7.戦争の痛みというのが、すごい伝わった。戦場に向かう兵士とそれに関わる人たちのとの別れがすごく見ていてつらかった。自分の子供が成長して、あんな風に戦場へ向かうということを想像したら耐えられない。音楽もすばらしい。 【MS】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2006-07-15 16:06:08) |
6.泣けると聞いて、映画館まで足を運んだのだが、主人公たちにあまり共感することが出来ませんでした。多くの書き込みでも指摘されているように、現在のシーンは違和感を覚えました。むしろ、東宝映画「連合艦隊」における大和の最後のほうが、胸にしむものがありました。 【ジブラルタの星】さん [映画館(邦画)] 7点(2006-03-05 17:22:16) |
5.戦艦大和がどんな船だったか映画を見るまではっきりとは知りませんでした。勝ち目がないと分かっていても行かなければならない時代。今では考えられない状況でみんなが生きる為、生き残された者たちのために死を覚悟して戦った。戦闘シーンはかなりリアルなシーンも多かったがなかなかいい映画だし実際にあった戦艦大和を知ることが出来た。 【まろ】さん [映画館(吹替)] 7点(2006-01-22 21:39:53) |
4.キャスティングで反町が不安だったけど、意外に好演してて良かった。内容は現代と過去のつながりやエピソードのつながりが悪いように感じた。一つ一つの内容はいいのだが、つながりの悪さが・・・。邦画によくありがちだが、最後の終わり方も必要以上に語りすぎる、説明しすぎるから興ざめしてしまう。他に気になったのは、3月後半の雪と、「モデル」はさすがにないよ。と、いろいろと文句言ってますが、映画全体としてはなかなか良かったと思います。 【アルテマ温泉】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-01-12 22:46:55) |
《改行表示》3.戦争賛美でもなく、反戦平和でもなく万人が見れる大味な映画だと思う。 政治色がないために(恐らく意識的に削られている?)、大和の乗組員たち一人一人をクローズアップしたドラマに終始していてそれなりに泣ける。唯一感じ取れるメッセージは「先人が国を守るため、家族を守るため、命をかけて戦って死に、今の日本に生きる我々がある」ということだけだ。難点は大和を題材にする必要性がないくらい、具体的な社会的状況が描かれていないのが残念だった。大和や海兵隊を送り出すのに万歳のばの字も出てこない、戦時中に息子に命の尊さだけを訴える母親たちがいる太平洋戦争ってどうよ?! 【アレヒ】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-01-11 17:42:57) |
2.《ネタバレ》 以前に見た戦争系邦画のような政治的メッセージの濃い作品を予想していたが、そういう色を感じさせず、万人に受け入れられるという点で成功している。何人かの方が挙げている「プライベート・ライアン」のような作品だ。ある人は戦争で果敢に国のために散った人々に思いをはせればいいし、子供のような少年たちが一瞬で肉片になってしまう戦争の無惨さに目を向けるのもいい。主人公と思われる反町隆史と中村獅童が下士官で、しかも炊事兵と機関砲手という地味な役回りなのもいい。反町隆史が脱出しながらも仲間を助けるために海にとって返す場面や、言葉だけで死の覚悟を語る少年兵を前に悲しそうに視線をそらす演技も良かった。最後のシーンで、国を守るということにおいて、命を捨てた者も、生き残って真面目に働いて世の中に尽くした者も、その価値は等価なのだ、と思わせてくれる。戦闘シーンは最近の邦画では出色の出来ではないだろうか。主人公が撃たれて息も絶え絶えになりながら最期の台詞をかっこよく言ってから死ぬ場面はない。撃たれれば、一瞬のうちに人は肉塊になる。それを踏み越え、歯を食いしばって生き残ってきたことも立派に国に尽くしたことなのだ、と仲代達矢の顔が語る。映画館は高齢者から若者で満員。英霊がいるという神社に年1回参拝する今の首相は、地道に働いて国を支えてきた中高年サラリーマンや高齢者を医療費負担や増税で締め上げていますけど、戦後の日本を支えてきたのは何もあの世の人だけじゃない。父親はとっくに年金暮らしだけど、少し労りたい気分になった。 【しまうま】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-01-02 23:17:40) |
1.《ネタバレ》 力作。クライマックスの大和撃沈シーン、大迫力でした。何故か自分には、昔年末に放映された傑作時代劇「白虎隊」の自刃シーンが重なって映りました。玉砕という散り際の美学みたいな悲愴感が画面からも十分に伝わってきたと思います。反町隆史と中村獅童の共演という事で話題の映画ではありますが、獅童の方が断然もうけ役です。昇り調子の今が旬の役者っていう勢いが彼にはあります。でも戦艦大和の少年海軍兵が束になっても敵わなかったのは、可憐な三つ編み軍国少女を演じた蒼井優の存在感!不覚にも私がこの映画で何度かグズっと来てしまったのは全て彼女がかかわっていたシーンでした。この映画、彼女だけでも観る価値有りだと思います。蛇足かもしれませんが海軍兵っていうのは本当にあんな垢抜けた「ポパイ・ザ・セーラーマン」みたいな格好してたんですかねえ・・・?そこら辺がちょっとだけ疑問っす。 【放浪紳士チャーリー】さん [試写会(字幕)] 7点(2005-12-10 11:39:53) |