自転車泥棒のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。3ページ目

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自転車泥棒

[ジテンシャドロボウ]
Bicycle Thieves
(Ladri di biciclette)
1948年上映時間:93分
平均点:7.44 / 10(Review 121人) (点数分布表示)
ドラマモノクロ映画
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2021-08-30)【イニシャルK】さん
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監督ヴィットリオ・デ・シーカ
キャストランベルト・マッジォラーニ(男優)父 アントニオ
エンツォ・スタヨーラ(男優)息子 ブルーノ
此島愛子(日本語吹き替え版)
石井敏郎(日本語吹き替え版)
松島みのり(日本語吹き替え版)
富田耕生(日本語吹き替え版)
原作ルイジ・バルトリーニ
脚本チェザーレ・ザヴァッティーニ
スーゾ・チェッキ・ダミーコ
音楽アレッサンドロ・チコニーニ
撮影カルロ・モンテュオリ
製作ヴィットリオ・デ・シーカ
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【クチコミ・感想】

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81.《ネタバレ》 冷静さを失ったアントニオが、犯人と思い込んだ青年に詰め寄る場面からの見せ場。予防線を張って生き抜くすべもない境遇、引っ込みがつかない状況、大勢に罵倒され、そして情けなく惨めな感情がうごめくこの見せ場。この後、この一家はどうなっていくねやろ?何とか生きていけるやろ、と能天気な考えは全く浮かばない。アントニオとその家族には、したたかに生きて行って欲しいと願う。それだけだ。僻み根性丸出しで書くと、小金を失っても痛くも痒くもないであろう、あのレストランに居たような金持ちから、多少の金をくすねてでも生き抜いてほしいと願う。それにしても時代を切り落とした、暗く地味なこの映画が持つテーマの普遍性には脱帽する。
よし坊さん [DVD(字幕)] 7点(2008-11-09 23:09:45)
80.《ネタバレ》 大型液晶テレビで鑑賞なんかしちゃいけませんねこの映画は(汗)。とにかく貧乏なんですこのやろうという映画。仕事も自転車も手に入って、さあこれから頑張るぞ!という時でも、とにかく暗くて悲しいBGM。徹底的に貧乏。雨の中自転車探す場面や自転車を盗む場面はサスペンス映画として見ても一級のハラハラ感。自分の自転車が盗まれたときは殆ど誰も助けてくれないのに、自分が盗んだら群がるように市民が追ってくる。なんでオレばっかり!一見救いの無い展開だけど、もしあそこで逃げ切っていたら、もっと救いの無い人生になってたかも。最後にオジサンは許してくれたけど、あれは単純に「子供がいたから」という理由だけでは無さそうですね。多分オジサンも、貧乏な生活の中で頑張っていたんだろう。
ゆうろうさん [DVD(字幕)] 7点(2008-11-06 00:23:59)
79.《ネタバレ》 ラスト、群集に迫られる父を追うブルーノの鋭い眼差しにやられた。俺なら、警察がいるとはいえ集会場前に停められた大量の自転車の中からおひとつ、あふれ出てきた人並みにまぎれて盗むなぁなどと考えてしまった。 許されたアントニオにかけられる「神に感謝しろ」というセリフに、宗教や社会に対し強烈な皮肉が含まれているように思う。
njldさん [DVD(字幕)] 8点(2008-10-23 01:50:09)
78.《ネタバレ》 一緒に市場で探してくれた友人たちから、自転車を借りることはできないものだろうか。食事をするお金があるくらいなら、中古自転車を買うことはできないのだろうか、など、ついつい現代的な感覚で疑問を感じすぎて、どうも入り込めなかった。イタリアなまりの英語が耳障りだったが、これも、貧しいイタリアがアメリカに売り込んでいたからなんだろうか。
みんな嫌いさん [DVD(字幕)] 6点(2008-08-14 21:51:19)
77.言いたいことはわかるんですが、映画としてはちょっと退屈すぎるかと。
個人的にはこの内容なら1時間以内にまとめたほうがよかったかな、と思ってしまいました。
すべからさん [DVD(字幕)] 4点(2008-05-07 17:57:00)
76.《ネタバレ》 人間の感情は今も昔もそう変わらないので、社会や環境が変わっていても、この映画には普遍的な感動がある。戦後イタリアにおける自転車は、今の時代の車や携帯電話、パソコンといった物だろう。それがあるかないかで仕事にありつけるか否か、といえば今で言う資格みたいなものでもあろう。富裕層との差をまざまざと感じながらも生きていかなければいけない。ブルーノにはわかっていたのだろう。自転車を盗まれるという被害者から一転して加害者になってしまう、なんとも暗くて、虚しくて、切ない話だが、息子の前で警察に連れて行かれるという最悪の展開だけは免れた辺りは、監督の優しさであり、主人公たちにとっての救いではあろう。しかし、行く末の見えない後姿のエンディングは強烈なインパクトを残し、社会への大きなメッセージとなっている。今先進国でも、これに似た暮らしをした人はいくらでもいるわけで、自分がそうなるかもしれないと思うとこの状況を早く何とかしてほしいと切に願うばかりである。
TOSHIさん [DVD(字幕)] 8点(2008-04-23 10:16:35)
75.映画をみて、働けることがいかにありがたいことか実感した。善良な人でも不運な境遇になると、うっかり罪人になってしまうんだな。
ホットチョコレートさん [DVD(字幕)] 7点(2008-01-03 19:13:31)
74.《ネタバレ》 最後のシーンはちょっと切ないが、さすが名作だけあって良い映画でした。
にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-10-13 10:09:48)
73.《ネタバレ》 当時のイタリアの状況をまさにリアルに感じることができて興味深かったです。いくら貧しくなっても心まで貧しくなってはいけないな、と主人公を見て思いました。あと、子役の演技が上手だなと感じました。
まいったさん [DVD(字幕)] 7点(2007-09-10 23:22:48)
72.オヤジの運の悪さ、ほんと見てるだけで可哀想。自転車があれば普通の暮らしができて、なければホームレス同然の生活が待っているこの差っていうのはいわゆる「天国と地獄」。考えるだけでも怖い。チャップリンの「キッド」の本当の親子バージョンみたいな感じだけどオヤジのちょっとした自己中っぷりには耐えられない気分だった。全編にわたって暗いんですが、戦後のローマの貧富の差が痛いほどよく分かるので歴史を知るにはいい内容だったかと思います。救いようがないラストのその後、アントニオ率いる家族がどーなったか、、すっごい気になる。
M・R・サイケデリコンさん [DVD(字幕)] 6点(2007-08-29 10:56:25)
71.《ネタバレ》 まさか、こんなに古い作品だとは知らずにレンタルしました。でも、その古さをある意味では感じない位に今、観ても十分しっくりくる作品でした。たかが自転車、されど自転車。自転車を盗まれた!!この出来事一つで危機に迫った人の心理の変化を見て取れます。その時代時代で、対象は違えど「生活に不可欠な物」が手に入らない事のやり切れなさ、理不尽さは同じなのではないでしょうか?息子役の少年が、チラチラと父親の顔色を伺う姿、最後には「自分さえ良ければいい」と自ら自転車泥棒となり、息子にその姿を見せてしまう父、とても切なかったです。
うさぎの餅つきさん [DVD(字幕)] 7点(2007-07-22 16:18:23)
70.《ネタバレ》 自転車がないと仕事すら出来ない時代が物悲しい・・・奥さんが質にシーツ入れたりしてやっとありつけた仕事なのに・・いきなり自転車盗まれちゃうし(´Д⊂グスン そこからは探す!探す!! 息子のブルーノくんが意外と冷静でかわいらしかったのが救いかなぁ~と。
うさぎ大福さん [DVD(字幕)] 6点(2007-03-08 02:16:08)
69.地味だけど良い名作ですね。自転車も買えない時代から比べて今はなんと恵まれていることか。物は大事に大切に使いましょう。
こまごまさん [DVD(字幕)] 7点(2006-12-29 23:53:50)
68.《ネタバレ》 泥棒行為の背景にある、敗戦による庶民の疲弊した暮らしぶりの描写は当時のイタリアのありのままの姿なのでしょう。親子の自転車追跡の過程での世間の非情さもありのままの姿なのでしょうか。万策尽きた父は泥棒をしてしまいます。「逃げ切れ」と願いましたが、本作はそれを許しませんでした。唐突なエンディングで理不尽さに不愉快になりました。しかし、考えてみますと、監督は父の背に「悪条件に負けて自らが罪を犯してはいけない、苦しくても前向きに生きよ」と言っているのであり、その事を学んだ幼い息子の大きな財産にもなったのです。嫌な人物ばかりの中で、警察に突き出す事を堪忍してあげた武士の情けを知る者がいた事は救いでした。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 8点(2006-12-11 00:35:27)
67.イタリア・ネオリアリズモの名作ということですが、たしかに戦後の貧困にあえぐイタリアの風景が痛々しく目に飛び込んできますが、ロッセリーニほどの生々しさが無い。だってラストはともかくとしてかなりご都合主義的に話は進んでいきます。犯人との二度の偶然の遭遇がまさにそうで、リアルに徹するなら犯人との遭遇すらなかったでしょう。でもだからと言ってこの作品がダメなわけじゃなく、これはこれで素晴らしいと思う。ドラマチックだからこそラストシーンには現実に引き戻されたような衝撃がある。父の立場からすればこれほど救いようの無いエンディングもないだろう。しかしまったく救いが無いわけでもない。物語としてはほんとに最悪なエンディング。でも父子の関係をしっかりと描いていたから、父が子を、子が父をどんなに愛しているかをちょっとしたやり取りで見せる表情で存分に見せていたから、最悪のエンディングに光を見ることができる。愛される父親はけして不幸ではなく、愛される子供もけして不幸ではないのです。
R&Aさん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-09-11 12:53:31)
66.名作の誉れ高いけど・・・個人的にはそこまで面白くはなかったです。
H.Sさん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-12-23 19:32:29)
65.こんなに暗くてジメジメしたイタリア映画は観たことがなかった。観賞後こんなに暗い気分になった映画は『ダンサー・イン・ザ・ダーク』以来である。結局、あの親子にハッピーエンドは訪れなかったが、体を張って親父を守ろうとした息子に、ささやかな希望を感じずにはいられない。
とかげ12号さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-11-20 20:56:15)
64.映画を観て泣きそうになったのは今のところこの作品だけです。この映画を観てなーんにも感じない人っていうのはよほど裕福で「貧乏の辛さ」を一度も味わったことがない人なんでしょうね。ある意味うらやましい。駅前に腐るほど自転車が放置されている今の日本にはなかなか響かない作品かもしれない。悲しいことですが・・・。
長毛さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-11-13 22:13:34)
63.(何回も自転車を盗まれている経験者として)気持ちは痛いほどわかるねん!ああ、よくわかるよ!
maemaeさん [映画館(字幕)] 5点(2005-11-09 23:58:31)
62.素朴な疑問。イタリアでは自転車に鍵をかける習慣はなかったの?部屋の中で保管するほど貴重品だったのに・・・(などと言っててはこの映画は成り立たない) やるせない気持ちというのは万国共通。特に敗戦後の混乱を知っている日本人にはたまらない感覚だと思う。しかししかし全く不謹慎ながら、この救いようの無い悲惨さというのは、ふっきれた絶望にもつながって、ある種笑いだしたくなるようなつきぬけた気持ちになる。あの親子は家に帰ってシーツの無いベッドで一晩眠れぬ夜を過すかもしれない。でも翌日には母親も一緒になって「チーズパイでも食べに行こうか。とにかく生きているのだから」と言ってほしい。
Reiさん [映画館(字幕)] 7点(2005-11-09 20:23:56)
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【点数情報】

Review人数 121人
平均点数 7.44点
010.83%
100.00%
200.00%
310.83%
421.65%
586.61%
62117.36%
72923.97%
82722.31%
91613.22%
101613.22%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.22点 Review9人
2 ストーリー評価 8.09点 Review11人
3 鑑賞後の後味 6.53点 Review13人
4 音楽評価 7.11点 Review9人
5 感泣評価 7.91点 Review12人
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【アカデミー賞 情報】

1949年 22回
脚色賞チェザーレ・ザヴァッティーニ候補(ノミネート) 
外国語映画賞 受賞特別賞

【ゴールデングローブ賞 情報】

1949年 7回
外国語映画賞 受賞 

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