カルメン故郷に帰るのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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カルメン故郷に帰る

[カルメンコキョウニカエル]
1951年上映時間:86分
平均点:6.16 / 10(Review 25人) (点数分布表示)
公開開始日(1951-03-21)
ドラマコメディシリーズもの
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監督木下恵介
助監督小林正樹(1916年生まれ)
松山善三
二本松嘉瑞
川頭義郎
キャスト高峰秀子(女優)リリィ・カルメンことおきん
小林トシ子(女優)マヤ朱美
坂本武(男優)青山正一
磯野秋雄(男優)青山一郎
望月優子(女優)青山ゆき(クレジット「望月美惠子」)
佐野周二(男優)田口春雄
井川邦子(女優)田口光子
見明凡太朗(男優)丸野十造
三井弘次(男優)岡信平
山路義人(男優)村の青年
笠智衆(男優)校長
佐田啓二(男優)小川先生
爆弾小僧(男優)(「クレジット「横山準」)
谷よしの(女優)
小藤田正一(男優)
脚本木下恵介
音楽木下忠司
黛敏郎
作詞木下忠司「カルメン故郷に帰る」/「そばの花咲く」
作曲黛敏郎「カルメン故郷に帰る」
木下忠司「そばの花咲く」
主題歌高峰秀子「カルメン故郷に帰る」
渡辺はま子「そばの花咲く」
撮影楠田浩之
高村倉太郎
製作桑田良太郎
月森仙之助
配給松竹
美術小島基司
編集杉原よ志
録音大野久男
照明豊島良三
飯島博(照明助手)
その他本木克英(Blu-rayオリジナル予告編監督)
IMAGICA(デジタルリマスター版 技術協力)
あらすじ
信州の高原で牧場を営む青山さんの娘きんは東京に出ていたが、ある時友人を連れて帰ると手紙が来る。父は署名のリリー・カルメンという名を見て驚き憤慨するが、これは彼女のストリッパーとしての芸名だった。彼女はいささか有名になり、故郷に錦を飾ろうと飾り立てて村に帰って来た・・・
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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6.デ・ニーロ主演、Taxi Driverに競り勝って権利獲得(笑)  本作をスクリーンで鑑賞することが出来るのは2度めの経験、おそらく前回は生誕100周年を祝してのLincoln Centerでの催しを通して。ただFilm Forumで鑑賞した記憶も交錯しているので初鑑賞はやはりそっちだったのかも。今日に限ってはMoMAで同時間帯にTaxi Driverを上映しており直前までどちらを鑑賞するか迷った挙句、高峰&木下ペアに軍配。それを祝するかのようにJapan Societyのメンバー向け新料金体系と巡りあい、二枚渡した$5札が一枚戻ってきた。いまどき見上げた心がけ。えらいぞ、Japan Society。  前回鑑賞してから今日まで間に観た邦画の本数がものを言い出した、クレジットされていない役者にまで目が行くのだ。今回は望月優子(本映画でのクレジットでは望月美恵子)と井川邦子をゆっくり拝見させてもらおうと思っていたのであるが、エキストラに紛れ込んでいた谷よしのを発見し内心狂気乱舞(笑) 彼女の存在は「男はつらいよ」シリーズを通して馴染み深くなったわけであるがwikipediaにも「島津のもとで助監督を務めていた木下恵介から声がかかり、通行人の役で出演した。以降、『カルメン故郷に帰る』など、木下作品にほぼ毎回出演した。」とあった。この部分は読んでいたかもしれないがすっかり忘れていたわけで、目だけで見つけられたのは誰にも伝えられない自分だけの喜び。他の木下作品、要もう一周だなこりゃ。  二度目の鑑賞ということでいろんな重箱のスミに目が届く。踊りはやはり小林トシ子の方が数段ウワテであったとか、笠智衆の歌声はそれなりに聴き応えがあるだとか、三井弘次がまだ元気に飛び回ってるのが微笑ましかったりとか、日本初のカラーで木下が魅せたかった女優は高峰秀子の次は井川邦子であったに違いないという勝手な確信とかとか。  字幕がよいのか単に滑稽なのか、場内の米人達はゲラゲラと楽しんでいた様子。きっと彼らとは「恥」の感覚にはズレがあるのであろうけど、NYCに住む人達だからこそ自身が生まれ故郷に帰った時のことなどを想像して共感できるところもあったりするのかなと想像してみたりもした。
keiさん [映画館(邦画)] 6点(2015-09-05 11:36:03)
5.《ネタバレ》 日本初のカラー映画ということで鑑賞致しました。音声がかなり悪くて台詞が聞き取りづらいところもあるし、日本初のカラーということでもの凄くコストもかかり大変だったそうな。フィルムの問題もありそれほど綺麗な映像というわけではないのですが、でもそこに映されている景色は文句無しに美しいものでありました。この作品の真の主人公は、実は浅間山なのではないでしょうか?終始、会話する人々の後ろに悠然とかまえている浅間山。なんだか、この微笑ましい人たちを静かに見守ってくれているような、そんな風にも思えてきます。そしてその浅間山の麓の手つかずの自然。撮影は北軽井沢で撮影されたそうですけど、ほんとに素晴らしい景色なんですよね~。なんかその風景を見ているだけでも楽しかったです。「裸踊り」だなんていってましたけど、ビキニ姿ですから本当に裸ではありません。でも時代的なことを考えると、女性のビキニ姿ってほんとに大胆だったんでしょう。それこそ裸同然に見えたんじゃないでしょうか。それを映画で見せてるわけですから、今見るとお上品で刺激のない映画に見えるけど当時はけっこう刺激的な映画だったんじゃないかしら。大ヒットした理由は単にカラーだからというだけではないように思います。
あろえりーなさん [DVD(邦画)] 6点(2014-03-06 18:34:55)
4.カラー映画。北軽井沢の素朴な村に、東京から2人の踊り子がやってきて、村が騒動になる様子を描いたブラックコメディ。移り変わる社会に対するとまどいのようなものが描かれている…かも?記念碑的名作というには品格に欠けるが、当時の雰囲気はよく表れているような気がする。
さん [DVD(邦画)] 6点(2012-06-26 02:12:43)
3.日本初のカラー作品ということで、映画史的に見ておこうという軽いノリで鑑賞。正直最初は、とりあえず見ておくかくらいの態度だったんだけど、後半にいくにつれエモーショナル(?)な展開になっていき、普通に楽しんで観ることができました。途中までは感情移入できなかったカルメンですが、最後までアッケラカンとした彼女を見てると、なんだか天使のようだな、と思っちゃった。間違いなく買いかぶりだろうけれど(笑)。
ゆうろうさん [DVD(字幕)] 6点(2012-05-14 02:26:38)
《改行表示》
2.日本初の長編カラー映画。 つまりは、国の威信をもかけた作品で、木下惠介がその職人技と安定した技量で、無難に作り上げた人情喜劇という感じ。  日本初のカラー映画だと思って観ているので、なんだか当時の興奮が伝わってくる。  高峰秀子が、今までになく体を露わにし、太ももなんて露出し放題! だけど太い(笑)。 でも、まあいい。 この時代の世相を反映していて、とても興味深く楽しむことができた。
にじばぶさん [ビデオ(邦画)] 6点(2011-04-10 23:22:27)
1.やっぱり高峰秀子はこんな役がよく似合う。現代からすれば奇々怪々な踊りにしか見えないが当時はとても画期的な踊りだったのだろう。カルメンが馬に蹴られたようなキャラで最後まで演じきったのがよかった。白樺とオルガンと浅間山が印象的な作品でした。
カリプソさん [DVD(邦画)] 6点(2007-04-30 11:36:47)
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【点数情報】

Review人数 25人
平均点数 6.16点
000.00%
100.00%
200.00%
314.00%
4312.00%
5416.00%
6624.00%
7624.00%
8416.00%
914.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 5.66点 Review3人
4 音楽評価 6.00点 Review2人
5 感泣評価 5.50点 Review2人
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