ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。4ページ目

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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

[エヴァンゲリヲンシンゲキジョウバンハ]
Evangelion: 2.0 You can (not) advance.
2009年上映時間:108分
平均点:7.07 / 10(Review 136人) (点数分布表示)
公開開始日(2009-06-27)
アクションSFアニメシリーズもの青春ものTVの映画化
新規登録(2009-03-09)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2023-07-16)【イニシャルK】さん
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監督摩砂雪
鶴巻和哉
中山勝一(副監督)
庵野秀明(総監督)
助監督轟木一騎(総監督助手)
緒方恵美碇シンジ
三石琴乃葛城ミサト
林原めぐみ綾波レイ
宮村優子【声優】式波・アスカ・ラングレー
山口由里子赤木リツコ
石田彰渚カヲル
立木文彦碇ゲンドウ
坂本真綾真希波・マリ・イラストリアス
山寺宏一加持リョウジ
清川元夢冬月コウゾウ
子安武人青葉シゲル
岩男潤子洞木ヒカリ
長沢美樹伊吹マヤ
関智一鈴原トウジ
岩永哲哉相田ケンスケ
麦人キール・ローレンツ
結城比呂日向マコト
大原さやかネルフ職員
山崎和佳奈
野田順子オペレーター
室園丈裕
金丸淳一
原作庵野秀明
GAINAX(原作協力)
脚本庵野秀明
樋口真嗣(脚本協力)
榎戸洋司(脚本協力)
音楽鷺巣詩郎
作詞宇多田ヒカル「Beautiful World -PLANiTb Acoustica Mix-」
岩谷時子「恋の季節」/「ふりむかないで」
星野哲郎「三百六十五歩のマーチ」
作曲宇多田ヒカル「Beautiful World -PLANiTb Acoustica Mix-」
いずみたく「恋の季節」
宮川泰「ふりむかないで」
編曲鷺巣詩郎「今日の日はさようなら」/「翼をください」
宇多田ヒカル「Beautiful World -PLANiTb Acoustica Mix-」
主題歌宇多田ヒカル「Beautiful World -PLANiTb Acoustica Mix-」
挿入曲林原めぐみ「今日の日はさようなら」/「翼をください」
製作スタジオカラー
企画庵野秀明
プロデューサー庵野秀明(エグゼクティブ・プロデューサー)
大月俊倫(エグゼクティブ・プロデューサー)
制作スタジオカラー(アニメーション制作)
配給クロックワークス
スタジオカラー
轟木一騎
東宝(2020年リバイバル)
東映(2020年リバイバル)
特撮増尾昭一(特技監督)
作画貞本義行(主・キャラクターデザイン)
山下いくと(主・メカニックデザイン)
樋口真嗣(イメージボード)
鶴巻和哉(画コンテ)
渡部隆(デザインワークス)
増井壮一(画コンテ)
小西賢一(原画)
佐藤順一(画コンテ)
吉成曜(原画)
庵野秀明(デザインワークス)
前田真宏(イメージボード/原画)
黄瀬和哉(原画)
本田雄(作画監督/デザインワークス/原画)
松原秀典(作画監督/デザインワークス/原画)
増尾昭一(原画)
錦織敦史(画コンテ/作画監督補佐)
今石洋之(原画)
山下明彦(原画)
高村和宏(原画)
橋本敬史(原画)
吉浦康裕(デザインワークス)
佐藤敦紀(エヴァンゲリオンモデリング)
美術加藤浩[美術](美術監督)
録音山田陽(台詞演出)
その他スタジオカラー(宣伝)
日本テレビ(協力)
東北新社(協力)
円谷プロダクション(協力「帰ってきたウルトラマン」)
GAINAX(宣伝協力)
轟木一騎(宣伝)
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76.映像そのものは、凄く良くできている印象。 相変わらず原作、TV版は未見ですが、尋常じゃない迫力が伝わってきて、前回に引き続きそそこ楽しめました。 でも、いやでもね・・・・・・・・・グロすぎなんじゃー!!! これって、R指定にならないの!? 小さい子供とかも見るんでしょ!? んで、まだ続くんかいっっっ!!
Endorphineさん [DVD(邦画)] 7点(2010-09-11 15:20:00)
75.最後まで見て、「ディア・ハンター」に似てる映画だな、と思った。
このアニメ見るような人は知らないかな?1979年のアカデミー作品賞受賞作品。
似てるのは、日常生活の描写がストーリーと関係ない上、平凡で退屈なのと、それと対比となる戦争部分の描写に迫力があるのと、ストーリーの後半部分。
ただ、日常生活描写は、ディア・ハンターほど退屈じゃない。
逆に、戦争部分の描写はディア・ハンターほどの迫力はない。
ディア・ハンターは、「ロシアンルーレット」という言葉を残したけど、このアニメはおそらく何も残さない。
そういう違いがある。
なお、このアニメ、結構あざとい描写があるので、かなり気になった。

・少女のセミヌードのシーンが多いこと。特に全裸の少女が少年に対してハイキックを
見舞うというシーンは、はっきり嫌悪を覚えた。
・懐メロ挿入歌の使い方。
・続編のラッシュを見せたこと。

自分はこのシリーズの一見さんではないけど、これらの描写は、一見さんお断りと宣言されたような気がして、どうにも気分よくなかった。




まかださん [DVD(邦画)] 5点(2010-08-29 00:39:10)
74.わかるようで、わからん映画。完全にファン向けかな。映像の迫力はさすがでした。ぽけ~と見れれば面白い。考えて鑑賞すると、深そうだけれど時間の無駄の様な気もする。
はりねずみさん [DVD(邦画)] 5点(2010-08-14 17:30:11)
73.《ネタバレ》  「みんな大人になった!」「観てて和む!」「こんな職場なら働きたい!」との前評判を頭に入れつつ観賞しましたが、まさにそのとおり。登場人物の性格がだいぶ変わっていました。
 特にレイが周囲の人間に興味を持ったことが大きく、彼女が食事会開催を提案し、努力したことで人物間にいい空気が生まれていると感じました。アスカの態度の軟化や、終盤のシンジの頑張りは、彼女の変化に引きずられる形で起きたもの、と言っていいんじゃないでしょうか。
 旧版と比べたら大歓迎な新劇の展開ですが、ひとつだけ、人物の掘り下げがほとんどされていないという点が気になりました(尺が足らないから、と言われればそれまでなんですが)。トウジは妹の治療費のためにパイロットになることはなく、アスカのトラウマも詳しく語られていません。加持さんに依存しまくりなミサトの姿も…と、旧版で人間関係をめちゃくちゃにした「地雷」のほとんどがスルーされ、そのせいか、うわべだけうまくいっているように見えてるだけなんじゃないか…という穿った見方もできてしまいます。奇しくも加持さんに「お互いが傷つかないで済む距離を見つけるのが大人(だっけ?)」という新しいセリフが与えられていました。人はお互いに分かり合えない、という「エヴァ」が抱える大命題に、今回のお話はケリをつけていない、と私は感じました。
 レイの正体は、実はユイの…って設定が継承されているのかどうかはわかりませんが、それでもほのめかされてはいるので、今回のラストからそのまま綾波エンドへ直行…っていうのも考えにくいと思います。その辺も、熱い展開を見せたにもかかわらず次回作を安心して待っていられると言い切れない理由なんじゃないか、と思います。
池田屋DIYさん [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2010-08-12 21:27:51)(良:1票)
72.ここまでTV版から変わると別物ですね。前より面白いですが、以前のような崩壊気味な箇所がちらほら見え始めたのが気にはなります。でも次も見ちゃうな、絶対。
あるまじろさん [DVD(邦画)] 7点(2010-08-07 20:31:05)
71.《ネタバレ》 序盤から新キャラ新使徒とのバトルと、序に比べると映画ならではの要素が多く見ごたえがある。
テレビシリーズのストーリーを踏襲しているものの、アレンジが加えられ意外性を感じる部分も多い。
ラストのシンジの男気はなかなか熱いものがある。
レイのぽかぽかお食事会のエピソードも良かった(実現しませんが)。
その分アスカが…レイよりアスカが好きだったので残念な部分も…次回も活躍しそうですがね。
アスカに関してはレイとの絆創膏バトルや葛城との会話など好きなシーンも多いけど、
尺の短さというかエピソードの少なさからシンジへの恋愛の発展(三角関係)はなさそうな感じです
(ユニゾンの話が丸々カットだったしなあ…)。
新たなアダムとイブはシンジ&レイで決まりか?!
シンジといえば、アスカにナナヒカリ扱いされていたけど、
落下使徒のときのダッシュとジャンプを見る限り、
マリオなみの素質はあるんじゃないかな、と思う(笑)。
チルドレン達の子供っぽさや純粋さが見られたのは良かったと思います
(歳相応かはわかりませんが)。
凍結された二号機が司令部の許可なく発進可能なのか疑問だったり、
シンジがシェルターに一人だけいたりとやや不可解な部分もある。
碇司令&冬月先生(副司令)がどこまで結果を予測していたのか怪しすぎる部分もある。
最期はノリと勢いを優先した印象、いやまあ別にいいんだけども。
今回はまだテレビ版ダイジェストの雰囲気がありますが次回予告を見た範囲では、
ようやく新劇場版ならではのストーリー展開になりそうで楽しみです。

映かったーさん [DVD(邦画)] 7点(2010-07-23 22:46:35)
70.DVDで再観賞。映画館で観た時よりも、感動しました。
Yoshiさん [DVD(邦画)] 6点(2010-07-20 23:46:43)
69.《ネタバレ》 これだけ内容をいじって作り直すなら、もう一度テレビシリーズとして再構築してほしかったのが率直な感想。いろいろ言われてきたけどやっぱりテレビ版は良くできてたし、なにより一番好きなエピソード(使途、侵入)がごっそり抜けているのはやはり気に入らない。作画レベルの高さはこれだけの時間を費やしてるのだから当たり前だし、むしろ演出面での目新しさが足りなかったように思う。まあラストであれだけの展開を持ってきて、さらにあと2作やるってんだから、どんな結末を用意してるのか、最後までお付き合いしようとは思う。もともと好きな作品ではあるし。で、「Q」への期待をこめて7点。
GOOSE・MkⅡさん [映画館(邦画)] 7点(2010-07-13 00:11:43)
68.「序」と違って大幅なストーリー変更があったわけですが、率直な感想を言えば、いやぁ、庵野も丸くなったなぁ・・・とw 良い悪いは別として、なんかヱヴァンゲリヲンは安全安心なお話になりそうですねー。
Junkerさん [DVD(邦画)] 7点(2010-07-10 02:12:34)
67.《ネタバレ》 確かに、前作よりは良かったと思います。ほとんど同じの内容だった前作から、新しい内容を構築し、戦闘シーンからお色気まで、とにかくいろんな要素をてんこもりにしてあって、これまでのエヴァの一つの円熟を垣間みた気がします。ただ、よく言われてるように「一見さん」は真に入り辛いことになっている。元々そうだけど、オタクのオタクによるオタクのためのアニメが、ある意味極まってる印象。
あろえりーなさん [DVD(邦画)] 6点(2010-07-07 00:39:39)
66.《ネタバレ》  見てる途中から、庵野さん、どこに行きたいの??と思わず口走ってしまい、結局次回作を見ないと何も分からんじゃないのという映画。

 TVシリーズの全話の展開と最後の破綻の経緯をある程度理解している人しかストーリーの展開や意味についていけないようなシナリオで、さらに、それを知っていたとしても、違う方向性であることは判るのだが、じゃあどっちの方向性に持って行きたいの?と言わしめるような、テーマの見えない意味不明の展開で、最後は次回予告だけして終わり。

 「序」では、全体のテーマは見えないながらも、まだ1作でのエピソードとしての完結感は多少は得られたが、今回はそれも全くなし。

 1本の作品として完成させるためには、ある程度独立したエピソードとその結末を起承転結で見せることが必須で、連作ものとするのであれば、さらに大きなテーマをうまく提示し、その中での今回のエピソードの位置づけを表現するというのが、いわゆる本来の「映画」であって、それを全く度外視したこの作り方は、映画&DVDという発表手段を使った連続もののテレビアニメの1回分でしかない。

 テレビアニメだったら、次の展開まで1週間待てばいいから許せるし、1回ぐらいは全体のテーマが分からなくても、起承転結がなくても納得できるが、映画という手段を選んだ以上、次回作までまた長く待たされるわけで、全体テーマも見えず、独立したエピソードにもなっていない今回の映画は腹立ちすら覚える。

 一部のコアファンのおかげである程度成功するんだろうが、それに甘んじないで、1作ずつでも完結する完成度が欲しい、、、といいつつ、次回作を期待している自分も、コアファンなのかもしれないが、、

 破綻して庵野さんの意思とは違うものとなったTVシリーズを、ちゃんと自分の思い通りに完成させたいのだろうなということは感じられるのだが、TVシリーズは、破綻したことにより哲学性を持った深みのある作品となったのであって、いくら作り直しても、絵とか音とかはお金と手間をかければ質も上がるが、作品としては改悪しにしかならないのじゃないだろうか。
nobo7さん [DVD(邦画)] 4点(2010-06-28 03:26:06)
65.《ネタバレ》 序を見てがっかりしていたので、今作にも期待はしていませんでした。だけど、その予想をはるかに超えるクソ作品です。レンタル代の390円がもったいないです。序もこの作品も過剰評価されすぎだと思います。オリジナルを超えてません。印象的なシーンは全てオリジナルの焼きまわしです。作画はかなり低品質だと思います。安定しません。ゲンドウの目が異常なほどつぶらだったり、ミサトのはなはテングザルのようだったりします。アスカなんてかわいい顔はほとんどなく、間延びしたフケ顔ばかりです。また「オタクどもはエロを盛り込んでおけば喜ぶんでしょ」と、わざとらしくエロを組み込んでいるのは観客を馬鹿にしすぎです。この監督は才能ないですよ。製作に時間をかけすぎてまとまりがなくなっています。唱歌が2つも入っているがその証拠です。作っているほうはたっぷり時間をかけているので違和感を感じないみたいですが、観ている方としては「さっきとおんなじジャン」と感じてしまうわけです。テレビ版ではゆっくり時間をかけて、レイやシンジやアスカの心情を描いていたので、終局まぎわの崩壊が重みを持ったのです。今作のようにストーリーを駆け足でなぞるだけでは作品として成立しません。最後でシンジがレイを助けようとする部分にめちゃくちゃ違和感を感じました。「え?レイってだれだっけ?」というくらいレイの存在感がなかったのになんでそこまでいれこむの?デジタル処理にこだわっているようですが自在に使いこなすという域ではないので、やたらと画面が軽いです。この作品を見てクソ作品だという判断をしない庵野総監督をはじめとするスタッフ全員がかなりヤバイと思います。
嫌悪感を感じる最低の作品です。
承太郎さん [DVD(邦画)] 0点(2010-06-26 23:46:14)(良:2票)
64.《ネタバレ》 期待しすぎた。2時間かけて「男の戦い」の焼き直しをして、TV版より盛り上がらなかった印象。キャラクターの関係性を前向きに・わかりやすく変えたせいもあって、鬱屈したシンジがクライマックスで立ち上がるカタルシスがイマイチ足りず、名セリフが浮いて見えてしまった。
アスカの生い立ちやモチベーションも描かれず、シンジの中でも最後まで放置プレイ。レイを助けるためならどうなってもかまわない、というラストへのつながりも、もっとレイとの関係性を深く強く描いておかないと感情移入できない。
何より「翼をください」等の挿入歌が一番醒めた。
人類補完計画のやり直しと思われるループ世界のオチがどうなっていくのか、という全体のストーリーに対しては興味が持てるので、Qには期待する。
ブラック武藤さん [DVD(邦画)] 3点(2010-06-05 15:39:28)
63.《ネタバレ》 涙溢れた。
旧シリーズのストレス、あのドンヨリ鬱屈した心情が一気に晴れた気分……こういう感情をカタルシスって言うんだよね。
「ヘタレ主人公だからこそいいんだろ」なんて“厨二病”全快でうそぶいてた頃が懐かしいです。

カヲルの願いどおり幸せなシンジで物語を〆てほしい。
Hiroさん [DVD(邦画)] 9点(2010-06-04 03:01:52)
62.《ネタバレ》 『序』の内容が本当に素晴らしかったので、今回のこの『破』も、大変期待しながら劇場に足を運びました。そしてその期待は、個人的に全く裏切られることがありませんでした。

例えばミサトとリョウジの関係から「ただれた」「腐れ縁」的なにおいが綺麗に洗い流された事なども印象的でしたし、終盤の展開も大変感動的だったのですが、ここでは特に劇中での「音楽の扱い」について書きたいと思います。

旧TV版では「遠景」的にしか流れなかった挿入歌が、この『破』では人物たちの生活に食い込む形で積極的に扱われています。懐メロ(外界)が否応なく人物たちの生活(内面)に食い込んでくるさまは新鮮なものでした(この点旧TV版の場合、街中などで流れている歌はあくまで背景という感じであり、作中人物たちの心情とも殆どリンクしていません。個人的にはTV版における、外界と人物の内面との隔たりを強く感じさせられる瞬間でもありました)。

個人的に「内面に閉じこもってばかり」という印象を残しがちだった旧TV版とは違い、その「閉じこもる」方向を根本から打ち消す「外界」としての役割を与えられた劇中音楽に違和感を感じることはありませんでしたし、そのような「外部の音」を自然に受け入れるシンジやミサト達の姿に、ある種のたくましさや強さを感じたりもしました。

そしてその延長線上にある演出として、劇中での「今日の日はさようなら」や「翼をください」の使用があるのだと思います。僕は実は「(某人物)が3号機に乗る」事の重要性を、劇場鑑賞後に確認するまで気が付きませんでした。また物語後半における有名な「最強の使徒」戦の場合、耳学問という形でしか旧TV版の展開を知りませんでした。しかしそれにも関らず、上記2曲の効果的な使用とも相まって、僕自身はそれらのシーンを、この『破』単独の見所として楽しめました。

旧TV版を良く知っている方なら、「一粒で二度おいしい」的な楽しみ方をすることができると思います(むしろ個人的には、庵野監督は旧作からエヴァをフォローし続けている古くからのファンにこそサービスをしたいという意図もあって、このエヴァの「破」壊を試みられたのではないかという気がします)。しかしそれと同時に僕自身は、「旧作との比較」という点で極めて不十分な形でしか鑑賞できなかったこの『破』に対して、作品単独で非常に満足できたことも重ねて書いておきたいと思います。
マーチェンカさん [映画館(邦画)] 10点(2010-05-28 23:50:56)(良:1票)
61.《ネタバレ》 「いーつまでも 絶えるーことなく 友達でーいよう」しばらく、この歌が頭から離れませんでした。今回もテレビ版の再編集アレンジ版のような感じだったので次回から完全に新しい話が展開していくのかなと期待させるラストでした。迫力があって楽しめました。
ホースケ2号さん [映画館(邦画)] 7点(2010-03-01 11:59:27)
60.《ネタバレ》 十数年まえのTV版エヴァをリアルタイムで視聴し、当時のエヴァブームの洗礼を受けた
いわゆる「エヴァヲタ」はこの作品をどう捉えたのだろう?
自分の意思とは関係なく勝手に進んでいく世界、環境に翻弄され、
自分を傷つけないために人との接触を避けて安全な内面の世界に逃げ込み、
いざというときに大事な人さえ救えない。
あのときのエヴァはそういったシンジの心情描写がとてもリアルだった。
海外のアニメキャラランキングの男性部門ではワーストらしい。
しかし、今回のエヴァではかなり前向きになっているシンジ。
より一般向けの設定になったことで垣根は低くなったと言える。
緻密に描きこまれた映像や、アクションは間違いなく素晴らしい。
しかし、どこかやるせない気持ちになってしまうのは私がいわゆる「エヴァヲタ」だったからなのだろうか?
おなやさん [映画館(邦画)] 7点(2010-02-28 00:33:44)
59.《ネタバレ》 元々エヴァのファンなことが前提な作り。前のエヴァを知っているからこその仕掛けの数々。なのであんまりエヴァ知らん人には評価されないとは思う。ファンには9点、エヴァ知ってる、って程度の人には6点、平均7.5点で四捨五入で8点。
みんなの性格がややマトモになってる。食事会はさせてあげたかった。
虎王さん [映画館(吹替)] 8点(2010-02-24 00:25:55)
58.今までの人生で、こんなにある映画を心待ちにして夜も眠れず、映画館に入った途端におかしいくらいに緊張して、始まるやいなや唾を飲むのも忘れるくらいに没頭して、見終わった後に異常な高揚感に包まれたのは初めてです。もちろんTV版からの筋金入りのエヴァオタだからこそなんでしょうけど、庵野監督にありがとうと素直に言いたい。
どんな映画もけちをつけようと思ったらできますが、これにはつける気にならないです。
新劇版エヴァは、旧世紀版エヴァのいわばリミックス。元曲が大好きなほど、リミキサーが優れているほど、それをサンプリングして作ったリミックス版は、似てるところや違うところが心のツボをつついて非常にうれしいものです。時には元曲を超えるリミックスができることがあるように、この新劇版エヴァが完結した時ずっと語り継がれるようになることを願ってやみません。

ということで、来週三回目観に行きま~す!(何回も映画館に通うのはブレードランナー以来!)
HAMEOさん [映画館(邦画)] 10点(2009-09-08 14:42:18)(良:2票)
57.《ネタバレ》 レビューする気はなかったがちょっと評判が良すぎるようなので。
【結論バレ】
TV作品はある意味シンジ君のヘタレぶりを見て楽しむ物語だったと思うが、この映画ではその部分を中心に据え見る者のグダグダイライラ感を増大させたのみならず、あろうことか綾波レイとの少女マンガチックな純愛に結論を見出し完結への端緒としているようである。私にはこれは退行であるようにしか思えない。世紀末、このアニメはあまたの小説・マンガのテーマとなった終末感に対するひとつの大らかな解を提示し、見るものに一様の納得を与えたのではなかったのか。だが作者は残念なことに、物語をより通俗化させることに創作意欲を燃やしているようだ。このままもし結論が愛だの恋だの昭和歌謡の世界に行っちまったらどーすんだ。顔を赤らめるミサトなど、絶対に見たくなかったぞ。
アンギラスさん [映画館(邦画)] 1点(2009-09-06 01:50:50)
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【点数情報】

Review人数 136人
平均点数 7.07点
032.21%
142.94%
210.74%
332.21%
442.94%
5118.09%
61712.50%
73022.06%
82115.44%
92518.38%
101712.50%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.40点 Review15人
2 ストーリー評価 7.21点 Review23人
3 鑑賞後の後味 7.15点 Review19人
4 音楽評価 5.90点 Review22人
5 感泣評価 6.61点 Review21人
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