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フォックスキャッチャー

[フォックスキャッチャー]
Foxcatcher
2014年上映時間:134分
平均点:6.63 / 10(Review 27人) (点数分布表示)
公開開始日(2015-02-14)
ドラマサスペンススポーツもの実話もの伝記もの
新規登録(2015-01-07)【TOSHI】さん
タイトル情報更新(2021-01-19)【Olias】さん
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監督ベネット・ミラー
キャストスティーヴ・カレル(男優)ジョン・デュポン
チャニング・テイタム(男優)マーク・シュルツ
マーク・ラファロ(男優)デイヴ・シュルツ
シエナ・ミラー(女優)ナンシー・シュルツ
ヴァネッサ・レッドグレーヴ(女優)ジャン・デュポン
アンソニー・マイケル・ホール(男優)ジャック
ブレット・ライス(男優)フレッド・コール
飛田展男ジョン・デュポン(日本語吹き替え版)
山根舞ナンシー・シュルツ(日本語吹き替え版)
脚本E・マックス・フライ
ダン・ファターマン
撮影グレッグ・フレイザー
製作ベネット・ミラー
ジョン・キリク
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
美術ジェス・ゴンコール(プロダクション・デザイン)
編集ジェイ・キャシディ
録音トム・フライシュマン
字幕翻訳稲田嵯裕里
その他スパイク・ジョーンズ(サンクス)
あらすじ
1980年代。ロス五輪レスリングの金メダリスト、マーク・シュルツ(チャニング・テイタム)は大富豪のジョン・デュポン(スティーヴ・カレル)が自ら率いるレスリングチーム「フォックスキャッチャー」に誘われて申し出を受ける。しかし、マークは次第にデュポンの強烈な支配欲を知る事となり、マークの兄で同じく金メダリストのデイヴ(マーク・ラファロ)がチームに加わり、やがて悲劇的な結末を迎える。
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【クチコミ・感想】

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12
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7.《ネタバレ》 展開が遅くてさすがに疲れてしまった。登場人物の内面はしっかりと伝わってくるし、場の緊張感をヒシヒシと感じることができた。でも、もう一度見たいと思えないほど疲れてしまいました。相変わらずベネット・ミラーの映画は会話が重要なんですが、『マネーボール』のような娯楽性はなく、ただただ重たい展開が続くので大変。よくできた映画だとは思うんですが…。
カニばさみさん [映画館(字幕)] 6点(2015-03-19 13:45:34)
6.《ネタバレ》 「面白い映画」というより「良い映画」ですね。終始言葉少ないしっとりと落ち着いた雰囲気で、ちょいちょい強すぎないアクセントが入る。いかにも伝記ものという感じの大人向け作品です。
 レスリングを題材としていますが、戦略を練ってチームの皆で力を合わせて勝利!とかいうものでは全くなく、主役級3人による人間ドラマが9割です。よって、レスリングのルールが全くわからなくても無問題です。

 マーク、デイヴ、デュポンの3人はレスリングを通して繋がる。それは互いにとって有益なものとなるはずが、心のすれ違いによって真逆の結果を生む。世界一を望むマーク、家族(マーク含む)の幸せを願うデイヴ、自分の居場所を見出したいデュポン・・・その全てが叶わない悲劇。もしそれぞれがもうちょっと上手く関連しあえれば、きっと最強のチームになっていただろうし、全員が幸せになれたのでしょう。なんともやるせないというか、もの悲しい結末です。
53羽の孔雀さん [映画館(字幕)] 7点(2015-03-02 16:15:16)
5.面白かったです、というより、良く出来た映画でした。映画ファンなら見ておくべきです。ただ、繰り返し見たくなるかといえば、そうではありません。話自体がワクワクするような内容ではありませんから。
shoukanさん [映画館(字幕)] 7点(2015-02-28 00:11:30)
4.《ネタバレ》 コメディ俳優のスティーブ・カレルがアカデミー賞にノミネートされたことが話題となっている本作。実在の事件を描いた陰鬱な雰囲気と、ひりつくような演技合戦が不気味に調和した1本になっている。

監督のベネット・ミラーの過去作品をみてみると、今は亡きP・S・ホフマンにアカデミー賞をもたらした「カポーティ」、そしてブラピ主演の野球ドラマ「マネー・ボール」がある。どちらも実在の人物にフォーカスした作品であり、もちろん本作でもその手腕を発揮している。

なぜ大企業の御曹司が、五輪のチャンピオンを殺したのか。結局その謎は明確には明らかにならない。しかし凶行に至ったデュポンの心境を、観客も一緒に推測できるような作りになっている点が面白い。

ドラマチックな脚色を排し、役者の演技でストーリーを引っ張っているのが素晴らしいところだ。
その空気感たるや、まるでサイコな恐ろしさを感じさせる出来であり、終始緊張を強いられる。

デュポンという男は、普通の人には理解できないほどの闇を心に秘めていたのだろう。欲しいものは何でも手に入るが、実は真の友達すらいないという特異な状況。母を愛する思いと、また認められたい(認めさせたい)という葛藤。

しかしながら何一つうまくはいかなかった。愛国心を共有する友人と、レスリングで結果を残したにも関わらず、結局母には永遠に認められなかったこと。その友人さえも、金で繋ぎ留めなければ側にはいてくれないこと。頂点に立つ男が、底辺の人々が持つような家庭を持っていなかったこと。
直接的なエピソードこそないが、デュポンの心が擦り切れ、ついには一線を越えてしまうまでが丁寧に描写されている。

また、天と地ほどの差がある人間が愛国心というキーワードで繋がるのも興味深い。彼らにとっての愛国心とは何か。
その名の通り国を思う気持ちには思えない。もしかしたら社会に適合できなかった彼らが、現実から逃れるために見つけた逃げ道だったのかもしれない。
デュポンと決別したシュルツ弟は、彼らの聖域であったレスリングを離れ、それでもなおUSAの声援を背に浴びる。焦燥や自己弁護、(彼らにとって)の愛国心を感じさせるラストまでも恐ろしく、最後まで気を抜くことができない。
サムサッカー・サムさん [映画館(字幕)] 8点(2015-02-25 13:47:26)(良:2票)
3.《ネタバレ》 実話がベースでありながら、サイコホラー映画の手触り。デュポンを演じたスティーブ・カレルの賜物か。
金持ちの変人がコカインとアルコールに溺れるとヤバいってことがよく判る作品だった。
こんさん99さん [映画館(字幕)] 8点(2015-02-21 22:33:43)
2.《ネタバレ》 ジョンは母に愛されたかったのだろう。
低俗と貶されたレスリングを母に認めてもらいたかった。
一生遊んで暮らせるほどの金と権力があり、何でも出来ることへの自惚れと幼稚な態度はその裏返しか。

マークを雇ったのも、金で買えない真の友達が欲しかったのだろう。
だが、母を見返すことを優先し、途中からマークを邪険にしてしまうのも、
所有物として見てないセレブ特有のものか。

デイヴも引き込むが、ジョンで憔悴したマークを気遣うばかりでますます擦れ違いが大きくなる。
認められないまま母は死に、チームも良い成績を残せず、
自分の手に入れたかったものが零れ落ちて、残されたものは孤独のみ。
自分の欲しかったもの全てをデイヴが持っていた嫉妬もあって、彼に銃を向けたのでは。

ジョン・デュポンのようなセレブでなくても、中流家庭出身の犯罪者が続発しているのは、
埋め尽くさんばかりの物に溢れている割に心が満たされない見栄と虚無感による、
物質主義と精神主義の衝突があるのかと。
寒々しく晴れることのない風景が先進国の空虚さを捉えているかのよう。

コメディ映画はあまり見ないのでスティーヴ・カレルに偏見はなく、厭世的な狂気を漂わせていたと思うし、
実際にレスリングまでこなしたテイタムとラファロの熱演は言うまでもない。
ただ、賞レースであまり盛り上がらないのは、
ただ事実を提示するだけで、心を掻き立てられないのが大きいのかもしれない。
Cinecdockeさん [映画館(字幕)] 7点(2015-02-15 18:23:09)
1.《ネタバレ》 デュポンとマークのトゥーマッチとも言える演技が映画全体の重苦しいトーンを演出していて素晴らしい。ただ、どこかで撃たれると分かっているので終始緊張。実話とはいえ封切り前のネタバレは如何なものかと思った次第。
kaaazさん [映画館(字幕)] 8点(2015-02-15 08:51:12)
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【点数情報】

Review人数 27人
平均点数 6.63点
000.00%
100.00%
213.70%
313.70%
400.00%
527.41%
6829.63%
7829.63%
8518.52%
900.00%
1027.41%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.50点 Review2人
4 音楽評価 7.00点 Review2人
5 感泣評価 7.00点 Review1人
chart

【アカデミー賞 情報】

2014年 87回
主演男優賞スティーヴ・カレル候補(ノミネート) 
助演男優賞マーク・ラファロ候補(ノミネート) 
監督賞ベネット・ミラー候補(ノミネート) 
脚本賞E・マックス・フライ候補(ノミネート) 
脚本賞ダン・ファターマン候補(ノミネート) 
メイクアップ&ヘアスタイリング賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2014年 72回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)スティーヴ・カレル候補(ノミネート) 
助演男優賞マーク・ラファロ候補(ノミネート) 

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