目から二作目の時に感じられたグレードアップ感は今回やや少なめ、二作目との関係が『一本の映画の前編・後編』に思えたくらい、新しい発見が無かったというか。

援軍に現れた“死者の軍勢”の反則感。なんか、人間、エルフ、ドワーフにホビットが協力しあって勝利を掴むのが物語の根幹にあるところ、幽霊ってOKなの?って思ってしまった。アラゴルンの説得も意外とすんなりだった気がして、前作でメリーとピピンがエント族を説得したようなカタルシスは薄かったかな。それと大鷲の軍団が援軍でやってくるのも、やっぱり唐突な気がしたんだよ。
サルマンどこ行った?問題。『サルマンがどうなったかはスペシャル・エクス~で。』って、かどこかで見落としたかと思ってネットで結果知ってしまったよ。完結編で203分も使って、何でそこ通常版に入れないんだよ。代わりに削れるトコいっぱいあったよ、エンディングの長いトコとか。

サムの大活躍は素晴らしかったけど、あの終盤で巨大蜘蛛との戦いが待っていようとは思わなかった。つくづくバルログが強そう過ぎたわ。ラスボス級だったわ。今回のオリファント(中ボス)は期待通りの活躍をしていたけど、ナズグル+フェルビースト(大ボス)は、前作で観てるしなぁ。真のラスボス・サウロンは、物理攻撃でなくイベントで倒してるし…

フロドがあんまり活躍しているように思えない創りも、どうなのか。序盤サムをクビにし、中盤サムに指輪を守ってもらい、終盤サムに運んでもらい…指輪の最後はアクシデントとも思える。原作に忠実なのかもしれないけど、もっと主人公っぽい活躍を追加しても良かったように思うけど、どうなんだろ?
本作も、削るところ削って2時間~2時間半でまとめたほうが良かった気がする。
K&Kさん [DVD(字幕)] 6点(2023-03-27 22:30:21)
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【点数情報】

Review人数 399人
平均点数 7.56点
041.00%
141.00%
230.75%
3153.76%
4143.51%
5287.02%
64310.78%
75112.78%
86917.29%
98320.80%
108521.30%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.90点 Review32人
2 ストーリー評価 7.40点 Review64人
3 鑑賞後の後味 8.09点 Review75人
4 音楽評価 8.12点 Review70人
5 感泣評価 6.82点 Review40人
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【アカデミー賞 情報】

2003年 76回
作品賞 受賞 
監督賞ピーター・ジャクソン受賞 
オリジナル主題歌アニー・レノックス受賞"Into the West"
オリジナル主題歌ハワード・ショア受賞"Into the West"
オリジナル主題歌フラン・ウォルシュ受賞"Into the West"
作曲賞(ドラマ)ハワード・ショア受賞 
視覚効果賞ジム・ライジール受賞 
音響賞クリストファー・ボーイズ受賞 
美術賞ダン・ヘナ受賞 
美術賞グラント・メイジャー受賞 
美術賞アラン・リー〔美術〕受賞 
衣装デザイン賞ナイラ・ディクソン受賞 
衣装デザイン賞リチャード・テイラー〔特撮〕受賞 
脚色賞ピーター・ジャクソン受賞 
脚色賞フラン・ウォルシュ受賞 
脚色賞フィリッパ・ボウエン受賞 
編集賞ジェイミー・セルカーク受賞 
特殊メイクアップ賞リチャード・テイラー〔特撮〕受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2003年 61回
作品賞(ドラマ部門) 受賞 
監督賞ピーター・ジャクソン受賞 
作曲賞ハワード・ショア受賞 
主題歌賞アニー・レノックス受賞"Into the West"
主題歌賞ハワード・ショア受賞"Into the West"
主題歌賞フラン・ウォルシュ受賞"Into the West"

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