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日本のいちばん長い日(2015)

[ニッポンノイチバンナガイヒ]
The Emperor in August
2015年【日】 上映時間:136分
平均点:5.53 / 10(Review 30人) (点数分布表示)
公開開始日(2015-08-08)
ドラマ戦争もの政治もの歴史もの実話もの小説の映画化
新規登録(2015-05-15)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2017-07-02)【+】さん
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監督原田眞人
キャスト役所広司(男優)阿南惟幾(陸軍大臣)
本木雅弘(男優)昭和天皇
松坂桃李(男優)畑中健二(陸軍少佐)
堤真一(男優)迫水久常(内閣書記官長)
山崎努(男優)鈴木貫太郎(内閣総理大臣)
戸田恵梨香(女優)保木令子(NHK放送局員)(特別出演)
松山ケンイチ(男優)佐々木武雄(横浜警備隊長)(特別出演)
神野三鈴(女優)阿南綾子(阿南陸軍大臣の妻)
蓮佛美沙子(女優)阿南喜美子(阿南陸軍大臣の次女)
中村育二(男優)米内光政(海軍大臣)
山路和弘(男優)安井藤治(国務大臣)
木場勝己(男優)田中静壹(東部軍管区司令官)
奥田達士(男優)高島辰彦(東部軍管区参謀長)
矢島健一(男優)木戸幸一(内大臣)
麿赤兒(男優)藤田尚徳(侍従長)
キムラ緑子(女優)絹子(陸軍大臣官邸の女中)
渡辺大(男優)秋富(阿南喜美子の婚約者)
中村靖日(男優)岡部長章(侍従)
福本清三(男優)鈴木孝雄(鈴木首相の弟)
野間口徹(男優)館野守男
金内喜久夫(男優)平沼騏一郎
原作半藤一利「日本のいちばん長い日 決定版」(文春文庫刊)
脚本原田眞人
音楽富貴晴美
撮影柴主高秀
製作松竹(「日本のいちばん長い日」製作委員会)
アスミック・エース(「日本のいちばん長い日」製作委員会)
テレビ朝日(「日本のいちばん長い日」製作委員会)
WOWOW(「日本のいちばん長い日」製作委員会)
キノフィルムズ(「日本のいちばん長い日」製作委員会)
製作総指揮迫本淳一
企画東宝(企画協力 東宝映画)
プロデューサー榎望
制作松竹
配給松竹
アスミック・エース
特撮オダイッセイ(VFXスーパーバイザー)
衣装宮本まさ江(衣裳デザイナー)
編集原田遊人
録音柴崎憲治(音響効果)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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12
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10.《ネタバレ》 今改めて知るべきこと、知っていること、知らないこと。この映画で、多くの人が関心を持つことに意義があるように思う。自分もこの映画を見てから、いろいろな記事や書籍を読むきっかけとなった。人間ドラマを盛り込んだことで、感情移入して見ることができた。もちろん、脚色も多々あるだろう。ぜひ岡本版も見たい。
ハクリキコさん [映画館(邦画)] 8点(2015-09-20 09:58:33)
9.空襲や原爆によって都市が破壊され何もできない状態でありながら、なお戦争をやめることは簡単ではない。
東京ロッキーさん [映画館(邦画)] 7点(2015-09-06 15:19:42)
8.《ネタバレ》 特に意識した訳でもなく、たまたま8月15日に鑑賞。同監督・同主演の「あさま山荘事件」の時にも思いましたが、全体としてドキュメントタッチにしたいのか(それにしては事実が飛び飛びで精緻でない)、それともヒューマンドラマにしたいのか(それにしては淡々としすぎて物語性が足りない)、位置づけが中途半端だと思いました。元々原作の半藤氏からして、史料を広く渉猟している点では学者にも劣りませんが、若干思い込みが激しく結論ありきの印象もある方でして、本作でも阿南陸相の自決を良く描きすぎの感はあります。ただ全体としては右にも左にも傾かず、淡々と語られています(そこがドキュメント風で中途半端さを感じる原因でもありますが)。昭和天皇の描かれ方は、ロシアの「太陽」に較べるとまだ踏み込みが足りない気もします(本人役は一瞬しか登場しない「終戦のエンペラー」の方がある意味多角的に描かれていました)が、終戦過程にさほど詳しくない方に見せる分には十分かもしれません。キャスティングは重厚で文句ありませんが、終戦工作のキーマンの1人である迫水書記官長の扱いが若干軽すぎて、鈴木首相の書生のような感じに見えてしまいました。
蛇蟇斎狐狸窟さん [映画館(邦画)] 5点(2015-09-06 12:32:27)
7.《ネタバレ》 役所広司、山本五十六に続き阿南役も好演しています。日本の軍人役といえば役所広司。渡辺謙を上回りつつあります。
しかし、映画としては前作の岡本版の方が戦争の狂気がびしびし伝わって、上ですね。1億総玉砕とか
2千万人特攻とか本土決戦とかもはや正気とは思えない状況が前作の方が伝わってきました。
国民がいなくなったら国も何もなくなるということすら分からなくなる。国民不在のほとんど軍部(陸軍)の
メンツと意地だけで多くの人が犠牲になったのはやりきれませんね。もう1年早く終戦しておればと考えてしまいます。
ただ、今回の方が作品としてはきれいにまとまって根回しとか人の使い方とか幕引きの仕方とかなるほどと
組織の勉強にはなりましたが。
SHOGOさん [映画館(邦画)] 6点(2015-08-22 23:36:55)
6.監督がこの映画公開にあたってのインタビューで、昭和天皇のことを、「監督という最高権力者でも宣伝部が作るポスターに口出しできないのと同じなんですよ」というインタビューの話を読んで驚愕した。命の生死を判断する国家権力者と、映画監督と、同じ土俵に上げるのは、戦争で亡くなった方々への冒涜行為だと思う。           

「若い世代は戦争を学ぶ事を放棄している部分がある」とも言っていたが、それで作ったのが、ハーバート・ビックスの『昭和天皇』に対しての反論映画というわけで、自慰映画というふうにしか見えなかった。  

本気で若い世代に戦争を学ぶことを放棄させないために映画を作るなら、天皇養護論の映画を作るのではなく、もっと戦時中に、食糧が日本から供給されず外地で戦友を食べるほどの状況になったガダルカナル島の映画や、食糧を女子供に食べられて減らないように女子供に自殺を強要したトラック諸島の映画、あるいは兵士が沖縄人の隠れていた壕を奪って沖縄人を追い出したり壕の中で赤ちゃんが泣くと米兵に気づかれるので親に赤ちゃんを殺害させたり、13歳からの少年たちをゲリラ兵として強制徴兵したり、現地の女子供や年寄りには爆弾を背負わせてヤリだけもたせてアメリカの戦車の下にもぐりこむ”斬り込み”という名の特攻を強要していた沖縄戦といった、本当の戦争の真実を描いてみたらどうなんだと思う。

天皇を国民の好感度の高い本木氏にやらせたのもあざとく、作品全体に「監督の自己満足」の一言に尽きる映画であった。
フィンセントさん [映画館(邦画)] 1点(2015-08-18 20:12:22)(良:2票)
5.この作品をリメイクしてくれた事に感謝。その上で岡本版との比較になってしまうが、岡本版はあの日にスポットライトをあて、群像劇のように描いていたのに対し、この作品はあの日という事実を背景として阿南陸相、昭和天皇、鈴木首相、陸軍将校ら主要人物の人間ドラマを描いている。構成の上手さや緊迫感は岡本版の方があり、作品としての面白さでは向こうに軍配があがるが、人物に興味を持たせられるのはこっちの方かもしれない。改めて昭和天皇がいてくれてよかった。
Yoshiさん [映画館(邦画)] 6点(2015-08-18 11:04:41)
4.《ネタバレ》 この監督は多くの登場人物を実に手際よく捌き、細かいカットの積み重ねからモザイクのように核心が見えてくるテクニックが以前から素晴らしいと思っていた。
この作品においてもその腕前は、現在の日本映画で稀有な存在だと思う。
それゆえに、社会派監督というイメージもついてしまったのかもしれないが、この監督の作品の登場人物は表層的で単純化された「キャラクター」ではなく、人間の多面性を感じさせる。

他の作品でも感じたことだが、この監督は「事件」に対してイデオロギーを語らず、あくまで、その渦中にいる人間のドラマを描いていると思う。監督自身が戦後世代なのだから今回も当然のことだと思う。

今回は天皇さえも他の登場人物と対等な描写(登場人物の中で浮いていない)で、一人の人間として描いていることは、この国の映画で初の快挙だと思う。
海外での経験に長けているこの監督独特の客観的視点があり、海外にも理解されやすいと思うし、自分を含めた戦争を知らない世代にも理解しやすい。

映画で描かれるのは緊迫感のある部分だけではなく、生活をしている人間ならば誰しもあるささいなやりとりや、外から見れば滑稽なやりとりなど、建前だけでは生きていられない人間の描写に注目する。
阿南陸相が自決前に飲酒している姿など、どんな立場の人間でも、伝聞で作られた「キャラクター」ではなく、「人間」として描かれていることに注目したい。

実際に被害を受けている民衆の描写が少ないことは、この映画の主旨では無いと思われるので自分はあまり気にならず(そういう映画は山ほどあるのでそれを見ればよい)、むしろそういう描写が少ないことで、大本営の密室性が出ていると思うし、現代に通じるこの密室性こそ危険なのだと思う。危急存亡の事態に延々議論を重ね、互いのメンツに配慮しつついちいち手順を踏んでいる描写は滑稽に感じる。
これは原発事故の際も電力会社の中で同じだったように想像できる。

また、この映画で初めて認識したのだが、時期を外せば国家が分断され朝鮮半島のようになっていたかもしれないというのは衝撃であった。(事実、北方の島は分断されている)終戦が数日遅れれば今現在の日本とは全く違った社会になっていたかもしれない。

こういう客観的視点が、過去のいわゆる戦争映画と一線を画しているように思う。
どっぐすさん [映画館(邦画)] 7点(2015-08-18 00:41:14)
3.《ネタバレ》 太平洋戦争終結に向けて動いた人々の、ラスト4ヶ月を追った重厚なドキュメント。終戦前日となる8月14日は分刻みにて展開。役所広司が阿南陸軍大臣、本木雅弘が昭和天皇を好演。なかでも高齢で難聴ながらも戦争を終わらせるために就いた鈴木首相を山崎努が怪演。実力派キャストによる見事な競演。終戦間近の動乱をよくまとめているが、重苦しすぎて良作には届かず。
獅子-平常心さん [映画館(邦画)] 6点(2015-08-17 23:11:49)
2.“彼ら”は、あの大戦中、何を信じていたのか、そして何を信じさせられていたのか。

あの日、あの時、この国の上層に座位していた幾人かによる喧々諤々の日々のその同日に、一体何万人の人々が命を落とし続けていたのか。

そう考えると、この作品で描かれるドラマの総てが、甚だ滑稽で、愚かしく思えてならない。
戦争を始めた人たちが、取り返しのつかない余りに悲劇的な代償を経て、戦争を終わらせようとする。
まったく、馬鹿馬鹿しい。
当事者の内の一体何人が、己の愚かしさを感じていたのだろうか。

この映画に登場する人物たちの対峙と葛藤が熱を帯びていくほどに、その同じ瞬間に失われていった膨大な命の数を思い、虚無感に襲われた。

この映画は、終戦までの四ヶ月間を描いている。つまりは、既に大戦の勝敗は決し、各地の戦闘は悲劇的に激化し、民間人も含め最も多くの命が失われた期間であろう。
にも関わらず、今作では戦争自体の描写や、実際に命が失われていることに対しての描写が、極めて希薄だ。
オリジナル作品を観ていないので、これが本来の狙い通りなのかどうか分からないが、“この日々”が戦争の真っ只中であることを、この映画の製作者も、この映画の登場人物たちも忘れてしまっているように見え、違和感を覚えた。

色々なことを考えさせられる映画であったことは間違いない。戦後70年のタイミングで今作がリメイクされた意味は確実にあったと思う。ただし、映画作品としての出来栄えとしては、岡本喜八版のオリジナル作品を観てみなければ何とも言えないように思う。

描き方そのものの是非は一旦置いておいて、今作の演者たちは皆素晴らしかったと思う。
特に昭和天皇を演じた本木雅弘は、非常に難しい役どころを真摯に演じきっている。
昭和天皇の存在感が際立つことがまた是非の対象になるのだろうけれど、本木雅弘の演技自体は賞賛されるべきものだったと思える。

その一方で、もう少し脇役や端役に存在感を与えて欲しかった。
宮廷侍従や女中、放送技師たちの“声”をしっかりと描くことが出来ていれば、もっと深い味わいが生まれていたと思う。


日本陸軍は、戦争を始め、それを遂行し、最後まで止めようとしなかった“暴走者”として描かれる。
実際、陸軍の愚かな暴走が、戦争という悲劇を無闇に拡大させていったことは間違いなく、その罪は大きい。
しかし、戦争という“大罪”における罪悪のすべてを陸軍を筆頭とする当時の日本の中枢に押し付けることも違うのではないかと思う。

妄信的に何かを信じ、戦争を始めてしまったのは、日本という国そのものだ。
“彼ら”という代名詞は、あの時代この国に生きた総ての人達を含んでいるのだと思う。
鉄腕麗人さん [映画館(邦画)] 7点(2015-08-17 16:53:14)
1.《ネタバレ》 『投入せよ!「あさま山荘」事件』なり、『金融腐蝕列島』なりで
監督の立ち位置は明白だし、何よりもこの製作委員会でのシネコン仕様なのだから
その批評精神の生ぬるさは推して知るべしである。

原田眞人は「彼らを狂気の存在にしたくなかった。」という。(映画パンフレット)
その為に、原作や岡本版にはある首相私邸放火の顛末などは都合よく省略した
ということか。ならばフェアではない。

あるいは松竹路線に倣った訳でもなかろうが、「家族のドラマ」を描きたかった、ともいう。
公人の、良き家庭人である一面を弁明的に盛り込めばそれは印象操作も簡単だろう。
彼らもプライベートでは実にイイ人でした。
『聯合艦隊司令長官 山本五十六』(2011)などと同じ、常套的な方式である。
そんな姑息なやり口で公人の戦争責任を免罪でもしようとする気かと。
後半ではドラマの流れすら阻害しているだろう。
だから上野昂志氏にも某旬報で書かれてしまうのである。「戦後七十年にして、これかよ!」と。

英語題が示すように、長く表象タブーであった昭和天皇を中心に『日本のいちばん長い日』を映画化する。
これも今回の主眼なのだろうが、
その一方で岡本版でもよく指摘された(が、実際は決してそうではない)「民衆不在」はさらに徹底している。
広島の原爆はキノコ雲のあからさまなCG画面のみ。長崎の原爆は単に台詞のみだ。

ナレーションとはいえ、お仕着せ大作のしがらみの中で学徒兵や民間人犠牲者の姿をしっかり映し出し、
大戦の犠牲者数をラストで大書して「殺される側」のこだわりを示した岡本版の目線との何という相違か。
監督がどこを向いて仕事をしているか、よくわかる。
ユーカラさん [映画館(邦画)] 4点(2015-08-16 21:45:37)
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【点数情報】

Review人数 30人
平均点数 5.53点
000.00%
113.33%
200.00%
313.33%
4516.67%
5723.33%
6826.67%
7516.67%
8310.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review2人
2 ストーリー評価 6.75点 Review4人
3 鑑賞後の後味 6.60点 Review5人
4 音楽評価 7.00点 Review3人
5 感泣評価 5.66点 Review3人
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