120.組織のルール・価値観が全ての世界で全員の利害に合う仕事をしていれば身分は保障され組織の均衡を乱すと突如死が待っているマフィア世界を描く。マフィアの華やかさを前半で描き続け観客がこの世界も悪くない思い、デニーロ、ジョーペシらの個性にこいつら愉快な奴らじゃないかと錯覚しかけた所で突如暗部へ触れていく転換が衝撃的。個人の視点から描くことで観客にまるで組織の一構成員になったかのように思わせる臨場感が秀逸。 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 10点(2012-05-31 05:15:49) (良:1票) |
119.《ネタバレ》 全編にわたって、男臭いかっこよさがあふれる映画。ジョーペシのキレっぷりが最高にイかしている。時間の長さが少々気にはなるが、全体的なテンポの良さがあるので、映画としては問題ないと思う。途中で流れる"Layla"には、鳥肌が立った。 【バトルコサック】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-05-29 03:11:10) |
118.《ネタバレ》 印象強いのはもはやパターン化したジョー・ペシの無軌道なキレっぷりとレイ・リオッタのヒキョー顔。チンピラであっても、自分の立ち位置に哲学があれば他者に訴えるものがあるだろう。しかしレイの場合はいい扱いを受けたい、まともに働くなんてバカだって考えだけで挙句禁じ手のドラッグにまで手を出して生き方が安い。ギャングを題材にした映画の中でも一、二を争うレイの結末のかっこ悪さは当然といえば当然。組織の中を泳ぎきることができず、こんなパターンになるケースは実際多いんだろうな、と実録ドキュメントを観てるようだった。 【tottoko】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2012-03-13 00:57:41) (良:1票) |
117.《ネタバレ》 怒涛の勢いで進むスコセッシの真骨頂。初期の頃と比べて、さらにテンポが良くなったような気がする。彼の趣味である音楽の使い方と省略の巧みさが素晴らしい。特にラストのレイ・リオッタが薬漬けになって下手を打つところは投げやりになっているのではないかと思わんばかりのテンポ。完全に「後日談」の扱いである。とするとやはり見所はジョー・ペシ演じるトミーが殺されるまでだろう。彼とデ・ニーロのギャング役はやはり迫力がある。ストーリーに独創性はないが、各役者の個性を十分に引き出し、マフィアの多分に寓話的で象徴的な暴力性と実態を描き、満足できる作品になった。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-02-22 08:56:21) |
116.役者がちょいちょいかぶっているため『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』とどうしても比較してしまいます。ギャングの非常さはリアルで戦慄しますが、スケール感やキャラクターの描き方など、ちょっと足もとにも及ばなかったみたい。しかしあれだけ仲間仲間言っておきながらヤクに溺れ、簡単に仲間を売る。結局そうなんだ、人間て。悲しくなりました。 【カタログ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-12-16 01:39:17) |
115.GTAを映画にした感じ?冗長で退屈に感じました。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-05-28 01:08:12) |
【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-05-04 19:36:15) |
113.妙に軽快なテンポ、アンチカタルシスな結末など、所々好みのところはあったのだが、期待していたほど自分の胸に突き刺さってくるような作品ではなかった。 デ・ニーロ、ペシは評判どおりのキレっぷりで凄くいい感じ。 【おーる】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-04-10 11:42:34) |
112.《ネタバレ》 エンディングのシドヴィシャスが怒鳴るマイウェイがすべてを物語る! |
111.幹部クラス中心の『ゴッドファーザー』とは異なり、末端近くのチンピラを主人公に据えたマフィア物語(こっちはアイルランド系中心なのであっちとは事情が異なるかもしれませんが)。ヘンリーの語りを中心に物語は展開しますが、こいつがどう考えてもデ・ニーロやジョー・ペシと渡り合えるようなやり手には見えないのが残念。実話ベースなだけに勝手にキャラ設定を変えるわけにもいかないのでしょうけど、例えば同じストーリーをデ・ニーロやジョー・ペシの視点で描いていたらまた違ったかもしれません。ま、それでも十分面白い映画でした。特に、意味もなくキレまくるジョー・ペシ最高! 【とかげ12号】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-11-29 09:35:06) |
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110.かなり引き込まれました、小さい時からの描き方がよかったです。 【HRM36】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2010-07-16 12:05:18) |
109.実話をもとにしているからか物語の起承転結の収まりが悪かった気がする。しかし役者の演技がすばらしいので最後まで楽しめた。 【しっぽり】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-04-11 10:20:29) |
108.チンピラギャングの全盛と崩壊をエネルギッシュに描いたギャング映画の傑作。役者も素晴らしく良かったです。ジョー・ペシのブチ切れ演技も最高でした(デ・ニーロは言うまでもなく)ナレーション方式で話を進める演出も良かったです。 【まりん】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2010-03-21 21:45:59) |
【すたーちゃいるど】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-02-28 22:18:51) |
106.《ネタバレ》 スコセッシという監督は、詩情やロマンのかけらもないマフィア映画を撮る人だなとつくづく感じました。米国では1960年代までマフィアの存在すら公的に認知されていなかったことを考えると、初期のマフィア映画は正面きって組織犯罪をテーマにすることに躊躇があって組織の疑似家族的な側面を強調して描くことが多かったと思います。これはちょっと意味合いが違いますが、日本の任侠映画に通じるところがあるでしょう。ブルックリンのチンピラの青春をテーマにして監督デビューしたスコセッシが、「人間の原罪」というカトリック的な作家性を発揮して、「人間は罪を犯す動物である」というテーゼでマフィア映画を撮ればここまで突き抜けた傑作になるのは当然でしょう。登場人物は男も女もみなろくでもない人間のクズみたいな奴ばかりですが、トミーが粛清されたと知ってジミーがおいおいと声をあげて泣くシーンが、劇中唯一の救いの様なシーンでした。 【S&S】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-09-08 23:07:18) (良:1票) |
105.個人的には「嫌いな監督ベスト3」に入るスコセッシだけど、この映画は素直に面白かった。各種演出も良かったし、どうすれば観てもらえるか?楽しんでもらえるか?という部分にこだわりを感じた。とは言いつつも、やっぱり役者勝ちなところはあると思う。ジョー・ペシは何を観てもこういう演技が多いけど(笑)この役は素直にハマり役。レイ・リオッタは「ハンニバル」の印象が強かったけど、なんだ、普通に実力派じゃんと見直した。 【DeVante】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-09-07 19:53:08) |
104.マフィアも幹部じゃなく、下っ端のチンピラさん達っていうのは、日本のヤクザ映画の世界とあんまり変わらないんだなぁ、なんて事を考えたり。暴走と裏切り、自滅、そして遺恨の世界。正直なところ、スコセッシの映画が苦手な私なので(私がエキサイトできたり感情移入できるタイプの映画を作る人じゃない、という事ですね)、この映画、かなり退屈して見てたのは事実ですが、苦い教訓を残す映画、という印象は残りました。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-07-29 01:22:09) |
103.サラリーマンとして「ちっぽけな」お金のために働いている自分と、強盗で一気に数百万ドルを荒稼ぎして大興奮するマフィアたち。後者の人生のほうがよっぽどエキサイティングなんだろうなぁと思いつつ、小さくても平穏な日々があり、時に人生に自分からチャレンジしようと思えばチャレンジできる今の生活のほうが僕にとっては心地よい。 【珈琲時間】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-07-19 08:32:03) |
102.ジミーとデニーロの演技はすごい!ジミーもクレージーだけど、デニーロも負けてないほど怖かった。 【ホットチョコレート】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2009-05-24 08:57:40) |
101.ちょっと長すぎるのが気になったが、実話を元にしてるというだけあってやや盛り上がりに欠けるとこもあるが緊張感があっていい。決して成り上がることの出来ない下っ端マフィアに焦点をあてたスコセッシらしいつくり。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-04-30 23:02:35) |