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犯罪河岸

[ハンザイカシ]
Quay of the Goldsmiths
(Quai des Orfèvres)
1947年上映時間:105分
平均点:7.00 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
公開開始日(1949-07-05)
ドラマサスペンスモノクロ映画犯罪ものミステリー刑事もの音楽もの
新規登録(2004-10-26)【へちょちょ】さん
タイトル情報更新(2010-10-26)【にじばぶ】さん
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監督アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
キャストルイ・ジューヴェ(男優)アントワーヌ警部
シュジー・ドレール(女優)歌姫ジェニィ
ベルナール・ブリエ(男優)ピアノ弾きモーリス
ピエール・ラルケ(男優)タクシー運転手ルフォール
原作スタニスラス=アンドレ・ステーマン「正当防衛」
脚本アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
撮影アルマン・ティラール
配給東宝
美術マックス・ドゥ-イセット
あらすじ
夫のモーリスは、妻であるジェニィの浮気を疑い、浮気の現場に足を運んだ。しかし、そこにはその浮気相手の死体が横たわっていた。後に、モーリスはジェニィから、「殴って殺した」と告白を受ける。モーリスはジェニィが警察に捕まるのを防ごうと企てるが・・・
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1.《ネタバレ》 アンリ・ジョルジュ・クルーゾーの名が(ヴェネチア映画祭監督賞に輝いたコトで)世界に知れ渡る嚆矢となった記念すべきミステリの秀作。「アスファルト・ジャングル」や「現金に手を出すな」、「探偵物語(1951)」等のコメントでも繰り返し述べたコトではあるが、今一度ハッキリと言わせてもらう。世に傑作と謳われる作品の共通項とは”手抜きのない緻密な描写”と、主役は当然としてホンの端役に至るまで”登場キャラクターが活写されている”の二点に集約される!と。本作の場合で言えば、ルイ・ジューヴェ扮するアントワーヌ警部の凄みだけでお腹一杯になりそうな感じであるにも拘らず、犯行現場付近で怪しい客を拾うタクシー運転手や容疑者夫婦が住むアパートのお人好しな管理人、容疑者夫婦の職場である猥雑な寄席の裏方たち、事件の特ダネを鵜の目鷹の目で狙う出待ちの新聞記者連中までもが活き活きと描写されており正に圧巻。しかも短いショットの切り返しの中で全くテンポを淀ませずに、である。一つの殺人事件の犯行現場に三人の男女が別々に入り乱れた為に思わぬ混乱を来す捜査陣にあって、ギョロッとした鋭い眼光としわがれた声のキレ者・アントワーヌ警部は一歩一歩確実に真相に迫ってゆく。一見、作りとしては(コロンボでおなじみの)倒叙推理モノの系列に属しているかのようだが、終幕の意外な”どんでん返し”によって実は観客もクルーゾー監督に一杯食わされていたコトに気付かされる巧妙な仕掛けが何ともニクイ。原作は(同監督の「犯人は21番に住む」と同じ)スタニスラス=アンドレ・ステーマンの「正当防衛」。さて、記念すべき1300番目のREVIEWだけにココは気前良く10点満点!と行きたいとこだが‥フランシス・ロペスの音楽が余りに大仰かつノイズで可成り興を削がれた為、悪いが1点マイナス。でもオススメ!!
へちょちょさん 9点(2004-12-10 01:49:12)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 7.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5120.00%
600.00%
7360.00%
800.00%
9120.00%
1000.00%

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