マリー・アントワネット(2006)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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マリー・アントワネット(2006)

[マリーアントワネット]
Marie Antoinette
2006年上映時間:123分
平均点:5.18 / 10(Review 97人) (点数分布表示)
公開開始日(2007-01-20)
ドラマ歴史もの伝記ものロマンス
新規登録(2007-01-18)【みんてん】さん
タイトル情報更新(2016-11-09)【イニシャルK】さん
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監督ソフィア・コッポラ
助監督ロマン・コッポラ(第二班監督)
キャストキルスティン・ダンスト(女優)マリー・アントワネット
ジェイソン・シュワルツマン(男優)ルイ16世
ジュディ・デイビス(女優)ノアイユ伯爵夫人
リップ・トーン(男優)ルイ15世
ローズ・バーン(女優)ポリニャック公爵夫人
アーシア・アルジェント(女優)デュ・バリー夫人
モリー・シャノン(女優)ヴィクトワール内親王
シャーリー・ヘンダーソン(女優)ソフィー内親王
ダニー・ヒューストン(男優)ジョセフ皇帝
マリアンヌ・フェイスフル(女優)マリア・テレジア女帝
オーロール・クレマン(女優)シャール公爵夫人
トム・ハーディ〔男優〕(男優)ラウモント
スティーヴ・クーガン(男優)メルシー伯爵
ジェイミー・ドーナン(男優)フェルゼン伯爵
サラ・アドラー(女優)ダルトワ夫人
マチュー・アマルリック(男優)仮面舞踏会の男
ギョーム・ガリエンヌ(男優)
セバスチャン・アルメストロ(男優)
園崎未恵マリー・アントワネット(日本語吹き替え版)
佐久田修ルイ16世(日本語吹き替え版)
藤本譲ルイ15世(日本語吹き替え版)
滝沢ロコノアイユ伯爵夫人(日本語吹き替え版)
片岡富枝マリア・テレジア女帝(日本語吹き替え版)
小島幸子(日本語吹き替え版)
宮寺智子(日本語吹き替え版)
脚本ソフィア・コッポラ
音楽ブライアン・レイツェル(音楽プロデューサー/音楽監修)
挿入曲ジャン=フィリップ・ラモー
撮影ランス・アコード
製作コロムビア・ピクチャーズ
東北新社
ソフィア・コッポラ
製作総指揮フランシス・フォード・コッポラ
フレッド・ルース
配給東宝東和
東北新社
特撮ケヴィン・バーガー(視覚効果監修)
美術K・K・バレット(プロダクション・デザイン)
衣装ミレーナ・カノネロ
その他フランシス・フォード・コッポラ(サンクス)
ロマン・コッポラ(サンクス)
キャリー・フィッシャー(サンクス)
ゾーイ・カサヴェテス(サンクス)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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1
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16.ソフィア・コッポラの映画はまあまあ面白いんだけど、決定的な何かが欠けている。『ロスト・イン・トランスレーション』で「日本」との接点をまったく描かなかったように、今作では「男」をまったく描いていない。頼りないルイ16世やら愛人を囲うルイ15世やらプレイボーイの北欧の貴族やら・・・。彼らは、マリーの孤独を際だたせるためだけに存在しているキャラで、それは『ロスト・・』での「日本」の役割とまったく同じだ。ぼくが気に入らないのは、ソフィア自身、それを確信犯でやっているっぽいところ。「日本のことなんてわからないけど、何か?」「男なんてわからないけど、何か?」という開き直った態度の上に彼女の映画は成り立っている。こんなガーリーで自己中な哲学はインディーでやってるぶんには新鮮で楽しいけど、もうそろそろ飽きてきました。
ころりさんさん [映画館(字幕)] 4点(2007-02-05 14:50:57)(良:2票)
15.フランス政府からヴェルサイユ宮殿での撮影を許可され、一種の「お墨付き」を貰った形になりながらも、フランス国民からは総スカンを食らったという、正にマリー・アントワネットの人生を地で行くアメリカ製フランス宮廷映画は、「ヴァージン・スーサイズ」風のポップな少女趣味と、「ロスト・イン・トランスレーション」風の浅い異国情緒をミックスさせた、全くソフィア・コッポラらしい仕上がり。しかも本物の宮殿や壮麗なセット、絢爛な衣装等をインディーズ風の発色の悪い手持ちカメラで撮影するという、「宝の持ち腐れ」も甚だしい演出。時代感と現代的なポップ感の融合も中途半端。また、彼女の心の変遷が全く伝わってこない脚本も、何が言いたかったのかさっぱり解りません。朝の「儀式」のリピートの最後は、つい頭の中で“It's showtime, folks!”と叫んでしまいました…。もうこの人は映画を作るのは止めて、女性誌の編集者にでもなった方が良いんじゃないの、4点献上。
sayzinさん [映画館(字幕)] 4点(2007-02-03 00:04:46)(良:2票)
14.キルスティン・ダンストはうまいと思うが、あの容姿がマリーアントワネットにふさわしいとは思えない。
みんな嫌いさん [DVD(字幕)] 4点(2007-09-07 08:13:27)(良:1票)
13.機内鑑賞。ソフィア・コッポラらしさも、周知のマリー・アントワネットの人生の前では白々しかった。こういう主人公に対しての新しいアプローチをすることはとても難しいことなのだろうと思った。 それと、キルティン・ダンストには荷の多すぎる役に思えた。
kanekoさん [映画館(字幕)] 4点(2007-03-31 03:36:06)(良:1票)
12.綺麗なドレスや美味しいお菓子や素敵なインテリアだけでは、ちっともおもしろくないということは良く分かった。
制作に日本の会社が名前を連ねてるなら、いっそbased on『ベルばら』でやったほうが良かったのに。キルスティン・ダンストは可愛かった。
豆治さん [映画館(字幕)] 4点(2007-01-21 00:02:32)(良:1票)
11.中途半端にシリアスっぽく、中途半端に前衛的。要するに、監督も自分が何をやりたいのか分かっていなかったのではないだろうか。結果、中身に何のテーマ性も存在せず、完全に衣装負けしてしまっている。大体、「ベルサイユのばら」というアントワネット関連芸術の金字塔を知っている日本人に、このレベルのものを見せてはいかんよ。
Oliasさん [DVD(字幕)] 4点(2014-02-20 00:21:13)
10.《ネタバレ》 映画館でCMを観たときから、女の女による女のためのふわふわした映画なんだろうなと思った。
勿論自分も女なのでああいう華美な衣装や装飾は大好きです(笑)
しかしなんとまあマリーの視点から描く世界の華美で贅沢で凡庸で退屈なことよ!
ルイ16世やマリーの人格や政治手腕には一切触れず、夫婦としての生活のみを切り取っている。
マリー自身は、女として女王としての責務に重大な悩みを抱え一人苦しみ、泣きあがく。
待望の子供が出来て、平凡な女性として自らの幸せのみに埋没していく。
イケメンフェルゼンとの初恋に胸おどらせるが、しかし夫との長い三角関係を丁寧に描くのかというとそうでもない。片手落ち感が否めないのだ。

この国王と女王は、世情に目をそむけていたわけではない。そもそも興味を持てなかったか政治から隔絶されていたかなのだろう。慢性的な財政難に悩まされ続けた国家を背負わされ国王になるも「いい人」なだけでは国王は務まらない。知識はあってもそれを生かす才能と才覚がなければ賢王とはなりえないわけですな。ちなみにこれは鳩○総理の話じゃないですよ念のため。

話を戻して、なんというかこの2人が真正面から受け止めなかった国の問題と
この監督がマリーアントワネットという人物を切り込み掘り下げ
監督なりの人物像をしっかり描かかなった事がだぶった。
8月末にあわてて宿題を片付けている子供のような映画。それがマリー・アントワネット。
どぶん子さん [DVD(字幕)] 4点(2010-02-02 12:05:13)
9.衣装や映像は綺麗でしたね。内容は空っぽでしたけど…。
ギニューさん [DVD(字幕)] 4点(2009-10-03 19:56:13)
8.《ネタバレ》 公開当初の映画CMからして、カラフルなおやつに、ファッションに、テンポいい音楽に、のりのりな映画かなぁって思ってました。が、そのような場面は、ホントに一部分だけで、あとは、つまらなかったです。映像は綺麗でしたが期待はずれ。
リノさん [DVD(字幕)] 4点(2009-08-11 17:57:20)
7.久々にキツいのを引いてしまいました。映像は確かにキレイかもしれませんが、内容が見事にスッカスカです。衣装に金が掛かりすぎたのかもしれませんが、それでもあれはあんまりです。ただ、スパイダーマンの彼女があんなに化けるとは思いませんでした。被写体をキレイに撮る技術としては目を見張るものがあります、髪型や服装も影響するとは思いますが、それだけではない気がします。 但し、色彩の暴力はやはりキツい!
HLB傭兵さん [DVD(字幕)] 4点(2008-07-25 14:51:49)
6.《ネタバレ》 この映画の見所は・・・・・お菓子かな。様々なお菓子が出てきて
どれも美味しそう♪ あとアントワネットの頭が気持ち悪い位。
さーてこれから波乱万丈な・・・と思ったら終わり。
これはないだろーーーーーー。
あずきさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2008-06-01 12:41:25)
5.《ネタバレ》 マリー・アントワネットの当時の衣装や暮らしぶりの豪華さがわかります。の一言で終わってしまいそうな映画。確かに色使いがきれいで、史劇にしては珍しく全体的にポップでかわいらしい印象。そこは監督の個性で、それはそれで良いと思う。しかしマリー・アントワネットについての予備知識多少ありで見たので、ストーリー的に物足りなかった。彼女は、後のフランス革命にも関わる重要な人物であるので、その辺の歴史ドラマが見てみたかった。
あと、主役のキルスティン・ダンストは、キュートな感じで個人的にはけっこう好きな女優だ。しかし、14歳で王太子妃、18歳に王妃となったマリー・アントワネット役を一人で演じるのは無理があるような気がした。若くしてフランスという大国の王妃になったことが、一つのポイントだと思うのだが。キルスティンだと老けて見えた。
Fayさん [DVD(字幕)] 4点(2008-04-14 16:34:26)
4.《ネタバレ》 色合いがとても綺麗。ベージュ1つとっても、グレーっぽい色・ピンクっぽい色などを使って、全体的に優しくて柔らかいイメージを演出してます。音楽は映像とミスマッチな時がたまにあったけど、昔の話をオシャレに見せるスパイスとしては効果的です。個人的にはニューオーダーが流れて嬉しかった。現代的・懐古的・牧歌的な間を上手く落とし込んで表現してると思います。本筋の内容は、淡々と話が進んで緩急が少なく、奥手で錠前オタクな夫が妻を抱くまでの話が全体の半分くらい続いてて、途中何度か眠くなりました。マリー・アントワネットに同情せざるを得ない展開の見せ方なので、主役以外のキャラ設定がいまいち掴めず、内容に奥行きを感じる事ができません。で、ラストはあっさり終了。見た目に気を使い過ぎてる分、ストーリーの手抜きさが露骨に見えました。
VNTSさん [DVD(字幕)] 4点(2008-03-20 19:14:46)
3.マリー・アントワネットの視点で構成されているので、物語としては非常に薄っぺらい。
見えないところで歴史が着々と進行している様子も窺えたが、クライマックスに向けての緊張感などは全く感じられなかった。
選曲の斬新さなどはあったものの、それが作品の魅力になっていたとは到底思えない。
もとやさん [DVD(吹替)] 4点(2008-01-15 12:55:11)
2.美術と衣装が楽しみだったのだが、その点では満足できた。しかし、見るところは、美術と衣装しかなかったので、途中で退屈してしまい、最後まで見るのに努力が必要だった。どうしたらこう薄っぺらく作れるのか、不思議なくらい。
気の合う友達と徹夜で遊んで、美しい景色の中、いっしょに日の出を眺める、という青春映画につきものの場面などは、いい雰囲気だったのだが、ふつうの少年少女が18世紀フランスのコスプレをしてるみたいだったのも確か。
凡庸な人間が、時代の転換期に、その表舞台に居合わせてしまった悲劇、というところか。
yhleeさん [DVD(字幕)] 4点(2007-12-30 16:44:08)
1.《ネタバレ》 私は…この作品は期待度が大きかっただけに辛口ですね。正直テンポの良い局はかえって邪魔に感じました。作品自体の質を下げたように感じます。最後も「あれ?おわっちゃった。」という感じです。宮廷内の栄華とその中の人間模様を表現できれば良かったのか…あの場面で終わらせることに意義があったのでしょうか。
子供も途中2人無くしているわけですが…その事実を知らない人が映画を見たら「あれ?誰が亡くなったの?」というシーンもありましたね。

でもキルスティン・ダンストは良かったと思います。この女優に救われた作品です。宮廷内で孤独になっていく様の表現方法等、惹かれる物が沢山ありました。
snowmanさん [映画館(字幕)] 4点(2007-01-22 00:27:42)
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【点数情報】

Review人数 97人
平均点数 5.18点
000.00%
122.06%
222.06%
31010.31%
41616.49%
52828.87%
61616.49%
71818.56%
855.15%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.30点 Review10人
2 ストーリー評価 4.23点 Review17人
3 鑑賞後の後味 4.82点 Review17人
4 音楽評価 6.00点 Review19人
5 感泣評価 3.27点 Review11人
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【アカデミー賞 情報】

2006年 79回
衣装デザイン賞ミレーナ・カノネロ受賞 

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