ゲド戦記のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。8ページ目

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ゲド戦記

[ゲドセンキ]
Tales from Earthsea
2006年上映時間:115分
平均点:3.68 / 10(Review 192人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-07-29)
ドラマアドベンチャーファンタジーアニメ小説の映画化
新規登録(2006-05-07)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2023-05-24)【イニシャルK】さん
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監督宮崎吾朗
岡田准一アレン
手嶌葵テルー
菅原文太ハイタカ(ゲド)
風吹ジュンテナー
田中裕子クモ
香川照之ウサギ
小林薫国王
夏川結衣王妃
倍賞美津子女主人
内藤剛志ハジア売り
飯沼慧ルート
梅沢昌代2人組のオバさん
神野三鈴2人組のオバさん
加瀬康之船に乗っていた風の司
阪脩国王家臣
西凜太朗ウサギの部下
宝亀克寿船員
白鳥哲船員
池田勝
木川絵理子
加藤英美里
斎藤志郎
ウィレム・デフォークモ(英語吹替版)
ティモシー・ダルトンハイタカ(ゲド)(英語吹替版)
チーチ・マリンウサギ(英語吹替版)
原作アーシュラ・K・ル=グウィン「ゲド戦記」(岩波書店刊)
宮崎駿(原案)「シュナの旅」(徳間書店刊)
脚本宮崎吾朗
丹羽圭子
音楽寺嶋民哉
作詞宮崎吾朗「時の歌」/「テルーの唄」
新居昭乃「時の歌」
作曲新居昭乃「時の歌」
谷山浩子「テルーの唄」
編曲寺嶋民哉「テルーの唄」
主題歌手嶌葵「時の歌」
挿入曲手嶌葵「テルーの唄」
撮影奥井敦(映像演出)
製作東宝(「ゲド戦記」製作委員会)
高井英幸(「ゲド戦記」製作委員会)
島谷能成(「ゲド戦記」製作委員会)
ウォルト・ディズニー・ジャパン(「ゲド戦記」製作委員会)
日本テレビ(「ゲド戦記」製作委員会)
奥田誠治(製作担当)
電通(「ゲド戦記」製作委員会)
博報堂DYメディアパートナーズ(「ゲド戦記」製作委員会)
市川南〔製作〕(「ゲド戦記」製作委員会)
星野康二(「ゲド戦記」製作委員会)
製作総指揮ジョン・ラセター(英語吹替版)
プロデューサー鈴木敏夫
制作スタジオジブリ
配給東宝
作画Production I.G(作画協力)
GONZO(作画協力)
GAINAX(作画協力)
マッドハウス(作画協力)
タツノコプロ(作画協力)
米林宏昌(作画監督補)
田中敦子〔作画〕(原画)
小西賢一(原画)
大杉宜弘(原画)
黄瀬和哉(原画)
本田雄(原画)
森田宏幸(原画)
山下明彦(作画演出)
古屋勝悟(原画)
百瀬義行(原画)
橋本敬史(原画)
美術武重洋二
真野薫(タイトル)
小倉宏昌(背景)
男鹿和雄(背景)
保田道世(色彩設計)
編集瀬山武司
録音若林和弘(録音演出)
井上秀司(整音監修)
東京テレビセンター(録音スタジオ)
西尾昇(デジタル光学録音)(デジタル光学録音)
上田太士(光学録音)
その他スタジオジブリ(提携)
日本テレビ(提携)
ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ(提携)
三菱商事(提携)
東宝(提携)
電通(提携)
IMAGICA(現像)
博報堂DYメディアパートナーズ(提携)
糸井重里(キャッチコピー【ノンクレジット】)
読売新聞社(特別協力)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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52.ジブリと言えどもヒト違うんだしそんなに期待しなければ、勧善懲悪ラブストーリーがふつうに楽しい。少年の成長も、オバサン心をくすぐられます~♪その声が岡田クンっていうのもイイね!!浅く見る人はこのレベルで十分見られるし、ユング用語の影の意味を知ってるとかマニアックな知識がある人はもっと深いレベルで楽しめる。映画館であのソロの歌を(ブレスの音まで!)聞けたのはよかった。 ただ、アニメのコマ割りというのでしょうか、つなぎがなんか変で違和感あったのが残念。
●えすかるご●さん [映画館(邦画)] 6点(2006-11-03 20:15:59)
51.《ネタバレ》 「父は立派で、駄目なのは僕」えらいはっきり言うね。大変やなー。

お仕事ばっかりな父さん。猫じゃなくて僕を抱きしめてよ母さん。
お手伝いさんの方がまだちょっとは僕を見てくれるんだよ。。

・・少年はいつの時代もナイーブ。
偉大な父親に刃向かった少年はそのお宝を持ち出して逃走。
彼の心にはもうひとつ、自分でも往生する裏側を持っていて恐れている(誰でもやん)、のだが、世間の裏側もこの目で見たよ(おばはんと老女は性格悪いねー)。
で、困ってたところを人格者に助けてもらい、
家庭的な彼の恋人にやっかいになり、労働の厳しさや日常の平安を教えられる。
でも命を粗末にする少年には、どんな空腹時でも出されたものが美味そうに映らない(なんじゃ、あの色は、と思ったが、そういうことにしよう)。
悪い敵も現れる。でも敵には少年と同じく苦しみがあったのさ。
生い立ちに恵まれなかった(一応。笑)少女からは、命の大切さを教えられ、
自身を怖がる孤独もわかってもらい、ようやく、というか、知らん間に改心した彼。
でもやっぱり雇われ人より僕には父の仕事が向いて、、そうして少年は償いの帰路につくのであった。。
/いやーこれ監督のいいメッセージやないの、うんうん。ちゃうって!
いくらなんでも観る側の立場をもうちょっと考えてほしかった。
タイトル大げさ。内容は「ハウルの動く城」のあとの「アレンの’抜ける’剣」程度。スタジオ自振り慰、と呼ぶぞ。売り手だけ満足ってるし。
それにあの歌詞の切り方 ♪心 をなにー に例えよう
そりゃ子どもにはその良さがわからんやろ、だからこれからはこんな映画、夏休みに公開しないで。お子様観客可哀想でした。いまやればいいのにね。
/あとひとつ。本職声優陣に総入れ替え版のDVD発売、TV放映を希望します、たのむわー(懇願)。

かーすけさん [映画館(邦画)] 5点(2006-10-19 16:12:37)(良:2票)(笑:2票)
50.この映画、見終わった時うれしくて涙がぼろぼろと止まりませんでした。この映画を評価する理由を二つ書きます。まず第一に宮崎吾郎さんが、自分の語りたいストーリーを原作の世界観の中に見出し、それを語ることに成功していることです。ふつう小説を映画化するときには、あらすじを追ってそれを映像化さえすればよいと考えがちですが、彼は全く違ったアプローチでこの原作と取り組んでいます。この映画に僕が感じた、原作とも共通するテーマを一言で言えば「自分と向き合うこと」です。吾郎さんの場合それは「宮崎駿の息子としての自分と向き合うこと」だったのでしょう。でもそのテーマは僕ら一人一人だってそれぞれに引き受けなければいけない普遍的なテーマでもあります。僕らはこの映画のストーリーとともに、あるいはそれ以上に、映画の描き方の中のほうにもその「自分と向き合う」というテーマを感じ取ることができます。吾郎さんがどのように自分のアイデンティティを見つけていったか、それをキャラクターの設定、動かし方、背景、声優さんの演技などなどに見てとることができます。そしてそのテーマは、原作のゲド戦記のストーリーと共鳴して響いてくるのです。映画のストーリー自体はむしろ観客のカタルシスを優先し、自分の中の暗い負の部分と直接向き合わずに済むように、それを敵役に一方的に背負わせてしまっているきらいもあります。でもそうした表面的なストーリーよりも、宮崎駿ファンならジブリの作品史という文脈の中でこの作品も見るだろうし、それなら捉え方も全く変わってくるはずです。それ以外の良い点もみなこの点に関わってきますが、もう一つだけ挙げるとすれば、それは表現にめりはりが効いていることです。もののけ姫、千と千尋、ハウルというように進化してきた宮崎アニメの映像に比べると、絵の描きこみは相当に単純化され、省力化される一方で、ラストの一連の重要なシーンや特殊効果的な映像、そして音響効果にはしっかり手間がかけられています。吾郎さんが自由に作品を作り上げるために、お金をかけすぎないということは絶対条件だったはずです。お金をかければかけるほど、営業的に自由度が少なくなっていきます。この映画はそういう意味で、やりたいことを追求するために、比較的どうでもいいことをあきらめることで成り立っています。その取捨選択のバランスの良さを僕は高く評価したいと思います。
小原一馬さん [映画館(字幕)] 10点(2006-10-12 00:26:26)(良:1票)
49.《ネタバレ》  酷評されていたので、デビルマンとガンドレスを前日に観て、耐性を付けて見に出かけた。ワクチンがよく効いたのか、すんなりと観ることは出来た。
 が、これで1800円?とも思う。まず、世界観が広そうに見えて狭い。出てくる舞台は主に城-街-隠れ家-クモの城の4カ所。殆どが後半2カ所周辺でのご近所ムービーになっている。デビルマン並みだ・・・。
 そして、なぜアレンが父を殺めたのか、説明が皆無。冒頭で侍女が王にアレンの様子がおかしい、と進言するシーンがあったが、あれだけでは不親切。何故影を恐れるのか、伏線として引いておけば、後半のメッセージも活きてくるのに。これでは理由無く凶行に走る少年犯罪ムービーじゃないか!
 さらに、テルーの生い立ちやゲドのこともほとんど説明なし。そもそも、ゲド戦記って言う割にゲドが単なる語り部になっているのは何故?
 台詞の扱い方や音楽のタイミングも微妙。声優についてはゲド役の菅原文太はさすが。ただ、他のキャストが微妙。キャストも再考する時期では。
 この作品、どんな層にどのような話を伝えたいのか。原作を読め、なんて言うのは映画として失格。しかもファミリー層が多く来るのが予想されながら、血生臭かったりグロテスクだったりして、子供たちには正直つらい作品でもある。
 製作委員会の面子は大企業。電通と博報堂って日本の広告の大半を仕切るに等しいではないか。ただ大規模に広告したところで、言いたいことが伝わってこない作品を観客が喜ぶはずがない。最近のジブリ、特に鈴木PDがヒット仕掛け人として表に出る頻度が高くなるにつれ、作品の質がどんどん落ちている。裏方が表に出すぎることこそ、この映画が言い続けた「均衡の破壊」なのではないのか。そういう見方をすれば、この作品、今のジブリのカオスを隠喩した作品といえるかもしれない。
 奇しくも、「ハウルの動く城」の監督を務めるはずだった細田守監督の作品が現在全国13館という規模でありながら高評価を受けている。映画はもちろん監督だけのものではない。集まるスタッフの総合力で左右される。細田監督の作品には、前回の降板騒動にもかかわらず、最高のスタッフが集結している。今回のゲド戦記で宮崎吾朗監督がどのような評価がなされるかはむしろ次回作にかかっているかと。でも、この調子だと次回はもう無いかも。原作者マジ怒りだし。0点もやりたくない。
ばびぃさん [映画館(邦画)] 0点(2006-10-08 22:04:00)(良:3票)
48.《ネタバレ》 ん~。何だか、4回くらいの連載で、無理やりクライマックスを付けて完結させたような少年漫画みたいな感じだった。アレンやテルーの悩みや苦しみが、周囲から身勝手な期待を押し付けられて重圧に耐えられなくなったり、子供の頃のトラウマや、周りから受けた仕打ちから、人に対して心を閉ざしてしまったりと、二人とも暗くてストレスを溜め込んでいて、どこか今の若い人たちに多い現実の問題に重なるようで、そういうのは共感するところがあったんだけど、最後、ヒロインが選ばれし救世主っていう、取って付けたような奇跡で終わっちゃって、なんか腑に落ちなくて消化不良な感じがした。あと、始めに出てきた竜が、どんな存在意義があったのかが分からなくて、壮大なファンタジーものなのかなと観る前は思ったんだけど、そういうわけでもなかった。
kiku☆taroさん [映画館(吹替)] 5点(2006-10-02 21:41:35)
47.《ネタバレ》 オレは、評判ほど悪くないと思った。
でも、人には薦められない。

決して、ジブリな人々に無条件に受け入れられるとは思えない。
どこかのセリフなどに共感できないと、面白いとは思えないだろう…。
きいろくまさん [映画館(邦画)] 6点(2006-09-29 23:12:19)
46.日本人は宮崎駿とジブリを愛してるですよ。だからジブリにはみんなの期待を裏切らないような佳作を作り続けて行って欲しいですよ。あたしゃそう願ってるんですよ。
parabenさん [映画館(字幕)] 2点(2006-09-25 23:53:28)
45.「お約束で記号化されたアニメなんて、大っ嫌いだ!」って事で。ジブリ作品は、テレビアニメによくある、『お約束表現の記号化に依存しているもの』に比べたら良心的、という印象を持たれています。でも最近のジブリ作品、特にこの「ゲド戦記」は『ジブリの記号』の寄せ集めで表現されているに過ぎない気がしました。もう少し正確に言うと、東映動画~日本アニメーション~東京ムービー~ジブリに至る宮崎アニメの系譜から生まれた記号、でしょうか。それは宮崎駿監督だけでない、森康二、小田部羊一、大塚康生といった人々が築き上げてきたものでもあり、この映画はその再生利用に収まってしまっています(「ホルス」を思わせる部分が沢山あったり)。しかも監督がうるさくないせいなのか、いつものジブリ作品よりも雑ですし(アニメ界のブランドスタジオ、I.Gやマッドハウスも、お手伝いレベルとは言えこの程度の印象ではマズいでしょう?)。この、キャラクターも物語もなかなか見えてこないアニメに対して、『ジブリの記号』は不適だと思います。もう少し判り易いアニメ用、なんです『ジブリの記号』って。もし他のプロダクションが製作していたら、あるいは他の有名なファンタジーと同様に実写で映画化されていたならば、もっと力強く、驚きに満ちた映像になったのではないか、と思えてならず、残念で仕方ありません。なんでもかんでもジブリならば安心、という訳ではありませんね。最後に・・・「子、吾朗を何に例えよう?」・・・んー、チャーリー・シーンあたりでどーだ。
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 4点(2006-09-25 03:50:09)
44.宮崎吾朗監督は、自分の中の表現したいものと格闘していないと思います。何を表現したいのか、それを相手(観客)により深く伝えるにはどうしたらいいのか、という事に対してもがき苦しんだ様子が作品からまったく感じられません。確かに話はうまくまとまっていますが、人物を都合良く配置し、起承転結に沿って話をセリフで転がしているだけだと感じました。
「心の闇」というものについてのたうち回る位に真剣に考え、その葛藤がそれこそフィルムになすりつけらている位に表現されていたら、父殺しの理由の具体的な説明が無くても全く構わないと思います。説明がない、辻褄があわない、というのは大した問題じゃありません。
しかし、映画からは「心の闇ってさ~」と喫茶店で友人に話している位のテンションしか感じませんでした。表現したい対象と向き合う覚悟が、駿監督とは決定的に違うなと思います。
有名タレントがちょっと格闘技を習ってPRIDEに出ているような映画に感じます。もし本気で監督を目指し二作目を作る気なら、マスコミも見向きのしないアマチュアの格闘技大会から出直す位の気持ちで作って欲しいです。
めっくさん [映画館(邦画)] 3点(2006-09-05 01:18:57)(良:1票)
43.見終わった後、金返せとかなり強く思った。監督が素人ということを考慮すれば、めちゃくちゃ悪いわけではない。次回作に期待もしたいと思う。しかし、莫大な制作費と宣伝費をかけるほどの作品ではないし、なにより客から金をとる(盗る?)価値のある作品ではない。なんというか、(抽象的だが)映画が持つ佇まいとか映像の力強さ(絵の美しさとかディテールの細やかさとか、カットやせりふだとか、そういう見て分かるレベルではない)が全くもって感じられなかった。映画ではなくテレビスペシャルとしてなら許せた。あと、「ゲド」戦記って・・・ゲド脇役じゃん。

思込百遍さん [映画館(邦画)] 3点(2006-09-05 00:57:26)
42.《ネタバレ》 宮崎駿作品はとても好きで、結局全て見てきた。レビューされていた方もいたが、宮崎駿作品は「カリオストロの城」での銭形や「ラピュタ」のばあさんドーラ、「紅の豚」のアメリカ野郎しかり、悪役であってもみんな良い人の部分を持っていて、そんな柔らかさがジブリの大衆人気を支えたと思うし、悪役にもファンができたりしたと思う。この映画の悪役は心底嫌な奴ばかりで、暴力描写はやけにリアルだし、何の感情移入もできない。びっくりしたのは途中に出てくる近所のおばはん二人組みである。このババア二人組は死ねばいいのにと思うぐらいむかついた。微塵の愛嬌もクソもない、ただ単に心底むかつくババア。アレンは親父殺すならこいつらも殺せ。パンフレット見ると愛嬌ある奴として描いたつもりみたいで、もう「・・・」ですよ。悪役の兵士がヒロインを襲っている場面も、そんな凝視してなかったからどうか分からないけど「奴隷としてじゃなくて個人的に可愛がってやるよ」みたいなこと言って服に手かけてたように見えてレイプかよと思って気持ち悪かった。ジブリで見たくねえ場面でした。食べ物がまずそうなのは色が汚いからですよ。宮崎駿は食べ物はリアルな色じゃなくて原色で描かないと美味しそうに見えないんだって言っていました。例えばトマトだってリアルに描こうと赤に白とか黒を付け足してだした赤色より、原色の赤色だけで真っ赤にした方が美味しそうに見えるもんらしいです。よく考えると着色料つかって食い物に色付けるのも美味しそうに見せるためで、色って大事ですよね。こういうのって経験がないと絶対分からないことで、宮崎駿は自分で全て作画も背景もチェックして、そういうのも手直ししていたからクオリティが保てたと思います。また「もののけ姫」でも「こういうの見逃さないファンもいる」って言って最後の場面に急遽忘れられていたヤックルを加えたり、ファンを意識して作ってるプロだと思いました。息子監督はそんな精神あったんでしょうか?少なくともジブリファンの僕は途中で自分の命を粗末にしてやろうかと思いました。大体父殺しの動機を曖昧にしている次点でこのおっさんは命を舐めてます。監督ではなく、アニメ工場ジブリの手腕で持った作品。
ダブロンさん [映画館(邦画)] 0点(2006-09-04 07:47:36)(良:12票)
41.評価すべきはウサギの声優のみ。
透き通るBlueさん [映画館(字幕)] 1点(2006-09-03 10:44:10)
40.ほんま、誰のどの想いを一番伝えたいんかわからんよな??最初、えらいセリフが少ない陰気な映画やナと思った。最後まで徹底してその雰囲気を通し、テーマを問題提起してくるんやと思ってた。のにっ!!テルー言うてもうたっ‥。。その言葉自体には感動したケド、それをしゃべらして観客に伝えるんぢゃなくて、映画そのもので伝えて欲しかった。んで、頼むからちゃんとしたプロの声優サンを使って欲しい。
小星さん [映画館(邦画)] 5点(2006-09-01 17:58:07)
39.《ネタバレ》 どうも脚本が上手くない。声優の上手い下手は別にして、なんかピンと来ない。例えばゲドが「とりあえず」とか「ほっつき歩く」みたいな事を言うのだが、あなたは本当に大賢人なの?と疑ってしまうぐらいに語彙が貧弱というか。これでは、主人公に道を示す賢明な老人の存在を期待する以前の問題である。あとアレンとテルの後半の臭いセリフ群は、あれは別にそういうものだから気にはならなかったが、一箇所ダイレクトに「心の闇」と言っていた。それは言っちゃあだめでしょう。このアレンという17歳の少年の心の闇がどんなものかわからないからこそ、この映画は作られたのでは?それをそのままアレンの心の闇と言ってしまう事でワイドショーと大して変わらない着地点に降り立ってしまうような気がするが。アニメーションの技術は相変わらず高いと思った。もののけ姫のヤックル(?)のような動物は相変わらずいいし、マントの揺れ方、高所のバランス感覚等、いつものジブリ印は健在だったし、特に今回は夜のシーンが多く、暗色の映像が目立ったが、効果的な黒さが出ていたように思う。そして空のショットは相当に気を使っていたと思われ、雲の動きや色合いは演出とも上手く溶け合っていた。というわけで、ジブリ工房の仕事は相変わらず見事だったが、やはり演出家に問題があり、ポスト宮崎探しはジブリの死活問題であるに違いない、と考えながらハウルを降板した(させられた?)細田守のことが浮かんだりしたわけで・・・
Qfwfqさん [映画館(吹替)] 5点(2006-08-27 02:41:55)(良:1票)
38.まだ私は「みんなのシネマレビュー」で「0点」を付けた映画は無いです。どんな作品にも見所もあるし、悪いなりにも愛すべき点もあるので「1点」はあっても「0点」はないという思想の持ち主です。でも今回本作品を鑑賞してはじめて「0点」をつけるかどうか真剣に迷ってしまった。考えに考えて「1点」にしたが、このアニメ映画はそういう作品でした。まさに愚作。強い影響力を持つブランド会社の作品である事が、なんとも言えない気分にさせて怒りさえ感じる。
はむじんさん [映画館(邦画)] 1点(2006-08-27 01:31:31)
37.《ネタバレ》 とりあえず時間が長過ぎる。主な登場人物が少ない割に展開がゆったりしているので間延びしているような気がする。話の趣旨は分かるが、絵とかキャラクター設定や演出が古典的でいまいち盛り上がりに欠けるし、声優陣の一部に力不足感があるのも否めない。クモが劇中、自分自身の表現方法について「オレ」、「私」とバラバラに使っている箇所がありどうも馴染めなかった。主人公はアレンのようだが、タイトルはゲド(ハイタカ)戦記となっていて何だか誰に焦点を当てるべきかあやふやだ。アレンの冒頭の衝動的な行動や彼の心理をもっと上辺だけでなく深く掘り下げて描いて欲しかった。自分でも抑えられない心の闇があり、それゆえに非のない父親を殺してしまった等という説明で簡単に片付けられてしまっては困る。
カーマインTypeⅡさん [映画館(邦画)] 4点(2006-08-23 06:07:59)
36.映画監督の小栗康平さんがおっしゃっていることだが、「アニメーションには実存がいないという致命的な点がある」ということがまさに当てはまる作品だったと思う。「ゲド戦記」は題材として、人間の内面が非常に強く関わっている。人間の内面を描くには様々な手法があるけれど、僕らが日常的に特に多く用いているのが「顔の表情」ではないだろうか。アニメーションの限界は、「表情」の複雑さが表現しにくいという点にある。「モナリザ」とかはなんかありげだけど。今までのジブリの作品は、確かに難しくて複雑なテーマを扱ってきた。でも過去のジブリ作品で複雑さを担保するのは、キャラクターの顔ではなく、世界構造の複雑さだったのではないか。紅の豚ので、なぜ「豚」なのか考えると、まさに世界構造の複雑さを生み出していくアイデアだとしか思えない。そこでゲド戦記を見てみるとと、もっとも複雑なのは、ゲドを原点とした世界構造であるはずなのに、あえてアレンとテルーの物語にしたことで、世界構造の奥行きがあさくなり、しかも、最後の砦である若い二人の表情がアニメでは複雑に表現できないのであるから、この作品は無謀であるといわざるを得ない。でも、分かってそうしているなら、今後がんばって欲しい。その意味の期待感をこめてすこし甘めに6点。
wunderlichさん [映画館(字幕)] 6点(2006-08-20 12:44:03)
35.《ネタバレ》 まず、スタジオジブリという名の「ブランド」を冠して、このような作品を出してしまうことに非常に疑問を感じる。何か政治的な圧力があるんじゃないかと勘ぐってしまう。それほどまでに酷かった。どう見ても、素人の作ったアニメ作品としか思えない。まず、まるで20年前のアニメを見ているような雑な粗い絵。監督自身がどんな作品に影響を受けているのかは知らないが、芸術作品とは思えない粗雑すぎる絵。必死に「何か意図があるのかもしれない」と見ている観客をバカにしているとしか思えない。そして、明らかに素人が作ったようなカット割り。ストーリー展開のスピード感の無さ。緊迫しているはずのシーンの緊張感の無さ。あの魔女が最後老婆に変わった姿は、笑いをこらえるのに必死だった。作品のテーマでもある「影との戦い」。。。全然伝わりません。わかりずらい、と言う以前に、作り手がテーマを完全に理解してないまま作ったような印象さえ感じる。影は、あくまで「自分(の内面)との戦い」のはずなのに、それがテルーに何故見える???しかも最後、影に抱きしめられたテルーは赤面してしまってる!!!完全に引いたわ。ジブリ作品でエンドロールを最後まで見ずに席を立ったのはこれが初めてだ。「何コレ?」ほんとにそう思った。確かに、この内容だったら、あの宣伝の仕方になるだろうな、ああいう風に宣伝するしかないだろうな、としみじみと思った。唯一の救いと言えば、レイトショー1200円で見たことだろう。
◆◇◆◇◆ raindrops ◆◇◆◇◆さん [映画館(字幕)] 1点(2006-08-18 03:47:41)
34.AO入試対策に追われながらも観ました。で。これ、ジブリじゃないなとおもいました。まずみなさんいうようにアニメ汚すぎます。さいしょ、海があれてる画面からはじまって、あー海きたないーっておもいました。竜もなんかボロボロしてるし・・・これはだめかもなこの映画。ってはじまり4分でおもっちゃいました。ごめんなさい。で、矛盾もおおい。ほんとにアレンはなんで凶行にはしったんでしょーか!?おとうさんをさすなんて。殺したかはわかんないけど。なんで?説明ないの??ほんときになる。それからみんなの”キャラ”のなさです。アレンもキャラ薄い、というか存在感ないし、キレたときの顔が怖いだけだし。はじめのほうにでてきたネコもったアレンのおかあさん?のがキャラ濃そうなくらい。1回しかでてこないんだよーああいうキャラ濃いひとがねぇ・・・なんででしょ。ゲドはただの優しいオジサンだし。戦記?たたかったっけ?あ、ちょっとね。テナーとは恋人関係?意味深だよあのおふたり。。あと、悪役!!!こわすぎませんか?はっきりいって、あたしこわかったです。こどもたちはあれOKなのかなあ?こわくない?あの悪役魔女のルックスはジブリてきにアリなの?あたしはやだよーこわいよーかわいくないよーえぼしがなつかしいよー  てわけでなんか、、ぱっとしない映画でした。またリメイク希望。もちろん、ゴロウさんがね! あたしの感想もぱっとしないです。ごめんなさい
ギニュー隊長★さん [映画館(字幕)] 5点(2006-08-17 21:11:04)
33.まず絵が汚くて残念。また、パターンというか既視感にうんざり。そして何よりキャラクターに強い意志が感じられないことが最大の不満。アニメだからこそ生々しいほどのエネルギーを発するキャラクターが必要だろう。評価できるのは時間が経つのが早かったことぐらいか。
ぷりんぐるしゅさん [映画館(邦画)] 2点(2006-08-17 00:47:14)
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【点数情報】

Review人数 192人
平均点数 3.68点
094.69%
12714.06%
22513.02%
33618.75%
42513.02%
53518.23%
6189.38%
773.65%
842.08%
921.04%
1042.08%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 1.61点 Review26人
2 ストーリー評価 2.16点 Review37人
3 鑑賞後の後味 2.28点 Review35人
4 音楽評価 5.00点 Review37人
5 感泣評価 1.70点 Review34人
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