フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ

[フランケンシュタインノカイジュウサンダタイガイラ]
1966年上映時間:88分
平均点:6.78 / 10(Review 36人) (点数分布表示)
公開開始日(1966-07-31)
ホラーSFパニックものモンスター映画
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タイトル情報更新(2023-07-16)【イニシャルK】さん
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監督本多猪四郎
助監督梶田興治
キャストラス・タンブリン(男優)スチュワート博士
佐原健二(男優)間宮雄三
水野久美(女優)戸川アケミ
中村伸郎(男優)喜田教授
田崎潤(男優)橋本陸将補
沢村いき雄(男優)年配の漁夫
田島義文(男優)平井
伊藤久哉(男優)泉田課長
広瀬正一(男優)山のガイド
岡部正(男優)記者
山本廉(男優)亀田三郎
桐野洋雄(男優)風間二佐
堤康久(男優)士官
大川平八郎(男優)医師
岡豊(男優)記者
キップ・ハミルトン(女優)ビアガーデンでガイラに喰われかける歌手
西條康彦(男優)アベックの男
中島春雄(男優)自衛隊隊員
榊田敬二(男優)ビアガーデンの客/避難する村人
大前亘(男優)
勝本圭一郎(男優)
古谷敏(男優)
加藤茂雄(男優)
緒方燐作(男優)
津田光男(男優)士官C
橘正晃(男優)
久野征四郎(男優)
池谷三郎(男優)アナウンサー
千葉一郎(男優)
吉頂寺晃(男優)
睦五郎スチュワート博士
脚本馬淵薫
本多猪四郎
音楽伊福部昭
撮影小泉一
製作田中友幸
古賀祥一(製作担当者)
東宝
配給東宝
特撮円谷英二(特技監督)
中野昭慶(特殊技術 助監督)
有川貞昌(特殊技術 撮影)
富岡素敬(特殊技術 撮影)
川北紘一(光学撮影)
向山宏(特殊技術 合成)
井上泰幸(特殊技術 美術)
岸田九一郎(特殊技術 照明)
美術北猛夫
編集藤井良平
録音下永尚(整音)
斉藤禎一(録音助手)
照明高島利雄
スーツアクター中島春雄ガイラ
その他東京現像所(現像)
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4.子供の頃見た時、怖くて怖くて、見た後の夜はトイレもいけないぐらいでした。今見ても、怖い怖い。40年も前によくこんな映画が撮れたなァ~と感激しながら見てました。空港の襲撃や海からの襲撃の時はドキドキものでした。自衛隊の武器がうさんくさかったのが残念。
はりねずみさん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-10-30 19:32:53)
3.《ネタバレ》 デカダンスの香り高き、実に上質なSF映画でした!。■最も興味深かかったのは“悪”のありかたで、従来は建造物の“破壊”とそれによる人的被害が怪獣による“悪”の表現でしたが、今作に持たされるものは“食べられる”という“破壊”の恐怖を超えた、生物であるが為の否定し難い、根源的な恐怖なのです。“異形”ゆえに持つ人類との“差別と疎外感”どころではない、捕食者と被捕食者という、両者の間には共存の妥協点などありようもない、揺るがし難い関係が構築されるのです。生きるために他者を殺し“食べる”という、自己存続のための“悪”に対し、人類(自衛隊)は異形の者(ガイラ)へ“メーサー殺獣光線車!”を駆使し、存続をかけた戦闘を仕掛けます。しかしその“悪”は生物の端くれである人類自体も背負っている宿命、どうしょうもない行為ではあるのです....。ガイラが殲滅される直前に、突如として善玉サンダが助けに入ります。今作は「“サンダ”善玉 ⇔ “ガイラ”悪玉」という対比の2体を
用意し、人類 対 異形の者 という単調な図式からの脱却を図っています。善玉のサンダは山岳地に息を潜め、「もののけ姫」「平成狸合戦ぽんぽこ」等のジブリ映画に見られる、人間社会に追いやられる“封印された生命体”という役回りを演じています。
人類に対する同化願望・従順性・ヒロイズム。それと並行する人類に対する疎外感・哀しみ。サンダとガイラの細胞レベルの結びつき等、様々な関係・感情がサンダの登場で生まれ、それらが絡み合いながらあの不条理なラストに突入していくのです。結局のところサンダは、ガイラによる根源的な“悪”と“異形である自分達”の存在を完全に封印するために、(彼らには予知できていた)海底火山での2体同時消滅という決着を望んだのかもしれません(涙...)。そしてガイラが、サンダや人類によって命を奪われたのではなく、海底火山という寓話性によったところに、ある法話を思い出しました。ガイラが“捕食”という、生を持つ者全てに備わっている醜悪さを一身に背負っているとすれば、そんな彼を無為に消滅させられるのは(裁くのは)同じ宿命を持つ“生物”であってはならないのです。何故なら、【他の生物に対して行われる行為の中で、唯一許されるのは“食べる”ことしかない。】からなのです。



マーク・レスターさん [映画館(字幕)] 9点(2005-01-16 00:20:51)
2.お二人のコメントを見て、やはり人を食う場面が印象に残っているんだなと思いました。小学生時代、友達と期せずして「クッチャクッチャと食べる」という表現で一致して、喜んでたのを覚えてます。あと、飛ぶように身軽に走る姿が恐ろしさを一層つのらせてました。表現の細かい部分やストーリーの深い意味みたいなものは、なにしろガキの頃なので、わかっていたかどうかも覚えてないけど、とにかくインパクトの強い映画でした。(こんな題名だったのは全然覚えてなくて、さ行で探してたので、レビューがないのかと思ってました)
LEFTWINGさん 9点(2003-07-03 01:52:35)
1.<<ネタバレあります>>円谷さんは、この作品以前にゴジラシリーズの行き詰まりを予感していたんじゃないでしょうか。前年の「フランケンシュタイン対地底怪獣」同様、怪獣の大きさの設定をゴジラの半分程度にし、よりダイナミックでスピード感ある映像作りに挑戦したのが本作だと思います。本多監督との息もぴったりで、例えばL作戦準備からメーサー車によるガイラせん滅戦までの描き方も、本編・特撮ともまことにテンポが良く(伊福部マーチも忘れてはいけません!)、本多・円谷コンビのもっとも油ののった時期だったことがうかがえます。唯一残念なのはラストでいきなり海底火山の爆発を持ってきたところで、これは唐突の感あり。背景的に多少伏線を張っておいても良かった気がします。この作品にはガイラが人を食うシーンがあります。私がこの映画を初めて見たのは10歳のとき、映画館だったのですが、あれは怖かった。夜布団に入っても、窓の外にガイラがいそうな気がしてなかなか寝付かれなかった記憶があります(同級生の友人は夢の中に出てきてうなされたそうです)。でも、そういうシーンや火炎の中で人が粉々になるシーンを描くのが怪獣映画じゃないんです。散々怖がらせておきながら、悲惨な死体の様子は見せず、打ち捨てられた花束で象徴させているところを、現代の怪獣映画ファンはよく見ておいて下さい。本多監督の描いたのは直接的でグロテスクな映像ではなく、感覚的でシンボリックなものですが、血まみれの死体がないのがこの作品を物足りなくしているということはまったくありません。
おじさん映画ファンさん 9点(2003-06-05 02:56:37)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 36人
平均点数 6.78点
000.00%
100.00%
200.00%
312.78%
425.56%
5411.11%
61027.78%
7719.44%
8616.67%
9411.11%
1025.56%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.50点 Review4人
2 ストーリー評価 6.40点 Review5人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review5人
4 音楽評価 8.75点 Review4人
5 感泣評価 6.25点 Review4人
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