ゲド戦記のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。9ページ目

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 ケ行
 > ゲド戦記の口コミ・評価
 > ゲド戦記の口コミ・評価 9ページ目
 > (レビュー・クチコミ)

ゲド戦記

[ゲドセンキ]
Tales from Earthsea
2006年上映時間:115分
平均点:3.68 / 10(Review 192人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-07-29)
ドラマアドベンチャーファンタジーアニメ小説の映画化
新規登録(2006-05-07)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2023-05-24)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督宮崎吾朗
岡田准一アレン
手嶌葵テルー
菅原文太ハイタカ(ゲド)
風吹ジュンテナー
田中裕子クモ
香川照之ウサギ
小林薫国王
夏川結衣王妃
倍賞美津子女主人
内藤剛志ハジア売り
飯沼慧ルート
梅沢昌代2人組のオバさん
神野三鈴2人組のオバさん
加瀬康之船に乗っていた風の司
阪脩国王家臣
西凜太朗ウサギの部下
宝亀克寿船員
白鳥哲船員
池田勝
木川絵理子
加藤英美里
斎藤志郎
ウィレム・デフォークモ(英語吹替版)
ティモシー・ダルトンハイタカ(ゲド)(英語吹替版)
チーチ・マリンウサギ(英語吹替版)
原作アーシュラ・K・ル=グウィン「ゲド戦記」(岩波書店刊)
宮崎駿(原案)「シュナの旅」(徳間書店刊)
脚本宮崎吾朗
丹羽圭子
音楽寺嶋民哉
作詞宮崎吾朗「時の歌」/「テルーの唄」
新居昭乃「時の歌」
作曲新居昭乃「時の歌」
谷山浩子「テルーの唄」
編曲寺嶋民哉「テルーの唄」
主題歌手嶌葵「時の歌」
挿入曲手嶌葵「テルーの唄」
撮影奥井敦(映像演出)
製作東宝(「ゲド戦記」製作委員会)
高井英幸(「ゲド戦記」製作委員会)
島谷能成(「ゲド戦記」製作委員会)
ウォルト・ディズニー・ジャパン(「ゲド戦記」製作委員会)
日本テレビ(「ゲド戦記」製作委員会)
奥田誠治(製作担当)
電通(「ゲド戦記」製作委員会)
博報堂DYメディアパートナーズ(「ゲド戦記」製作委員会)
市川南〔製作〕(「ゲド戦記」製作委員会)
星野康二(「ゲド戦記」製作委員会)
製作総指揮ジョン・ラセター(英語吹替版)
プロデューサー鈴木敏夫
制作スタジオジブリ
配給東宝
作画Production I.G(作画協力)
GONZO(作画協力)
GAINAX(作画協力)
マッドハウス(作画協力)
タツノコプロ(作画協力)
米林宏昌(作画監督補)
田中敦子〔作画〕(原画)
小西賢一(原画)
大杉宜弘(原画)
黄瀬和哉(原画)
本田雄(原画)
森田宏幸(原画)
山下明彦(作画演出)
古屋勝悟(原画)
百瀬義行(原画)
橋本敬史(原画)
美術武重洋二
真野薫(タイトル)
小倉宏昌(背景)
男鹿和雄(背景)
保田道世(色彩設計)
編集瀬山武司
録音若林和弘(録音演出)
井上秀司(整音監修)
東京テレビセンター(録音スタジオ)
西尾昇(デジタル光学録音)(デジタル光学録音)
上田太士(光学録音)
その他スタジオジブリ(提携)
日本テレビ(提携)
ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ(提携)
三菱商事(提携)
東宝(提携)
電通(提携)
IMAGICA(現像)
博報堂DYメディアパートナーズ(提携)
糸井重里(キャッチコピー【ノンクレジット】)
読売新聞社(特別協力)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
12345678910
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
32.《ネタバレ》 「この映画はおかしいです」・・・真面目に。私は宮崎駿監督の大ファンで、ジブリが大好きです。だからこそこの映画は「ジブリをキライになりたくない」と観に行くのが怖かった。でも観てみたら想像以上の酷さでした。  脚本、死んでますね。「命を大切に」というテーマも宙ぶらりんもいいところ。過去を背負ったキャラクターという設定なのに「落ち込んで刺してしまった」「墓所から救ってくれた」「ひどい親が捨てた」「大賢人と人が呼ぶ」全部台詞で言うだけならこの作品を映像にした意味は!? テルーの正体もなんの意味があったの!? 作画、本当にジブリのスタッフが描いたのか!? と目を疑うシーン多し。アレンの顔もころころ変わりすぎ、中途半端にリアルな皺が気持ち悪い。ラスト付近のクモの顔なんか直視してるのが恥かしかった! 木々の緑へのこだわりを、ジブリのスタッフは捨てたのか!? 大空の美しさは何処へ行ったのか!! クモの部屋とか、丁寧は丁寧だけどなんか違和感。 既存のジブリを見慣れているとこの作品の背景はテレビアニメ並みに感じる。緑色の草木の雑さがとくに痛かった。 声優、菅原文太はそこそこだけど、悪くないだけで別に良くは無かった。アレンはかつぜつが悪く、テルーは終始学芸会。田中裕子は声細いからもうホントに悪役とかやめたほうがいい。誰も彼も何もかもひどいからもう最後の方は麻痺してきました。しかし、こういう作品て悪役に魅力があってこそ成立すると思うんです。ひとかけらの魅力も感じませんでした。ウサギなんてルックスだけ今までの借り物だけど、中身に全然面白みがない。クモは他の部下いないの?? ジブリの伝統(と私は思ってた)食事シーンも全然美味しそうではない。無意味に陰惨な残酷シーン多し。あちこちにある宮崎駿作品に模したシーンはオマージュというよりただの借り物になっていたし、宣伝方法は「イノセンス」を思い出させる儲かればいい的鈴木流で・・・家族連れには絶対お勧めしない。親殺しの危険な少年Aを野放しにして、それで、世界の均衡は!? なんとか誉めるところをさがしたけど、強いてひとつ言うならこの映画が二時間以内で終わってくれたこと・・・。
kiryuさん [映画館(邦画)] 1点(2006-08-14 00:03:10)(良:1票)
31.いやーひどかった。お金と時間を無駄にしてしまった。ナウシカとラピュタと宅急便ともののけの良いところを灰汁だしして抜いて、残ったキャラクターに妖怪人間と日本むかし話(竜)をつけあわせて、さーてどーだーっていう感じ。宮崎駿アニメの終焉を告げる一撃。あな悲し。
杜子春さん [映画館(邦画)] 1点(2006-08-13 22:07:34)
30.ストーリー、演出、映像、音楽、良いところが一つもありません。こんな映画がジブリから公開されてしまったことは非常に残念ですが、それはまあ、アリと言えばアリです。それはナイ、と思うのは、この映画が『ゲド戦記』であること。許せません、原作に対する冒涜です。観たい人は、どうかテレビ放映まで待ってください。ジブリやスポンサーを儲けさせることはありません。
美姫さん [映画館(邦画)] 1点(2006-08-13 21:18:14)
29.《ネタバレ》 残念です。原作がもったいない。ストーリー展開は単調で前半はひたすら苦痛。後半ようやく主人公の心が伝わってきますが、その時点ではストーリー展開の拙さだけではなく、俳優が声優をすることの拙さ(菅原さん以外酷すぎる)、絵の粗さ(苦痛を感じたアレンの顔は酷すぎる)、キャラクターの既視感(あ、これ絶対あの映画からパクってきただろ…?と思わせてしまう。父親礼讃もいいですが、自分ってものはないのか?)&魅力のなさ(皆さんおっしゃる通りウサギは酷すぎ。悪役に血が通ってこそジブリ作品だと思っていたのに、ステレオタイプで笑うに笑えず…)に堪えに堪えているので、感情移入が全くできないのです。ゲド戦記を一度バラして再構築した…という感想もありましたが、そりゃないだろう?ってのが正直な感想です。原作はもっとちゃんとした世界観が存在しているし…ああもう比べたくもない。言ってみればこの作品、ゲド戦記という文学作品を小学生が一度絵にして、それをバラバラにして気に入ったところをはぎ合わせた夏休みの宿題、というところでしょうか。大切な作品を切り貼りされて、つらさを通り越して呆れています。とってもいいメロディの「テルーの唄」も、6月から聞きすぎてありがたみ半減。そういうお金儲けっぽいところが見え隠れするのも、評価が下がる原因なのは否定できません。繰り返しますが残念です。
ゴールドベリさん [映画館(邦画)] 3点(2006-08-12 11:16:41)(良:3票)
28.《ネタバレ》 クモのラストの顔は、邦画『ノロイ』のカグタバのお面そっくりでした。
映画の導入がいけない。父を殺害する理由はいったいなんなのだ。愛してもらえなかったからか、もしくはただ剣が欲しかったからなのか。ついでに、その後父が死んだか助かったかは不明で、作り手が忘れている印象を受ける。
テルーの唄自体はなかなかいいが、大草原でひとりでどこか遠くを眺めて歌っているのはイタイ。ミュージカル映画なら成立するかもしれないけど、そうじゃないでしょ、しかもフルコーラス歌ったし、サブイボがたつ。
サブイボといえば、ラストの二人が抱き合うシーン。抱き合う奥から朝日が昇り、壮大な音楽が流れ始めてしまったら、スクリーンから目を背けることしかできない。
これはいいとして、やはり導入のあいまいさが2時間ずっと不可解にしてしまったのではないかと、僕はおもう。
no_the_warさん [映画館(邦画)] 7点(2006-08-11 01:16:22)
27.《ネタバレ》 第一印象は声優が酷い。特に布売り家のおばはん。ヒロインもたいがいだったが。映画のできとしては、絵は良いし、描写も丁寧だった。典型的宮崎系悪役顔のうさぎはベタすぎてちょっとウケたw現状ではあり得ないが、テレビアニメとして2クール以上で丁寧にやったら非常におもしろい作品になると思う。いかんせん映画の2時間内では説明やらなんやらで忙しすぎるし、設定が奥深い?故にキャラクターの深層までは見えてこない。でも、説明臭くならないようにゲド戦記の世界を説明しようとしている努力は非常に伺えた。
雀返しさん [映画館(邦画)] 5点(2006-08-10 22:42:05)(良:1票)
26.スタジオジブリの作品の一部としていつもの優しい雰囲気は感じられないものの作品としてはなかなか好きです。アレンと歳が近いのもあるのかもしれないけどつい社会の悪い部分に目がむいてしまって暗くてやなこんな世界に出たくないと思いがちでした。この作品を見ると自分もアレンと同じなのかも知れないと思った。つい希望を、明るい部分をみてない。いやな世界から逃げることは世界をいやだと思ってしまっているので世界にもいいことがあると信じている、希望の自分から逃げる事にもなる。なんか胸が熱くなりました。期待しないでみてなかったので本当によかったです。
ランニングハイさん [映画館(字幕)] 8点(2006-08-10 22:01:37)(良:2票)
25.消化不良もいいとこで話が終わったんですが、原作もこれだけのことなんですかね?さすがに一エピソードを抜粋しただけなんでしょうが、物語の展開がミクロすぎますよね。戦記か、これ?一言、「つまらなかった」ですませられる作品なんですが、その原因は味気なさとぶつ切り感ですかね。映像やらキャラクター造形やら見ていて華がなさすぎる。基本的に広い層を狙ったファンタジーなんだから、せめて服装に関してはもうちょっと捻って欲しかった。それでいて、話のスケールも小さく突飛な展開もないとなれば見た目と内容の両方で地味すぎるというダブルパンチを喰らいます。また、龍とか賢人とかっていうものの位置づけがイマイチよく分からなかったり、主人公の親殺しの原因が最後まではっきりしなかったり、一つ一つのエピソードの持つ意味が伝わりきっていないので話し全体に深く感じ入ることができないし、整合性が感じられない。観客自身に考えさせるという意図の上での表現方法なのかもしれないが、「命は大切だ」なんてただでさえありふれたテーマを扱ってんのに、こんな抽象的な伝え方されたら考える気起こらないよ。次回はもっと見る人のことを意識した作品作りをして欲しいですね。 あと、すごい蛇足な感想なんですが、テンパった時のアレン君の表情がキモくて、ふきそうになりました。いや、あれはもっと演出を工夫するなり格好よく見せようよ。
bizenさん [映画館(邦画)] 3点(2006-08-09 08:50:41)
24.宮崎駿のアニメーションの特徴の一つは柔らかさだと思います。人物の表情やアクションはもちろん自然物の描写や色彩なども全体的な流れのようなものがあって、とても柔らかさを感じる。それに比べると(比べるのは間違いかもしれないけど)本作品には映像や台詞に堅さというか、ぎこちなさのようなものを凄く感じました。例えば(僕だけかもしれないが)アレンの顔がひきつったときに出てくる口元のしわが変に誇張されすぎていて、違和感を感じました。自分自身のセンスで作品を創ろうとする一方、どこかで父親を意識してしまっている部分があって、全体的に中途半端になってしまったんじゃないかという気がします。
んま~、全くの初挑戦と言う事を考えればこのような結果になってしまったこと自体は仕方ないと思います。批判したいところはたくさんありますが、うまいな~と思うところもありました。この先良い作品を吾郎監督が生み出す可能性は十分あると思います。
しかしそれでもジブリはちょっと話題性というか利益目的で動いたような気がしてちょっとがっかりですね。いちファンとして、作品の質が落ちてしまうということは避けて欲しいな思います。
ばかぽんさん [映画館(字幕)] 5点(2006-08-08 17:52:34)
23.ジブリ作品で初めて何も心に残らない作品だった。それはとても悲しいことだなぁと思う。
コダマさん [映画館(字幕)] 4点(2006-08-06 23:49:47)
22.《ネタバレ》 え!! これで終わりなのって感じでした。
冒頭、アレンが父である王様を殺して剣を奪った。アレンはハイタカ(ゲド)と出会い一緒に旅をするなかで、なぜ自分は父を殺してしまったのか?という問いに答えをだしてくれると思ったんですが・・・ 「僕の中には僕の知らない影がいるんだ」ってアレンがハルーに言うんですが、それが答えかーー?と思ってしまいました。 あとアレンがなぜ、影(ホントは光?)を体から追い出してしまったのか全然触れられていませんでした。 ハルーについてもなんで本当は竜なのになぜ、人間の姿でいるのか?完全にスルーされてました。 そもそも世界の均衡を元に戻す旅の話なのにかなり中途半端なところで終わってしまって・・・ 「ポケモン」で例えるならライバルを倒さず、ジムバッジを1個とったところで話が終わった感じです。
のび太さん [映画館(邦画)] 4点(2006-08-06 16:18:20)
21.《ネタバレ》 新人の主人公の女の子の声がひどい・・・声優じゃないし仕方ないかもしれないけど、セリフが棒読みずぎ。どうしてジブリは最近、ジャニーズやらなんやらを声優に抜擢するのでしょうか・・・今回は特に新人の女の子のセリフまわしが下手すぎて、感情移入できなかった。ちなみに、原作は未読です。でも、突っ込みどころが沢山あった気がする。まず、主人公の男の子の心情の変化の早さについて行けず。お父さんを殺してしまう程病んでいたはずなのに、ものの数分で、あれだけ変われるのはちょっと強引すぎる気がしました。でも、全体的には泣けるシーンもあったし、そこまで悪くなかったので、この点数です。菅原文太のセリフには説得力があった。
あしたかこさん [映画館(字幕)] 6点(2006-08-06 03:14:20)
20.《ネタバレ》 なるほど、皆さんのレビューを読んでみたら酷評されている理由がなんとなくわかりました。ストーリーのみを追って行くと、退屈で仕方ないかもしれないですね。映画は娯楽であるという観点から言えば、限りなく0点に近くてもおかしくないかもしれません。しかし、本作の良いところはもっと根本にあると思います。人間が第二の誕生を果たすと、必ず誰しもが「生きる意味」について考えますよね。「生」と「死」が自分の中で葛藤し、自分がしていることに虚無感さえ抱いてしまうこともあります。本作はこれがテーマだと見ます。これを見つけられなければ、終始退屈と感じることは必至でしょう。当然、出てくる答えはありません。それでもわかっていることは、これからも生き続け、やがて死を受け入れなければならないということ。そこに中途半端さを感じた方がいらっしゃるかもしれませんが、逆に結論が出てきてしまうと、それこそ説教臭くなってしまうのではないでしょうか。これは説明不足ではなく、必然的であるように思えます。先に書いたように、娯楽という観点からの評価は低いです。ジブリが「ブランド化」してしまっているので、世間が、万人が楽しめる作品を望むのは当然だと思います。本来、アニメーションの主人公であるはずの子供が無視されており、その点は僕も残念です。しかし、本作は昔のジブリ作品を観て育った大人へ向けて作られた作品であると理解します。劇中では問題提起のみで、後は自分で処理をしなければならないのです。ジブリであるからこそ作られた作品が、ジブリであるがために酷評されてしまうのは大変残念です。しかし、こうした内容を、初監督作品にして真っ向から描こうとした宮崎吾朗監督には拍手を贈りたいと思います。
こばやんさん [映画館(邦画)] 8点(2006-08-05 22:23:44)(良:3票)
19.皆さんおっしゃられていますが、原作をまったく読んでいない自分にはまったく面白くありませんでした。特に内容には触れません。原作を読んでいれば楽しめたのかもしれませんが、多くの人がジブリに求めるのは10人の人が見て8人が面白いという作品だと思いますし、それが「ナウシカ」からぎりぎり「ハウル」までの作品だったと思います。比較をするわけではないのですが、「イノセンス」公開当時も低評価がかなり見られましたがプロダクションIGが「イノセンス」を作って、いくら「わからん、つまらん」といわれてもプロダクションIGの客層にはそういったものを求める客層が確実に存在しますが、ジブリは全くそうではないと思います。ジブリ作品の客層が非常に広いという事実をジブリは考え直すべきだと思います。
パンツァー・フォーさん [映画館(邦画)] 4点(2006-08-05 10:52:56)(良:2票)
18.《ネタバレ》 失望感ばりばりです。 眠くて眠くて仕方ない。 つーか、所詮新人監督なんだからこんなもんだろうとも思うんですがね。 ならば、もっとひっそりと監督デビューさせましょう。 この程度の映画に劇場が満席って。。。 監督にとっても観客にとっても、あまりにも不幸だと思う。 原作なんて読まないから、きっと壮大な物語なんだろうと勝手に想像してたんですが、えらくこぢんまりしたストーリーですなぁ。 「ゲド戦記」って、こんなにショボいお話なんでしょうか??? アレンの動機って何? クモって、いったいどんな人? ドラゴンテルーとゲド達の出会いって、偶然なの? だいたい、ゲド戦記って、ゲド戦ってないじゃん(笑)  まあ、脚本が悪いんでしょうけどね。 なーんも描かれていません。 画も粗い。 TVアニメより酷いような手抜きシーンがある。 こんなやっつけ仕事でいいわけ??  なんとも薄っぺらい映画です。 それとね。 最近のジブリ作品(てか、大作と言われるアニメ作品)でいつも思うんだけど、こんなに有名な俳優達を引っ張ってくる必要性を全く感じない。 専門の声優に任せるべき。 これはもう絶対に。  声の張り、声色や声量の使い分け、どれをとっても声優の方が圧倒的にうまいんだもん。 そんなの、わかりきってることですよね。 アニメ大国ニッポンには優秀な声優がいっぱいいますよ? そういうのひっくるめて、完全にマーケット主導の映画だなと。 いつまでもこんなことやってたら信用なくしちゃいますよー!
とっすぃさん [映画館(邦画)] 3点(2006-08-04 19:43:39)(良:5票)
17.《ネタバレ》 うわーひどいよ。原作知ってると楽しめるのかな?全然知らないで見に行ったのですが、説明不足もいいところ。話の流れもなんかひどい、1本道過ぎで疲れた…
ポスターの絵がいいなと思っていました。作画参考にシュナの旅を使っていたようで、映画中も確かにその辺の絵が使われてます。が、別にゲド戦記と無理やり合わせなくてもいいじゃん。風景の流れ方とかアングルもなんか変。
音楽も綺麗に聞こえる…が、なんか一部変。街の音楽と民族音楽の組み合わせはおかしいよ。テルーの歌もさ、完全アカペラってある意味すごいが、そこはショックだよ。音楽を広げて、テルーの過去とかいろいろ回想が入って広げるところじゃない?
うーん、でもまあこのでかい代償を踏み台にして、監督さんには成長して欲しいですね。
kiyokiyoさん [映画館(邦画)] 3点(2006-08-04 00:23:14)
16.三大ファンタジーの他の2作、指輪物語とナルニア国物語は他の会社に権利取られちゃったから残るゲド戦記を早くジブリのモノにしておかなくては!それ買えー!やれ作れー! という勢いがあったのかどうかは解りませんが、なんかこう、映画というよりまんまサウンドノベルみたいだ……面白くなくはなかったです。 テルーは歌はいいけど演技は微妙だと思う。宮崎親子はこういうのを絶賛できるのか。
えむぁっ。さん [映画館(邦画)] 5点(2006-08-03 04:22:14)
15.《ネタバレ》 原作未読。妙にバッシングが酷いのは天下の宮崎駿の【単なる息子】が経験も無くスルッと監督の座に収まり、公開規模も宣伝も大々的に行われているからなんだろうな。実力以上の激しい大プッシュを受け、胡散臭い相手とだけ試合をし、痛々しい言動とパフォーマンスでボクシングファンを敵に回している某ボクシング一家のようですね。この一家の長兄はそれなりの実力はありそうだが吾朗氏はどうだろうか?第一回監督作って明記する人に限って二作目は無い気がするけど…。一般人にはジブリ=駿ってイメージが強すぎるので、早くもっと力のある監督が出て欲しいかも。でもあそこはかなり排他的らしいので無理か?早くしないといつの日かジブリは駿の遺産だけで喰うようになるかも。駿もいつまでもいるわけじゃなし。 アレンが父親を刺すシーンはまんま宮崎親子の関係を描いているようで意味ありげだったなぁ、原作に無いらしいし。まぁテーマも分かりやすい私的には悪くは無いですね。
ロカホリさん [映画館(邦画)] 6点(2006-08-03 00:01:36)
14.元々70年代に三部作として一旦完結した「ゲド戦記」の第四部「帰還」が91年に、更にその続編「アースシーの嵐」が01年に出版された。原作者ル=グウィンはそこで、元の三部作で構築した価値観を相対化・解体し、新たにジェンダーの問題や男性原理としての知の体系に対する疑問を提示した。言い換えれば、従来完結していた「ゲド戦記」の世界観をあえて揺さぶり破綻させた(そのため多くのファンを驚かせ、戸惑わせた)。ル=グウィンはなぜそのような、自らの実績を破壊しかねない無謀な試みをしたのか?一言で言えば、彼女が「ゲド戦記」を単なる現実逃避としてのファンタジーではなく、常に移ろう「現在」を映し出す鏡と捉えていたからだと思う。■さて、その映画化作品である本作は第三部「さいはての島へ」をベースにしつつも、単に筋を忠実になぞるのではなく、一度原作(第一部~五部と「外伝」)を解体した上で再構築している。第一部「影との戦い」で本来少年時代のゲドが演じた「自らの心の闇と格闘し、やがてそれを受け入れる」という役割をアレンに託し、更に彼に「父を殺め、死に怯えるあまり生を実感できずにいる」という設定を加える事で、本作をより現代的に発展させた(付け加えるなら、ゲドの仇敵クモは「成熟できずに肥大化した自我」という、これも現代的な問題の象徴かもしれない)。■つまり何が言いたいのかというと、この作品が「原作には忠実ではないが、原作者の真意には極めて忠実な映画」だということ。■更に本作をアニメ作品として捉えた時、そこには父・宮崎駿の存在がハッキリと見て取れる。テルーの演じた「健気で勇敢なヒロイン」という役割はかつての宮崎アニメには不可欠だったし、アレンとテルーが手を取り合って敵に立ち向かう姿は「ラピュタ」を想起させる。更に「生きることの意味」への問いかけ、という文脈で見るならば「もののけ姫」のテーマを継承しているとも言えるだろう(もちろん「エヴァンゲリオン」の影響も見逃せないが)。■嘲笑されることを承知であえて端的に言うならば「宮崎吾朗は宮崎駿ではなく、しかし宮崎駿の息子である」ということなのだと思う。■決して「傑作中の傑作」であるとは言えない。世界観の広がりのなさなど、欠点も指摘できる。しかしながら「偉大な監督の息子である」というプレッシャーがありながら監督を引き受け、作品を完成させたその勇気と決断に敬意を表したい。
ぐるぐるさん [映画館(邦画)] 10点(2006-08-02 16:31:50)(良:8票)
13.《ネタバレ》 ジブリ作品は全て劇場で見ることにしているのだが、あまりに試写の評判が悪いので最初躊躇した。しかしどれほど名を貶められたのか見てみたくなったのでやはり見てしまった。しかし、言われているほど悪い作品ではないと思う。過去のジブリ作品と比べればなるほど質が劣るが、1個の独立した作品としてみれば結構見られる。画質、演出、登場人物、もろもろがいたってシンプルで、繊細で無駄に飾りつけをしている部分は一切省かれている。しかしその分、てらいがなく、普段着で見られる。例えて言うなら、過去のアニメ名作劇場のあのほのぼのとした生活感。あの感覚がテルー達の生活にある。「世界の均衡を崩さない」様に穏やかに平和に暮らすことの喜び。あの牧歌的な情景だけでも、十分に価値のある作品だといえる。しかし、惜しむらくは内容の欠落部分。ゲド戦記の3~4章の部分だけを無理やり選り抜いて筆者の魅せたかった世界観を十分見せぬまま淡々と進む。これでは、後から小説を読んで足りない部分を納得して下さいと言われているようなものだ。最初の設定から無理があったのだから当然。しかし、ジブリに悪い風が入ったとしても、良い風も多少なりとも吹き込んだのは間違いない。下り坂になっている風潮に渇を入れてくれた感じで、気合が入ったのではなかろうか。既に駿監督が、次回作に取り掛かっているというし、決して無駄では無かったと思う。期待大。それと、アレン&テルーの恋に関して言えばだが、ハウル&ソフィーよりも一生懸命さが伝わってきて、純粋に好きだ。(パズー&シータの恋に似ているからかもしれないが)
sherlockさん [映画館(吹替)] 6点(2006-08-02 03:40:06)(良:1票)
別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
12345678910
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 192人
平均点数 3.68点
094.69%
12714.06%
22513.02%
33618.75%
42513.02%
53518.23%
6189.38%
773.65%
842.08%
921.04%
1042.08%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 1.61点 Review26人
2 ストーリー評価 2.16点 Review37人
3 鑑賞後の後味 2.28点 Review35人
4 音楽評価 5.00点 Review37人
5 感泣評価 1.70点 Review34人
chart

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS