14.《ネタバレ》 一般的に評価が低い作品を観るとたいてい得をする。じゅうぶん面白いと思いましたよ。細かい突っ込みは皆さんにお任せしますが、そんなの考えていたらきりがないからね。映像もアクションも音響も素晴らしく、飽きさせないストーリー展開もなかなか良かった思います。ユアンの悪役もいいですよね。次回作で悪役をやってみて欲しいです。 【shirasu】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-12-19 12:46:36) |
13.《ネタバレ》 なんか悲しい命の狙われ方でした… 普通のアクション映画はスカッとするハラハラドキドキですけど、この作品は暗い気分になるハラハラドキドキでした。なんか命を狙われる理由がかわいそうで… DVD特典のメイキングを見て、ユアンマクレガーさんたちが仕事で流してたチューブは、実はクローンを育てる栄養の供給だったと知って、さらに悲しくなりました… 最後あんなにたくさんのクローンの人が出てきて、街は混乱しなかったのかなーって思いました。 【mako】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-12-12 10:44:12) |
12.CMで彼らがクローンだと言う事は分かり、クローン元の本人と会う所まで丁寧に紹介してくれていたので、ほとんど期待せずに見ました。見てから、なぜCMであそこまで見せるのか分かりました。クローンがどうこうとか監督にとってはあまり関係なかったんですね。車輪が次々と落とされていき、車が破壊されるシーンは圧巻です。ほとんどCGなしですよね。まあ、そんな映画です。SFチックなものを期待してみると損します。 あと、音響がとても良かったので+1。 【蝉丸】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-12-10 09:35:21) |
11.《ネタバレ》 管理された生活と疑問を持つ主人公。トータル・リコールっぽい出だしかなあと感じました。 産業としてのクローンが成り立つのはわかるが、その技術的裏打ちが今ひとつわからないのが残念な点。 クローンの栄養をクローンが注射でチューブに入れるのは、管理上適当過ぎるのでは? 知性を15歳程度に押さえるとか、性欲を押さえるとか…。 まあ、中盤以降は完全に典型的な逃亡型アクション映画になってしまうので、それなりに面白く観れちゃいましたって感じです。 【きいろくま】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-12-08 00:47:49) |
10.《ネタバレ》 長い。なのにこの物足りなさは何かと考えてみるに、ドラマ性の欠如。必然性が無いのに、話を進めるためにだけ物事は進む。リンカーンとジョーンズの馴れ初めのエピソードとか必要不可欠だと思うけどなあ。だから面白く見れないんだよ。このごろ映像の方に力が入ってるやつって、どうも物足りないんだなあ。アダムとイブ。楽園からの追放でなくて脱出。「神」を暴き滅ぼす。これが一神教の創造主と人間の関係だったらどうなんだ?1回見れば充分。 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-12-03 00:00:57) |
9.予備知識なしで見て正解でした。見るまではくらーい映画かなぁと思っていましたが、悪役とのカーチェイス等アクション満載でちょっとびっくり。列車の車輪であんなに車がふっとぶのかなぁとも思いましたが・・・。ラストクローンの人たちはいったいどうなってしまうのか知りたかった。でもハッピーエンドにはなりえないのでしょうね。サラジョーダンの娘にも会いに行くのかと思ったのですが、なしで残念。面白かったけど物足りない部分も多数あり。 【pokobun】さん [DVD(吹替)] 6点(2005-12-01 22:29:12) |
8.もはやとっくに見放したマイケル・ベイ監督の映画を、なぜわざわざカネ払ってまで見たのか? 1・ヒマだったから。2・ふと魔がさして。3・愛人が「どーしても見たい!」と言ったので(大嘘)。…まあ、そんなところです。でも、ちょっと興味がなかったワケでもない。それは、「ジェリー・ブラッカイマーのもとを離れてはじめて撮った本作で、ベイはどんな映画を撮ったのか…という、その一点において。 結果、ハッキリ言ってこれまでのベイ作品中では、最もまとまっている。それは素直に認めよう。ユアン・マクレガーとスカーレット・ヨハンセンのふたりが施設を逃亡するまでの前半は、何の“芸”もないものの、逆に言えば余計な小細工なしに(ベイ作品におなじみの、意味なくカットを割ったり、凝った構図や移動撮影の氾濫もそこそこに)物語を描こうとしていることが好ましい。もっとも後半は、例によっての荒唐無稽な大破壊ショーに終始するんだが…。 かつてブラッカイマーから、「あいつはカットつなぎもお構いなしで撮影している」と揶揄されたベイ。なら、そんな監督を使うなよ! とも思うが、たぶん、そんなベイのセオリー無視(というか、「無知」ね)な映像こそが、ブラッカイマー流「スペクタクル(見せ物)」にふさわしい! ということだったんだろう。実際、見せ場となると様々なアングルから撮られた膨大なカットを嬉々として編集する彼の作品は、もはや「映画」とは別の、ただ観客に刺激や興奮をもたらし続ける「映像=音響アトラクション」以外の何物でもないだろう。そこでは、「物語(ドラマ)」ですら映像=音響のための“口実(エクスキューズ)”なのだ。そういう意味で、彼は『男と女』あたりのクロード・ルルーシュと、実は同類(!)なのである。 しかし、この新作におけるマイケル・ベイは、確かに「物語」への志向をうかがわせる。見る者のアドレナリン流出に精をだすことばかりじゃなく、彼なりに人物や世界の「背景」を描こうとしている。それは、映画ファンのひとりとして素直に祝福したいと思う。 …まぁ、「だから、いつもよりツマンナイのよっ!」とおっしゃる向きもあるでしょうケドね。 【やましんの巻】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-08-05 16:14:00) |
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7.スカーレット・ヨハンソンの美しさだけが印象に残りました。 【たま】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-08-01 23:48:34) |
6.目から機械入れるシーンが不必要にグロいよ〜痛々しいよ〜見てらんないよ〜!! 予告の通りでしたが映画自体はそれなりに楽しめました。でも不必要に痛々しいですよ。アクションも。悪役さんの手に釘ビシビシってやつ、可哀想すぎ。カーチェイスのシーン、人殺され過ぎ。主人公達、あんがい容赦ないですよね。余裕無いんでしょうけど。わるんですけど。 【kiryu】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-07-29 22:12:50) |
5.《ネタバレ》 生命の神秘という、神の領域に人類の叡智が踏み込むことの功罪、とかなんとか?すごく深遠なテーマを扱いつつも、ごくごくセマーイ人間関係で物語りは進行し終焉を迎える・・・上っ面をぺラーっとかすったような印象はこの監督の定番か。近未来の造形、コスチューム・居住空間・バイク・ボートなどなど、とてもデザインは優れており、そこは楽しめた。しかし、突然電話に出てきたサラの愛らしい子どもがもっとストーリーに絡んでくると思ったんですがね~。スカーレット・ヨハンソンは官能的な愛だけでなく、慈しむ深い愛、母性そのものも感じさせる個性を持っていると見たが、その表現はちっちゃい子集めてアイスクリーム振舞うシーンくらいかぁ?歓喜の愛(男女の愛)を描くことはできても、無条件の愛(母性)までは描くことができなかったか、マイケル・ベイ!惜しいなぁ~。 【宝月】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-07-29 13:36:22) |
4.たしかに前半の出来はなかなか良かった。コンピューター管理社会の中で主人公が自分たちの正体に気づくまでが近未来描写(博物館内に流れてそうなメッセージ映像は結構好き)を織り交ぜてミステリータッチで展開されていく。しかし、後半はアクションシーンに力を入れたためか、話が雑になり、盛り上がり方も中途半端なまま釈然としないラストを迎えてしまった。しかし、それだけに肝心のアクションシーンの迫力はさすがである。とくにカーチェイスや、看板が落ちるシーンは一瞬自分がその場にいるような錯覚に陥ってしまうほどの臨場感があった。しかし、これだけのシーンを撮れるならもうちょっとシチュエーションに凝っても良かっただろう。「ザ・ロック」の人気が高いのはアトラクションのような舞台設定にしたからではないか。シチュエーションにさえ凝ればキャメロン監督のようなアクションシーンを撮ることも可能だと思う。俳優に関してはジャイモン・フンスーとショーン・ビーンの二人が役のイメージにピッタリで存在感があったのだが、フンスーの心理描写がおろそかなために後半の彼の行動が説得力にかけるのが残念。 【マイカルシネマ】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-07-28 20:25:36) |
3.《ネタバレ》 いかにもマイケルらしい映像は、エンターテインメントとしては大いに結構なので文句なしに楽しめたが、問題は展開。まず予告編でほぼ全てをネタバレさせるのはやめていただきたい。予告編も映画自体もネタバレが早すぎる。このレビューの「ネタバレ有チェック」を入れる前に、この映画を観る人はほぼ全てが概ねストーリーを事前に知ってしまったに違いない。自らが誰かのクローンだと知る、という筋書きを事前に知るだけで、この映画のクライマックスのほぼ8割は終わってしまったも同然だ。自分達の存在の意味を知るまで、もっと引っ張って盛り上がらせて欲しかった。あとはひたすら追っかけっこと仕返しのアクションが見せ場、この映画のテーマはアクションではなくサスペンスにした方が遥かに面白かったに違いない。記憶だけでエアバイクをバリバリ運転できるのも、仲間まで殺されておきながら自分の倫理観だけで突然裏切るあの傭兵も無理がある。下品な話をすれば性の知識が無いというなら当然避妊の知識も無いわけだ。‥‥‥‥無理を言えばキリがないのだが、テーマ性はリアルで深く、特に代理母が「処分」される場面では苦々しい気分になった。怪我をした時、近眼の目に不便を感じる時、これで身体の代替品があったらどんなにか便利だろうと思った時もある。「肉塊では意味が無い、年齢や生活や感情や経験がなければ全く同じ肉体は作れない」というような台詞があったが、その通りではないか。遺伝子が同じだって、人間は育ち方や生活の仕方次第でどうにでもなる。そう考えれば、合法にしろ非合法にしろ、遠くない未来にクローン人間は誕生するだろう。戦死んでも誰一人泣くことない兵隊、過労死しても問題ない労働力、売買されても問題にされない性の対象。‥‥‥死んで誰も悲しまない人間はゴマンと居るかもしれない。だけど、善人であれ悪人であれ、初めから存在すら認められない様な人間は生まれて欲しくない。 【six-coin】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-07-24 23:41:27) |
2.《ネタバレ》 迫力あるアクションや悪漢との攻防等で、緊張感を持って観る事が出来ましたが、何故だか物足りない気がします。外の世界を知らない純粋培養なクローンなのに、かなりの順応力。お金を見て不思議に思ったり、言葉の意味がわからないシーンがあったりするのだけど、そんな事は吹っ飛ぶかのような馴染みの早さにはびっくりです。ラストでのクローン達の開放。「それからどうすんのよ。あなた達はクローンなんだし、また違った場所でコミュニティでも築くの?」なんて思っちゃいました・・・(しかも、ラストは「アイ・ロボット」に似てたかなと・・・)物足りない=ツメが甘いって感じかもしれません。 クローンの培養・・・近未来には起こりうる話に、もう少しリアリティのある恐ろしさを盛り込んで欲しかったです。ハラハラドキドキなアクションとクローンの恋愛感情のみに収めたのは勿体無い。 それなら2時間の映画にして下さい。(2時間30分は長いと思いました。) しかし、ブシェミがまたまたいい味出してたので6点。あなたのパンツ姿はもう何度観たことか・・・(笑) 【プリシラ3103号】さん [試写会(字幕)] 6点(2005-07-22 23:33:18) |
1.もちろんマイケル・ベイ作品なので、クローニング技術から命の尊厳に踏み込んで行く様な、例えば「ソイレント・グリーン」みたいなSFミステリーになる筈もなく、本作は「マイノリティ・リポート」ばりの企業協賛型近未来世界で展開する、単純で派手なだけのチェイシング・アクション映画になってます(スカーレット・ヨハンソンにとってはビッグ・バジェット女優への第一歩か)。「マトリックス・リローデッド」には及ばないものの、チェイス・シーンの迫力は相当なもんなので、楽しむだけなら申し分はありませんが、もう少し「ブレードランナー」的テーマを明確にしても良かったと思います。だから、たかが二体の臓器摘出用クローンのお陰で、何人の「本物の人間」(byスティーヴ・ブシェミ)が犠牲になったのかが非常に気になりました、6点献上。 【sayzin】さん [試写会(字幕)] 6点(2005-07-17 00:09:59) |