1.作品の出来不出来はともかく、「青い珊瑚礁」や「エンドレス・ラブ」までのブルック・シールズは、エリザベス・テイラーの再来、世界最高の美女という肩書きに相応しくホントに美しかったと思う。ところが短期間の内に背丈がグングン伸びちゃって、この映画が公開された頃はもうノッポで大味なだけの女優に・・・。もちろんこの映画、決してつまらなくはなかった、クラシックカーでのカーレース、砂漠の盗賊にさらわれるヒロイン・・・、でもそのどちらのエピソードも中途半端もイイトコで、観客を満足させる出来ではなかったような気がする。要するに人気絶頂の女優が出るような類の作品ではなかったのだ。それまで自分にとっては映画館っていうのは遊園地のアトラクション的場所でしかなかったが、これで初めて映画っていうのはガッコの授業と同じで眠くなる事もあるんだって自覚させてもらいました。一つ大人になりました。同時上映の「銀河伝説クルール」も妙に暗めのSFアドベンチャーでちょい俺には辛かったっす・・・。M.R.サイケデリコン様、お先にすみません!