10.なんでこんな面白い映画を作れるんだ・・!?その事に感動して途中で泣きそうになりました。サスペンスなんて今までもたくさん見てきたはずなのに、この映画は他のどれよりも圧倒的に面白い。40年前の作品なのに・・!しかも途中で休憩タイムがあるほど長いのに、それも全く気にならない。もうとびっきりのエンターテイメント!!三船さん演じる主人公のキャラクターにも惚れました♪ 【映写坊主】さん 10点(2003-02-13 12:13:43) |
9.流石としか言いようの無い出来!犯罪物の全てがここにあると思う。最初の一時間は、全篇ひとつの部屋での展開だが、各人の描写が見事で全く飽きない。その後、話が犯人の捜査に移っても、この手の作品にありがちな、変に奇をてらった演出も無く、それでいて事件の核心に迫って行く過程を丁寧に見せ、適度な緊張感を与えてくれる。 【クロマス】さん 10点(2003-02-03 20:13:30) |
8.最高っスね、コレ。本当に面白い。冒頭のシーンから最後まで。白黒でこんな出だしだから(ナショナルシューズ社の内情から権藤のポリシー披露まで)「うっ、観て失敗した」って予感もしたのだけど、何故に黒澤がスゴイと言われるのかしみじみしてしまった・・・。ワンカットに人物が何人も出入りし、緊迫感が持続するなんて今の邦画じゃできる人はそんなにいないでしょう。子供が違う、でも関係ない3、000万用意しろってところは台風前のワクワク感に似たものを感じてしまった。没頭してしまえばオレのアタマの中ではちゃんと色彩変換されているからモノクロでも激オモなのだ!うー・・・書いててまた観たくなってしまった(笑) |
7.黒澤映画の最高峰の1つと思ってます。初めて見た時は極上のサスペンス映画を堪能したと非常に満腹感を得ました。ラストも素晴らしく唸ってしまいました(暗いけど・・) 【まりん】さん 10点(2002-11-08 00:54:04) |
6.古今東西を見渡しても、これ以上の刑事物映画はないと思います。やっぱり黒澤明って凄いですね。 【野ばら】さん 10点(2002-10-29 17:37:03) |
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5.大きく分けて犯人に振り回される権藤家のパートそれと伝説の東海道線特急の車内から犯人を絞り込むパートそして犯人を躍らせるパートどこもいいんだが特に犯人を絞り込む過程がかなりリアルに描写されそこが程よい緊迫感を持続させてくれる昨今の格好だけの刑事ドラマは是非この部分を参考にして重厚な内容にしてもらえれば少しは見れるのだが観て何年たってもあの煙突からの煙の色ははっきりとおぼえてるんだよな心理的なサスペンスとしては間違いなく日本屈指の作品でしょうさすが世界のクロサワであると思った 【らいすしゃわー】さん 10点(2002-09-15 01:28:10) |
4.ずばり、この映画の本質は、貧困問題であったと思います。映画が作成された当時は、労働運動も盛んで、社会が貧困問題を静止していた時代でした。犯人の医学生は、貧しい出身なので、大学入学後に、周囲の学生(富裕な家庭出身)とのハンデを非常に痛感させられたものであると思います。貧困との差(貧富の差)を解消する手段として、勉強と犯罪があるということでしょうか。しかし、彼の希望は粉砕されてしまいます。 【貧困と金銭】さん 10点(2002-06-08 09:05:36) |
3.終わり方はあんまり好きじゃないけど、見終ってから面白かったぁといえる傑作だと思いました。やっぱり黒沢明監督はすごいなと思いました。誘拐された子供が解放されて権堂が抱きしめるシーンは、すごくココロに響きました。列車のシーンも迫力があって○。犯人から電話があったとき、細工がばれないように刑事たちが床にふせてカーテンをあけたシーンはすごくリアルを感じました。山崎努さんは、そのまま年をとったいう感じですぐわかりました。逮捕される時の表情といった表情が印象的です。煙突から出るピンク色の煙もそうだし、思い出させる場面がいくつもあります。 【舞花】さん 10点(2002-02-15 02:08:56) |
2.黒澤といえば「七人の侍」なんだろうけど、個人的な好みでいえば本作のほうを挙げたい。リバイバル上映(昨今、少なくなりましたが・・・)で観た記憶がありますが、きちっとした原作をベースに、当時の脂ののりきった黒澤のサスペンスフルな、そしてダイナミックな演出には感動すら覚えたものでした。 【ドラえもん】さん 10点(2001-01-21 18:49:12) |
1.黒澤明の映画ではベスト3に入るのではないでしょうか。地獄の描写が好き。 【プリン】さん 10点(2001-01-04 21:26:24) |