涼宮ハルヒの消失のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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涼宮ハルヒの消失

[スズミヤハルヒノショウシツ]
The Disappearance of Haruhi Suzumiya
2009年上映時間:163分
平均点:6.88 / 10(Review 32人) (点数分布表示)
公開開始日(2010-02-06)
SFアニメミステリー青春もの学園もの小説の映画化TVの映画化
新規登録(2010-02-12)【スワローマン】さん
タイトル情報更新(2021-11-23)【イニシャルK】さん
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監督武本康弘
石原立也(総監督)
演出山田尚子
杉田智和キョン
茅原実里長門有希
平野綾涼宮ハルヒ
小野大輔古泉一樹
松岡由貴鶴屋さん
桑谷夏子朝倉涼子
白石稔谷口
後藤邑子朝比奈みくる
高橋研二
原作谷川流
いとうのいぢ(原作イラスト)
脚本谷川流(脚本協力)
作詞谷川流「優しい忘却」(歌詞原案)
主題歌茅原実里「優しい忘却」
挿入曲平野綾「冒険でしょでしょ?」
製作角川書店(SOS団)
角川映画(SOS団)
京都アニメーション(SOS団)
クロックワークス(SOS団)
制作京都アニメーション(アニメーション制作)
配給角川書店
クロックワークス
作画いとうのいぢ(キャラクター原案)
山田尚子(原画)
武本康弘(絵コンテ/原画)
木上益治(レイアウト監修/原画)
石立太一(原画)
録音鶴岡陽太(音響監督)
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7.《ネタバレ》 この作品は、原作が「ハルヒ」シリーズ中飛びぬけた人気を誇り、ファンが長らく映像化を待ち望んでいたものです。それだけに、ファンも制作スタッフも期待と不安がずっしりと蓄積されていました。完全秘密裏に制作が開始され、1年以上の工程を経てこの2月、ついに日の目を見たわけです。完成した『消失』は、驚くべき作品でした。小説の映像化をここまで律儀に忠実に作った映画が今まであったでしょうか。個性の強い監督なら原作は自分色に染めるための焚き木くらいにしか考えていません。160分という上映時間も破格。興行的にいうなら長尺の作品はマイナスです。それを結果的に無視しここまで主人公たるキョンの語り口に惚れこんだスタッフの姿勢に感服します。
キョンと一緒に泣いて笑って苦しんで、傍観者であることをやめる彼を応援したくなる素敵な映画になりました。シリーズを知るものとして9点をつけさせてもらいます。
みみさん [映画館(邦画)] 9点(2010-02-13 18:35:24)(良:2票)
6.《ネタバレ》 かなり良い出来ですね!TVシリーズはこの映画のための伏線だったのかぁ、と言ってもいいくらいです。なので、原作やTV版を見ていないと、この映画の面白さは伝わらないと思います。話の展開そのものはだいたい予想の範囲内でしたが、長い時間もまったく気にならないほど引き込まれました。特に、長門有希のメッセージがパソコンに映し出されるシーンは最高でしたね。
ramoさん [DVD(邦画)] 9点(2014-01-20 18:20:56)
5.《ネタバレ》 テレビ版はすべて視聴済で評判も良かったので期待しての鑑賞。
映像がヌルヌル動いててめっちゃ良かったです。
話の方も良かった。異世界に来た主人公の孤独感がすごく伝わってくるし、袖を引く長門が反則気味でかわいかったし孤独だった主人公に仲間が集うシーンはテンション上がりました。ようやく元の世界へ戻れると見せかけてまだ戻れていなかった時はまだ続くのかと嬉しかったほど。
Dry-manさん [映画館(邦画)] 9点(2013-01-04 02:10:19)
4.《ネタバレ》 TVシリーズからの伏線が活かされたシナリオはとても面白かったです。
単純な続編ではなく、過去のエピソードにリンクする構成なのが良かった。
オープニングが冒険でしょでしょ?だったのも嬉しかった。
実際の尺ほど長くは感じなくて、かなり集中して鑑賞できました。
TVシリーズも6話くらいで1つのエピソードだったので、同じような時間感覚で良かったのかな。
それにしても、これは切ないラブストーリーですね。
これまでの長い長い蓄積があるだけに終盤はちょっと泣きそうになりましたよ。
エンドレスエイトも無駄じゃなかったのかもと思わせてくれます。
TVシリーズでは当たり前の光景だったことを改めて考えさせられる作品でした。
それぞれの再登場シーンで、ゾクゾクさせられたり、安心感があったり、ワクワクしたり、心を揺さ振られました。
さて、僕はTVシリーズから本作までを見て1つの疑問がありました。
本当にこの世界を創造したのはハルヒなのだろうか?
本作では長門が世界を再構築して、長門にとって都合の良いように変えてしまいます。
ハルヒ、みくる、古泉が居なくなり、2人きりの部室を実現して、場合によっては2人きりの文芸部の可能性もあった。
サポート役として助けてくれる朝倉も復活し、都合の良さに説得力があった。
では、元の世界はハルヒにとって都合良くなっていたのだろうか?
恋のライバルのみくると長門が居て、機嫌を悪くすることも多々あった。
宇宙人や未来人や超能力者の居る世界を望んでいたのにその存在を認識することすら出来なかった。
それが存在していても、それを認識することが出来なければ、それは存在していないのと同じ。
ハルヒの立場から元の世界を見ると宇宙人や未来人や超能力者は存在していないことになる。
宇宙人や未来人や超能力者の存在を認識することが出来て、それによって巻き起こる様々な出来事を楽しむことが出来る人物。
もしかしたら元の世界はその人物によって創造されたのではないか?
ハルヒやみくるや長門から想いを寄せられ、永遠に続くモテ期。
羨ましいですね。
もとやさん [DVD(邦画)] 9点(2012-05-16 17:41:17)
3.《ネタバレ》 凄い作品。ただし、テレビシリーズとの連携が前提であり、単独作品としての評価ではない。でも、観客の多くはテレビシリーズを見ているのだろうし、映画を制作する側もそれを想定しているのではないだろうか。テレビシリーズを面白いと思う人なら、間違いなく楽しめると思う。【ネタバレ注意】私は原作は未読だが、原作に忠実だそうだから、原作が素晴らしいのだろう。あえて言うなら、やや長めでもう少し早い展開でもよい気はする。が、それもアニメの手間を考えるとサービス精神とも感じられる。もっともエンディング曲は微妙なのはともかく、気になる点はある。教室でハルヒの名を出したとき、谷口以外に東中出身者は全員風邪で休んでいたのだろうか。さらに気になるのが校庭に書いた絵の意味である。あの意味は、少なくともテレビシリーズではハルヒに伝わっていないはずだ。テレビシリーズも含めてよくできたストーリーで、原作に忠実に作られているのも、わずかな改変が後の破綻を招きかねないからだろう。それだけに細かい不自然さが気になるところだ。とはいえハルヒシリーズ全体としては傑作で、この作品に知り合えたことを幸運だと思う。
mohnoさん [DVD(邦画)] 9点(2011-01-23 14:45:39)
2.TVアニメ版は一応全てTVやレンタルで観ましたが原作は未読でした。某掲示板などでは、このアニメ・マンガ・小説に詳しい方々らが盛んに消失の話は格段に良いという事が数年前からよく書かれていたので密かに期待していたのですが、いざレンタルて観たところ、その通りで期待以上の出来栄えでした。 せつなさと晴々さの余韻が絶妙で、この映画がアニメ映像での最終形なのかどうかまでは詳しく知りませんが集大成のようにも感じられました。 まったく初見の方が観ると意味がわからない点が多々あると思うので最低でもアニメ版で言うと1期と2期の笹の派ラプソディの話だけぐらいは観てからの方が断然楽しめると思います。
BOWさん [DVD(邦画)] 9点(2011-01-02 06:38:15)
1.唯一の難点は、原作の小説かテレビのシリーズを見ていないと殆どわけが分からないだろうこと。それ以外は、傑作である原作小説を高水準の演出で忠実に再現した完璧な作品と思います。2時間を超える長尺も、一度きりの映画化の機会に原作側もファン側も幸せにさせようという意気込みが感じられて嬉しい。シリーズ自体の完結編として扱ったとしても全く問題ないレベル。素晴らしい作品だからこそ映画化されるのに、監督や脚本家の創意とやらが入り込んで、ブチ壊しにされる例が多いですからね(デビルマンとかドラゴンボールとか魍魎の匣とか)。忠実という言葉がこれほどありがたかったことはありません。
次郎丸三郎さん [DVD(邦画)] 9点(2010-12-25 00:48:18)
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【点数情報】

Review人数 32人
平均点数 6.88点
000.00%
100.00%
213.12%
313.12%
413.12%
5515.62%
6618.75%
7515.62%
8412.50%
9721.88%
1026.25%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review4人
2 ストーリー評価 7.66点 Review6人
3 鑑賞後の後味 7.60点 Review5人
4 音楽評価 8.25点 Review4人
5 感泣評価 6.80点 Review5人
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