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他人の顔

[タニンノカオ]
1966年上映時間:122分
平均点:6.93 / 10(Review 15人) (点数分布表示)
公開開始日(1966-07-15)
ドラマサスペンスモノクロ映画小説の映画化
新規登録(2004-02-15)【亜流派 十五郎】さん
タイトル情報更新(2022-08-01)【イニシャルK】さん
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監督勅使河原宏
キャスト仲代達矢(男優)
京マチ子(女優)
平幹二朗(男優)医者
岸田今日子(女優)看護婦
岡田英次(男優)専務
千秋実(男優)アパートの管理人
井川比佐志(男優)ほくろの男
田中邦衛(男優)精神病の男
矢野宣(男優)精神病の男
市原悦子(女優)ヨーヨーの娘
前田美波里(女優)ビャホールのウェイトレス
観世栄夫(男優)男の患者
入江美樹(女優)ケロイドの娘
南美江(女優)老婆
安部公房(男優)
武満徹(男優)
原作安部公房「他人の顔」
脚本安部公房
音楽武満徹
撮影瀬川浩
製作堀場伸世
馬場和夫
市川喜一
東京映画
配給東宝
美術磯崎新(美術協力)
編集杉原よ志
あらすじ
人間がある日突然、別の顔を持ったら、人生がどの様に変貌するか?人格まで変わるのか?そういった事を実験的・実証的に描いてみせた傑作。監督の勅使河原宏は、作品数こそ少ないものの、傑作が多く、他の巨匠監督に勝るとも劣らない実力の持ち主である。本作は、そんな勅使河原作品の中でも、『砂の女』と並び、非常に完成度の高い、紛れもない傑作であろう。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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1.《ネタバレ》 こちらの作品、久しぶりに観ていて思わずニヤリとしてしまう程の面白さ。
サスペンス的な展開とも相まって、終始画面に釘付けの状態となった。

何といっても最も素晴らしかったのは、入江美樹という女優さん。
とにかく美しい!!
メインストーリーとは直接関係ないサイドストーリーの中で、精神病院で働く女性を演じているのだが、何故だか顔はまるでお岩さん状態なのだ。
左半分から見るととても美しいのだが、顔の右半分は見るも無惨な状態。
道でナンパされるのだが、そのシーンが印象的だった。

また、勤務している精神病院内では、痴呆らしき老人に後ろから抱きつかれるなど、散々な目に遭う。
最終的には兄と肉体関係を持ち、お兄さんへは「ごめんなさい。」の一言。
その直後、白装束で海へと入り、自殺してしまう。
こういったサイドストーリーまでもが全て印象的。
そして淫靡で残酷で怪しい雰囲気を醸しだしているのだ。

話をメインストーリーに戻すと・・・
主人公の男性は精神科医にくってかかり、その挑発に精神科医も見事“応える”。
どういった形で“応えた”かというと、精巧なマスクを造り上げ、それを主人公に被らせ、別人として生活させていくというものだった。
これはいわば医者としての研究的な好奇心によるものであったのだ。
最初は抵抗していたものの、マスクのあまりの出来のよさに、心躍る主人公。
全くの別人になれる素晴らしき“他人の顔”を手に入れた主人公は、そこであることを思いつく。
それは、マスクを被り全くの別人になりすまして、妻を口説くというおそろしいものだった・・・

この作品を観ようと思われる人はそうはいないと思うが、一応これから先の部分は伏せておくことにする。
いずれにしても本作品は、私にとって久しぶりの“超お気に入り作品”となった。
にじばぶさん [ビデオ(邦画)] 9点(2007-09-01 21:52:12)
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【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 6.93点
000.00%
100.00%
216.67%
300.00%
400.00%
5213.33%
6213.33%
7533.33%
8213.33%
916.67%
10213.33%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review2人
2 ストーリー評価 5.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review2人
4 音楽評価 5.00点 Review2人
5 感泣評価 5.00点 Review2人
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