《改行表示》17.《ネタバレ》 良いお話ではありました。信頼できる教師と導いてもらった生徒たちの織り成す学園モノとも取れるし、若き頃に抱き求めた成功は叶わなかったけれど実人生において別種の実りを手にした男の人生譚でもあります。 けれどいかんせん30年の月日は長くて2時間の尺にはとても収まりきらない。いきおい一人ひとりの生徒との個別エピソードも駆け足になりがちで、消化不良なケースも多々。だからラストの全校プラスOB挙げての大謝恩会には唐突感を拭えませんでした。「えっそんなに大人気だったの?」と思いました正直。 所々にベトナム戦争やジョン・レノン射殺事件など時事ニュースを挟んで時の流れを演出してるけど、世相とホランド先生の教員生活がほとんどリンクしてないですし。そうだ、教え子がベトナム戦争で亡くなったときはその衝撃や切なさから政権批判などもっと話が広がるのかなと思ったのですが。 どの話もぶつ切り。歌手を目指してNYへ発った彼女はその後どうなったのでしょう。歌で成功できなくとも、最後の会には顔を出すんじゃないのかなと探したのだけど。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-10-16 22:48:19) (良:1票) |
《改行表示》16.《ネタバレ》 学園ドラマとして、一人の先生の成長のドラマとして、大変に完成度の高い名作であると思われます。リチャード・ドレイファス演じるホランド先生が、不器用ながらも知恵を絞り、工夫しながら本当の意味で親身になって生徒を指導する姿が見ていて大変心地よいです。 彼は先生になるきっかけがそもそも消極的ですし、ガートルード・ラングやラスの指導を始めるきっかけも彼自身が率先して始めるわけではないんですよね。ですが、ホランド先生の一番の魅力は、たとえきっかけがなんであっても、一度始めた指導は最後までやり通すことなんです。決して生徒を見捨てないのです。その一途さ、善良さ、そして先生としての資質に僕は素直に感動しました。確かに、これから先生になろうと思っている人、もしくは教職につかれている方なんかは、きっとこの作品からいろいろなことを学ぶことができるかもしれませんね。見ていてなんかパワーをもらえますしね。 この映画を見ているときの感動や高揚感、そしてうまくいかないときの焦燥感というものは、スポーツを観戦しているときの感覚に近いものを感じます。スポーツを見て感動するのは、もちろんそこに数多くのドラマが生まれるということもありますが、何より選手のその真剣さ、ひたむきさに心打たれるという場合が多いのではないでしょうか。ホランド先生をはじめとして、泣きながら練習するガートルード・ラングや、一生懸命ドラムの練習をしているラスの姿にすごく心惹きつけられるものがあります。そして犬猿の仲と思われていた校長先生が、「私はこの学校の先生で、あなたが一番好きでした。」とホランド先生に告げたとき、まじでやばいくらいに感動しちゃって、久しぶりに映画見て泣いちゃいましたね。 ただ、やはり一本の映画として、盛り込みすぎてしまった感は否めないような気もします。そのために、ドラマを終局へと収束させていく段取りに少々不満が残ります。だって、大事なことは何一つ解決していないまま、「なんか感動的だからいいんじゃね?」といったノリでラストを迎えませんでした?せっかくの素晴らしい作品だったのに、最後を雰囲気だけでうやむやにされちゃったのは、正直残念でした。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-03-22 06:10:34) (良:2票) |
15.《ネタバレ》 当時はベタだろうと敬遠してたクチですが、ようやく観たい気持ちになり鑑賞。、、、期待し過ぎたかなって後味。映画としては良かったんですよ。私が期待し過ぎたのがいけないんです。一番好きなシーンは『ビューティフル・ボーイ』のシーン。あそこはジーンとしてしまいました。ラストもリチャード・ドレイファスの感動して泣きそうになる演技にはつられそうになりましたが、その後は気持ちを煽られすぎて冷静になってしまった。ロウィーナの未来も確認したかったな。ロウィーナ役の彼女、綺麗なのにの映画以降はパッとしなかったんですね、残念。 【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-04-02 00:32:01) |
14.安定感のある良作だとは思うけど、最後のシーンが今一つ響かないのはエピソードの一つ一つが弱いからか。最後ロウィーナ出ないし。 【noji】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-07-15 00:59:54) |
13.よくある学園モノと違って、生身の教師を描いている感じがしてよかったです。音楽ってところも功を奏しているのでしょうか。 【色鉛筆】さん [地上波(字幕)] 6点(2008-09-11 07:34:53) |
【はざま職人】さん 6点(2004-07-28 10:04:47) |
【ボバン】さん 6点(2004-02-27 00:25:36) |
10.安心して見れます。荒を探すとしたら、一つ一つのエピソードが弱いのかな?もう少し絞って掘り下げたら名作になったかも? 【miso】さん 6点(2004-02-13 23:46:34) |
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9.最後のアメリカン・シンフォニーは良かった。なんか再結成ELPみたいでw。コルトレーンの話も良かったなー |
8.ひねりが欲しかった。いい話だが、どうも何か足りない。リチャード・ドレイファスが好きな俳優なので期待してたんだけど、もうちょっと訴えるものが無いと感動できないな。 【山岳蘭人】さん 6点(2003-10-31 21:45:34) |
7.非常に感動的な話ではあるが、映画としてはインパクトに欠ける。この手の映画にインパクトなど必要ないと言えるかもしれないが、やはり映画にするにはするだけの見応えは必要だと思う。これくらいであればテレビドラマで充分事足りるものではないか。 【鉄腕麗人】さん 6点(2003-10-30 16:55:51) (良:1票) |
6.大きな感動を期待し過ぎてみたのが間違いだったのかもしれません。見終わって良かったとシミジミ感じる映画です。でも少し物足りなさというか、意外な展開が全く無かったという平凡さが残る映画でした。 【TINTIN】さん 6点(2003-07-13 16:03:53) |
5.何も「お涙頂戴」とムキにならないで肩の力を抜いて観ればいいんじゃないのかなあ。いちいちそういうこと言ってたら映画なんて楽しめないよ。それはそうと歌の上手な女の子が素敵だったね。 |
4.《ネタバレ》 最初に見たときは、何か単調で平坦だと思っていたのですが、再見して、ことさらに途中で力を入れて盛り上げないところに意味があることが分かりました。主人公は教師だから、一つの年度が終われば次の生徒がやってくるし、感傷にひたっている暇はない。むしろ、何か生徒をちょっとだけ変えたり、その中に何かの芽を目覚めさせたりして、あとはそのまま生徒が未来に向けて自ら育っていくのを祈るしかない。そういう、意外に現実の厳しさも踏まえた作品ではないかと思います。そんな中にロウィーナとのエピソードがちょっとした切なさを添えていますが、奥さんとの間で何かが起こりそうで起こらないのが良いし、最後に(私もてっきり出てくるものと思っていましたが)あえて出てこないのが、余韻と想像を残していて、良い。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2003-02-09 20:29:18) |
3.物足りない・・・・。いい先生で素敵だなと思いますが、映画としては特に感動はしなかった。極論すると、先生のドキュメント映画かな?時代の移り変わり方の描写はなかなか良かったと思います。 【はむじん】さん 6点(2002-12-15 06:13:48) |
2.ハリウッド系泣かせ映画が大嫌いな私ですが、TVでやっていたので何気なく見たら意外と良かった。リチャード・ドレイファスの教師生活と共に、アメリカのポップミュージックの移り変わりが表現されていてなかなか楽しい。また楽器を演奏したいなぁと言う気にさせられました。この手の映画にしてはあんまり嫌味に感じないのはリチャード・ドレイファスに負うところが大きいんでしょうね。やっぱ良い役者だなと改めて思いました。 【黒猫クロマティ】さん 6点(2002-12-05 11:10:41) |
1.期待よりはあっけなかったけど、それなりに良かった 【yuki☆】さん 6点(2002-07-08 22:24:08) |